金色の魔術師

山喰 タウ

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プロローグ

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皆さんは、いつも朝起きるのは、辛くないだろうか俺はもちろん辛い。しかし、俺は無理やり起こされるのだった。


   「ほーらけんご早く起きなさいよね!」


  「なんだよまだねみーよ」

   そう言いながら俺は少しずつ目を開け、声の主を見た。

  「もう早くしないと私が学校に遅れるでしょ」

  俺のベッドの横に立っている少女は、腰に手をあてながらそう答えた。

  「それだったら先に行ってろよ」

  俺は少し面倒くさいのでそう答えた。

  「べ、別にわたしは先に行ってもいいんだけどけんごが一緒にいきたいだろうなぁと思って待っててあげてるの」

  「はぁ、わかったよちょっと待ってろよ」

  「しょーがないから待っててあげる」

  少女は、そう言いながら部屋から出ていった。
  
ちなみに説明が遅れたが俺の名前は五条憲護だ。
そしてさっきの少女は俺の双子の妹の五条真由だ。

こうして俺の朝は始まる。

  「あ~あ今日もめんどくせいな」

俺は、そう言いながら真由と一緒に学校に向かって歩いていると学校が見えてきた。

 そしてここが、俺達の通っているパラディンスクールだ。 ここで6年間学び学科に合わせた職業につく。 ちなみに俺たちは魔術科の三年である。

俺達が校門を過ぎると誰かがケンカをしていた。よくみると、おなじクラスの平木流火と上野響だった。

  あの二人に関わるとろくなことにならない。しかし、真由は気になるようなので話だけ聞くことにした。そして二人に話を聞くとどうやら流火が響のノートを借りパクしたらしい。

 「流火君早く僕のノート返してくださいよ!」

 「ごめんあと一日だけ待ってくれ!」

 そういうと流火は走り出した。そして、

「 我が使う力は風。風のごとき疾さとその恩恵を我が物に、烈足 」

と詠唱をし、風の翼で逃げて行った。しかし、流火が詠唱を始めると同時に響も詠唱を始めた。

「 我が使う力を闇。彼の者の動きを止めよ、束縛の鎖」

その魔術名を聞いた時俺は、少し焦った。 なぜならそれは半径100 M 以内のものの動きを全て止めるものだったからだ。

「遅刻するとめんどいしなぁ。真由俺の近くにいろよ」

 「わかったわよ」

  俺は、真由が近くに来るのを確認するのと同時に術を発動した。

 「 全てを打ち消せ霊術ロストエナジー」

  術が発動すると同時に響の魔術を打ち消した。

 「なんとか無事防げたな」

 「うん。ありがとね憲護」

 「まぁ妹を守るのも兄の役目だからな」

  俺達がそう話していると後ろから女の子二人が走ってきた。

 「真由に五条君おはよう」

 「また二人一緒なんだね」

そう言いながら女の子二人は真由の横に来た。
この二人も俺達と同じ学年の天野星南と藤原絢夏だ。

 「そういえば今日小テストがあるよ」

天野は思い出したように言った。

 「じゃあ真由急がないと!」

 「わかった。憲護早く走ろう」

真由はそう言うと俺の手をつかみ走り出した。

「真由引っ張るなって!」

俺達はなんとか無事学校に着き各自の教室に向かった。ちなみに俺は一組で真由達は三組だ。この学校は一学年十組まであるので学年全員の名前は、覚えられない。



こうして俺の一日が始まるのだった。
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