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第九章:事業拡大
副社長の生配信:VC副社長がミラー配信をするようです(後)
今すぐ立証は出来ないが、容認している訳ではないと釘を刺しておく。でないと真似する人間が世界中に発生してしまうからだ。
≪ネットでイサオアールが男性の声を不正利用か、という記事が出てます≫
≪私の声って言っちゃったw≫
≪YoungNatterでイサオアールの社長が知らないって声明出してる≫
≪安藤家の中の人=副社長なんだから私の声ってのはおかしくない≫
≪知らないじゃ済まされないでしょうwww≫
≪四兄弟が好きですけど副社長の方がもーっと好きです!≫
「アバターの動き自体は良いですね、よほど良い機材をお使いのようです」
≪もしや流出したVividColorsの最新機器を手に入れた??≫
≪他人の力借りないと戦えない時点で負けてるのよ≫
≪他人の力盗まないと、の間違い≫
≪ハム子割と好きだったんだけどなぁ≫
≪みんなで通報しよう!≫
≪イサオアールの闇を暴け!!≫
「まだ一ヶ月続く勝負の初日なんですから、もうちょっと様子見ませんか?
明日はご自分の力で配信されるかも知れません。見守ってあげましょう」
伊吹は自分の声が使われている事自体は、それほど気にしていない。
それよりも、ハム子が最初から劣勢であり、勝利する可能性が著しく低いのにも関わらず勝負を挑んできた理由について興味がある。
何らかの秘策があるのか、それともそうせざるを得ない事情があるのか。
伊吹はその理由を知りたいと思っている。
『見て いルの か VividColors ノ やmた の おろ チヨ
私 ノ ぎぃじゅつ ニ おそ れ オノ ノ いて イル ん だろう?』
≪呆れ返ってるよwww≫
≪もうハム子が実写で喋ってる方が視聴者集まるのでは≫
≪口数少ないよ何してんの!!≫
≪アバター操作してるのも喋らせてるのもハム子一人でやってんのかな?≫
≪誰か止めなかったのかよ……≫
≪何がハム子をここまでさせているんだろうか≫
伊吹はVCスタジオの技術者へ合図を送り、配信画面に映っている実写の伊吹だけを旭のアバターへと変える。
左下で小さく表示されていた枠を、スサノオより少し大きいくらいに広げる。
「君の技術力ってのはちょーっと何言ってんのか分かんなんだけど?」
≪へぇっ!? 現実空間に旭きゅんが!?≫
≪後ろに緑の布がなくても大丈夫なの!?≫
≪何で今最新技術見せちゃうの! 投げ銭出来ないにゃん!!≫
≪こんなん勝てる訳なくないか??≫
≪カメラの前を治様が横切られた!?≫
≪旭君の肩に乗ってる手ってお衣装の色から言って英知君では!?≫
≪ちょっと待って何でショタきゅんだけ出て来てくれないの??≫
≪安藤四兄弟はいまぁぁぁす!!≫
『お ノれ めんヨぉな!
きさⅿぁら などぉ こノ くさ ナ Giの つる Giで ま ぷ たツ に しteく れぃる!!』
「いや八岐大蛇を草薙の剣で真っ二つにするのは無理でしょ」
伊吹は思わず旭としてではなく、素でツッコミを入れてしまう。
≪ヤマタノオロチの尻尾から出てくる剣なんですが??≫
≪真っ二つにしても四つ首の怪物が二体になるだけだがwww≫
≪聞き取りにくいから普通に喋ってほしい≫
≪話すまでに時間掛かり過ぎてアクビが出ちゃうぜ≫
≪ってかスサノオって皇王家のご先祖様でしょ?≫
≪宮内省が準備運動をしています≫
VividColors側の配信画面ににゅっと人の右手が伸びて来て、パチンと指を鳴らす。
すると、配信画面内で好き勝手にわちゃわちゃしていた治と旭と英知の動きがピタっと止まる。
≪えっ、何?≫
≪ずっと見てたかったですにゃ……≫
≪時が止まった≫
≪止まってるお姿もきゃわわ≫
≪何が起こるの?≫
≪ざわざわ≫
指を鳴らした右手が、配信画面に手を開いた状態で甲を見せ、右から左へと画面内をなぞっていく。
「みんなきーえろっ」
すると、なぞられたキャラから順番に姿を消していく。
≪消しちゃいやーーーーーー!!≫
≪らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!≫
≪だめだめだめだめだめだめだめだめ≫
≪そんなのないよ!!≫
≪うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!≫
≪何ナニいつから怖い映画になったの!?≫
そしてカメラの画角に翔太が入り込み、先ほどまで旭が座っていた椅子へと腰を下ろす。
「配信画面内に存在するのはボク一人でいいよね?」
≪良いけどらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!≫
≪何かめちゃくちゃ複雑な感情がぁぁぁ!!≫
≪中学生のうちの子が泣いています責任取って貰って下さいついでに私も≫
≪何これ超怖いんだが? 恐ろしんだが??≫
≪手のひら向けられただけで人が消えちゃうのはダメでしょ≫
「さて、画面に映っているボクらという存在は、結局は作られ操られている存在でしかないという事が分かってもらえたと思う。
この世界に安藤さん家の四兄弟は存在しない。が、存在しているかのように見せる技術は存在する。
この技術を使えば、高品質な映画を撮影する事も、実現不可能な小説の実写化も、見た事もないアニメも、思うがままに作れる。かも知れない。
この技術に興味ない? 映像の製作依頼や技術相談、または技術者としてボクと一緒に働きたいって人は、リンクを貼ってるからそちらを確認してね」
≪突然のお仕事募集告知と技術者募集告知w≫
≪もうミラー配信とかいうの関係なくなってるw≫
≪いつの間にか向こうの生配信終わってるしねwww≫
≪さすがに見逃し配信はしないだろうねぇw≫
≪イサオアールの社長が配信部屋に突入して強制終了させた模様≫
≪マジかよ伝説じゃんwww≫
「ミラーすべき配信が終わっちゃったので、ボクもこれで失礼するよ。
じゃあね、子猫ちゃん達ぃ~。
あっしたー。お疲れしたー」
◇本日の配信は終了しました◇
◇またのお越しをお待ちしております◇
≪ネットでイサオアールが男性の声を不正利用か、という記事が出てます≫
≪私の声って言っちゃったw≫
≪YoungNatterでイサオアールの社長が知らないって声明出してる≫
≪安藤家の中の人=副社長なんだから私の声ってのはおかしくない≫
≪知らないじゃ済まされないでしょうwww≫
≪四兄弟が好きですけど副社長の方がもーっと好きです!≫
「アバターの動き自体は良いですね、よほど良い機材をお使いのようです」
≪もしや流出したVividColorsの最新機器を手に入れた??≫
≪他人の力借りないと戦えない時点で負けてるのよ≫
≪他人の力盗まないと、の間違い≫
≪ハム子割と好きだったんだけどなぁ≫
≪みんなで通報しよう!≫
≪イサオアールの闇を暴け!!≫
「まだ一ヶ月続く勝負の初日なんですから、もうちょっと様子見ませんか?
明日はご自分の力で配信されるかも知れません。見守ってあげましょう」
伊吹は自分の声が使われている事自体は、それほど気にしていない。
それよりも、ハム子が最初から劣勢であり、勝利する可能性が著しく低いのにも関わらず勝負を挑んできた理由について興味がある。
何らかの秘策があるのか、それともそうせざるを得ない事情があるのか。
伊吹はその理由を知りたいと思っている。
『見て いルの か VividColors ノ やmた の おろ チヨ
私 ノ ぎぃじゅつ ニ おそ れ オノ ノ いて イル ん だろう?』
≪呆れ返ってるよwww≫
≪もうハム子が実写で喋ってる方が視聴者集まるのでは≫
≪口数少ないよ何してんの!!≫
≪アバター操作してるのも喋らせてるのもハム子一人でやってんのかな?≫
≪誰か止めなかったのかよ……≫
≪何がハム子をここまでさせているんだろうか≫
伊吹はVCスタジオの技術者へ合図を送り、配信画面に映っている実写の伊吹だけを旭のアバターへと変える。
左下で小さく表示されていた枠を、スサノオより少し大きいくらいに広げる。
「君の技術力ってのはちょーっと何言ってんのか分かんなんだけど?」
≪へぇっ!? 現実空間に旭きゅんが!?≫
≪後ろに緑の布がなくても大丈夫なの!?≫
≪何で今最新技術見せちゃうの! 投げ銭出来ないにゃん!!≫
≪こんなん勝てる訳なくないか??≫
≪カメラの前を治様が横切られた!?≫
≪旭君の肩に乗ってる手ってお衣装の色から言って英知君では!?≫
≪ちょっと待って何でショタきゅんだけ出て来てくれないの??≫
≪安藤四兄弟はいまぁぁぁす!!≫
『お ノれ めんヨぉな!
きさⅿぁら などぉ こノ くさ ナ Giの つる Giで ま ぷ たツ に しteく れぃる!!』
「いや八岐大蛇を草薙の剣で真っ二つにするのは無理でしょ」
伊吹は思わず旭としてではなく、素でツッコミを入れてしまう。
≪ヤマタノオロチの尻尾から出てくる剣なんですが??≫
≪真っ二つにしても四つ首の怪物が二体になるだけだがwww≫
≪聞き取りにくいから普通に喋ってほしい≫
≪話すまでに時間掛かり過ぎてアクビが出ちゃうぜ≫
≪ってかスサノオって皇王家のご先祖様でしょ?≫
≪宮内省が準備運動をしています≫
VividColors側の配信画面ににゅっと人の右手が伸びて来て、パチンと指を鳴らす。
すると、配信画面内で好き勝手にわちゃわちゃしていた治と旭と英知の動きがピタっと止まる。
≪えっ、何?≫
≪ずっと見てたかったですにゃ……≫
≪時が止まった≫
≪止まってるお姿もきゃわわ≫
≪何が起こるの?≫
≪ざわざわ≫
指を鳴らした右手が、配信画面に手を開いた状態で甲を見せ、右から左へと画面内をなぞっていく。
「みんなきーえろっ」
すると、なぞられたキャラから順番に姿を消していく。
≪消しちゃいやーーーーーー!!≫
≪らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!≫
≪だめだめだめだめだめだめだめだめ≫
≪そんなのないよ!!≫
≪うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!≫
≪何ナニいつから怖い映画になったの!?≫
そしてカメラの画角に翔太が入り込み、先ほどまで旭が座っていた椅子へと腰を下ろす。
「配信画面内に存在するのはボク一人でいいよね?」
≪良いけどらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!≫
≪何かめちゃくちゃ複雑な感情がぁぁぁ!!≫
≪中学生のうちの子が泣いています責任取って貰って下さいついでに私も≫
≪何これ超怖いんだが? 恐ろしんだが??≫
≪手のひら向けられただけで人が消えちゃうのはダメでしょ≫
「さて、画面に映っているボクらという存在は、結局は作られ操られている存在でしかないという事が分かってもらえたと思う。
この世界に安藤さん家の四兄弟は存在しない。が、存在しているかのように見せる技術は存在する。
この技術を使えば、高品質な映画を撮影する事も、実現不可能な小説の実写化も、見た事もないアニメも、思うがままに作れる。かも知れない。
この技術に興味ない? 映像の製作依頼や技術相談、または技術者としてボクと一緒に働きたいって人は、リンクを貼ってるからそちらを確認してね」
≪突然のお仕事募集告知と技術者募集告知w≫
≪もうミラー配信とかいうの関係なくなってるw≫
≪いつの間にか向こうの生配信終わってるしねwww≫
≪さすがに見逃し配信はしないだろうねぇw≫
≪イサオアールの社長が配信部屋に突入して強制終了させた模様≫
≪マジかよ伝説じゃんwww≫
「ミラーすべき配信が終わっちゃったので、ボクもこれで失礼するよ。
じゃあね、子猫ちゃん達ぃ~。
あっしたー。お疲れしたー」
◇本日の配信は終了しました◇
◇またのお越しをお待ちしております◇
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