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お前は俺のもの
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やっとあの指輪をハメさせ、彼女に俺の婚約者っという鎖を繋げた。
ホッとすると同時に不安もある。
あの滑らかな肌に唇をよせ、自分の想いをその肌に焼き付けても、この女には伝わっていないのではないかと思ってしまうからだ。
ああ、俺は腹黒い男だ。
真田も知っているが、彼女を初めて見つけたときから、もう、絶対に離さないと心に誓った。
あんな可愛い生き物、ヤバイだろう。
渦巻く欲望と劣情が俺の身体を熱くさせる。
まずい。
今日も美代不足だ。
このままだと、どっかのくだらない会社でも買収しそうだった。
真田に連絡する。
あ、何を忘れたことにしたんだ。
そうだ。またあの万年筆だ。
ふふふ、まだあの録音機はつけている。
本人にはそんなものはつけていないと言った。
……ごめん、美代。
俺ってかなり執着型の人間なんだよ。
まあお前限定だけど……。
美代の独り言って、可愛いんだ。
ああ、俺の悪口をまた言っているな。
どうせなら、ベットで言われたいよ。そんな悪態……。
「バカぁ、蓮司……」だなんて、どう考えても俺にはただの甘い言葉にしか聞こえない……。
正直、もっと言わせて啼かせたい……。
俺の腕の中で……。
くそ、まさか俺のあそこの大きさが問題があると思わせてしまった。
結婚までお預けになりそうな勢いだが、美代の了解なしに彼女は抱けない。
ああ、俺が自分の理性が呪わしい。
忘れ物を考えながら、真田に何故、俺が直接美代に連絡出来ないか、何度も聞いた。
だが、何度も真田の説得をうけ、止められる。
わかるよ。
忘れものなんて忘れて、卑猥な会話を言いそうな俺が怖いんだろう?
「そんなことしたら、純情な美代様、もうどこか遥かかなたに行って、二度と会ってくれませんよ! 」と念を押される。
確かに、それは言える。
「それに、純情な乙女に、不潔!! なんて思われたら、最後ですから!! 最後ですよ!! ジ・エンドです!!」
とまた小煩い小姑のように真田が騒ぐ。
お前、さっきまで俺に土下座をして謝っていたはずなのに、随分と態度がでかいなと呟いた。
びくんと体を真田が震わせる。
「申し訳ありません。蓮司様。これは一途にお二人の幸せを願って……」
わかっているよ。
まったく。
でも正直、真田の壁が厚すぎて、時々ウザくなる。
真田が恋をしないのは有名だ。
この男が恋に落ちて、身を焦がす姿を見てみたいと意地悪にも思ってしまう。
俺と同じで、先に女が寄ってきてしまうからな。
恋に落ちる余裕というか、能力が欠けてしまっているんだ。
たしか昔、あの武闘家の女と少し親しい期間があったようだが、それについてはあまり本人も口に出して言いたくないらしい。
誰かこんな偏屈な男を貰ってくれる嫁はいないのかとふと思ってしまう。
それをまったく分かっているかのように、真田が、電話口で『美代様に「お前の匂いを嗅ぎながら抱きしめたい……口付けして、ドロドロに溶かしたい」とか言うつもりなんじゃないですか?』と聞いてくる。
なぜお前、わかるんだ?
いや正直に言おう。
もっと卑猥なことを考えているよ。真田……。
なぜだか、その後、真田が乙女系のエロ小説を置いていく。
おい、これでまた恋愛を勉強しろっていうのか? 真田。
もういい加減、お預けはないんだ。
俺は、この手の漫画や恋愛小説から卒業なんだと言いたい!
俺はあの美代に指輪をはめたんだからだからな!っと自慢する。
「──違いますよ。蓮司様。これからが正念場です。一気に快楽の極みに落とすまで、やっぱりがっちりと相手の心を掴まないと、横からトンビにさらわれますよ……」
とか恐ろしいことを言いやがる。
誰だよ。
そのトンビって野郎は。
地球の反対側の地面にそいつを埋めてやるよと思う。
白石は眼中にはないが、一応、行動はすべて監視下だ。
個人情報のなんとかだと?
いいだろう? だって親父さんの許可はとってある。
「馬鹿息子が、また馬鹿なことをしないか、見張ってくれ」とまで言われた。
まあ美代にまたちょっかい出したら、残りの人生を全てをその後悔に費やせそうなくらいに、この世から抹殺させてもらうと思ったが、今のところ、真面目に働いているらしい。
ああ、いい忘れたが、あの美代の両親を不慮の事故に追いやったチンピラどもは、あの本人たちが起こした事故のあと、一度警察に捕まり、有罪の判決を受けて受刑者となった。だが、その刑期が終わっても、自分たちの島を荒らしたと怒っているほかの団体に目を付けられたようで、俺が手を出さなくてもあいつらの命はもうないといってもよかった。
自業自得だ。
今までの経緯を考えた。
忘れ物お届け係なんて、いい名前だと改めて思う。
そうだよ。俺の妻だよ。
美代、分かっていないんだ。
あれは俺のものになるって契約書なんだよ。
ああ、最初はあの怪我をして病院に入ってから、すぐにこの大原邸に引っ越させる予定だった。それが、やっぱりというか、美代らしく断ってきた。
だが、それがなぜか真田の補佐魂を燃やしてしまったことには、俺も驚いた。
嬉しい誤算だった。
俺の見つけた子リスに半信半疑だった真田が、どうやら、まさしくこの人と思ったとらしい。
だが、まさかあいつが美代側に徹底的につくとは、本当に考えられなかった。
「将来の奥様に媚をうるのは、補佐として、いえ、真田家の処世術です……」と言われた。
いいじゃないか。
気に入った。
未来の奥様か……。
はやく願いたい。
あの日を思い出す。
横で素知らぬ顔でワインを注ぐ真田に言う。
こんなことをしなくてもいいのに、自分が美代のことについて興奮しているのが、この男には隠せないようだった。
これは、美代をコンビニで初めて見かけた次の日の夜の会話だった。
「真田。土屋美代……。俺は逃すつもりはない……」
「……かしこまりました。ではそのように……」
それだけでこの男には俺が本気だと言うことがわかる。
俺はめったに自分の欲しいものを明確に言わない。
それがどれだけの影響があるかわかっているからだ。
だが、調べてみると、彼女の背後には思いもよらないことが隠れていたことを知る。
美代。
お前の仇は俺が全部とってやる、心配するな。
お前が手を汚す必要もない。
ホッとすると同時に不安もある。
あの滑らかな肌に唇をよせ、自分の想いをその肌に焼き付けても、この女には伝わっていないのではないかと思ってしまうからだ。
ああ、俺は腹黒い男だ。
真田も知っているが、彼女を初めて見つけたときから、もう、絶対に離さないと心に誓った。
あんな可愛い生き物、ヤバイだろう。
渦巻く欲望と劣情が俺の身体を熱くさせる。
まずい。
今日も美代不足だ。
このままだと、どっかのくだらない会社でも買収しそうだった。
真田に連絡する。
あ、何を忘れたことにしたんだ。
そうだ。またあの万年筆だ。
ふふふ、まだあの録音機はつけている。
本人にはそんなものはつけていないと言った。
……ごめん、美代。
俺ってかなり執着型の人間なんだよ。
まあお前限定だけど……。
美代の独り言って、可愛いんだ。
ああ、俺の悪口をまた言っているな。
どうせなら、ベットで言われたいよ。そんな悪態……。
「バカぁ、蓮司……」だなんて、どう考えても俺にはただの甘い言葉にしか聞こえない……。
正直、もっと言わせて啼かせたい……。
俺の腕の中で……。
くそ、まさか俺のあそこの大きさが問題があると思わせてしまった。
結婚までお預けになりそうな勢いだが、美代の了解なしに彼女は抱けない。
ああ、俺が自分の理性が呪わしい。
忘れ物を考えながら、真田に何故、俺が直接美代に連絡出来ないか、何度も聞いた。
だが、何度も真田の説得をうけ、止められる。
わかるよ。
忘れものなんて忘れて、卑猥な会話を言いそうな俺が怖いんだろう?
「そんなことしたら、純情な美代様、もうどこか遥かかなたに行って、二度と会ってくれませんよ! 」と念を押される。
確かに、それは言える。
「それに、純情な乙女に、不潔!! なんて思われたら、最後ですから!! 最後ですよ!! ジ・エンドです!!」
とまた小煩い小姑のように真田が騒ぐ。
お前、さっきまで俺に土下座をして謝っていたはずなのに、随分と態度がでかいなと呟いた。
びくんと体を真田が震わせる。
「申し訳ありません。蓮司様。これは一途にお二人の幸せを願って……」
わかっているよ。
まったく。
でも正直、真田の壁が厚すぎて、時々ウザくなる。
真田が恋をしないのは有名だ。
この男が恋に落ちて、身を焦がす姿を見てみたいと意地悪にも思ってしまう。
俺と同じで、先に女が寄ってきてしまうからな。
恋に落ちる余裕というか、能力が欠けてしまっているんだ。
たしか昔、あの武闘家の女と少し親しい期間があったようだが、それについてはあまり本人も口に出して言いたくないらしい。
誰かこんな偏屈な男を貰ってくれる嫁はいないのかとふと思ってしまう。
それをまったく分かっているかのように、真田が、電話口で『美代様に「お前の匂いを嗅ぎながら抱きしめたい……口付けして、ドロドロに溶かしたい」とか言うつもりなんじゃないですか?』と聞いてくる。
なぜお前、わかるんだ?
いや正直に言おう。
もっと卑猥なことを考えているよ。真田……。
なぜだか、その後、真田が乙女系のエロ小説を置いていく。
おい、これでまた恋愛を勉強しろっていうのか? 真田。
もういい加減、お預けはないんだ。
俺は、この手の漫画や恋愛小説から卒業なんだと言いたい!
俺はあの美代に指輪をはめたんだからだからな!っと自慢する。
「──違いますよ。蓮司様。これからが正念場です。一気に快楽の極みに落とすまで、やっぱりがっちりと相手の心を掴まないと、横からトンビにさらわれますよ……」
とか恐ろしいことを言いやがる。
誰だよ。
そのトンビって野郎は。
地球の反対側の地面にそいつを埋めてやるよと思う。
白石は眼中にはないが、一応、行動はすべて監視下だ。
個人情報のなんとかだと?
いいだろう? だって親父さんの許可はとってある。
「馬鹿息子が、また馬鹿なことをしないか、見張ってくれ」とまで言われた。
まあ美代にまたちょっかい出したら、残りの人生を全てをその後悔に費やせそうなくらいに、この世から抹殺させてもらうと思ったが、今のところ、真面目に働いているらしい。
ああ、いい忘れたが、あの美代の両親を不慮の事故に追いやったチンピラどもは、あの本人たちが起こした事故のあと、一度警察に捕まり、有罪の判決を受けて受刑者となった。だが、その刑期が終わっても、自分たちの島を荒らしたと怒っているほかの団体に目を付けられたようで、俺が手を出さなくてもあいつらの命はもうないといってもよかった。
自業自得だ。
今までの経緯を考えた。
忘れ物お届け係なんて、いい名前だと改めて思う。
そうだよ。俺の妻だよ。
美代、分かっていないんだ。
あれは俺のものになるって契約書なんだよ。
ああ、最初はあの怪我をして病院に入ってから、すぐにこの大原邸に引っ越させる予定だった。それが、やっぱりというか、美代らしく断ってきた。
だが、それがなぜか真田の補佐魂を燃やしてしまったことには、俺も驚いた。
嬉しい誤算だった。
俺の見つけた子リスに半信半疑だった真田が、どうやら、まさしくこの人と思ったとらしい。
だが、まさかあいつが美代側に徹底的につくとは、本当に考えられなかった。
「将来の奥様に媚をうるのは、補佐として、いえ、真田家の処世術です……」と言われた。
いいじゃないか。
気に入った。
未来の奥様か……。
はやく願いたい。
あの日を思い出す。
横で素知らぬ顔でワインを注ぐ真田に言う。
こんなことをしなくてもいいのに、自分が美代のことについて興奮しているのが、この男には隠せないようだった。
これは、美代をコンビニで初めて見かけた次の日の夜の会話だった。
「真田。土屋美代……。俺は逃すつもりはない……」
「……かしこまりました。ではそのように……」
それだけでこの男には俺が本気だと言うことがわかる。
俺はめったに自分の欲しいものを明確に言わない。
それがどれだけの影響があるかわかっているからだ。
だが、調べてみると、彼女の背後には思いもよらないことが隠れていたことを知る。
美代。
お前の仇は俺が全部とってやる、心配するな。
お前が手を汚す必要もない。
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