1 / 1
星が泣いた夜
しおりを挟む
前半は少女視点 後半は薬師視点となっております。
目が覚めて、最初に映ったのは暗闇に広がる無数の星たちと、柔らかな光を放つ丸い月が浮かんでいた。体を起こすと、冷たい風が少女の頬を撫で、周辺の木々を揺らした。夜のヒヤリとした空気に少女はブルッと小さな身体を震わせた。 ふと隣を見やると、少女より少し年上の少年と黒髪の青年が眠っていた。 さらに少し離れた場所で焚火の近くでは20歳くらいの青年が麻のマントを毛布代わりにし、すり鉢でゴリゴリと薬草をすりあわせている。
青年は薬師だ。弟達ー少女の隣で寝ていた2人ーとともに各地を転々としながら、薬を調合し、医薬品を卸しているギルドに売り込みながら生計を立てている。 オレンジ色の炎に照らされた青年の横顔を見て、少女はホッ…と安堵のため息をもらした。
夢を見た。とても長い夢を、 けれどその夢の内容は全く覚えていない。
ただ、とても長くて、カナシイということだけは覚えていた。その夢から覚めたとき、ぽっかりと穴が開いたかのような空虚感や絶望感と孤独に襲われてしまう。
出来損ない!!
なぜ、お前は生きている。
お前さえいなければ !!
長年、そう言われ続けた言葉が未だに少女を苦しめ続ける。
物心ついた頃から真っ白な研究室の中が少女の世界だった。時折やって来る『王宮』からの使者は研究室に来ると決まって少女を「化け物」と罵り、時には髪を引っぱられたり、叩かれたりとの暴力なども受けてきた。 唯一味方してくれたのは自分を造りだした錬金術師の老女だった。
老女は少女に手足の動かし方や字の読み書きや表現のつくりかた感情を抑える方法など色々なことを教えてくれた。
フニャリと目を細める老女の笑顔が少女は大好きだった。周りが暴力を振るう中、老女は頭を撫でたり、抱きしめてくれた。
けれど、その老女はもうこの世にはいない。
少女を逃がすために、自ら仕掛けた爆薬で研究室とともに自爆したのだ。
そっと立ち上がり、ゆっくりと青年に近づく。
一歩ずつ、一歩ずつ……青年は少女が近づいていることにまったく気がつかない。 自分の目の前に立つ人影に気づいた青年が顔を上げると、少女は青年の腰に手を回し、抱きついた。
青年は一瞬だけキョトンとするも、やがてフニャリと目を細め、作業していた手を止めた。
「どうしました?」
青年は低い、けれど優しい声で少女に問う。
「怖い夢でもみたのかい。」
「・・・わからない。」
「わからない?」
「わからない。でも・・・どうしようもなく不安で・・・怖い。」
気づくと、少女の瞳から涙がこぼれ落ちていた。1度溢れてしまったソレは止まらず、ポタポタと涙をこぼす少女を青年は両腕に引きよせると、片手で髪を撫で、もう一方の手で背中を優しく擦ってやる。少女の涙が止まるまでそうした。
「落ち着きましたか?」
青年の問いに コクリと頷くと、泣きつかれたのと、体温と心臓の音の心地よさから、睡魔が襲ってきた。
「眠たい?」
そう尋ねると、少女はまた小さく頷いた。その瞳はトロトロとまどろんでいる。 青年は毛布代わりに使っていたマントを少女にかけてやる。
「……ありがとう …………
………兄さん。」
そう言うとスゥ・・・スゥ・・・という寝息を立てて再び眠りに落ちた。 腕の中で眠る少女―――妹の寝顔を見つめながら青年はその頭を優しく撫でる。 年の離れた妹のおかれた境遇はあまりにも酷く、自分達があの日連れ出さなければきっと今頃、この子の心は完全に死んでいたかもしれない。
ゴーレム----錬金術師によって人為的に生み出された禁忌の存在。
永遠の命を求めた錬金術師たちが研究の果てに見つけた偶然の産物ともいえる技術だった。
青年たちを生みだした錬金術師も永遠の命を研究する者の1人だったが、彼女はそれを捨て、自分たち兄弟を連れて片田舎の村で診療所を構えて静かな生活を送っていた。 その生活が崩れたのは今から12年前のことだった。
自分達の暮らす村を治める領主夫婦と一人娘が相次いで亡くなった。当初は病死とされていたがその数日後、婦人と娘の主治医をしていた彼女が領主一家を殺した罪で王都の騎士によって逮捕され、当時まだ子供だった青年は幼い弟たちを連れて逃げた。
そして各地を転々としながら彼女から学んだ錬金術の知識で薬の調合を生業として弟たちと生きていた。
薬を卸しているギルドのマスターから王家の私設研究室が自分たちを名指しで仕事の依頼があると聞いたとき、「何故?」と言う疑問を持ちながらも2つ返事で弟達とそこに向かった。
「12年ぶりだねぇ。しばらく逢わないうちに大きくなったねぇ。」
そこにいたのは、騎士に逮捕されてから行方がわからなくなっていた錬金術師だった。 12年ぶりに逢った彼女の髪は真っ白になり、顔の皺も増え、背中も曲がり杖で身体を支えており、すっかり老いていた。彼女の傍には虚ろな目をした小さな少女がいて、その容姿はかつて暮らした村の領主の一人娘と瓜二つだった。
そして彼女の口から12年前の領主一家の事件この国の第2王子が関わっていること。その罪を自分に着せて死んだ領主の娘を蘇らせるためにこの施設に監禁され、領主の娘のゴーレムである少女を造り上げた事、第2王子は自分に依存するように少女を虐げていたこと。この子を自分の妾にし、囲い込もうとしていることを知った。
よく見ると、少女の顔には殴られた痣があり、ガリガリに痩せた腕にも青痣や暴行だとわかるような傷跡があった。
「この子をココから逃がしてやってほしい。今、あの男は公務のために国を離れているからしばらくはここに来れない。今が好機なんだ」
「……貴女はどうするんです。逃げないのか?」
そう訪ねると、彼女はフルフルと頭を振った。
「この足では、無理だ。」
スッとスカートを上げると両膝から下がなくなっており、代わりに何本もの木の棒が彼女を支えていた。
「!?」
「あの男、アタシがこの子を庇ったのが気にくわなかった見たいで、それで両足を斬られたんだよ。いずれにしても。アタシはココから逃げられない。だから……」
「だから、この子を研究室から逃がしてくれ。あの男に心を壊される前に……」
その時、遠くの方で何かが爆発する音が聞こえた。
「……研究室に爆薬を仕掛けた。もう少ししたらここは崩れるから……早く行きな。」
さぁ、行きなさいと、彼女は幼い少女の背を押すと、おずおずと下の弟に手を引かれていく。
去り際、彼女に名前を呼ばれて振り返ると、彼女はまっすぐな目でこう告げた。
「弟たちを守るんだよ……さよなら、アタシの可愛い子供達。」
それが彼女の-自分たちを造りだした錬金術師の最後の言葉だった。
パキッという焚き火のはぜる音で現実に引き戻された。
いつの間にか火が弱くなっているのに気づいた青年が脇にある木の枝を焚き火に投入すると、ボゥッという音とともに勢いを取り戻した。
パチパチと音を立てて燃える焚き火の炎から少し離れた場所で寝ている弟達に視線をむけた。
最初の頃、妹はいきなりできた兄達の存在に戸惑っていたが、反対に弟達のほうは妹の存在をすんなりと受け入れた。下の弟は妹が出来たことが嬉しいのか、何かと構い倒しているし、上の弟とはしょっちゅう喧嘩しているけれど、不器用ながらも面倒見ている。そのおかげで、怯えて虚ろだった目に光が宿り、少しずつ笑顔を見せるようになった。
「2人に比べて…僕は君の支えになっているのかな?」
ポツリと青年が呟くと、腕の中の妹がモゾリと身動きすると。ぎゅっと青年の服を握りしめた。その姿にフッと頬が緩んだ。
青年は母親が幼子にするように妹の頭を撫でると、その髪にキスを落とした。
「おやすみ……良い夢を……」
目が覚めて、最初に映ったのは暗闇に広がる無数の星たちと、柔らかな光を放つ丸い月が浮かんでいた。体を起こすと、冷たい風が少女の頬を撫で、周辺の木々を揺らした。夜のヒヤリとした空気に少女はブルッと小さな身体を震わせた。 ふと隣を見やると、少女より少し年上の少年と黒髪の青年が眠っていた。 さらに少し離れた場所で焚火の近くでは20歳くらいの青年が麻のマントを毛布代わりにし、すり鉢でゴリゴリと薬草をすりあわせている。
青年は薬師だ。弟達ー少女の隣で寝ていた2人ーとともに各地を転々としながら、薬を調合し、医薬品を卸しているギルドに売り込みながら生計を立てている。 オレンジ色の炎に照らされた青年の横顔を見て、少女はホッ…と安堵のため息をもらした。
夢を見た。とても長い夢を、 けれどその夢の内容は全く覚えていない。
ただ、とても長くて、カナシイということだけは覚えていた。その夢から覚めたとき、ぽっかりと穴が開いたかのような空虚感や絶望感と孤独に襲われてしまう。
出来損ない!!
なぜ、お前は生きている。
お前さえいなければ !!
長年、そう言われ続けた言葉が未だに少女を苦しめ続ける。
物心ついた頃から真っ白な研究室の中が少女の世界だった。時折やって来る『王宮』からの使者は研究室に来ると決まって少女を「化け物」と罵り、時には髪を引っぱられたり、叩かれたりとの暴力なども受けてきた。 唯一味方してくれたのは自分を造りだした錬金術師の老女だった。
老女は少女に手足の動かし方や字の読み書きや表現のつくりかた感情を抑える方法など色々なことを教えてくれた。
フニャリと目を細める老女の笑顔が少女は大好きだった。周りが暴力を振るう中、老女は頭を撫でたり、抱きしめてくれた。
けれど、その老女はもうこの世にはいない。
少女を逃がすために、自ら仕掛けた爆薬で研究室とともに自爆したのだ。
そっと立ち上がり、ゆっくりと青年に近づく。
一歩ずつ、一歩ずつ……青年は少女が近づいていることにまったく気がつかない。 自分の目の前に立つ人影に気づいた青年が顔を上げると、少女は青年の腰に手を回し、抱きついた。
青年は一瞬だけキョトンとするも、やがてフニャリと目を細め、作業していた手を止めた。
「どうしました?」
青年は低い、けれど優しい声で少女に問う。
「怖い夢でもみたのかい。」
「・・・わからない。」
「わからない?」
「わからない。でも・・・どうしようもなく不安で・・・怖い。」
気づくと、少女の瞳から涙がこぼれ落ちていた。1度溢れてしまったソレは止まらず、ポタポタと涙をこぼす少女を青年は両腕に引きよせると、片手で髪を撫で、もう一方の手で背中を優しく擦ってやる。少女の涙が止まるまでそうした。
「落ち着きましたか?」
青年の問いに コクリと頷くと、泣きつかれたのと、体温と心臓の音の心地よさから、睡魔が襲ってきた。
「眠たい?」
そう尋ねると、少女はまた小さく頷いた。その瞳はトロトロとまどろんでいる。 青年は毛布代わりに使っていたマントを少女にかけてやる。
「……ありがとう …………
………兄さん。」
そう言うとスゥ・・・スゥ・・・という寝息を立てて再び眠りに落ちた。 腕の中で眠る少女―――妹の寝顔を見つめながら青年はその頭を優しく撫でる。 年の離れた妹のおかれた境遇はあまりにも酷く、自分達があの日連れ出さなければきっと今頃、この子の心は完全に死んでいたかもしれない。
ゴーレム----錬金術師によって人為的に生み出された禁忌の存在。
永遠の命を求めた錬金術師たちが研究の果てに見つけた偶然の産物ともいえる技術だった。
青年たちを生みだした錬金術師も永遠の命を研究する者の1人だったが、彼女はそれを捨て、自分たち兄弟を連れて片田舎の村で診療所を構えて静かな生活を送っていた。 その生活が崩れたのは今から12年前のことだった。
自分達の暮らす村を治める領主夫婦と一人娘が相次いで亡くなった。当初は病死とされていたがその数日後、婦人と娘の主治医をしていた彼女が領主一家を殺した罪で王都の騎士によって逮捕され、当時まだ子供だった青年は幼い弟たちを連れて逃げた。
そして各地を転々としながら彼女から学んだ錬金術の知識で薬の調合を生業として弟たちと生きていた。
薬を卸しているギルドのマスターから王家の私設研究室が自分たちを名指しで仕事の依頼があると聞いたとき、「何故?」と言う疑問を持ちながらも2つ返事で弟達とそこに向かった。
「12年ぶりだねぇ。しばらく逢わないうちに大きくなったねぇ。」
そこにいたのは、騎士に逮捕されてから行方がわからなくなっていた錬金術師だった。 12年ぶりに逢った彼女の髪は真っ白になり、顔の皺も増え、背中も曲がり杖で身体を支えており、すっかり老いていた。彼女の傍には虚ろな目をした小さな少女がいて、その容姿はかつて暮らした村の領主の一人娘と瓜二つだった。
そして彼女の口から12年前の領主一家の事件この国の第2王子が関わっていること。その罪を自分に着せて死んだ領主の娘を蘇らせるためにこの施設に監禁され、領主の娘のゴーレムである少女を造り上げた事、第2王子は自分に依存するように少女を虐げていたこと。この子を自分の妾にし、囲い込もうとしていることを知った。
よく見ると、少女の顔には殴られた痣があり、ガリガリに痩せた腕にも青痣や暴行だとわかるような傷跡があった。
「この子をココから逃がしてやってほしい。今、あの男は公務のために国を離れているからしばらくはここに来れない。今が好機なんだ」
「……貴女はどうするんです。逃げないのか?」
そう訪ねると、彼女はフルフルと頭を振った。
「この足では、無理だ。」
スッとスカートを上げると両膝から下がなくなっており、代わりに何本もの木の棒が彼女を支えていた。
「!?」
「あの男、アタシがこの子を庇ったのが気にくわなかった見たいで、それで両足を斬られたんだよ。いずれにしても。アタシはココから逃げられない。だから……」
「だから、この子を研究室から逃がしてくれ。あの男に心を壊される前に……」
その時、遠くの方で何かが爆発する音が聞こえた。
「……研究室に爆薬を仕掛けた。もう少ししたらここは崩れるから……早く行きな。」
さぁ、行きなさいと、彼女は幼い少女の背を押すと、おずおずと下の弟に手を引かれていく。
去り際、彼女に名前を呼ばれて振り返ると、彼女はまっすぐな目でこう告げた。
「弟たちを守るんだよ……さよなら、アタシの可愛い子供達。」
それが彼女の-自分たちを造りだした錬金術師の最後の言葉だった。
パキッという焚き火のはぜる音で現実に引き戻された。
いつの間にか火が弱くなっているのに気づいた青年が脇にある木の枝を焚き火に投入すると、ボゥッという音とともに勢いを取り戻した。
パチパチと音を立てて燃える焚き火の炎から少し離れた場所で寝ている弟達に視線をむけた。
最初の頃、妹はいきなりできた兄達の存在に戸惑っていたが、反対に弟達のほうは妹の存在をすんなりと受け入れた。下の弟は妹が出来たことが嬉しいのか、何かと構い倒しているし、上の弟とはしょっちゅう喧嘩しているけれど、不器用ながらも面倒見ている。そのおかげで、怯えて虚ろだった目に光が宿り、少しずつ笑顔を見せるようになった。
「2人に比べて…僕は君の支えになっているのかな?」
ポツリと青年が呟くと、腕の中の妹がモゾリと身動きすると。ぎゅっと青年の服を握りしめた。その姿にフッと頬が緩んだ。
青年は母親が幼子にするように妹の頭を撫でると、その髪にキスを落とした。
「おやすみ……良い夢を……」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
私ですか?
庭にハニワ
ファンタジー
うわ。
本当にやらかしたよ、あのボンクラ公子。
長年積み上げた婚約者の絆、なんてモノはひとっかけらもなかったようだ。
良く知らんけど。
この婚約、破棄するってコトは……貴族階級は騒ぎになるな。
それによって迷惑被るのは私なんだが。
あ、申し遅れました。
私、今婚約破棄された令嬢の影武者です。
本当に、貴女は彼と王妃の座が欲しいのですか?
もにゃむ
ファンタジー
侯爵令嬢のオリビアは、生まれた瞬間から第一王子である王太子の婚約者だった。
政略ではあったが、二人の間には信頼と親愛があり、お互いを大切にしている、とオリビアは信じていた。
王子妃教育を終えたオリビアは、王城に移り住んで王妃教育を受け始めた。
王妃教育で用意された大量の教材の中のある一冊の教本を読んだオリビアは、婚約者である第一王子との関係に疑問を抱き始める。
オリビアの心が揺れ始めたとき、異世界から聖女が召喚された。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
いつまでもドアマットと思うなよ
あんど もあ
ファンタジー
二年前に母を亡くしたミレーネは、後妻と妹が家にやって来てからすっかり使用人以下の扱いをされている。王宮で舞踏会が開催されるが、用意されたのは妹のドレスだけ。そんなミレーネに手を差し伸べる人が……。
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
透明な貴方
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
政略結婚の両親は、私が生まれてから離縁した。
私の名は、マーシャ・フャルム・ククルス。
ククルス公爵家の一人娘。
父ククルス公爵は仕事人間で、殆ど家には帰って来ない。母は既に年下の伯爵と再婚し、伯爵夫人として暮らしているらしい。
複雑な環境で育つマーシャの家庭には、秘密があった。
(カクヨムさん、小説家になろうさんにも載せています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる