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第1章
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客商売の柴原の休みは平日だ。てっきり鷹野は土日が休みなのだろうと思っていたけれど、経営者にもなると自由が利くのか、それとも無理をしたのか。柴原に合わせて休みを取ってくれた。
「たまには昼間から会いたい」
情事のあと熱っぽくそう囁かれれば、それは明るい時間から睦み合いたいという意味なのかと思ったけれど、そうではなかった。
待ち合わせ場所に指定されたのは柴原が住むシェアハウスの最寄り駅の駅前で、10分前に到着すると、そこにはシルバーのスポーツカーが停まっていた。流麗でエレガントなフォルムの車には、見たことのないエンブレムがついている。庶民的なこの町には恐ろしく似合わない車だ。まさかあの目立つ車じゃないよなと思った矢先、運転席のウィンドウが下がり鷹野が穏やかな顔で手を振るのが見えた。近くへ行くと、乗って、と促される。ツーシーターの車なんて初めてだ。内心ドキドキしながらドアを開け、革張りのシートに腰を下ろした。
「びっくりした……かっこいい車だね」
シートもかなり地面に近いのか、フロントガラスから見える向こう側の世界が、これまで柴原が見た景色とは違う高さだ。
「君も気に入ってくれたらうれしい」
微笑むとシートベルトを外し、鷹野が身を乗り出してくる。なんだろうと思っている間にキスをされ、途端に柴原は赤面した。
「……え、え!?」
今は夜ではなく、ここは二丁目でもない。平日の昼前、外回りの最中だろうサラリーマンや買い物中の主婦、おじいちゃんおばあちゃんがのんびり行きかう住宅街の駅前だ。
「な、な……っ!」
ろくに言葉も発せず口元を覆う柴原は目の前の鷹野を見つめ、それからハッとフロントガラスの向こうを見やった。予想通り、買い物カートを傍らに携えるおばあちゃんと、スーツ姿の中年男性がぎょっとした顔でこちらを見ている。見られた、と柴原は思わず鷹野の胸を押していた。
「こんな、み、見られ……っ!」
焦って言葉がろくに出ない柴原を不思議そうに見た鷹野だったけれど、ややあって「ああ」と納得したようにうなずいた。
「ここは君の地元だったね。配慮が足りなくて申し訳ない。でも大丈夫だよ、みんなきっと撮影か何かだと思うから」
さらりとそう言われて、もう一度ちらりと向こうを見ると、おばあちゃんはまだこっちを見ていたが、サラリーマンはもうすでにそこにはいなかった。
「了くんを見たら、我慢できなくて」
まるで柴原が誘ったのだとでも言うような調子で言って、もう一度体を寄せてきたから全身を硬くする。するとそんな柴原を見ておかしそうに笑いながら、柴原の斜め上へと手を伸ばした。
「シートベルト」
今度はキスではなくシートベルトを締めてくれただけだった。鷹野はあっさり運転席へ戻り自分のシートベルトを締めるとエンジンをかけ、アクセルを踏む。静かに車が動き出すと、先ほどから呆けたようにこちらを見ていた老婆が後ろに遠ざかっていった。すっかり老婆の姿が見えなくなってから、びっくりしていた彼女の顔を思い出した。それと同時に、思わず笑いが漏れる。
「どうしたの?」
ハンドルを握る鷹野が小さく笑う柴原に問いかけた。柴原は肩を揺らしながら答える。
「確かに撮影みたいだなって。こんな下町に似つかわしくない外車がデーンと停まってて、乗ってるのは俳優みたいな男前で。しかも中じゃ男同士でキスしてさ。あのおばあちゃん、夢見てたと思うんじゃないかなって」
おばあちゃんの心中を想像するとまた笑えてしまう。そんな柴原に、鷹野も笑いを含ませた声で答えた。
「しかも、目も覚めるような美青年がその車に乗って?」
その言葉に、鷹野を見た。
「……博之さんが、俺の見た目についてコメントしたの、初めてだね」
言いながら、頭の中で考える。鷹野と出会って、3週間が過ぎようとしていた。
「どの人もだいたい、会ってすぐに褒めるんだ、俺のこと」
けれど鷹野は、はっきり言及しなかった。「かわいい」「きれいだ」とは何度も言われたが、それは主に情事の最中で、柴原の反応や表情、肢体から滲む色香への感想だった。
「もっと早く言ったほうが良かった?」
安定感のある運転をしながらそう問われて、首を横に振る。
「いや、言われなくてホッとしてた」
正直にそう答えた。自分がどう見られているかなんてよく知っている。見た目につられて声をかけてくる人がほとんどだということも。だから、鷹野が柴原のルックスについて言及しないことが、うれしかった。外見ではない部分を、気に入ってくれたのだと思ったから。どの人からも「きれいだ」と評されるこの外見は柴原の強力な武器だ。そんなことはわかっている。入口はそれでもいいけれど、外側の皮を取り去った部分を見て、愛して、満たしてほしかった。
「君も、僕の見た目についてはほとんど言わなかったね」
鷹野がいたずらっぽい目を向けてくる。
「だって、他の人からさんざん言われてるだろ。かっこいいとか男前とか……きれいって言われることもありそうだ」
「君のお眼鏡にかなっていなかったらどうしようかと思っていたのだけれど」
「外見への感想は他の人たちと一緒だよ、残念ながら」
冗談めかしてそう答え、顔を横に向ける。余裕のある表情でハンドルを握る鷹野を、心底カッコいいと思った。危なげない運転をしている男の姿はたいていかっこいいものだけれど、特に鷹野は。この空間になじんでいる。
「でも、それよりもっと、俺は博之さんのかっこいいところを知ってるから」
「どんな?」
「喧嘩しているところに割り込んで、俺を連れ出してくれた」
強引に柴原の手を掴んで階段を上っていくあの背中は、最高によかった。あんな風に守られて、ときめかないはずがない。
「夢中で何も考えていなかったのだけれど。了くんにそう言ってもらえたら、割り込んだ甲斐があった」
鷹野はおかしそうに笑い、赤信号にかかった交差点でブレーキを踏んだ。
「今日の行き先は、君が決めて。海と山、どっちに行きたい?」
「決めてないの?」
「君の好みがわからなかったから」
そんな返事が返ってきて、くすぐったくてまた顔が緩んでしまう。鷹野へと手を伸ばすと鷹野もハンドルから手を離して指を絡めてくれた。
「……じゃあ、山。木陰に隠れて、キスしたい」
「かわいいリクエストだ」
柴原の手を引き寄せ、指のつけ根にキスをする。くすぐったくて、けれどそんな仕草が文句なくさまになっていて、また胸がときめく。
「それから、山道を思いっきりエンジンふかして走ってよ。これ、そういう車だろ」
そう焚きつけると、鷹野はいたずらをたくらむ子供のような目を向け「かしこまりました、我が君」と答え、青に変わった交差点を直進した。
平日の空いた高速道路を飛ばせば目的地はあっという間だ。細かく曲がりくねる緑の山道を鷹野が楽しそうに運転するのを横から思う存分眺め、一人悦に入った。人も車もない直線道路では柴原のリクエストに応えて迫力あるエンジン音を響かせながらスピードを上げて走り、シートを伝って響く低音に高揚感を覚えた。普段会うたびにセックスをする相手と密室にいれば、その高揚感が性的な興奮に変わるのも当たり前で、目立たない場所に車を停め濃厚なキスをしてから、車を降りて木陰でキスならぬセックスをした。屋外でそんなことをするのは初めてで、けれど柴原は鷹野が相手ならそれでも構わないと身を任せ、立ったまま後ろから貫かれてあられのない声を上げた。
互いに絶頂を迎えへたりこみそうになった柴原が土に膝をつく前に、鷹野に抱きかかえられ助手席に運ばれ、手早く衣類を整えられる。それから鷹野は運転席に戻ると、シートにもたれて思わずというように溜息をついた。
「やっちゃった」
「なに、それ。……やっちゃったって」
ようやく息が整ってきた柴原も、ぐったりとシートにもたれ隣を見た。
「今日は君を抱かないつもりだったのに」
「え、せっかく会うのに?」
自分はそのつもりだったと言外に匂わせながら、柴原は信じられないと眉を上げる。鷹野が顔をこちらに向けて、ため息混じりに笑った。
「だって、これじゃまるで体目当てで君と会っているみたいだ。セックスも楽しみではあるんだけれど。今日は普通に清らかなデートをしようと思ってたんだよ」
「……」
思いがけないその言葉がじわじわと染みて、どうしようもない恥ずかしさとうれしさに襲われる。柴原は窓の外を見るように顔を背けた。
「……そんなこと言うの、博之さんが初めてだ」
「了くん、照れてるの?」
優しい声がして、髪を撫でられる。その感覚がたまらなく気持ちよくて、細く息を吐いた。
「……俺、博之さんに骨抜きにされちゃう」
「骨抜きにしてるんだよ。僕しか見えないようにしたいから」
変わらず髪を撫でながら言われて、どう反応していいかわからなくなった。こんなふうに甘やかしてくれる人も、初めてだ。背筋を伸ばして鷹野に顔を向け、髪に触れていた彼の手を捕まえた。
「もう、博之さんしか見えてないよ」
囁くように言って、鷹野の手のひらにキスをした。
「たまには昼間から会いたい」
情事のあと熱っぽくそう囁かれれば、それは明るい時間から睦み合いたいという意味なのかと思ったけれど、そうではなかった。
待ち合わせ場所に指定されたのは柴原が住むシェアハウスの最寄り駅の駅前で、10分前に到着すると、そこにはシルバーのスポーツカーが停まっていた。流麗でエレガントなフォルムの車には、見たことのないエンブレムがついている。庶民的なこの町には恐ろしく似合わない車だ。まさかあの目立つ車じゃないよなと思った矢先、運転席のウィンドウが下がり鷹野が穏やかな顔で手を振るのが見えた。近くへ行くと、乗って、と促される。ツーシーターの車なんて初めてだ。内心ドキドキしながらドアを開け、革張りのシートに腰を下ろした。
「びっくりした……かっこいい車だね」
シートもかなり地面に近いのか、フロントガラスから見える向こう側の世界が、これまで柴原が見た景色とは違う高さだ。
「君も気に入ってくれたらうれしい」
微笑むとシートベルトを外し、鷹野が身を乗り出してくる。なんだろうと思っている間にキスをされ、途端に柴原は赤面した。
「……え、え!?」
今は夜ではなく、ここは二丁目でもない。平日の昼前、外回りの最中だろうサラリーマンや買い物中の主婦、おじいちゃんおばあちゃんがのんびり行きかう住宅街の駅前だ。
「な、な……っ!」
ろくに言葉も発せず口元を覆う柴原は目の前の鷹野を見つめ、それからハッとフロントガラスの向こうを見やった。予想通り、買い物カートを傍らに携えるおばあちゃんと、スーツ姿の中年男性がぎょっとした顔でこちらを見ている。見られた、と柴原は思わず鷹野の胸を押していた。
「こんな、み、見られ……っ!」
焦って言葉がろくに出ない柴原を不思議そうに見た鷹野だったけれど、ややあって「ああ」と納得したようにうなずいた。
「ここは君の地元だったね。配慮が足りなくて申し訳ない。でも大丈夫だよ、みんなきっと撮影か何かだと思うから」
さらりとそう言われて、もう一度ちらりと向こうを見ると、おばあちゃんはまだこっちを見ていたが、サラリーマンはもうすでにそこにはいなかった。
「了くんを見たら、我慢できなくて」
まるで柴原が誘ったのだとでも言うような調子で言って、もう一度体を寄せてきたから全身を硬くする。するとそんな柴原を見ておかしそうに笑いながら、柴原の斜め上へと手を伸ばした。
「シートベルト」
今度はキスではなくシートベルトを締めてくれただけだった。鷹野はあっさり運転席へ戻り自分のシートベルトを締めるとエンジンをかけ、アクセルを踏む。静かに車が動き出すと、先ほどから呆けたようにこちらを見ていた老婆が後ろに遠ざかっていった。すっかり老婆の姿が見えなくなってから、びっくりしていた彼女の顔を思い出した。それと同時に、思わず笑いが漏れる。
「どうしたの?」
ハンドルを握る鷹野が小さく笑う柴原に問いかけた。柴原は肩を揺らしながら答える。
「確かに撮影みたいだなって。こんな下町に似つかわしくない外車がデーンと停まってて、乗ってるのは俳優みたいな男前で。しかも中じゃ男同士でキスしてさ。あのおばあちゃん、夢見てたと思うんじゃないかなって」
おばあちゃんの心中を想像するとまた笑えてしまう。そんな柴原に、鷹野も笑いを含ませた声で答えた。
「しかも、目も覚めるような美青年がその車に乗って?」
その言葉に、鷹野を見た。
「……博之さんが、俺の見た目についてコメントしたの、初めてだね」
言いながら、頭の中で考える。鷹野と出会って、3週間が過ぎようとしていた。
「どの人もだいたい、会ってすぐに褒めるんだ、俺のこと」
けれど鷹野は、はっきり言及しなかった。「かわいい」「きれいだ」とは何度も言われたが、それは主に情事の最中で、柴原の反応や表情、肢体から滲む色香への感想だった。
「もっと早く言ったほうが良かった?」
安定感のある運転をしながらそう問われて、首を横に振る。
「いや、言われなくてホッとしてた」
正直にそう答えた。自分がどう見られているかなんてよく知っている。見た目につられて声をかけてくる人がほとんどだということも。だから、鷹野が柴原のルックスについて言及しないことが、うれしかった。外見ではない部分を、気に入ってくれたのだと思ったから。どの人からも「きれいだ」と評されるこの外見は柴原の強力な武器だ。そんなことはわかっている。入口はそれでもいいけれど、外側の皮を取り去った部分を見て、愛して、満たしてほしかった。
「君も、僕の見た目についてはほとんど言わなかったね」
鷹野がいたずらっぽい目を向けてくる。
「だって、他の人からさんざん言われてるだろ。かっこいいとか男前とか……きれいって言われることもありそうだ」
「君のお眼鏡にかなっていなかったらどうしようかと思っていたのだけれど」
「外見への感想は他の人たちと一緒だよ、残念ながら」
冗談めかしてそう答え、顔を横に向ける。余裕のある表情でハンドルを握る鷹野を、心底カッコいいと思った。危なげない運転をしている男の姿はたいていかっこいいものだけれど、特に鷹野は。この空間になじんでいる。
「でも、それよりもっと、俺は博之さんのかっこいいところを知ってるから」
「どんな?」
「喧嘩しているところに割り込んで、俺を連れ出してくれた」
強引に柴原の手を掴んで階段を上っていくあの背中は、最高によかった。あんな風に守られて、ときめかないはずがない。
「夢中で何も考えていなかったのだけれど。了くんにそう言ってもらえたら、割り込んだ甲斐があった」
鷹野はおかしそうに笑い、赤信号にかかった交差点でブレーキを踏んだ。
「今日の行き先は、君が決めて。海と山、どっちに行きたい?」
「決めてないの?」
「君の好みがわからなかったから」
そんな返事が返ってきて、くすぐったくてまた顔が緩んでしまう。鷹野へと手を伸ばすと鷹野もハンドルから手を離して指を絡めてくれた。
「……じゃあ、山。木陰に隠れて、キスしたい」
「かわいいリクエストだ」
柴原の手を引き寄せ、指のつけ根にキスをする。くすぐったくて、けれどそんな仕草が文句なくさまになっていて、また胸がときめく。
「それから、山道を思いっきりエンジンふかして走ってよ。これ、そういう車だろ」
そう焚きつけると、鷹野はいたずらをたくらむ子供のような目を向け「かしこまりました、我が君」と答え、青に変わった交差点を直進した。
平日の空いた高速道路を飛ばせば目的地はあっという間だ。細かく曲がりくねる緑の山道を鷹野が楽しそうに運転するのを横から思う存分眺め、一人悦に入った。人も車もない直線道路では柴原のリクエストに応えて迫力あるエンジン音を響かせながらスピードを上げて走り、シートを伝って響く低音に高揚感を覚えた。普段会うたびにセックスをする相手と密室にいれば、その高揚感が性的な興奮に変わるのも当たり前で、目立たない場所に車を停め濃厚なキスをしてから、車を降りて木陰でキスならぬセックスをした。屋外でそんなことをするのは初めてで、けれど柴原は鷹野が相手ならそれでも構わないと身を任せ、立ったまま後ろから貫かれてあられのない声を上げた。
互いに絶頂を迎えへたりこみそうになった柴原が土に膝をつく前に、鷹野に抱きかかえられ助手席に運ばれ、手早く衣類を整えられる。それから鷹野は運転席に戻ると、シートにもたれて思わずというように溜息をついた。
「やっちゃった」
「なに、それ。……やっちゃったって」
ようやく息が整ってきた柴原も、ぐったりとシートにもたれ隣を見た。
「今日は君を抱かないつもりだったのに」
「え、せっかく会うのに?」
自分はそのつもりだったと言外に匂わせながら、柴原は信じられないと眉を上げる。鷹野が顔をこちらに向けて、ため息混じりに笑った。
「だって、これじゃまるで体目当てで君と会っているみたいだ。セックスも楽しみではあるんだけれど。今日は普通に清らかなデートをしようと思ってたんだよ」
「……」
思いがけないその言葉がじわじわと染みて、どうしようもない恥ずかしさとうれしさに襲われる。柴原は窓の外を見るように顔を背けた。
「……そんなこと言うの、博之さんが初めてだ」
「了くん、照れてるの?」
優しい声がして、髪を撫でられる。その感覚がたまらなく気持ちよくて、細く息を吐いた。
「……俺、博之さんに骨抜きにされちゃう」
「骨抜きにしてるんだよ。僕しか見えないようにしたいから」
変わらず髪を撫でながら言われて、どう反応していいかわからなくなった。こんなふうに甘やかしてくれる人も、初めてだ。背筋を伸ばして鷹野に顔を向け、髪に触れていた彼の手を捕まえた。
「もう、博之さんしか見えてないよ」
囁くように言って、鷹野の手のひらにキスをした。
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