214 / 243
第十五章:結婚式
お香
入浴が終わった後、新しい白装束を着せられた伊吹は、また巫女装束に着替えた少女達に手を引かれて皇宮内の別の建物へと連れて行かれた。
気絶した少女を省いた六人の少女が付き添い、広間へ案内される。
ちなみに、智枝も伊吹と同じ白装束だ。
伊吹が用意された座布団に座ると、侍女服を着たおば……、淑女達が広間の前までお膳を運んで来た。
六人の少女達が廊下へ出て、侍女達からそれぞれのお膳を受け取る。そして自分の座布団の前へとお膳を置いた。
(えっと、俺の分はないパターン?)
伊吹が戸惑っていると、一人の少女が立ち上がり、自分のお膳を運んで来て伊吹の対面に座り、箸で魚をほぐして伊吹の口元へ運ぶ。
伊吹が智枝へ視線を向けると、小さく頷いてみせた。
(儀式だから食べろと。はいはい)
すでに少女四人と肌を重ねた事もあり、伊吹は仕方なく口を開けて少女の箸を受け入れ、もぐもぐと咀嚼した。
すると、その少女は伊吹に使ったお箸を使い、箸で魚を取って自らの口に入れた。そして伊吹の目を見つめながら、もぐもぐと咀嚼する。こくりと嚥下すると伊吹へ一礼して、お膳を持って元いた場所へと戻って行った。
また別の少女がお膳を持って伊吹の前に座り、ご飯を取って伊吹の口元へ運ぶ。咀嚼する伊吹を見つめながら、少女はご飯を口にし、同じく咀嚼する。そして嚥下すると、一礼して元いた場所に戻っていく。
また別の少女が伊吹の口元へ湯呑を運び、伊吹が口に含んだ後にその湯呑で自らもお茶を飲んだ。
これが、少女達六人分のお膳の上の全ての食べ物がなくなるまで、何度も繰り返された。
夕食後、伊吹は少女の膝枕で歯磨きをされている。あーと口を開け、丁寧にごしごしと磨かれる。伊吹はもはや何も抵抗せず、疑問も口にしない。
伊吹は少女が差し出した柄杓で水を口に含み、口をすすいだあと、別の少女が用意した受け皿へ吐き出す。部屋の外で待機していた侍女へ受け皿が渡さた。
(さすがに飲まないよな……)
伊吹は少し安心した。
寝るにはまだ早い時間帯。侍女が用意した香炉を少女が受け取った。広間内に甘く濃厚な香りが広がっていく。
伊吹は香炉の香りが火が焚かれている時の香り、そして風呂場で全身に塗られたオイルの香りに似ている事に気付いた。
(性欲を高めるお香……?)
伊吹のやる気がまた高まってくる。が、それと同時にすでに四人も気絶させてしまった事も思い出し、我に返ってしまった。
(いやいやいや、俺明日結婚式なんだが!? ってか結婚式の前の儀式で他の女を抱くのがこの世界の常識なのか!?
女の子達が合意の上だとしても、さすがに皇宮内でこんな事して大丈夫なのか!?)
伊吹がぐるぐると思考の渦に囚われていると、智枝が抱き着いてキスをねだって来た。
「突然どうした?」
智枝は伊吹に抱き着いて、その慎ましい胸を精一杯押し付ける。
「そう深くお考えになられず、ただこの感触を、この香りを、この時を、感じるままにして下さい」
その言葉がきっかけだったかのように、少女達が伊吹の手や身体に自らの身体を押し付けて来る。
智枝が再び部屋の隅に控えると、伊吹は全身少女まみれになる。お香の香りか、少女達の体臭か。状況も相まって、伊吹の心が徐々に霞がかっていく。
「皆さん、伊吹様はまだまだお力を残されています。
さぁ、子種を授けて頂きなさい」
そしてその晩、七人が伊吹によって気絶させられた。
気絶した少女を省いた六人の少女が付き添い、広間へ案内される。
ちなみに、智枝も伊吹と同じ白装束だ。
伊吹が用意された座布団に座ると、侍女服を着たおば……、淑女達が広間の前までお膳を運んで来た。
六人の少女達が廊下へ出て、侍女達からそれぞれのお膳を受け取る。そして自分の座布団の前へとお膳を置いた。
(えっと、俺の分はないパターン?)
伊吹が戸惑っていると、一人の少女が立ち上がり、自分のお膳を運んで来て伊吹の対面に座り、箸で魚をほぐして伊吹の口元へ運ぶ。
伊吹が智枝へ視線を向けると、小さく頷いてみせた。
(儀式だから食べろと。はいはい)
すでに少女四人と肌を重ねた事もあり、伊吹は仕方なく口を開けて少女の箸を受け入れ、もぐもぐと咀嚼した。
すると、その少女は伊吹に使ったお箸を使い、箸で魚を取って自らの口に入れた。そして伊吹の目を見つめながら、もぐもぐと咀嚼する。こくりと嚥下すると伊吹へ一礼して、お膳を持って元いた場所へと戻って行った。
また別の少女がお膳を持って伊吹の前に座り、ご飯を取って伊吹の口元へ運ぶ。咀嚼する伊吹を見つめながら、少女はご飯を口にし、同じく咀嚼する。そして嚥下すると、一礼して元いた場所に戻っていく。
また別の少女が伊吹の口元へ湯呑を運び、伊吹が口に含んだ後にその湯呑で自らもお茶を飲んだ。
これが、少女達六人分のお膳の上の全ての食べ物がなくなるまで、何度も繰り返された。
夕食後、伊吹は少女の膝枕で歯磨きをされている。あーと口を開け、丁寧にごしごしと磨かれる。伊吹はもはや何も抵抗せず、疑問も口にしない。
伊吹は少女が差し出した柄杓で水を口に含み、口をすすいだあと、別の少女が用意した受け皿へ吐き出す。部屋の外で待機していた侍女へ受け皿が渡さた。
(さすがに飲まないよな……)
伊吹は少し安心した。
寝るにはまだ早い時間帯。侍女が用意した香炉を少女が受け取った。広間内に甘く濃厚な香りが広がっていく。
伊吹は香炉の香りが火が焚かれている時の香り、そして風呂場で全身に塗られたオイルの香りに似ている事に気付いた。
(性欲を高めるお香……?)
伊吹のやる気がまた高まってくる。が、それと同時にすでに四人も気絶させてしまった事も思い出し、我に返ってしまった。
(いやいやいや、俺明日結婚式なんだが!? ってか結婚式の前の儀式で他の女を抱くのがこの世界の常識なのか!?
女の子達が合意の上だとしても、さすがに皇宮内でこんな事して大丈夫なのか!?)
伊吹がぐるぐると思考の渦に囚われていると、智枝が抱き着いてキスをねだって来た。
「突然どうした?」
智枝は伊吹に抱き着いて、その慎ましい胸を精一杯押し付ける。
「そう深くお考えになられず、ただこの感触を、この香りを、この時を、感じるままにして下さい」
その言葉がきっかけだったかのように、少女達が伊吹の手や身体に自らの身体を押し付けて来る。
智枝が再び部屋の隅に控えると、伊吹は全身少女まみれになる。お香の香りか、少女達の体臭か。状況も相まって、伊吹の心が徐々に霞がかっていく。
「皆さん、伊吹様はまだまだお力を残されています。
さぁ、子種を授けて頂きなさい」
そしてその晩、七人が伊吹によって気絶させられた。
あなたにおすすめの小説
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!