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第5章〜ライアン〜
第44話
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ヴィンが扉を開けると、そこは中庭のようだった。
そして大勢の兵士が待ち構えており、中心にいた人物が口を開く。
「これはこれは…最強と言われるアルメリア海賊団の船長殿が釣れるとは」
「俺の仲間達はどこだ」
兵士たちはニヤニヤ笑いながらアイク達を連れてきた。
麻袋に入れられた状態で縛られたアイク達3人は、物のようにその場に放り出される。
まだ辛うじて息はあるようだが顔を上げることもできない様子だ。
「目的はなんだ、俺たちを捕らえることか」
怒りを抑えて問いかけるヴィンに、兵士たちは剣を振り上げながら答えた。
「そうさ、お前らを海軍に引き渡せば懸賞金も名声も手に入る。その前にお宝も頂こうというわけさ!」
そう言って兵士がアイク達へ剣を振り下ろした瞬間、イクスが駆け出しヴィンも刀を抜く。
素早さだけならヴィンよりもイクスの方が上、彼は一気に距離を詰めるとアイク達に剣を向けていた兵士に斬りかかる。
「この人数相手にたった二人でどうにかなると思ってるのか!」
「もちろん。あなた方こそお喋りしている暇があるとでも?」
イクスが二本の刀を振るえばあっという間に兵士たちが斬り伏せられていく。
「お前ら何してる、さっさと船長の首を…!」
指揮官らしき男はイクスの攻撃に耐えながら部下に声を掛けるが、視線を向けると誰も動かずにいる事に気づいた。
「どうしたお前ら、この首が欲しいんだろう。俺の首は一つしかないぞ、さあ刈り取って見せろ」
ヴィンはまだ剣を振るっていない、ただ背中から抜いて肩に担いでいるだけ。
にも関わらず、誰一人斬りかかれずにいた…鍛えられた戦士のはずなのに気圧されているのだ。
「来ないならこちらから行くぞ」
ヴィンは長剣を振るった。
兵士たちが慌てて構えるが既に遅い、みな一太刀食らうだけで動かなくなっていく。
「どうした、俺たちに喧嘩を売っておいてこの程度か」
「舐められたものですね」
指揮官をアイク達から遠ざけたところで、イクスは力を入れて切りかかった。
「ぐあぁ!!」
その場に立っているのはヴィンとイクスだけになり、指揮官は呻き声をあげる。
「くそっ…」
ヴィンが歩み寄り、その首に剣先を向けると指揮官は苦しげに笑った。
「はっ、はは…余裕でいられるのも今のうちだ…今頃お前らの船は…」
その時、遠くから爆発音が複数聞こえヴィンとイクスは顔を上げる。
そして大勢の兵士が待ち構えており、中心にいた人物が口を開く。
「これはこれは…最強と言われるアルメリア海賊団の船長殿が釣れるとは」
「俺の仲間達はどこだ」
兵士たちはニヤニヤ笑いながらアイク達を連れてきた。
麻袋に入れられた状態で縛られたアイク達3人は、物のようにその場に放り出される。
まだ辛うじて息はあるようだが顔を上げることもできない様子だ。
「目的はなんだ、俺たちを捕らえることか」
怒りを抑えて問いかけるヴィンに、兵士たちは剣を振り上げながら答えた。
「そうさ、お前らを海軍に引き渡せば懸賞金も名声も手に入る。その前にお宝も頂こうというわけさ!」
そう言って兵士がアイク達へ剣を振り下ろした瞬間、イクスが駆け出しヴィンも刀を抜く。
素早さだけならヴィンよりもイクスの方が上、彼は一気に距離を詰めるとアイク達に剣を向けていた兵士に斬りかかる。
「この人数相手にたった二人でどうにかなると思ってるのか!」
「もちろん。あなた方こそお喋りしている暇があるとでも?」
イクスが二本の刀を振るえばあっという間に兵士たちが斬り伏せられていく。
「お前ら何してる、さっさと船長の首を…!」
指揮官らしき男はイクスの攻撃に耐えながら部下に声を掛けるが、視線を向けると誰も動かずにいる事に気づいた。
「どうしたお前ら、この首が欲しいんだろう。俺の首は一つしかないぞ、さあ刈り取って見せろ」
ヴィンはまだ剣を振るっていない、ただ背中から抜いて肩に担いでいるだけ。
にも関わらず、誰一人斬りかかれずにいた…鍛えられた戦士のはずなのに気圧されているのだ。
「来ないならこちらから行くぞ」
ヴィンは長剣を振るった。
兵士たちが慌てて構えるが既に遅い、みな一太刀食らうだけで動かなくなっていく。
「どうした、俺たちに喧嘩を売っておいてこの程度か」
「舐められたものですね」
指揮官をアイク達から遠ざけたところで、イクスは力を入れて切りかかった。
「ぐあぁ!!」
その場に立っているのはヴィンとイクスだけになり、指揮官は呻き声をあげる。
「くそっ…」
ヴィンが歩み寄り、その首に剣先を向けると指揮官は苦しげに笑った。
「はっ、はは…余裕でいられるのも今のうちだ…今頃お前らの船は…」
その時、遠くから爆発音が複数聞こえヴィンとイクスは顔を上げる。
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