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【第一部】マクミラン王国
第十三話 キレた酒浸り聖女は復讐の賭けに出る
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「えっ」
「ガウッ!」
「わ、ひゃあっ」
私が対応するよりも早くチャッピーが大臣に向かって牙を剥き、驚いた大臣は手を離し逃げ出す。
「何をしてる、早く拘束しろ!」
その声に大臣の後ろから何人かの騎士が現れ、私を取り囲もうとする。が、チャッピーが私の前に立ちはだかりそれを防いだ。私は声の主を見る。いや、見なくとも誰だったのかはもうわかっている。クライヴ王子だ。その横にはヒナもいる。その後ろには……カーンさん?
「その女は聖女ではないのだ!」
まだ言うか。諦めの悪いやつめ!
「王子!」
「これは何事ですかお兄様!?」
「お気を確かに!」
会場にエメリン姫やグリーンさん達が駆け込んできた。私は昨夜の様に彼女らが援護してくれる事を期待しつつも、王子に言い返す。
「私が聖女でないと言う根拠はなに?」
「これだ」
クライヴ王子は片手を挙げた。そこに握られていたのはワイン瓶。
「この女は酒浸りの酒乱だ。酒に溺れ、酔って寝所に男を引き込んだ。聖女にあるまじき行為だ」
「なに言ってるの、違うわよ!」
「お前の部屋に居たメイドから全て聞いたぞ。裸の男が居たが、メイドが見咎め助けを呼ぶと消えた、と。人間が煙のように消えるなどありえない。お前が間男を隠したんだろう!」
「ワウッ!?」
グリーンさんやアイルさん達が表情を固くしたのを見て、私はこれは結構マズイのではと気がついた。確かにチャッピーの姿が消えたのは不思議な力ではなく私が匿ったと考える方が余程理にかなってはいる。そのチャッピーは不本意だと言うようにワンワン吠えていた。
「この女の伴侶となっても、いつかまた酔ったこいつは男を作り裏切るだろう! 少なくとも俺はこの女とは添い遂げられぬし、聖女とは認めない!」
能力で判断するのではなく行動が聖女らしくないから聖女とは認めないなんて屁理屈もいいところ。
だけど昨夜とは違い、その屁理屈を認める素地がこの国の歴史にはある。
この国は一番の聖女の夫が王となりずっと王国を保っていたのに、その聖女が酔って浮気をするような事があっては国がひっくり返されるも同然だ。
私は深く息を吸い酸素を肺に、そして脳に送り込む。くっ、上手いこと考えたな。朝の出来事を受けてすぐにこんな策を考える知恵が大馬鹿たれにあるとは思えない。誰の入れ知恵? マクミラン王か、それとも私が浮気女だと考えて切り捨て、王子側についたカーンさんか。
「あり得ないわ。私はザルなの。どれだけ呑んでも酔って恥態を晒したことなど一度もないわ。クライヴ王子、私の側にいたあなたが一番知っている筈よ!!」
一瞬王子の顔がひく付いた。
「い、いやお前は酒浸りだ! 最早酒が無いと生きていけないほどの中毒だろう。現にこうして宴が始まる前から呑みはじめている!」
「それはあなたの罠よね!? あなたの息のかかった大臣が強引に私にお酒を勧めたんだもの」
「グワウ!!」
チャッピーが大臣に睨みをきかせると、大臣は「ひいい」と言ってクライヴ王子の方をチラッと見た。王子の顔色が更に曇る。
「くっ! しかし昨夜もお前は飲みかけのこの酒をわざわざ他人に渡さぬようにカーンに言い含めたそうではないか。手にした酒は決して他人に渡さないよう意地汚く自分のものにするのは立派な酒浸りだろう! そんな女が自分は酔ってないと言ったところで誰が信じるものか!」
「……は?」
今、この酒って言った!? クライヴ王子が持っているのは昨日カーンさんに預けた瓶って事!? マズイ!!
「それ、開けちゃダメ!! 返して!!」
思わず焦った声を上げてしまう。王子は曇らせていた顔をにやりと歪ませた。
「ほら見ろ。やはりお前は酒浸りだ。おい、早くこの女を拘束しろ!!」
私の周りにジワリと騎士達が近づいてくる。チャッピーが私をかばい、その間を埋めさせないよう唸って威嚇した。そのお陰で私は彼らを観察する余裕がある。騎士達の顔には若干のためらいがあるのが見て取れたし、グリーンさんもアイルさんも似たような表情をして動かない。私と王子のどちらの言い分が正しいのかハッキリと判断しかねているのかもしれない。
「待ちなさい!! お兄様、何の権限があってオーカお姉様を拘束すると言うの!?」
エメリン姫が駆け寄り、私の腕にすがった。騎士達が明らかに困り顔になり説得にかかる。
「姫様、そこをお退きください」
「いいえ退かないわ!! 今のは全て兄の詭弁よ。それに今あの人はお姉様を拘束すると言ったわ。昨夜はお姉様を摘まみ出せと言ったのに!!」
「……あっ」
その言葉でクライヴ王子や大臣やカーンさんの顔色が変わった。ヒナはわからずに不思議そうな顔をしているけど、グリーンさん達は言葉の意味に気がついたのだろう。王子を凄い顔で見ている。騎士達の中にも何人かは気づいた者がいたようだ。勿論、私も。一気に喉が渇き、声が震える。
「まさか私を……聖女では無いと言いながら……どこかに閉じ込めて浄化の力だけ利用する気……?」
王子の表情がしまったというものに変わる。それを見たエメリン姫が私の服をぎゅっと握り小さく呟いた。
「信じられない……父上が……!」
もうそれで王子の答えを聞かなくてもわかる。確信できる。
「そう……。今までこの国のために尽くしてきた私にこんな仕打ちをするのね……」
この絵を描いたのはクライヴ王子の後ろにいるマクミラン王だと。仮にも今まで聖女として尽力してきた私を言いがかりで拘束して、どこかに監禁して利用するなんて王子やカーンさんの一存では流石に出来ない話だもの。
私の脈が自分でもわかるほどバクバクと速くなり、それに乗じて熱い怒りがこめかみに上がってくる。
……許せない。
私の脳の中をバチバチと怒りの電気が巡る。その電気信号が目の前にあるものを情報として取り込み繋いでゆき、私は咄嗟に彼らへの復讐を思いついた。
ええ、そちらのお望み通り、聖女ではなく悪女になってやろうじゃない。
「私は聖女よ! それにあなたには捕まらない。でもこの国は出て行ってあげる」
「お姉様!?」
「オーカ様!」
エメリン姫とグリーンさん、アイルさんから悲鳴や怒号の様な声が上がる。でももう私の気持ちは揺るがない。
「クライヴ王子、最初に貴方が望んでいたのはそれでしょう? 私がこの国で聖女と認められている限り、あなたとの婚約を破棄すれば新たな求婚者が溢れかえるわ。私もあなたもそれは本意じゃない。それなら私が国を出ればすむことよ」
でもただでは転ばない……いいえ、ただではすまさないわ。
私がたった今思いついた復讐は、勿論ぶっつけ本番の賭けではあるけれど勝算はゼロじゃない。私は少しでもその勝率を上げるため、わざと苦しそうに声を絞ってみる。
「だけどそのワイン瓶だけは私に返して。それは絶対に呑んではいけないの。吞まないで!」
王子は再びニヤリと笑った。ああ、なんて醜いの。まあまあの美形も台無しね。チャッピーに比べたらまあまあでしかないけれど。
「呑むな、だと?」
「ええ、絶対に呑まないで」
「そうか。お前は昨日こう言ったぞ」
彼はそう言いながらワインの栓を抜き、高い位置から傍らのゴブレットにどす黒く染まったワインをドプドプと注ぐ。
「やめて!!」
私の叫びを聞き、ますます嬉しそうにニヤついた彼は勝利宣言の様に杯を掲げて言った。
「呑むな、絶対に呑むな、は『吞んでいいよ』と言うフリだとな」
クライヴ王子はそのまま一気に杯を煽った。私が呑む方に賭けて、ワザと呑むなと言っていたとも知らず。
「ガウッ!」
「わ、ひゃあっ」
私が対応するよりも早くチャッピーが大臣に向かって牙を剥き、驚いた大臣は手を離し逃げ出す。
「何をしてる、早く拘束しろ!」
その声に大臣の後ろから何人かの騎士が現れ、私を取り囲もうとする。が、チャッピーが私の前に立ちはだかりそれを防いだ。私は声の主を見る。いや、見なくとも誰だったのかはもうわかっている。クライヴ王子だ。その横にはヒナもいる。その後ろには……カーンさん?
「その女は聖女ではないのだ!」
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「王子!」
「これは何事ですかお兄様!?」
「お気を確かに!」
会場にエメリン姫やグリーンさん達が駆け込んできた。私は昨夜の様に彼女らが援護してくれる事を期待しつつも、王子に言い返す。
「私が聖女でないと言う根拠はなに?」
「これだ」
クライヴ王子は片手を挙げた。そこに握られていたのはワイン瓶。
「この女は酒浸りの酒乱だ。酒に溺れ、酔って寝所に男を引き込んだ。聖女にあるまじき行為だ」
「なに言ってるの、違うわよ!」
「お前の部屋に居たメイドから全て聞いたぞ。裸の男が居たが、メイドが見咎め助けを呼ぶと消えた、と。人間が煙のように消えるなどありえない。お前が間男を隠したんだろう!」
「ワウッ!?」
グリーンさんやアイルさん達が表情を固くしたのを見て、私はこれは結構マズイのではと気がついた。確かにチャッピーの姿が消えたのは不思議な力ではなく私が匿ったと考える方が余程理にかなってはいる。そのチャッピーは不本意だと言うようにワンワン吠えていた。
「この女の伴侶となっても、いつかまた酔ったこいつは男を作り裏切るだろう! 少なくとも俺はこの女とは添い遂げられぬし、聖女とは認めない!」
能力で判断するのではなく行動が聖女らしくないから聖女とは認めないなんて屁理屈もいいところ。
だけど昨夜とは違い、その屁理屈を認める素地がこの国の歴史にはある。
この国は一番の聖女の夫が王となりずっと王国を保っていたのに、その聖女が酔って浮気をするような事があっては国がひっくり返されるも同然だ。
私は深く息を吸い酸素を肺に、そして脳に送り込む。くっ、上手いこと考えたな。朝の出来事を受けてすぐにこんな策を考える知恵が大馬鹿たれにあるとは思えない。誰の入れ知恵? マクミラン王か、それとも私が浮気女だと考えて切り捨て、王子側についたカーンさんか。
「あり得ないわ。私はザルなの。どれだけ呑んでも酔って恥態を晒したことなど一度もないわ。クライヴ王子、私の側にいたあなたが一番知っている筈よ!!」
一瞬王子の顔がひく付いた。
「い、いやお前は酒浸りだ! 最早酒が無いと生きていけないほどの中毒だろう。現にこうして宴が始まる前から呑みはじめている!」
「それはあなたの罠よね!? あなたの息のかかった大臣が強引に私にお酒を勧めたんだもの」
「グワウ!!」
チャッピーが大臣に睨みをきかせると、大臣は「ひいい」と言ってクライヴ王子の方をチラッと見た。王子の顔色が更に曇る。
「くっ! しかし昨夜もお前は飲みかけのこの酒をわざわざ他人に渡さぬようにカーンに言い含めたそうではないか。手にした酒は決して他人に渡さないよう意地汚く自分のものにするのは立派な酒浸りだろう! そんな女が自分は酔ってないと言ったところで誰が信じるものか!」
「……は?」
今、この酒って言った!? クライヴ王子が持っているのは昨日カーンさんに預けた瓶って事!? マズイ!!
「それ、開けちゃダメ!! 返して!!」
思わず焦った声を上げてしまう。王子は曇らせていた顔をにやりと歪ませた。
「ほら見ろ。やはりお前は酒浸りだ。おい、早くこの女を拘束しろ!!」
私の周りにジワリと騎士達が近づいてくる。チャッピーが私をかばい、その間を埋めさせないよう唸って威嚇した。そのお陰で私は彼らを観察する余裕がある。騎士達の顔には若干のためらいがあるのが見て取れたし、グリーンさんもアイルさんも似たような表情をして動かない。私と王子のどちらの言い分が正しいのかハッキリと判断しかねているのかもしれない。
「待ちなさい!! お兄様、何の権限があってオーカお姉様を拘束すると言うの!?」
エメリン姫が駆け寄り、私の腕にすがった。騎士達が明らかに困り顔になり説得にかかる。
「姫様、そこをお退きください」
「いいえ退かないわ!! 今のは全て兄の詭弁よ。それに今あの人はお姉様を拘束すると言ったわ。昨夜はお姉様を摘まみ出せと言ったのに!!」
「……あっ」
その言葉でクライヴ王子や大臣やカーンさんの顔色が変わった。ヒナはわからずに不思議そうな顔をしているけど、グリーンさん達は言葉の意味に気がついたのだろう。王子を凄い顔で見ている。騎士達の中にも何人かは気づいた者がいたようだ。勿論、私も。一気に喉が渇き、声が震える。
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王子の表情がしまったというものに変わる。それを見たエメリン姫が私の服をぎゅっと握り小さく呟いた。
「信じられない……父上が……!」
もうそれで王子の答えを聞かなくてもわかる。確信できる。
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この絵を描いたのはクライヴ王子の後ろにいるマクミラン王だと。仮にも今まで聖女として尽力してきた私を言いがかりで拘束して、どこかに監禁して利用するなんて王子やカーンさんの一存では流石に出来ない話だもの。
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ええ、そちらのお望み通り、聖女ではなく悪女になってやろうじゃない。
「私は聖女よ! それにあなたには捕まらない。でもこの国は出て行ってあげる」
「お姉様!?」
「オーカ様!」
エメリン姫とグリーンさん、アイルさんから悲鳴や怒号の様な声が上がる。でももう私の気持ちは揺るがない。
「クライヴ王子、最初に貴方が望んでいたのはそれでしょう? 私がこの国で聖女と認められている限り、あなたとの婚約を破棄すれば新たな求婚者が溢れかえるわ。私もあなたもそれは本意じゃない。それなら私が国を出ればすむことよ」
でもただでは転ばない……いいえ、ただではすまさないわ。
私がたった今思いついた復讐は、勿論ぶっつけ本番の賭けではあるけれど勝算はゼロじゃない。私は少しでもその勝率を上げるため、わざと苦しそうに声を絞ってみる。
「だけどそのワイン瓶だけは私に返して。それは絶対に呑んではいけないの。吞まないで!」
王子は再びニヤリと笑った。ああ、なんて醜いの。まあまあの美形も台無しね。チャッピーに比べたらまあまあでしかないけれど。
「呑むな、だと?」
「ええ、絶対に呑まないで」
「そうか。お前は昨日こう言ったぞ」
彼はそう言いながらワインの栓を抜き、高い位置から傍らのゴブレットにどす黒く染まったワインをドプドプと注ぐ。
「やめて!!」
私の叫びを聞き、ますます嬉しそうにニヤついた彼は勝利宣言の様に杯を掲げて言った。
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