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タバコの量 1
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茶色のさらさらな髪に、真っ黒な目。鏡に映るレオンは、そんな容貌をしていた。
(…このBLゲームのキャラとしては、地味な色合いだよなぁ)
眠たげな目を手の甲でこすりながら、あくびをする。ぼんやりする思考の中、ちらりと時計に目を向けた。時刻は、朝礼が始まる15分前。
…あ、今日学校だった。
今日も今日とて寝坊した俺は、朝食も食べずに寮を出た。全力疾走して勢いよく教室に入ると、既に登校してきたクラスメイトの面々に注目される。
「お前、遅刻寸前じゃん」
「危なかったよ…。みんな早いね」
「いや、俺らが早いんじゃなくてお前が遅いだけだと思う」
うるせえ、ジャンのくせに正論言うな!
寝起きの全力疾走は割と辛い。なるべく息切れを抑えながら自分の席に向かう。隣の席では、ニールが心配そうに俺を見上げていた。
おはよう、と声をかけると、嬉しそうに挨拶を返してくれる。昨日のことを気にしていないか心配だったけど、この様子だと大丈夫そうだな。
俺が教室に入ってから2分もせずに、イバン先生が教室に入ってくる。本当に時間ギリギリだったな。
朝礼が終わり、クラスメイトが授業を受けるために教室を移動しだす。ぞろぞろと連れをつれた生徒や、少人数で親しげに話しながら教室を出ていく生徒に分かれていく。
その様子を横目で見ながら、他の人に話しかけられる前にニールの片腕に手を伸ばす。いの一番に逃げられないように彼の細い腕を掴んでから、俺はこう言った。
「次の授業一緒だよね?一緒に行こっか、ニール」
△▼△
それから、ニールをいじめから庇いながらの学園生活が始まった。
といっても、自分の立場もあるから、俺は彼らに強く出れない。どんなにクソみたいな思考回路でも、腐っても貴族なのだ。彼らと敵対すれば嫌われるどころか、家に迷惑をかけた挙げ句母様にどやされる。
大したことないことしかできない自分を恥じながらも、俺はなるべくニールのそばから離れないようにした。
「…そっちは実験室じゃないよ、ニール。俺が案内するから、一緒に行こうか」
いじめっ子に出鱈目な教室の方向を教えられていたニールを呼び止めたり
「どうしたの、ニール。具合が悪そうだね。保健室に付き添うよ」
顔を青くして教室から飛び出してくるニールを支えながら、一緒に保健室に行ったり。
「あ、いたいた。そんなところで弁当食べてたの?もっと日当たりのいいところで食べなよ。俺、良いところ知ってるんだ。一緒に行こう」
日陰で弁当を抱えているニールを連れ出したり。
「暗い顔しているね。また何か言われたの?…誰に?」
あまりにも落ち込んでいるときは、いじめっこ達に注意しに言ったり。
「なぁ、どうせ裏で教師に足開いてんだろ?じゃないと、お前みたいな落ちこぼれが入学できてるわけねーし。俺らにもやらせろよ」
「そうそう。ちょっとくらい良いでしょ?こんなことくらいでしか役に立てないんだからさぁ、ほら、大人しくしろって」
「…なにしてんの、君ら」
いじめっ子に服を引っ剥がされてる場面に遭遇したり。って、ニールって俺以外にも、犯そうとしてくるやつがいるの!?
(ああ、でもそうか…ここ、BLゲームの世界の中だし、男同士でセックスとか普通にあるんだな…)
「れ、れおん…っ」
半裸のニールを抱き起こすと、涙目になっていた彼が胸元に抱きついてきた。すんすんと胸元で鼻をすするニールを抱きしめ返す。その時の俺は、悟った目をしていたと思う。
あと、例の禁断症状のこと───ニールに可愛いと思ったり触りたくなったりする症状だが、未だに治っていなかった。
気がついたらニールに手を伸ばして、頬やら髪やらを撫でてしまっている。これだと、ジャン達と同じことをしているんじゃないか?と思いつつも、ニールが嫌っている様子もないため、ほどんど諦めていた。ニールもだんだん慣れてきたのか、今では撫でると気持ちよさそうに目を細めているし。
だけど、ニールにそんな態度を取ってしまった日の夜は、一人で反省会をしてはタバコを吸っていた。窓を開けて吸って入るものの、そろそろ部屋に臭いが染み付きそうだ。
タバコを吸う量が増えた。タバコを吸えば禁断症状が消えると信じていたのだが、すっきりするのは吸っている間だけだ、ということに最近気づいてしまった。自分がそこまでタバコ中毒だと自覚していなかったため、かなりショックだ。
△▼△
入学してから一ヶ月が経った。今は昼休み、大体の生徒が食堂や購買に向かいだす時間帯だ。
昼休みの前の授業は体育だった。ニールと被っていない科目だったため、ジャージから制服に着替えてそのまま食堂に向かっていた。
ジャン達との仲も円満でいたいから、彼らと仲良く一緒に食堂に行く日がそこそこある。昼休み前の授業が一緒になるときは食事に誘われることが多いのだが、今日はジャン達が先に食堂に向かったらしいので、今日は一人でそこに向かっていた。
(今日は一緒に食べる約束してないけど…、でも、食堂に行って彼らに見つかったら、その場で誘われるんだろうなぁ。でも今日は期間限定の生チョコタルトの最終日だし……うん。購買じゃなくて、食堂に行こう)
購買で弁当を買うという手もあるが、やはりタルトの誘惑には逆らえない。
食堂に向かう道中、ニールの後ろ姿を見つけた。相変わらず一人ぼっちでいるみたいだが、今日はいつもより暗い表情をしているように見えた。
一瞬話しかけるのを戸惑うが、意を決してニールの元に走り出す。ちょっと驚かせてやろうと思って強めに肩を抱いて、自分のもとにぐいと引き寄せた。
「ニールっ」
「わ…っ」
「ご飯一緒に行こ」
にこにこ笑いかけながらニールを見下ろす。驚きに見開かれた水色の瞳は、やはりいつもより暗い色をしていた。
極力明るい態度を崩さないようにしながら、強引な形でニールを連れて通路を歩き出す。周囲からニールに向けられる目はやはり刺々しいもので、牽制するようにちらりと見渡せば、睨んでいた連中はさっと目を逸らした。
(同級生に好印象をもたせながらニールの側にいるのは大変だなぁ…)
「ありがとう、ございます。その、いつも助けてくれて」
「助けるだなんて、そんなことはしてない。俺がニールと一緒にいたいと思ったからいるだけだよ?」
それに、と続けながら、ニールの肩においていた手をどけて、彼の口元を人差し指で指さした。
「敬語なんて、しちゃだめ。ただでさえ君には後ろ盾がないんだから、対等な目線でものを話さないと舐められるよ」
「え、ええ…」
「ほら、下を向いたらダメ。背筋を伸ばして!」
背中を軽く叩くと、「ぎゃっ」とニールが飛び退いた。
(いっつも注意してるのに、なかなか直せてないんだよなぁ)
態度や姿勢について気になったことは、容赦せずに彼に注意している。自分が実家で今まで厳しく躾けられたのもあって、けっこう気になってしまうのだ。
まあ、ずっと同級生に白い目で見られていたら俯きたくなる気持ちもわかるけど。うじうじした態度を取っていたら彼らの思うツボだろうから、治すに越したことはない。
「浮かない顔してるね。何かあった?」
「いや、えっと。今日の放課後、学長室で水晶の診断を受けることになっていて。不安で…」
「ああ、今日だったのか。…今から諦めちゃったらいけないよ。ニールはいつも真面目に鍛錬してるんだから、がんばっておいで」
「うん…!」
ニールは一ヶ月ごとに学園長に属性魔法を調べてもらうことになっている。今日がその日だったらしく、緊張しているようだ。
ぴしりと伸びたニールの背中を今度は優しく擦っていると、「おい」と誰かに話しかけられる。声の方を向けば、青色の髪の男子生徒が俺を睨みつけていた。
こいつは、ええっと…誰だっけ。見たことはある気がするんだけど。
他クラスだったと記憶しているその生徒と俺は、そこまで関わりのないはずだ。俺の方を見て話しかけてきたみたいだし、何の用だろうか。
(っていうか、何でこいつにこんなに睨まれてるんだ?)
じろじろと見てくる男子生徒は明らかに俺に敵意を持っている。ゾランになにかした覚えもない俺は混乱するばかりだ。
「レオン=フェレオル。お前、なにをしているんだ」
「は……なにを、とは?」
「ほぉ、とぼけるのか。…たった今、そっちの庶民の生徒の背中を叩いていただろう」
「ああ、確かに、軽く叩いたけど」
先程のやり取りを見ていたのか。だけど、そのことがなぜ彼の機嫌を損ねる原因と繋がるのだろう。
(…このBLゲームのキャラとしては、地味な色合いだよなぁ)
眠たげな目を手の甲でこすりながら、あくびをする。ぼんやりする思考の中、ちらりと時計に目を向けた。時刻は、朝礼が始まる15分前。
…あ、今日学校だった。
今日も今日とて寝坊した俺は、朝食も食べずに寮を出た。全力疾走して勢いよく教室に入ると、既に登校してきたクラスメイトの面々に注目される。
「お前、遅刻寸前じゃん」
「危なかったよ…。みんな早いね」
「いや、俺らが早いんじゃなくてお前が遅いだけだと思う」
うるせえ、ジャンのくせに正論言うな!
寝起きの全力疾走は割と辛い。なるべく息切れを抑えながら自分の席に向かう。隣の席では、ニールが心配そうに俺を見上げていた。
おはよう、と声をかけると、嬉しそうに挨拶を返してくれる。昨日のことを気にしていないか心配だったけど、この様子だと大丈夫そうだな。
俺が教室に入ってから2分もせずに、イバン先生が教室に入ってくる。本当に時間ギリギリだったな。
朝礼が終わり、クラスメイトが授業を受けるために教室を移動しだす。ぞろぞろと連れをつれた生徒や、少人数で親しげに話しながら教室を出ていく生徒に分かれていく。
その様子を横目で見ながら、他の人に話しかけられる前にニールの片腕に手を伸ばす。いの一番に逃げられないように彼の細い腕を掴んでから、俺はこう言った。
「次の授業一緒だよね?一緒に行こっか、ニール」
△▼△
それから、ニールをいじめから庇いながらの学園生活が始まった。
といっても、自分の立場もあるから、俺は彼らに強く出れない。どんなにクソみたいな思考回路でも、腐っても貴族なのだ。彼らと敵対すれば嫌われるどころか、家に迷惑をかけた挙げ句母様にどやされる。
大したことないことしかできない自分を恥じながらも、俺はなるべくニールのそばから離れないようにした。
「…そっちは実験室じゃないよ、ニール。俺が案内するから、一緒に行こうか」
いじめっ子に出鱈目な教室の方向を教えられていたニールを呼び止めたり
「どうしたの、ニール。具合が悪そうだね。保健室に付き添うよ」
顔を青くして教室から飛び出してくるニールを支えながら、一緒に保健室に行ったり。
「あ、いたいた。そんなところで弁当食べてたの?もっと日当たりのいいところで食べなよ。俺、良いところ知ってるんだ。一緒に行こう」
日陰で弁当を抱えているニールを連れ出したり。
「暗い顔しているね。また何か言われたの?…誰に?」
あまりにも落ち込んでいるときは、いじめっこ達に注意しに言ったり。
「なぁ、どうせ裏で教師に足開いてんだろ?じゃないと、お前みたいな落ちこぼれが入学できてるわけねーし。俺らにもやらせろよ」
「そうそう。ちょっとくらい良いでしょ?こんなことくらいでしか役に立てないんだからさぁ、ほら、大人しくしろって」
「…なにしてんの、君ら」
いじめっ子に服を引っ剥がされてる場面に遭遇したり。って、ニールって俺以外にも、犯そうとしてくるやつがいるの!?
(ああ、でもそうか…ここ、BLゲームの世界の中だし、男同士でセックスとか普通にあるんだな…)
「れ、れおん…っ」
半裸のニールを抱き起こすと、涙目になっていた彼が胸元に抱きついてきた。すんすんと胸元で鼻をすするニールを抱きしめ返す。その時の俺は、悟った目をしていたと思う。
あと、例の禁断症状のこと───ニールに可愛いと思ったり触りたくなったりする症状だが、未だに治っていなかった。
気がついたらニールに手を伸ばして、頬やら髪やらを撫でてしまっている。これだと、ジャン達と同じことをしているんじゃないか?と思いつつも、ニールが嫌っている様子もないため、ほどんど諦めていた。ニールもだんだん慣れてきたのか、今では撫でると気持ちよさそうに目を細めているし。
だけど、ニールにそんな態度を取ってしまった日の夜は、一人で反省会をしてはタバコを吸っていた。窓を開けて吸って入るものの、そろそろ部屋に臭いが染み付きそうだ。
タバコを吸う量が増えた。タバコを吸えば禁断症状が消えると信じていたのだが、すっきりするのは吸っている間だけだ、ということに最近気づいてしまった。自分がそこまでタバコ中毒だと自覚していなかったため、かなりショックだ。
△▼△
入学してから一ヶ月が経った。今は昼休み、大体の生徒が食堂や購買に向かいだす時間帯だ。
昼休みの前の授業は体育だった。ニールと被っていない科目だったため、ジャージから制服に着替えてそのまま食堂に向かっていた。
ジャン達との仲も円満でいたいから、彼らと仲良く一緒に食堂に行く日がそこそこある。昼休み前の授業が一緒になるときは食事に誘われることが多いのだが、今日はジャン達が先に食堂に向かったらしいので、今日は一人でそこに向かっていた。
(今日は一緒に食べる約束してないけど…、でも、食堂に行って彼らに見つかったら、その場で誘われるんだろうなぁ。でも今日は期間限定の生チョコタルトの最終日だし……うん。購買じゃなくて、食堂に行こう)
購買で弁当を買うという手もあるが、やはりタルトの誘惑には逆らえない。
食堂に向かう道中、ニールの後ろ姿を見つけた。相変わらず一人ぼっちでいるみたいだが、今日はいつもより暗い表情をしているように見えた。
一瞬話しかけるのを戸惑うが、意を決してニールの元に走り出す。ちょっと驚かせてやろうと思って強めに肩を抱いて、自分のもとにぐいと引き寄せた。
「ニールっ」
「わ…っ」
「ご飯一緒に行こ」
にこにこ笑いかけながらニールを見下ろす。驚きに見開かれた水色の瞳は、やはりいつもより暗い色をしていた。
極力明るい態度を崩さないようにしながら、強引な形でニールを連れて通路を歩き出す。周囲からニールに向けられる目はやはり刺々しいもので、牽制するようにちらりと見渡せば、睨んでいた連中はさっと目を逸らした。
(同級生に好印象をもたせながらニールの側にいるのは大変だなぁ…)
「ありがとう、ございます。その、いつも助けてくれて」
「助けるだなんて、そんなことはしてない。俺がニールと一緒にいたいと思ったからいるだけだよ?」
それに、と続けながら、ニールの肩においていた手をどけて、彼の口元を人差し指で指さした。
「敬語なんて、しちゃだめ。ただでさえ君には後ろ盾がないんだから、対等な目線でものを話さないと舐められるよ」
「え、ええ…」
「ほら、下を向いたらダメ。背筋を伸ばして!」
背中を軽く叩くと、「ぎゃっ」とニールが飛び退いた。
(いっつも注意してるのに、なかなか直せてないんだよなぁ)
態度や姿勢について気になったことは、容赦せずに彼に注意している。自分が実家で今まで厳しく躾けられたのもあって、けっこう気になってしまうのだ。
まあ、ずっと同級生に白い目で見られていたら俯きたくなる気持ちもわかるけど。うじうじした態度を取っていたら彼らの思うツボだろうから、治すに越したことはない。
「浮かない顔してるね。何かあった?」
「いや、えっと。今日の放課後、学長室で水晶の診断を受けることになっていて。不安で…」
「ああ、今日だったのか。…今から諦めちゃったらいけないよ。ニールはいつも真面目に鍛錬してるんだから、がんばっておいで」
「うん…!」
ニールは一ヶ月ごとに学園長に属性魔法を調べてもらうことになっている。今日がその日だったらしく、緊張しているようだ。
ぴしりと伸びたニールの背中を今度は優しく擦っていると、「おい」と誰かに話しかけられる。声の方を向けば、青色の髪の男子生徒が俺を睨みつけていた。
こいつは、ええっと…誰だっけ。見たことはある気がするんだけど。
他クラスだったと記憶しているその生徒と俺は、そこまで関わりのないはずだ。俺の方を見て話しかけてきたみたいだし、何の用だろうか。
(っていうか、何でこいつにこんなに睨まれてるんだ?)
じろじろと見てくる男子生徒は明らかに俺に敵意を持っている。ゾランになにかした覚えもない俺は混乱するばかりだ。
「レオン=フェレオル。お前、なにをしているんだ」
「は……なにを、とは?」
「ほぉ、とぼけるのか。…たった今、そっちの庶民の生徒の背中を叩いていただろう」
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