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この世界は
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「本っ当にごめん!!」
「大丈夫だよ、家のことなら仕方がないし…」
「でも、それじゃせっかく今日行こうねって約束したのに」
「絶対に必要なものがある訳じゃないし、本当に気にしないで?」
「分かった。本当にごめんね!絶対埋め合わせするし、なんか奢るから!!」
「わぁ、楽しみにしてるわー」
走って帰っていったカロル。今日は初めてお屋敷の外に出てカロルに王都を案内してもらう予定だった。急な家の用事で無理になったけど。別れ際になんかメモ貰ったのはいいけど、私まだこっちの世界の文字読めないんだよな。軽い地図が描いてあるからこれに沿って進んでみようか。お屋敷に戻るのもつまんないし。
少し歩いて行くと人通りがある道に出た。出店が出てる通りみたい。食べ物屋さんもあるし、先に行けば八百屋さんっぽいものもあるかもしれない。新しい食材を見つけるチャンスだ。今日はお金は持っていても使えないから買えないけどね。
「やっぱり人混みは疲れるなー」
見慣れない道に人々がいるわけで疲れる。それに加えてみんな身長が高い、正直言って歩く壁を避けながら歩くのは大変。少し休憩しようと道の端に寄った。不意にふらついて隣の人にぶつかってしまう。
「ごめんなさい!」
「問題ない。貴方こそ怪我は?」
「大丈夫です、こちらの不注意で本当に申し訳ございませんでした。」
逆光で全然顔見えないけど、謝って気まずさから立ち去ろうとしたら今度は顔面をぶつけました。二度あることは三度あるのであと一回はある気がしてきた。
「ごめんなさい…。」
「いいえ、こちらこそ不注意で、ん?レミですか?」
「クラレンス様?」
「どうしてこちらに?」
「散歩です。」
なんで散歩?という顔をしてくるので説明したら、めちゃくちゃ心配された。
「ちゃんと帰れますか?」
「帰れますよ、ここ真っすぐしか歩いて来てませんので。」
「そうですか…」
「大丈夫です、心配なさらないで下さい。元々お腹空いたら帰るつもりでした。」
面倒くさくなってきて、もう帰ろうかと思ったらもう一人の人が話かけてきた。
「珍しい事もあるのだな。クラレンスがここまで女と話しているなど初めて見たかもしれん。俺はベルナルドというよろしく頼む。」
「よろしくお願いします…?」
「ふむ、貴方名前は?」
「レミです。」
「レミか、クラレンスのように呼び捨てでも構わないか?」
「好きに呼んで下さい。」
「そうか」
「はい、そろそろ私は帰りますね。」
逃げようと思ったもののうまく行かず何故か二人の職場に連れていかれた。道中、クラレンス様との関係性を根掘り葉掘り聞かれクラレンス様が一人で答えていた。
「ここが職場なんですか?」
「来るのは二回目ですよ。夜と昼では雰囲気が違うかもしれませんが」
「あぁ、あの舞踏会の場所ですね…」
昼に見ようが夜に見ようが豪華絢爛なのは何一つ変わらない。キョロキョロしながら歩いているとクラレンス様がエスコートしようと腕を差し出して来た。これはどうするべきなのか、悩んでいる。舞踏会の時のようにどこかのお嬢様って感じで着飾っているならともかく、今日は、the町娘というか…クラレンス様にエスコートされるような格好じゃない。迷っていると強引にクラレンス様が腰に手を当ててきたので急いで腕に手をまわした。この間行ったホールではない場所に向かうらしい。
「大丈夫だよ、家のことなら仕方がないし…」
「でも、それじゃせっかく今日行こうねって約束したのに」
「絶対に必要なものがある訳じゃないし、本当に気にしないで?」
「分かった。本当にごめんね!絶対埋め合わせするし、なんか奢るから!!」
「わぁ、楽しみにしてるわー」
走って帰っていったカロル。今日は初めてお屋敷の外に出てカロルに王都を案内してもらう予定だった。急な家の用事で無理になったけど。別れ際になんかメモ貰ったのはいいけど、私まだこっちの世界の文字読めないんだよな。軽い地図が描いてあるからこれに沿って進んでみようか。お屋敷に戻るのもつまんないし。
少し歩いて行くと人通りがある道に出た。出店が出てる通りみたい。食べ物屋さんもあるし、先に行けば八百屋さんっぽいものもあるかもしれない。新しい食材を見つけるチャンスだ。今日はお金は持っていても使えないから買えないけどね。
「やっぱり人混みは疲れるなー」
見慣れない道に人々がいるわけで疲れる。それに加えてみんな身長が高い、正直言って歩く壁を避けながら歩くのは大変。少し休憩しようと道の端に寄った。不意にふらついて隣の人にぶつかってしまう。
「ごめんなさい!」
「問題ない。貴方こそ怪我は?」
「大丈夫です、こちらの不注意で本当に申し訳ございませんでした。」
逆光で全然顔見えないけど、謝って気まずさから立ち去ろうとしたら今度は顔面をぶつけました。二度あることは三度あるのであと一回はある気がしてきた。
「ごめんなさい…。」
「いいえ、こちらこそ不注意で、ん?レミですか?」
「クラレンス様?」
「どうしてこちらに?」
「散歩です。」
なんで散歩?という顔をしてくるので説明したら、めちゃくちゃ心配された。
「ちゃんと帰れますか?」
「帰れますよ、ここ真っすぐしか歩いて来てませんので。」
「そうですか…」
「大丈夫です、心配なさらないで下さい。元々お腹空いたら帰るつもりでした。」
面倒くさくなってきて、もう帰ろうかと思ったらもう一人の人が話かけてきた。
「珍しい事もあるのだな。クラレンスがここまで女と話しているなど初めて見たかもしれん。俺はベルナルドというよろしく頼む。」
「よろしくお願いします…?」
「ふむ、貴方名前は?」
「レミです。」
「レミか、クラレンスのように呼び捨てでも構わないか?」
「好きに呼んで下さい。」
「そうか」
「はい、そろそろ私は帰りますね。」
逃げようと思ったもののうまく行かず何故か二人の職場に連れていかれた。道中、クラレンス様との関係性を根掘り葉掘り聞かれクラレンス様が一人で答えていた。
「ここが職場なんですか?」
「来るのは二回目ですよ。夜と昼では雰囲気が違うかもしれませんが」
「あぁ、あの舞踏会の場所ですね…」
昼に見ようが夜に見ようが豪華絢爛なのは何一つ変わらない。キョロキョロしながら歩いているとクラレンス様がエスコートしようと腕を差し出して来た。これはどうするべきなのか、悩んでいる。舞踏会の時のようにどこかのお嬢様って感じで着飾っているならともかく、今日は、the町娘というか…クラレンス様にエスコートされるような格好じゃない。迷っていると強引にクラレンス様が腰に手を当ててきたので急いで腕に手をまわした。この間行ったホールではない場所に向かうらしい。
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