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15.女神様と遊園地 後編
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「今、私の目の前に火傷しそうなくらいアツアツでラブラブな二人がいるんです」
「は?」
俺は自分でもわかるくらいマヌケな声を出していた。
それが何で大変なんだ?それ以前にお前達よりラブラブなカップルなんているのか?
「そこら辺のカップルより密着してて、お揃いの服着て、先ほどクレープ食べさせ合ったりしてるのを見てたら、もうお腹いっぱいって感じなんですけど……
私の知的好奇心を満たすためにあえてお電話しました。優希さん、穂香さん」
なんか途中から電話越し以外にも、直接菜摘の声が聞こえてきた。
後ろを振り返るのが怖いが仕方ない。
意を決して振り返ると……予想通り電話したままニコニコしてる菜摘と、笑いをこらえるのに必死な浩介の姿があった。
「あ……なっちゃん……あはは……ユウ君、バレちゃったね……あ」
俺も穂香と同じように、あ、って思ったがもう遅かった。
「ゆう……」
「君……だと?」
あ~あ、やっちまった。
バレたのがこの二人で良かったかもしれないが、とりあえず4人でカフェに入った。菜摘以外は珈琲、菜摘はというと、顔くらいありそうなでかいパフェを頼んでいた。
穂香とシェアして食べるみたいだが、もう、ダイエットはいいのだろうか?
「ところで、何でわかったんだ?」
「あ~、それはだな、一ノ瀬さんは誰が見てもわかるだろ?それで、その横にいる男が噂のいとこの人か~って思ったんだけどな。あれ、優希じゃないか?ってナツと話してて、それで電話して動きを見ようってことになって……後は知っての通りだ」
やはり普段から接することの多いこの二人は、誤魔化しきれなかったか。横に穂香がいたから余計に、だろうな。
「はい、ちなみに私が電話したのは、浩介さんからだと穂香さんとイチャイチャするのが忙しくて、スルーされる可能性があったからです」
さすが菜摘だな。確かに浩介からならとりあえずスルーして、後からかけ直すって対応したと思う。
「なっちゃんは……その……どこから見てたの?」
「クレープ買った辺りからです。穂香さんがあんなにデレデレしてるのは、学校では見られないので新鮮でした」
「えっ……私……そんなに?」
「はい、まぁ、学校であんな表情見せたら、周りの男子生徒に甚大な被害が出ると思います。たくさん聞きたいことはあるのですが……今日お二人の時間を奪ってしまうと、馬に蹴られて死んでしまうと思いますので、また後日、たっぷり聞かせてもらいますね」
「ははは、親友、まぁそういうこった。俺達も楽しんでくるから、お前達も楽しめよ」
「では、失礼しますね。あ、穂香さん」
去り際に、菜摘が穂香の耳元で何か囁いていった。穂香の顔が赤くなってるってことは……この話には触れない方がいいだろうな。
「嵐が去った後みたいだな」
「うん、そうね……」
「結局、俺達の中で一番強いのは、菜摘だな」
「うん、それは間違いないよね」
菜摘には誰も勝てないということが分かった。あいつの彼氏が務まっている浩介も、実はすごいのだろうか。
予定外の浩介達の乱入があったが、その後は遊園地の定番である、絶叫マシンやお化け屋敷、夜のパレードなど二人で楽しんでいった。穂香は絶叫マシンやお化け屋敷に苦手意識は無いようだ。
「楽しかった~最後はあれだよ、行こっ」
穂香に引っ張られるようにして連れていかれたのは観覧車。あぁ、そういえば乗ってなかったな。
「夜景が綺麗なんだって。結構空いてるから、早く乗れそう」
そうこう言ってる間に、俺たちが乗り込む番が来た。よく考えたら、観覧車に乗るなんていつ以来だろうか?最後に乗ったのは小学生の時かそれくらいだ。
ゆっくり観覧車が回っていく。しばらくの間、無言で外を見ていたが、おもむろに穂香が口を開いた。
「ユウ君、今日はありがとう。今更だけど、ずっと腕組んで歩くの嫌じゃなかった?」
本当に今更だなとは思うが、そんな事を気にしていたのだろうか?
「いや、そんな事ないぞ。嫌だったら自分から引き寄せたりしないだろ?」
「それは……嬉しかった……でも、目立つの嫌がってたから……」
「まぁ、そうだな……でも、それよりも、穂香の喜ぶ顔が見たかったかな」
そう言うと、穂香の顔が赤く染まった。
「ちょ……いきなりそういう不意打ちはダメ……あのね、今日は本当に楽しかった。お揃いの服着て、腕組んで、デートする……一度でいいからしてみたかったの」
「そのくらい、俺で良ければ何回でもいいぞ」
「ホントに?それなら、また来たいな……でも、その時は……今と違う関係で来たいな」
最後の方が声が小さくて聞き取れなかったが、また、一緒に来ようと思う。
「ああ、それまで穂香に見捨てられないようにしないと。私生活では穂香に迷惑かけっぱなしだからな」
「もう、大丈夫、それは絶対にないわ……逆に私が見限られるかもって思ってるんだから……」
「いや、そんなことは」
俺の言葉を遮るように穂香が続けた。
「ユウ君は優しいから……そんなことはないって言ってくれるけど……前にね、私は誰とも付き合う気がないって言ったの覚えてる?」
「ああ、覚えてる」
その言葉よりも、その時の穂香の表情の方が良く覚えてる。普段の穂香が絶対見せない、絶望したような表情だった。
「私ね……誰にも言ってない……誰にも言えない秘密が一つあるの……これが知られたら、友達や知り合いの人達との関係も変わってしまう。大丈夫だって言う人もいるかもしれないけど、ダメだった時が怖くて誰にも言えない。
ユウ君はね、私たちの今の関係なら、大丈夫って言ってくれると思うの。
でも、いつからかな……ユウ君とは、もっと深い関係になりたいって思うようになって……それからはやっぱり怖くなって……そのことは絶対に話すから……だから……それまで待ってほしい……」
「穂香……ああ、わかった。待ってるよ」
俺にもそういう秘密はある。俺の場合は現場を見られるか、自分から言わなければ、バレることもないし、日常生活に何の影響もない。
だが、穂香の場合は原因が何かはわからないが、穂香にとってそれほど思い詰めるものなのだろう。俺の力を使って解決できることならしてあげたい。そうでなくても、俺は穂香を守っていきたい。
「あとね……もうバレバレだと思うし、隠しても無駄だと思うから……私は、一ノ瀬穂香は相沢優希君が大好きです……」
穂香からの好意はわかっていたが、いざ言葉で直接言われると、今までにないくらい心臓の鼓動が早くなっているのがわかる。
そして、俺自身わかってなかった自分の気持ち。今日一日、穂香と過ごしてきて、俺は穂香の事が好きなのだとわかった。
「言っちゃった……あの……ユウ君?今のは独り言だから……返事しないでね……」
そんな独り言ズルいだろ……俺が良い返事をしても、さっきの件が片付くまでは付き合えないということなのだろうか。俺の心を散々揺さ振って、こういう時はわがままで困った女神様だ。
だが、それなら俺にも考えがある。後で怒られたら謝ろう。
「……わかった、言葉では返事しない……」
そう言って穂香をこちらに抱き寄せた。観覧車が少し揺れるが気にしない。そしてそのまま、穂香の唇に優しく口付けした。
「……んっ!……」
穂香の唇は瑞々しくて触れたら溶けてしまいそうなくらい軟らかかった。時間にしてほんの数秒だが、もっと永く感じられた。
「これが俺からの返事だ」
「……もう……ユウ君のバカ……いじわる……でも……大好き」
観覧車が下に着くまで、俺たちは抱き合ったまま過ごした。
「は?」
俺は自分でもわかるくらいマヌケな声を出していた。
それが何で大変なんだ?それ以前にお前達よりラブラブなカップルなんているのか?
「そこら辺のカップルより密着してて、お揃いの服着て、先ほどクレープ食べさせ合ったりしてるのを見てたら、もうお腹いっぱいって感じなんですけど……
私の知的好奇心を満たすためにあえてお電話しました。優希さん、穂香さん」
なんか途中から電話越し以外にも、直接菜摘の声が聞こえてきた。
後ろを振り返るのが怖いが仕方ない。
意を決して振り返ると……予想通り電話したままニコニコしてる菜摘と、笑いをこらえるのに必死な浩介の姿があった。
「あ……なっちゃん……あはは……ユウ君、バレちゃったね……あ」
俺も穂香と同じように、あ、って思ったがもう遅かった。
「ゆう……」
「君……だと?」
あ~あ、やっちまった。
バレたのがこの二人で良かったかもしれないが、とりあえず4人でカフェに入った。菜摘以外は珈琲、菜摘はというと、顔くらいありそうなでかいパフェを頼んでいた。
穂香とシェアして食べるみたいだが、もう、ダイエットはいいのだろうか?
「ところで、何でわかったんだ?」
「あ~、それはだな、一ノ瀬さんは誰が見てもわかるだろ?それで、その横にいる男が噂のいとこの人か~って思ったんだけどな。あれ、優希じゃないか?ってナツと話してて、それで電話して動きを見ようってことになって……後は知っての通りだ」
やはり普段から接することの多いこの二人は、誤魔化しきれなかったか。横に穂香がいたから余計に、だろうな。
「はい、ちなみに私が電話したのは、浩介さんからだと穂香さんとイチャイチャするのが忙しくて、スルーされる可能性があったからです」
さすが菜摘だな。確かに浩介からならとりあえずスルーして、後からかけ直すって対応したと思う。
「なっちゃんは……その……どこから見てたの?」
「クレープ買った辺りからです。穂香さんがあんなにデレデレしてるのは、学校では見られないので新鮮でした」
「えっ……私……そんなに?」
「はい、まぁ、学校であんな表情見せたら、周りの男子生徒に甚大な被害が出ると思います。たくさん聞きたいことはあるのですが……今日お二人の時間を奪ってしまうと、馬に蹴られて死んでしまうと思いますので、また後日、たっぷり聞かせてもらいますね」
「ははは、親友、まぁそういうこった。俺達も楽しんでくるから、お前達も楽しめよ」
「では、失礼しますね。あ、穂香さん」
去り際に、菜摘が穂香の耳元で何か囁いていった。穂香の顔が赤くなってるってことは……この話には触れない方がいいだろうな。
「嵐が去った後みたいだな」
「うん、そうね……」
「結局、俺達の中で一番強いのは、菜摘だな」
「うん、それは間違いないよね」
菜摘には誰も勝てないということが分かった。あいつの彼氏が務まっている浩介も、実はすごいのだろうか。
予定外の浩介達の乱入があったが、その後は遊園地の定番である、絶叫マシンやお化け屋敷、夜のパレードなど二人で楽しんでいった。穂香は絶叫マシンやお化け屋敷に苦手意識は無いようだ。
「楽しかった~最後はあれだよ、行こっ」
穂香に引っ張られるようにして連れていかれたのは観覧車。あぁ、そういえば乗ってなかったな。
「夜景が綺麗なんだって。結構空いてるから、早く乗れそう」
そうこう言ってる間に、俺たちが乗り込む番が来た。よく考えたら、観覧車に乗るなんていつ以来だろうか?最後に乗ったのは小学生の時かそれくらいだ。
ゆっくり観覧車が回っていく。しばらくの間、無言で外を見ていたが、おもむろに穂香が口を開いた。
「ユウ君、今日はありがとう。今更だけど、ずっと腕組んで歩くの嫌じゃなかった?」
本当に今更だなとは思うが、そんな事を気にしていたのだろうか?
「いや、そんな事ないぞ。嫌だったら自分から引き寄せたりしないだろ?」
「それは……嬉しかった……でも、目立つの嫌がってたから……」
「まぁ、そうだな……でも、それよりも、穂香の喜ぶ顔が見たかったかな」
そう言うと、穂香の顔が赤く染まった。
「ちょ……いきなりそういう不意打ちはダメ……あのね、今日は本当に楽しかった。お揃いの服着て、腕組んで、デートする……一度でいいからしてみたかったの」
「そのくらい、俺で良ければ何回でもいいぞ」
「ホントに?それなら、また来たいな……でも、その時は……今と違う関係で来たいな」
最後の方が声が小さくて聞き取れなかったが、また、一緒に来ようと思う。
「ああ、それまで穂香に見捨てられないようにしないと。私生活では穂香に迷惑かけっぱなしだからな」
「もう、大丈夫、それは絶対にないわ……逆に私が見限られるかもって思ってるんだから……」
「いや、そんなことは」
俺の言葉を遮るように穂香が続けた。
「ユウ君は優しいから……そんなことはないって言ってくれるけど……前にね、私は誰とも付き合う気がないって言ったの覚えてる?」
「ああ、覚えてる」
その言葉よりも、その時の穂香の表情の方が良く覚えてる。普段の穂香が絶対見せない、絶望したような表情だった。
「私ね……誰にも言ってない……誰にも言えない秘密が一つあるの……これが知られたら、友達や知り合いの人達との関係も変わってしまう。大丈夫だって言う人もいるかもしれないけど、ダメだった時が怖くて誰にも言えない。
ユウ君はね、私たちの今の関係なら、大丈夫って言ってくれると思うの。
でも、いつからかな……ユウ君とは、もっと深い関係になりたいって思うようになって……それからはやっぱり怖くなって……そのことは絶対に話すから……だから……それまで待ってほしい……」
「穂香……ああ、わかった。待ってるよ」
俺にもそういう秘密はある。俺の場合は現場を見られるか、自分から言わなければ、バレることもないし、日常生活に何の影響もない。
だが、穂香の場合は原因が何かはわからないが、穂香にとってそれほど思い詰めるものなのだろう。俺の力を使って解決できることならしてあげたい。そうでなくても、俺は穂香を守っていきたい。
「あとね……もうバレバレだと思うし、隠しても無駄だと思うから……私は、一ノ瀬穂香は相沢優希君が大好きです……」
穂香からの好意はわかっていたが、いざ言葉で直接言われると、今までにないくらい心臓の鼓動が早くなっているのがわかる。
そして、俺自身わかってなかった自分の気持ち。今日一日、穂香と過ごしてきて、俺は穂香の事が好きなのだとわかった。
「言っちゃった……あの……ユウ君?今のは独り言だから……返事しないでね……」
そんな独り言ズルいだろ……俺が良い返事をしても、さっきの件が片付くまでは付き合えないということなのだろうか。俺の心を散々揺さ振って、こういう時はわがままで困った女神様だ。
だが、それなら俺にも考えがある。後で怒られたら謝ろう。
「……わかった、言葉では返事しない……」
そう言って穂香をこちらに抱き寄せた。観覧車が少し揺れるが気にしない。そしてそのまま、穂香の唇に優しく口付けした。
「……んっ!……」
穂香の唇は瑞々しくて触れたら溶けてしまいそうなくらい軟らかかった。時間にしてほんの数秒だが、もっと永く感じられた。
「これが俺からの返事だ」
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