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第5章〜ライアン〜
第52話
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もう1隻いる海軍に向けて第二弾を打たせようとするのを、シリウスは必死に止める。
「やめてってば!!ていうかなんでもう一個あるの?!」
試作で一つ使い、毒薬以上の威力を見て使用禁止になったシロモノ。
あの時はあと一つだけあると言っていたはず。
「ふふふ、この私が傑作をそのままにしておくわけ無いじゃないですか。さらに改良を加えたものがあるのですよ」
「勝手に増やさないでよー!!」
一方の海軍も混乱していた。
たった一撃で戦艦が一つ消えたのだ…燃える間もないほど一気に爆発し、海の藻屑となっている。
「な、なんだあの威力…!」「距離を取れ!日が登る頃には他の艦隊も到着する!」「海を囲んでしまえば逃げ場はない、今は時間を稼ぐんだ!」
下手に近づくのは危険と判断し、海軍の動きが止まる。
「ほら見てくださいよ、奴ら私の最高傑作を恐れて動けなくなっていますよ」
「今のうちにヴィン達が戻ってくれば良いけど…みんな!いつでも出港できるようにしておいて!」
「了解!」
海軍が集まる前に出港しなければ、大型船のアルメリア号は恰好の的になってしまう。
すると見張りをしていた船員が叫んだ。
「船長!ハルシーナ王国の方角から戦艦が来てます!!」
「ハルシーナから?あの海域には海軍すら立ち入らないはず…まさかハルシーナの軍?」
「海軍ではなさそうです、あれは…ハルシーナの国旗をあげてます!!」
鎖国中のはずのハルシーナから、10隻の船がこちらへ向かっていた。
「友好国を助けに来たのか…お願いだがら戻ってきてよヴィンー!」
ハルシーナの船隊はどんどん距離を詰め、やがてケルパの港に着岸した。
そして軍人達が降りてくるが、警戒するシリウス達を一瞥しただけでそのまま国内へと進んでいく。
「どういうこと?僕らと戦いに来たんじゃないのか」
ハルシーナの軍隊はアルメリア海賊団を無視して続々と入国する。
「…いったい何が起きてるの?」
戸惑うシリウス達を嘲笑うかのように、夜空には細い三日月が浮かんでいた---
「やめてってば!!ていうかなんでもう一個あるの?!」
試作で一つ使い、毒薬以上の威力を見て使用禁止になったシロモノ。
あの時はあと一つだけあると言っていたはず。
「ふふふ、この私が傑作をそのままにしておくわけ無いじゃないですか。さらに改良を加えたものがあるのですよ」
「勝手に増やさないでよー!!」
一方の海軍も混乱していた。
たった一撃で戦艦が一つ消えたのだ…燃える間もないほど一気に爆発し、海の藻屑となっている。
「な、なんだあの威力…!」「距離を取れ!日が登る頃には他の艦隊も到着する!」「海を囲んでしまえば逃げ場はない、今は時間を稼ぐんだ!」
下手に近づくのは危険と判断し、海軍の動きが止まる。
「ほら見てくださいよ、奴ら私の最高傑作を恐れて動けなくなっていますよ」
「今のうちにヴィン達が戻ってくれば良いけど…みんな!いつでも出港できるようにしておいて!」
「了解!」
海軍が集まる前に出港しなければ、大型船のアルメリア号は恰好の的になってしまう。
すると見張りをしていた船員が叫んだ。
「船長!ハルシーナ王国の方角から戦艦が来てます!!」
「ハルシーナから?あの海域には海軍すら立ち入らないはず…まさかハルシーナの軍?」
「海軍ではなさそうです、あれは…ハルシーナの国旗をあげてます!!」
鎖国中のはずのハルシーナから、10隻の船がこちらへ向かっていた。
「友好国を助けに来たのか…お願いだがら戻ってきてよヴィンー!」
ハルシーナの船隊はどんどん距離を詰め、やがてケルパの港に着岸した。
そして軍人達が降りてくるが、警戒するシリウス達を一瞥しただけでそのまま国内へと進んでいく。
「どういうこと?僕らと戦いに来たんじゃないのか」
ハルシーナの軍隊はアルメリア海賊団を無視して続々と入国する。
「…いったい何が起きてるの?」
戸惑うシリウス達を嘲笑うかのように、夜空には細い三日月が浮かんでいた---
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