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紫電の王《バイオレットブリッツ》
紫電の王《バイオレットブリッツ》4
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(はぁ……)
俺はここ数日間の何十回目か分からないため息を、相棒にバレないように心の中で漏らした。理由は、珈琲店の仕事を終えて、あらかじめ誘っておいたセイナと一緒に電車に駆け込み、次の仕事場に向かうという慌ただしいスケジュールに疲れて出たものではない。むしろ、降りる駅だけセイナに伝え、今からやる仕事についての細かい説明を省いて電車の中で爆睡していたおかげで、多少なりとも仕事の疲れを取ることはできた。
電車を乗り継いで東京新宿駅で降りた俺たちは、東口から北の方角にある歓楽街、歌舞伎町に来ていた。歩行者天国の角にドン・キホーテのある靖国通りを進んでいくと、居酒屋やキャバクラ、ホストクラブにラブホテルなどの看板が高層ビルに連なり、一つ一つが独特なネオンの明かりで怪しく光り輝いていた。そのネオンで光り輝いた通りを多くの人々が行きかう姿は流石日本最大の歓楽街「眠らない街」と表現されるのもよく分かる。
正直、俺はこういった騒がしい場所はあまり好きではない。酒が普段から好きではないからとかそういう理由もあるが、単に人の多い場所がどこか落ち着かないのだ。つい数週間前に人の多い通りを歩いてせいで、反応が遅れてどっかの誰かさんに頭を狙撃されたばかりだしな。それに、俺の住む港町の通りの方がまだマシだ。こっちの通りと違って店前に銃を持った用心棒なんて見ないからな。
魔術の関係のテロ対策のために銃の規制が弱まった日本では、適切な理由を警察に申請さえすれば誰でも銃を持てる時代だ。その結果、自分の店を守るために居酒屋やキャバクラ、ホストクラブなどで銃を持つというのは最近では普通になっている。そんな店が大量にあるこの通りがどのような光景になっているかは想像に難くない。お店の中には抑止力の為に銃を飾る店もあれば、高級店のようなところは店前に銃を持った用心棒を構えるところもあるくらいだ。
用心棒の需要も増えたおかげで正規の仕事としてヤクザや暴力団を雇うという店もあり、表通りからゴミを隠すように裏通りに散在していたヤクザ達も最近は少しだけ世間的地位を獲得しているらしく、羽振りの方もいいらしい。
だが、別に街の雰囲気が嫌いだからため息をついたのではない。
「いいか、スタングレネード投擲後、三のタイミングで中に突入する」
「分かった……」
歌舞伎町の裏通りにある静かな10階建ての高層ビル。その7階にあるヤクザの事務所の扉の前ですでに二人の見張りを片付けた俺がそう言うと、なぜか不機嫌そうなセイナは短くそう返してきた。
ため息の原因はこれである。なぜかは知らないが、港町の駅で待ち合わせた時は別に機嫌は悪くなく、むしろ今朝に比べて良いくらいだったのにも関わらず、この街に来て気づいたらこんな調子なのである。
不機嫌になった理由は分からないのだが、心当たりがあるとすれば多分この街だ。
俺と違い、軍隊育ちとはいえ中身が箱入りお嬢様なセイナは、たぶん俺以上にこういった街が好きではないのだろう。まだ17歳のセイナは酒を飲んだことがないと言っていたし、そんな少女からしたらこの街にあまりよろしくない印象を抱くというのは仕方のないことだ。直接的に嫌いとは言ってはいなかったが、歌舞伎町に入った時から、セイナはずっと不快そうな顔をしていた。時折、客引きやキャッチに声を掛けられたりもしたが、セイナはそれを蔑んだ顔で全て無視をしていた。だが二、三回モデルなどのスカウトとして声を掛けられた時は一瞬だけ身体をピクッと反応させたり、何かの看板を見ながら、何故か顔を真っ赤にさせながら顔を伏せて「ケ、ケダモノ……」と口をわなわなさせながら小さく呟いたりもしていた。それだけならよかったのだが、ラブホテル前を通った時にカップルと間違えられたのか、近くにいた酔っ払いに「ヒューヒューお熱いね」と囃し立てられた時は、キレたセイナがプリッツスカート下に隠した、Desert Eagleを右足のレッグホルスターから抜いて「ぶっ殺す」と酔っ払いに飛び掛かろうとしたのを抑えるのには、かなりの時間と労力を要して大変だった。
そんなこんなで目的のこのビルまで来たのだが、電車では寝ていて、移動中も仕事の内容を人の多い場所で話す気になれなかったので、目的のビルについてから七階まで上がる最中に今回の仕事の内容を掻い摘んで、「今後の資金集めのために今からヤクザ狩りをする」とだけ簡単に説明したのだが、セイナは今朝の時よりも機嫌を悪くしながら返事をすることはなかった。
俺はベルトに付けたポーチからM84スタングレネードを右手で取り出した。セイナも右足のレッグホルスターからハンドガンDesert Eagleを引き抜いた。
セイナは機嫌が悪いとはいえ仕事をやってくれる様子なので、とりあえず俺はそのことについて考えるのを止めて、意識を集中……気を取り直してM84スタングレネードのピンを引き抜いた。
「じゃあ、行くぞ……3、2、1、ゴー!!」
扉を開け、スタングレネードを二個薄暗かった部屋に投擲した。俺の1の合図で薄暗かった部屋は激しく光り、部屋の中から男たちの突然の襲撃に対する驚き声や悲鳴を合図に俺達は中に突入した。
「…ッ!!」
扉を押し開け先行したセイナが宙を舞いながら左側の敵数名に向けて発砲する。会社のオフィスほどの広さの部屋に、鈍く重い.50AE弾の銃声を響き渡る。
「ぐぁッ!?」
突然の襲撃で銃すらもっていないヤクザたちは、空中の黄金色の一閃を前に三人がバタバタと倒れていった。ヤクザたちはそれぞれ、スタングレネードに目をやられて手で抑えるものや、武器を取りに行こうとするもの、遮蔽物に隠れようとするもの、とバラバラの行動をしていたが、武器を持っていない彼らの行動はセイナの前では脅威にすらならない。
「おらッッ!!」
だが、運よくスタングレネードをくらわなかった奴がいたのか、扉の右側にいたヤクザの一人がセイナに向かって鉄パイプを振り落としていた。セイナはそれに全く反応しない。反応できなかったのではない、そいつに反応する必要が無いことをセイナは直感で分かっていたのだ。
「はぁッ!!」
ヤクザが振り落とした鉄パイプを、俺がセイナの背中側に飛び込みながら、右手で逆手に持った小太刀「村正改」で攻撃を右側に受け流す。
「なにッ!?」
攻撃を受け流されたヤクザは驚きの声を上げた。鉄パイプは背中合わせの俺たちの右側の床を叩きつけられ、俺はその隙を見逃さずに左側に振り抜いた村正改を逆手から正面に持ち直し、ヤクザの胴を狙った一閃を繰り出す。
「がはッ!!」
峰打ちで胴腹に叩き込んだ一撃にヤクザは鉄パイプを落としながらその場に崩れ落ちた。
月影一刀流一ノ型「睦月」
相手の攻撃を受け流してのカウンター技が綺麗に入ったことにより、俺は右手に肋骨を何本か折るいつもの感触を右手に感じながら、すかさず左手で抜いたハンドガンHK45で部屋の右側にいた敵に向けて連射する。セイナの撃った左側と違い、右側には遮蔽物が無かったため、逃げ遅れた二人の足や肩に俺の撃った.45ACP弾が命中し悲鳴を上げながらその場に倒れていった。
部屋に突入してからここまで数秒、一気に六人を俺たちが片付けたところでスタングレネードの影響をあまり受けていないヤクザたちが、部屋の奥の机やソファーを遮蔽物代わりに銃を乱射してくる。
「危ないッ!!」
「ッ!?」
俺は咄嗟に刀を腰の鞘に納めながらセイナに飛びつき、部屋の左側にあった机裏に飛び込んだ。縺れた状態から素早く身を起こそうと、辺りを警戒しながら地面に右手をつこうとした瞬間。
「ひゃ……!!」
さっきの肋骨を折った時の感触と違って触り慣れないていない、柔らかくも張りのある物体の感触に違和感を感じた俺は、何度か手を動かしながら視線を辺りから右手に戻して。
「……?ッツ!?」
俺は自分が握っているものを見て驚愕した。俺の右手にはセイナの左胸を掴んでおり、白いブラウスの上から二、三度揉みしだいていた。両腕を上げて仰向けに倒れたセイナは、薄暗い部屋でも分かるくらい顔を真っ赤にさせながら、今朝と同じように口をわなわなとさせていた。
俺はここ数日間の何十回目か分からないため息を、相棒にバレないように心の中で漏らした。理由は、珈琲店の仕事を終えて、あらかじめ誘っておいたセイナと一緒に電車に駆け込み、次の仕事場に向かうという慌ただしいスケジュールに疲れて出たものではない。むしろ、降りる駅だけセイナに伝え、今からやる仕事についての細かい説明を省いて電車の中で爆睡していたおかげで、多少なりとも仕事の疲れを取ることはできた。
電車を乗り継いで東京新宿駅で降りた俺たちは、東口から北の方角にある歓楽街、歌舞伎町に来ていた。歩行者天国の角にドン・キホーテのある靖国通りを進んでいくと、居酒屋やキャバクラ、ホストクラブにラブホテルなどの看板が高層ビルに連なり、一つ一つが独特なネオンの明かりで怪しく光り輝いていた。そのネオンで光り輝いた通りを多くの人々が行きかう姿は流石日本最大の歓楽街「眠らない街」と表現されるのもよく分かる。
正直、俺はこういった騒がしい場所はあまり好きではない。酒が普段から好きではないからとかそういう理由もあるが、単に人の多い場所がどこか落ち着かないのだ。つい数週間前に人の多い通りを歩いてせいで、反応が遅れてどっかの誰かさんに頭を狙撃されたばかりだしな。それに、俺の住む港町の通りの方がまだマシだ。こっちの通りと違って店前に銃を持った用心棒なんて見ないからな。
魔術の関係のテロ対策のために銃の規制が弱まった日本では、適切な理由を警察に申請さえすれば誰でも銃を持てる時代だ。その結果、自分の店を守るために居酒屋やキャバクラ、ホストクラブなどで銃を持つというのは最近では普通になっている。そんな店が大量にあるこの通りがどのような光景になっているかは想像に難くない。お店の中には抑止力の為に銃を飾る店もあれば、高級店のようなところは店前に銃を持った用心棒を構えるところもあるくらいだ。
用心棒の需要も増えたおかげで正規の仕事としてヤクザや暴力団を雇うという店もあり、表通りからゴミを隠すように裏通りに散在していたヤクザ達も最近は少しだけ世間的地位を獲得しているらしく、羽振りの方もいいらしい。
だが、別に街の雰囲気が嫌いだからため息をついたのではない。
「いいか、スタングレネード投擲後、三のタイミングで中に突入する」
「分かった……」
歌舞伎町の裏通りにある静かな10階建ての高層ビル。その7階にあるヤクザの事務所の扉の前ですでに二人の見張りを片付けた俺がそう言うと、なぜか不機嫌そうなセイナは短くそう返してきた。
ため息の原因はこれである。なぜかは知らないが、港町の駅で待ち合わせた時は別に機嫌は悪くなく、むしろ今朝に比べて良いくらいだったのにも関わらず、この街に来て気づいたらこんな調子なのである。
不機嫌になった理由は分からないのだが、心当たりがあるとすれば多分この街だ。
俺と違い、軍隊育ちとはいえ中身が箱入りお嬢様なセイナは、たぶん俺以上にこういった街が好きではないのだろう。まだ17歳のセイナは酒を飲んだことがないと言っていたし、そんな少女からしたらこの街にあまりよろしくない印象を抱くというのは仕方のないことだ。直接的に嫌いとは言ってはいなかったが、歌舞伎町に入った時から、セイナはずっと不快そうな顔をしていた。時折、客引きやキャッチに声を掛けられたりもしたが、セイナはそれを蔑んだ顔で全て無視をしていた。だが二、三回モデルなどのスカウトとして声を掛けられた時は一瞬だけ身体をピクッと反応させたり、何かの看板を見ながら、何故か顔を真っ赤にさせながら顔を伏せて「ケ、ケダモノ……」と口をわなわなさせながら小さく呟いたりもしていた。それだけならよかったのだが、ラブホテル前を通った時にカップルと間違えられたのか、近くにいた酔っ払いに「ヒューヒューお熱いね」と囃し立てられた時は、キレたセイナがプリッツスカート下に隠した、Desert Eagleを右足のレッグホルスターから抜いて「ぶっ殺す」と酔っ払いに飛び掛かろうとしたのを抑えるのには、かなりの時間と労力を要して大変だった。
そんなこんなで目的のこのビルまで来たのだが、電車では寝ていて、移動中も仕事の内容を人の多い場所で話す気になれなかったので、目的のビルについてから七階まで上がる最中に今回の仕事の内容を掻い摘んで、「今後の資金集めのために今からヤクザ狩りをする」とだけ簡単に説明したのだが、セイナは今朝の時よりも機嫌を悪くしながら返事をすることはなかった。
俺はベルトに付けたポーチからM84スタングレネードを右手で取り出した。セイナも右足のレッグホルスターからハンドガンDesert Eagleを引き抜いた。
セイナは機嫌が悪いとはいえ仕事をやってくれる様子なので、とりあえず俺はそのことについて考えるのを止めて、意識を集中……気を取り直してM84スタングレネードのピンを引き抜いた。
「じゃあ、行くぞ……3、2、1、ゴー!!」
扉を開け、スタングレネードを二個薄暗かった部屋に投擲した。俺の1の合図で薄暗かった部屋は激しく光り、部屋の中から男たちの突然の襲撃に対する驚き声や悲鳴を合図に俺達は中に突入した。
「…ッ!!」
扉を押し開け先行したセイナが宙を舞いながら左側の敵数名に向けて発砲する。会社のオフィスほどの広さの部屋に、鈍く重い.50AE弾の銃声を響き渡る。
「ぐぁッ!?」
突然の襲撃で銃すらもっていないヤクザたちは、空中の黄金色の一閃を前に三人がバタバタと倒れていった。ヤクザたちはそれぞれ、スタングレネードに目をやられて手で抑えるものや、武器を取りに行こうとするもの、遮蔽物に隠れようとするもの、とバラバラの行動をしていたが、武器を持っていない彼らの行動はセイナの前では脅威にすらならない。
「おらッッ!!」
だが、運よくスタングレネードをくらわなかった奴がいたのか、扉の右側にいたヤクザの一人がセイナに向かって鉄パイプを振り落としていた。セイナはそれに全く反応しない。反応できなかったのではない、そいつに反応する必要が無いことをセイナは直感で分かっていたのだ。
「はぁッ!!」
ヤクザが振り落とした鉄パイプを、俺がセイナの背中側に飛び込みながら、右手で逆手に持った小太刀「村正改」で攻撃を右側に受け流す。
「なにッ!?」
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「がはッ!!」
峰打ちで胴腹に叩き込んだ一撃にヤクザは鉄パイプを落としながらその場に崩れ落ちた。
月影一刀流一ノ型「睦月」
相手の攻撃を受け流してのカウンター技が綺麗に入ったことにより、俺は右手に肋骨を何本か折るいつもの感触を右手に感じながら、すかさず左手で抜いたハンドガンHK45で部屋の右側にいた敵に向けて連射する。セイナの撃った左側と違い、右側には遮蔽物が無かったため、逃げ遅れた二人の足や肩に俺の撃った.45ACP弾が命中し悲鳴を上げながらその場に倒れていった。
部屋に突入してからここまで数秒、一気に六人を俺たちが片付けたところでスタングレネードの影響をあまり受けていないヤクザたちが、部屋の奥の机やソファーを遮蔽物代わりに銃を乱射してくる。
「危ないッ!!」
「ッ!?」
俺は咄嗟に刀を腰の鞘に納めながらセイナに飛びつき、部屋の左側にあった机裏に飛び込んだ。縺れた状態から素早く身を起こそうと、辺りを警戒しながら地面に右手をつこうとした瞬間。
「ひゃ……!!」
さっきの肋骨を折った時の感触と違って触り慣れないていない、柔らかくも張りのある物体の感触に違和感を感じた俺は、何度か手を動かしながら視線を辺りから右手に戻して。
「……?ッツ!?」
俺は自分が握っているものを見て驚愕した。俺の右手にはセイナの左胸を掴んでおり、白いブラウスの上から二、三度揉みしだいていた。両腕を上げて仰向けに倒れたセイナは、薄暗い部屋でも分かるくらい顔を真っ赤にさせながら、今朝と同じように口をわなわなとさせていた。
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