ゲイビに出演してアナルセックスに嵌っちゃったノンケ大学生って俺だけじゃないよね？

トイレで兜合わせ

速攻で教室を出て、トイレの個室に二人で篭る。

「まじかよ、祥吾お前、濡れまくってんじゃねえか」

徐に俺のズボンを下げた圭介が呆れたような声音で言う。畜生、お前のせいだろうが！

「このちんぽ、あの後誰かに使った？」

昨日圭介と別れた後はずっとバイトが入ってたし、たとえ時間があっても誰かとセックスする気にもならなかったと思う。オナることもなかった。それが今日大学に来て圭介の顔を見た途端発情しちゃって、それを圭介に見抜かれて教室で手コキされて今に至るわけなんだけど……

「使っ、てな、……ぁアっ」

先走りで濡れたちんぽをぬぷぬぷと擦られて砕けそうになる腰を、個室の壁に凭れさせて支える。

「ほんとに？」
「ほ、んと……だ、っ……ぁ、あっ」
「じゃあ俺のと一緒に扱いてやっから、ちゃんと体支えとけよ」
「は、ァ……、おっき、……圭介、の……」
「祥吾のちんぽは可愛いな」
「かわい、……ゆ、な、……ぁ、く」

圭介のデカくて赤黒いちんぽと俺のが一緒に圭介の手に握られて扱かれるのは視覚的にも倒錯的でヤバい。

「きもちい、……ぁん、けすけ、……あ、、、ァぁ、出ちゃ、」

バンッ

射精するまでもう少しというところで乱暴にトイレのドアが開いた。

俺は咄嗟に両手で口を押え、誰かがトイレに入ってくるのを冷や冷やした思いで聞きながらじっとしていたのに、何を思ったのか圭介は一度止めた手を再びゆるゆると動かし始めた。

「ぅ……、ふ……、ん」

必死に首を振っているのに、圭介はやめてくれるどころかニヤニヤ笑いながら俺の反応を観察している。畜生とは思うけど、こんな状況で出すのは屈辱的だし、何よりバレたら嫌だし、とりあえず射精だけはしないように自分のちんぽの根元をぎゅっと握った。ところが、その拍子に個室の壁に頭を打ちつけ、ガツンと盛大な音を立ててしまう。

コツコツコツと聞こえていた足音が一瞬止み、立ち止まった気配がした。

どどどど……と凄い速さで心臓が脈を刻む。バレたらどうしよう、それしか考えられなくて、小刻みに震える手で必死に圭介にしがみついた。

すぐに気配が再び動き出し、トイレを出て行ったのに安堵して息を吐き出すと、圭介がふっと鼻で笑う。

「びくびく怯えてる祥吾、超可愛かった」

むっとして睨むと、「その顔も可愛いだけだし」と笑われる。畜生。バカにすんな。

「じゃあ意地悪しないで、ちんぽ擦って？　気持ちよくして？」

上目遣いでおねだりすると、圭介は「バカ、煽んな」と渋い顔をしつつも俺のお願いをきいてくれる。圭介が俺のおねだりに弱いのはゲイビ撮影のときに立証済みだ。

「祥吾、どう？　ハァハァ……、きもちい？」
「ん、いいっ……あ、っ……ぁ、あっ、出る、出ちゃうぅぅ」
「ハァハァ……、俺も、やば……っ、くぅ」

公共の場所で出したのなんて初めてだけど、これはマジで癖になりそうだ。