私は、御曹司の忘れ物お届け係でございます。

たまる

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デートの巻 参

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 ばっしーーんっと音が個室に響いた。
 美代が咄嗟に、ターンテーブルの上にあったメニューの束で蓮司の頭を叩いたのだ。

 「なっ!」

 急に頭を叩かれた蓮司は驚いている。

 「!!!嫌いです」
 「えええええ?」

 蓮司は叩かれたときよりも、もっとショックな顔をしている。

 「そういうこと言う、デリカシーの無い変人は嫌いです」
 「え、美代。ごめん。悪かった。調子に乗りすぎた」

 美代は自分の気持ちを隠すかのように、顔を下げながら、蓮司の身体を自分から腕を伸ばして押し離す。

 「もう、そういう大人の遊びはしません。呼び方も会長って戻します!エロ変態と呼びたいくらいですが」
 「美代ーー、そんな、会長って呼ばないでくれ。エロ変態の方がまだましだな」
 「そんなことを言うなら、尚更、会長って言います」
 「ああああ、もう……」

 がっくり項垂れている蓮司がいる。そんなとき、龍さんが食事を運んできた。蒸しセイロが何段にも重ねてある。

 「お待たせしました~~!あれ、なんか兄貴落ち込んでいますね。ケンカっすか?」
 「うるさいぞ。龍。今、俺は、猛烈に自分に反省しているんだ」
 「はははっ。なんか彼女さんの前だと、兄貴って人間っぽくていいですね。安心します」

と、龍が言った瞬間、龍は自分が言った言葉を後悔した。なぜなら記憶に残っているような蓮司の睨みがジロっと自分に向けられたからだ。その眼光のヤバさに気がついた龍が、口早に説明する。

 「ひぇーーー、すいません。これを食べて機嫌直してください。蟹と豚肉の小籠包です。うちの自慢なんです。あとで、海老水餃子も持ってきますから。ごゆっくりと」
 「うわーー、美味しそう。いただきます!」

 美代はなぜかこの勝手に落ち込んでいる変態男をほっときながら、セイロからうまく小籠包をすくい上げ、食べようとしていた。

 「会長、もういいですから、食べましょう?」
 「やっぱり、もう会長呼ばわりか?」
 「うーーーん、もういいじゃ無いですか? 会長の方が呼びやすいし、もうやめましょう。それでいっぱいご飯食べましょうよ。せっかく龍さんが作ってくれたんじゃないですか?」
 「もう嫌いと言われたし……」

 ゴホっと食べていた小籠包を吹き出しそうになった。

 「な、(モゴモゴ) ちょっと、なに子供みたいなことを言っているんですか? 早く食べてください。熱いうちに食べないともったいないですよ。あー、美味しそう!」

 一個ついでに中華スプーンに小籠包を乗せて蓮司の前の皿に置く。気分は、世話を焼くお母さんだ。

 「食べさせてくれないか?」
 「はあ? また大変なことを言いだしましたね」
 「食べさせてくれたら、会長って呼んでもいい」
 「もう、でもこれ、激アツですよ。火傷しますから」
 「じゃー、美代が割って、ふーふーしてくれればいいじゃないか?」
 「ふーふーって、蓮司会長、それって? 昭和っぽいですね」
 「なんだよ。ふーふーっに昭和も平成も関係ないだろ?」

 ジトーーーと子猫のように蓮司が美代を見つめた。

 「はああ、もう! 一回だけですよ。一回だけ!!」

 なぜかあーーーんと蓮司が喜びの顔で口に、ふーふーされて、適温になった小籠包を入れる時に、また龍が入ってきてしまった。

 「「!!!!」」

 美代と龍の目線が合う。蓮司は全く気にしていない。
 顔を赤面させて美代が蓮司に食べさせた。
 龍は驚きで言葉さえ出てこない。

ーーどうしようか。こんな惚けた蓮司兄貴の顔なんて、今まで見たことねえや。マジなんだな。この姉さんに。どんだけすごい女性なんだ。この美代って方は?こりゃー、大変だぁ。一応、上にも連絡しとくか? 大ニュースだな。

 「す、すいません。お邪魔します。その他のお料理お持ちしました」
 「あ、ありがとうございます。小籠包、すごい美味しいですね」

 美代が恥ずかしさを隠すように、微笑みながらお礼をの述べる。

 「あああ! ありがとうございます! 姉さんに言われると感激です」
 「おい、龍。あんま美代を見んなよ、早く行け」
 「すいません。分かりやした。お邪魔致しました」
 「美代、他の男によそ見するなよ。俺が今までおとなしく頑張っているのが、水の泡となるぞ」
 「え? なんでそんな考えになっちゃうんですか?いいから、食べましょう!ああ、水餃子も美味しそう!!」

 そして、二人でなんだかんだ言いながら、飲茶を完食する。

 「ああ、美味しかった」

 その後、連絡が取れた伊勢崎が蓮司と美代を近くでピックアップしてくれることになった。最後に店を出る頃には、龍が何度も何度も蓮司に頭を下げ、また来てくださいってお願いをしていた。あまりにも、蓮司にべったりな後輩? にさよならを言って伊勢崎の車に乗り込んだ。

 「龍さんって、本当に会長が大好きでしょうがないって感じですね。なぜもっと前に来てあげなかったんですか?」
 「あー、会長に戻ったな、呼び方が。仕方がないか。まあ、龍はああいう奴だからな。アイツといると自分がいい人に思えてくるだろう?」
 「え?」
 「まあ、気にするなよ。独り言だ。早くモールに行って見るか?」

 モールの中のショッピング街を歩くと、否が応でも二人はいろんな意味での注目を浴びた。背丈も凸凹、見た目はエベレストと高野山ぐらいの落差があり、どう考えても美代が付き人、または案の定、見た目が全く似てない姪っ子?のポジションだった。美代はこれらの無言の視線は、忘れ物お届け係の時の視線と大して変わらないので、まあ意外とリラックスしてモールの中のお店を歩き回る。

 「お前は、なんか自分がこう小さいから、小さいものがすきなのか?」

 部屋のインテリアショップで小物を見て、可愛いっと叫んでいる私に蓮司が声をかける。自分が可愛いと言い出したものを棚ごと全部買おうとしたり、しまいに、この系列会社買ってみるか、などと言いだすから、美代の心中はただのウィンドウショッピングとは程遠い心境だった。

ーーはーー、可愛いって言えないじゃん。店買収じゃなくて、系列買収って、会社飾れないから、狭いアパートで!!
と心の中でツッコミを入れてみる。

 そして、色々店内を観ていたら、いつもながらであるが、ああ~~、店内の女性達が誰かセレブが来ているのかと勘違いして騒ぎだしている。確かにあの女優有紗との恋愛報道から、一部の一般人にちょっと顔が知れてしまった蓮司だが、芸能人らに比べれば、顔の認知度はまだ低いと言える。ただそのあまりにも神々しい出で立ちや、モデルのような体格とオーラが、人々を騒つかせるのだ。もちろん、その隣にいる美代についてはガン無視だ。

 正直、自分が地味女でよかったとさえ思う瞬間だ。もちろん、中には美代を見ては意味がわかないといった表情を向ける人もいる。

ーーハイハイ、分かりますよ。私だって訳わからないのですから、おたくの気持ちも分かりますよ。

 美代はそういった無言の視線に対しては、かなり寛容だと自分は自負している。
 はあーー、でも今度は店員さんでさえ、何か蓮司の顔を盗み見て喜んでいる状態だ。

ーー買い物は無理だな。これは蓮司会長の身に危険が及ぶかも知れない。まあ女の子の力だけど、それが束になれば、まあちょっとの騒動だ。

 そんな中、
 「大原蓮司会長様ですよね!サイン下さい!!」
 一人の若い女性がぐいっとと入ってきた瞬間、何処から入ってきたのだろうか、黒服のSPさん達がゾロっと入ってきてその女性の手を身体ごとで受け止めた。芸能人でもないのに、サインを求められるとは、やっぱり、あのクリスマスの恋愛報道のせいなのかと思ってしまう。

 えっと思っている瞬間、蓮司がその女性に優しい微笑みを送る。

 「申し訳ない。今はプライベートなんだ。あと、私はそういうサインなどはしないので」

 言われた女性は腰を抜かした。言葉通りだ。腰がふらふらしたかと思ったら、へにゃりっとお尻ごと床に座り込んだのだ。顔が真っ赤に赤面をしている。しかも、その隣の女性までもが、顔を赤く硬直させながら、ブルブル何か震えているではないか。怒っているかと思いきや、黄色い悲鳴をあげている。

 「きゃーー、素敵!!」

 その反応がいかにも当たり前のような光景というように、SPの男の達はその女性達に、「大丈夫ですか?」と声がけをしている。その間に、蓮司が囁く。

 「行くぞ」

 美代の腕をぐいっと引っ張り、店の外に引っ張りだすと、まだ人だかりの多い場所だったため、どんどんと外の方へ一緒に早足で歩いていった。モールから外に出る階段をほとんどひきづられながら降りていく。

 「れ、蓮司会長!!もう大丈夫ですよ」

 もうすでにモールから離れた外までに歩いていた。

 「悪かったな。油断していた」
 「芸能人みたいですね。会長って」
 「俺はそういう柄じゃないし、しかも、俺はどちらか言えば裏方だ。あの報道からちょくちょくあのような者が増えてな、正直、困っているんだ」

 モールの外ではすでに伊勢崎さんが待機しており、すぐさま車に乗り込んだ。
 息も上がっていたので、会話が始まるまで、お互いに一呼吸、間を置く。

 「悪かったな。あんまりウィンドウショッピングにはならなかったな」
 「いえ、いいです。でも、すごかったですね」
 「まあ……な」
 「さすが、色男の会長ですね。イケメン度が地上最強の強さですね」
 「……」
 「いやーーー、本当にびっくり。微笑みで女の子を腰抜かさせるなんて、今時のアイドルだってなかなかできないですね」
 「美代……」
 「うーーーん。これは今後の忘れ物お届け係として必要記載事項として覚えておくことですね。はーー、本当にすごかった」
「美代! もういい」

 蓮司がなぜか心配そうな顔をして、美代を覗き込む。

 「お前だけなんだ。だから、気を悪くしないでくれ」
 「な、何を言うんですか? どうして私が気を悪くするんですか? 会長がどの女性にもモテすぎは仕事上、よく知っていますし、その、あ!!」

 美代が唖然として動けない。柔らかい感触が唇を捉える。いきなり、その感触が現実感を増す。

 え? 何?

 くちびる?

 キス?

 どうして?

 蓮司が美代の話の途中でキスをしたのだ。

 美代の唇の上に……。

 「美代、俺がどんだけモテる話など、お前から聞きたくない」
 「な! 卑怯ですよ! 会長!!」
 「ごめん、美代。我慢できなかった」

 蓮司が車内でぎゅーっと抱きしめくる。彼のムスクの香りが美代を包み込んだ。

 「れ、蓮司会長のバカ!!」

 腕の中で抱きしめられているのに、美代は本気で蓮司をボカボカ殴り叩き始めた。

 「ごめん、美代。大好き」
 「バカ! バカ! バカ! 本当にバカのエロ王子!」

 もっとボカボカ殴っているに、鍛えられた胸板には一向にダメージにはなっていないようだ。

 「ごめん、ごめん、ごめん、でも、愛してる。大好きなんだ。きっとまだ美代、わかってないだろう? 俺がこんなにお前の事が好きな事」
 「もう五月蝿い! バカ! トンマ! 間抜け蓮司! もう黙れ! もう聞きたくないし、私に触るな!」

 押しても押しても、蓮司が自分から離れてくれない。

 「美代。俺は我慢しているんだぞ、これでも。お前が可愛いすぎるからいけないんだ」
 「な、なんて俺様的発言!」
 「は、初めてだったのに!!」
 「!!!悪い、美代、実は二回目だ」
 「えええええ?何言ってんですか?」
 「忘れているんだろうな?お前が熱出した時な、水を飲ませようと……」
 「もう、ひ、ひどぉい!信じらんない」
 「セクハラで訴えてもいいぞ。俺はごめん、大好き過ぎて歯止めがきかん。いっそ、訴えられて、想いが消えたらいいのにな」
 「なんですか?そんな言い訳! ムカつく上に、正直、どっかにぶち込みたいです。会長を!!」
 「どうして好きな女には俺の特性が効かないのか、マジ不思議だな」
 「ダメ。蓮司! 離れて!!」

 もう一回ボカボカ攻撃をしてみる。やっぱりラチがあかないというか、全くダメージがあちらには、ないようだ。だって、目が優しすぎるんだ。叩けば叩くほど、なぜか蓮司が喜んでいる様に思える。

 美代は思う。

ーーイヤ、マジ効いてるって、恐ろしいくらいに。自分のプライドが粉々になり、今全てを投げ出して、誘惑に囁かれている自分がいた。

 そんな時、ふっと蓮司が身体を美代から離した。

 「着いたな」
 「ええ?」
 「お前に見せたい物があると言っただろう?」

 にっこりと攻撃度ラスボス級のスマイルで微笑む蓮司がそこにいた。

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