58 / 243
第六章:続、Vtunerデビューの準備
キャラ名と色分け
世界初の男性Vtuner、VividColorsからデビューする四人の名前は、あきら、えいじ、しょうた、おさむに決まった。
名字は安藤とし、四つ子と設定した。
長男、安藤治。イメージカラーは紫色。
次男、安藤旭。イメージカラーは赤色。
三男、安藤英知。イメージカラーは黄色。
四男、安藤翔太。イメージカラーは桜色。
イメージカラーは、100の質問で回答していた冠位十二階に由来する色を候補として挙げていたが、詳しく調べてみると冠位十二階という制度そのものはすぐに改定され、七色十三階冠とされた後も時代によって制度が複雑に変動し、色も変化している。
加えて、単純に上から順番に色を選んでしまうと四人全体のバランスがあまり良くない。全員が同じ絵に収まっているとして全体の色味を考えてみると、紫と赤と黄色と桜色はちょうど良い塩梅になった。
伊吹はあと二人いたら残りの色は青と緑だっただろうと思ったが、自分が六人のキャラを使い分ける自信がないので口には出さなかった。
「名前の由来については置いておくとして、全員呼びやすい名前だし、男性の名前として違和感もないし、いいと想う」
「元一期生や元二期生の名前みたいにゴテゴテしてないし、本当に存在しそうな名前で良いと思います」
燈子と藍子からの評価も悪くない。
「イラストの中から一つ選んで、髪型と服の色で四種類に分けてもらえる?」
「了解。着物姿自体はもう描き上がってるから、あとはどのイラストを元にするか決めるだけね」
燈子が十数枚のイラストをテーブルの上に並べて、それぞれ見比べている。
「この羽織袴のが良いと思う。で、袴の色を差分にするのはどうかな。
今は服装を一種類用意するので十分だけど、後々は浴衣とか着流しとか、正月には紋付き袴でご挨拶、とか出来たらいいな」
「季節ごとにアバターを変えるのは大変だろうけど、ここで河本さん達の会社を買収する価値が出て来るってことね」
「もちろん燈子さんにも頑張ってもらわないとだけど」
任せなさい、と燈子が笑顔で答える。
「伊吹さん、家紋はどうされます?」
伊吹は藍子に家紋について問われ、答えに詰まる。
そこまで考えていなかったのだ。紋付き袴の紋は家紋の紋である。
「うーん、既存の安藤家の家紋を勝手に使う訳にはいかないしな。
新たに作ります?」
「独自の家紋を作る、ですか。考えた事もなかったな……」
新たに作るにしても、既存のものとの被りがないかを確認する必要がある。なかなか大変な作業となるだろう。
「うーん、とこちゃんに丸投げ-」
急に面倒臭くなって来た伊吹は、人任せにしてソファーに寝転がる。
100の質問に答え、四人分の名前を考えた事で、伊吹の頭は機能低下中だ。
「ちょっと! だいたいこういう感じっていう取っ掛かりくらい考えてよね!
こっちはイラスト考えたんだから。ってかまだ動画の編集だってしなきゃならないんだから!!」
「じゃああーちゃんお願いー」
「ひゃ、ひゃい!!」
藍子は伊吹にあーちゃんと呼ばれ、ソファーから勢い良く立ち上がり気を付けをして返事をする。
「もう、お兄さんってば、あーちゃんをからかわないで!
あーちゃんは今から弁護士と税理士と色々手続きの相談して来なきゃなんだからね!」
そんなやり取りをしていると、藍子が出掛ける時間となってしまった。
名字は安藤とし、四つ子と設定した。
長男、安藤治。イメージカラーは紫色。
次男、安藤旭。イメージカラーは赤色。
三男、安藤英知。イメージカラーは黄色。
四男、安藤翔太。イメージカラーは桜色。
イメージカラーは、100の質問で回答していた冠位十二階に由来する色を候補として挙げていたが、詳しく調べてみると冠位十二階という制度そのものはすぐに改定され、七色十三階冠とされた後も時代によって制度が複雑に変動し、色も変化している。
加えて、単純に上から順番に色を選んでしまうと四人全体のバランスがあまり良くない。全員が同じ絵に収まっているとして全体の色味を考えてみると、紫と赤と黄色と桜色はちょうど良い塩梅になった。
伊吹はあと二人いたら残りの色は青と緑だっただろうと思ったが、自分が六人のキャラを使い分ける自信がないので口には出さなかった。
「名前の由来については置いておくとして、全員呼びやすい名前だし、男性の名前として違和感もないし、いいと想う」
「元一期生や元二期生の名前みたいにゴテゴテしてないし、本当に存在しそうな名前で良いと思います」
燈子と藍子からの評価も悪くない。
「イラストの中から一つ選んで、髪型と服の色で四種類に分けてもらえる?」
「了解。着物姿自体はもう描き上がってるから、あとはどのイラストを元にするか決めるだけね」
燈子が十数枚のイラストをテーブルの上に並べて、それぞれ見比べている。
「この羽織袴のが良いと思う。で、袴の色を差分にするのはどうかな。
今は服装を一種類用意するので十分だけど、後々は浴衣とか着流しとか、正月には紋付き袴でご挨拶、とか出来たらいいな」
「季節ごとにアバターを変えるのは大変だろうけど、ここで河本さん達の会社を買収する価値が出て来るってことね」
「もちろん燈子さんにも頑張ってもらわないとだけど」
任せなさい、と燈子が笑顔で答える。
「伊吹さん、家紋はどうされます?」
伊吹は藍子に家紋について問われ、答えに詰まる。
そこまで考えていなかったのだ。紋付き袴の紋は家紋の紋である。
「うーん、既存の安藤家の家紋を勝手に使う訳にはいかないしな。
新たに作ります?」
「独自の家紋を作る、ですか。考えた事もなかったな……」
新たに作るにしても、既存のものとの被りがないかを確認する必要がある。なかなか大変な作業となるだろう。
「うーん、とこちゃんに丸投げ-」
急に面倒臭くなって来た伊吹は、人任せにしてソファーに寝転がる。
100の質問に答え、四人分の名前を考えた事で、伊吹の頭は機能低下中だ。
「ちょっと! だいたいこういう感じっていう取っ掛かりくらい考えてよね!
こっちはイラスト考えたんだから。ってかまだ動画の編集だってしなきゃならないんだから!!」
「じゃああーちゃんお願いー」
「ひゃ、ひゃい!!」
藍子は伊吹にあーちゃんと呼ばれ、ソファーから勢い良く立ち上がり気を付けをして返事をする。
「もう、お兄さんってば、あーちゃんをからかわないで!
あーちゃんは今から弁護士と税理士と色々手続きの相談して来なきゃなんだからね!」
そんなやり取りをしていると、藍子が出掛ける時間となってしまった。
あなたにおすすめの小説
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!