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プロローグ
きっかけ
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春休みが近づいたある日の放課後、テッペイとアキラは休み中の旅行のことで話をしていた。
「今度の休みはよぉ、オホーツクの方行って見ねぇ?」
こう言うのは茶髪で太っちょのアキラ。
「へ? オホーツク? 何で?」
そう聞き返すのは、黒髪でスラッとした少年のテッペイ。彼ら二人は鉄道好き同士気が合う小学生時代から大の仲 良しである。
聞かれたテッペイはスマートフォンにあるSNSを映し出して見せる。それには海に大きなこぶかドームのようなものと思われる写真が添付されている。その下には、「オホーツク海に謎の巨大生物出現か?」というセンセーショナルな文が掲載されていた。
「ん、何これ?」
「ん、ああ。これに書いてあっけど珍しい生き物なんじゃね」
そんな話をしていると、髪に青いメッシュを入れた少女が声をかけてくる。
「よっ、テッパク。相変わらず鉄オタしてんの?」
このクラスの中には、テッペイをこんなあだ名で呼ぶ生徒もいる。テッパクとは埼玉県さいたま市内にある鉄道博物館のこと。つまり、テッペイとそのテッパク(鉄博)をかけたものなのである。
「おう、リエか。今な、オホーツク行こうかって話してたとこだ」
「あー、あれかぁ。確かに行きたいよね~」
すらっとした容姿のリエはクラスの中でよく知られたキャンプ好き。しかもソロキャン派ときている。彼女もスマホを取り出して、オホーツクの写真を見て同意する。
「お、何だよお前らも行くのか? だったらさぁ……」
「えぇ、でもお金ないじゃん」
「そこを何とか! 金なら出すから!」
「じゃあさ、ちょっと待っといてくんね? あたしらも親に相談すっから」
「おっけー、頼むぜ!」
こうして、三人は計画を立てた上で両親に相談した。すると……。
「いいじゃない。行ってきなさいよ」
意外にもあっさり許可が出たのだ。
「マジで!?」
「うん。だってあんたら、去年は修学旅行行けなかったんだしさ。せっかくだから行ってきたら?」
「ありがとう母さん!」
「うわーいやったね♪」
「っしゃ! じゃあ計画立てるぞ!」
こうして三人組は、早速計画を練った。
「今度の休みはよぉ、オホーツクの方行って見ねぇ?」
こう言うのは茶髪で太っちょのアキラ。
「へ? オホーツク? 何で?」
そう聞き返すのは、黒髪でスラッとした少年のテッペイ。彼ら二人は鉄道好き同士気が合う小学生時代から大の仲 良しである。
聞かれたテッペイはスマートフォンにあるSNSを映し出して見せる。それには海に大きなこぶかドームのようなものと思われる写真が添付されている。その下には、「オホーツク海に謎の巨大生物出現か?」というセンセーショナルな文が掲載されていた。
「ん、何これ?」
「ん、ああ。これに書いてあっけど珍しい生き物なんじゃね」
そんな話をしていると、髪に青いメッシュを入れた少女が声をかけてくる。
「よっ、テッパク。相変わらず鉄オタしてんの?」
このクラスの中には、テッペイをこんなあだ名で呼ぶ生徒もいる。テッパクとは埼玉県さいたま市内にある鉄道博物館のこと。つまり、テッペイとそのテッパク(鉄博)をかけたものなのである。
「おう、リエか。今な、オホーツク行こうかって話してたとこだ」
「あー、あれかぁ。確かに行きたいよね~」
すらっとした容姿のリエはクラスの中でよく知られたキャンプ好き。しかもソロキャン派ときている。彼女もスマホを取り出して、オホーツクの写真を見て同意する。
「お、何だよお前らも行くのか? だったらさぁ……」
「えぇ、でもお金ないじゃん」
「そこを何とか! 金なら出すから!」
「じゃあさ、ちょっと待っといてくんね? あたしらも親に相談すっから」
「おっけー、頼むぜ!」
こうして、三人は計画を立てた上で両親に相談した。すると……。
「いいじゃない。行ってきなさいよ」
意外にもあっさり許可が出たのだ。
「マジで!?」
「うん。だってあんたら、去年は修学旅行行けなかったんだしさ。せっかくだから行ってきたら?」
「ありがとう母さん!」
「うわーいやったね♪」
「っしゃ! じゃあ計画立てるぞ!」
こうして三人組は、早速計画を練った。
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