異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~

結城 朱煉

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冒険と出会い

普通のレベルと普通の数値

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(ココ、来てからまだ5日しか経ってないんだし、仕方ない…)

普通は自力で家を建てたり…とかせずに、周りに頼るのが普通だろうが
ユウキはそれをしなかった
まぁ、しなくても大丈夫なだけの能力は持っていたのだが…
普通は慣れない土地なのだから、色んな人から情報収集するはずなのに
ゲーム慣れしているユウキに、ゲーム仕様のこの世界
特に人に聞かないと分からないという、深刻な状況にならなかったのだった
ちなみに、キョウヤは人に聞かないと分からない…という深刻な状況だ

「何もオカシイとこは無いと思うんだけど…」
「誰も外見の事言ってねぇよ!
 お前のそのステータス…異常過ぎるだろ!!!」
「あぁ…確かに僕のステータスはオカシイよねぇ~…
 …って何で分かったんだ!!!?」
「私達、鑑定スキルを持っているので
 人やら魔獣やらを鑑定出来るのですよ」
「あぁ~…なるほど…(確かに、鑑定スキル持ってたな…スルーしてた…)」
「ったく…その年で、そのレベルでその数値とか…どうなってんだ…」
「どう…と言われても…」
「確かに…14歳でレベル4…しかも冒険者の志望だったのなら…
 かなり低いですよね…」
「え?そうなの??」
「あぁ、普通冒険者志望の奴は14歳だったら、レベル10くらいはあるぞ」
「マジで!?」

ユウキは、ココでの普通に驚いた
何度も言うが、ココに着て5日だから仕方がないと言えば仕方がない
しかし、ユウキはココの常識をそこまで知ろう…ともしていない
その結果とも言える

「けれど、レベル4にしては、ステータスの値は異常です
 普通ならば戦闘系ならHP100、MP50
 魔法系ならHP50、MP100というのが普通の数値です
 でも、アナタは既にその5倍あるのよ
 レベルにして言えば、20と同じくらいよ…」
「あぁ…うん、まぁ…しゃーないよね」

改めて数値で言われると、自分の異常さ加減が際立つユウキ
確かに考えていなかった…
自分の数値は、普通の人のレベルでどのくらいいくとか…という事を

「あぁ…でも…ステータス値が異常なせいか…
 スキルからの数値補正が適応されてないですね…
 まぁ、適応されなくても十分やっていける数値ですが…」
「え?数値補正?
 (スキル持ってたら、ステータス値にいくらか加算されるあれか?)」
「俺達が持ってる鑑定スキルだが…攻撃力などを補正してくれている
 まぁ、スキルに一律というより、補正内容は個人差…に近いがな…」
「へぇ~…という事は、鑑定のスキルを持ってても
 例えば、補正が魔法攻撃に行ったりするって事?」
「そういう事だ」

ユウキは成程…と一人納得した
色々スキルはあるけれど、同じスキルを取ったとしても
ステータスにつく補正は何処つくか分からないという事だ
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