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王都到着
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王都南坑道エリアボス、ブラックウルフが初討伐されました。討伐パーティはパーティ初討伐ボーナスにより通常より豪華な報酬となります。おめでとうございます。今後ともAOLをよろしくお願いします。それでは皆様。良い人生を
ーーーーーーーーー
エリアボス、ブラックウルフを初討伐しました。報酬は通常より豪華になります。報酬
ブラックウルフの肉×2ブラックウルフの爪×2ブラックウルフの骨×2ブラックウルフ毛皮×2ブラックウルフの魔石初討伐報酬ブラックウルフのネックレスブラックウルフの赤い魔石簡易転移石
ラストアタック報酬ブラックウルフのナイフMVP報酬ブラックウルフの籠手称号【ウルフいじめ】を取得レベルが上がりましたレベルが上がりました
レベルが上がりました
レベルが上がりました
レベルが上がりました
初討伐につきパーティメンバーの名前を全プレイヤー公開しますか?
Yes/no
ーーーーーーーーーーーー
「あれっこんな公開するなんてあったっけ?」
「前にもあったけどお兄ちゃんボーっとしてたからnoにしといたんだよ」
「そうよ。あといつまで寝てるの?リラックスしすぎよ」
「ん。くつろぎすぎ」
「まぁここで寝るのが気持ちいのはわかるけどね」
「でしょ?というかみんなも寝てるじゃん」
僕らは坑道の道から少し外れたところにある草原に寝そべっていた。
ここはセーフティーゾーンになっていて周りに1mほどの岩が円になって囲まれている。
ボスを倒したら自動的にここに転送されるみたいだ。
僕はあれから気持ち悪くてそのまま寝転がっていたが草原が気持ちよくてそのまま寝ていた。
なんだかんだ文句を言っている彼女たちも今は隣で寝転がっていた。流石にあの数相手は疲れた。もうその感想しか出ない。
疲れた……。
「noにしたんだ。一応理由を聞いても?」
「yesにしたら目立っちゃうからね!」
「妬まれても嫌だからね」
「ん。出る杭は打たれる」
「そゆこと。とりあえずnoにしときましょう」
とりあえずnoを押し、皆で寝転がりながらステータスを割り振り。
報酬の分配をした。
ネックレスはアイリスに、ナイフはクリス、籠手は僕がすることにした。
「なんかもっといいのくれると思ったのに……」
「まぁ初めから強くなりすぎるとゲームバランスが壊れてしまうからね」
「ん。こんなもん」
「じゃあそろそろ王都に向かいましょう。時間もあまりないし」
もうすぐ夕方になってしまう。
門が締まってしまうのでしぶしぶ立ち上がって歩き出した。
「しっかし今日はつかれたなぁーー!!」
「そうね。あの数はないわ」
「ん。一時間近く戦ってた気がする」
「そーねぇ。初めの方のボスにしてはきつかった気がするわ」
「そうだね。今後はしっかりLv上げしてから進もう。今後ずっとこんなに苦戦が続くのは勘弁だなぁ」
街道に魔物の姿はない。王都が近いからしっかり魔物駆除をしているのかもしれない。
「でもお兄ちゃんにボスを抑えててもらって本当に助かったよ!!」
「本当ね。さすがに同時に相手は厳しかったわ」
「ん。さすが弥生」
「それにしても楽しそうだったわね。ウルフの背中はどうだった?」
「全然楽しくなんかなかったよ。なんかゴワゴワしてて獣くさかったし」
「そうなんだ。モフモフしてると思ったのに」
「ん。でもくるくるしたり反復横跳びしてたりなんかじゃれあってるように見えたよ」
「そーだよ!!5分近くじゃれあってたんじゃない?」
「そういえばアイリスそれ見て笑っていたものね」
「あっっ!!それは秘密に!!」
ん?5分だと・・・?
「おい。お前らずっと見ていたのか?」
「ち、違うわよ?私たちだって戦っていたじゃない」
「そ、そうだよお兄ちゃん!!横目でちらっと見えてたんだよ!」
「ん。チラーっと」
「そ、そうよ。男がそんな小さいこと気にするもんじゃないわよ」
……小さいことだと?
「おいおいおい。小さいことって……えっ???」
「な、何あれ……」
「ん。浮いてる……?」
「そうね。城が浮いてるね」
「すごーい!!!どうなっているのあれ!!」
城が浮いていた。
城が浮いていた。
シロガウイテイタ……。
皆も同じ風景を見ているということは、決して僕の気がおかしくなったわけではないようだ。
王都。100万人が住めるといわれている城壁に囲まれた難攻不落の城。
その奥小山の上空城が浮いていた。
正確には城の下の岩ごとういていた。
THEファンタジー世界。
そう感じた。
「止まれ!!見ない顔だな。身分証を見せろ。」
門番は手前に2にん。奥に四人。城壁の上の方にも警備兵がたくさん歩いていた。
僕らは素直にギルドカードを差し出す。
「……なるほどな。そろそろ来るとは思っていたが……。」
「なんだ。どうした?」
「こいつらがあの流れ人だ……」
「おお!!流れ人か!初めて見たな。俺たちと何ら変わらないように見えるなぁ」
「だな……」
こうしてじろじろ見られると居心地悪いなぁ。有名人ってこんな感じなのかなぁ……。
「初めまして。流れ人のウィルと申します。以後お見知りおきを」
「アイリスだよー。よろしくね」
「私はクリスよ」
「エリーゼ」
「エリザベスよ」
「これはこれはご丁寧にどうも。俺の名前はジャックだ。よろしくな」
「俺はケイトだ!!なぁなぁ。フレンド登録してくれないか?」
「おいっっ!!失礼だろ」
「いいじゃねえか。初めて訪れた流れ人とフレンドなんてすげえじゃねえか!息子に自慢できるぜ!」
「……確かにな。すまないが俺もいいか?その代わり何か困ったことがあったら言えよ。これでもそこそこえらいからな。俺たちは」
「そうだぜ!!俺たちこう見えて4番隊隊長と副隊長だからな!」
「ちなみに俺が隊長だからな。ケイトが副だ」
4番隊がどれほどの地位かはわからない。だが登録しておいて損はないだろう。
「わかりました。いいですよ」
その後、フレンド登録しあって門をくぐる。門は3重になっているようだ。
ーーーーーーーーーー
プレイヤーの皆様こんにちは
只今とあるパーティが王都に到着しました。
これによっていくつかお知らせがあります。
1、クランの設立
王都ギルドにてクランの設立が可能になります。設立には最低人数5人から可能になります。設立時には料金が発生します。
2、課金システム
課金システムが始まります。課金はクランの家具、設備の購入。ネタ装備の購入。15%以上のプレイヤーが会得した素材になります。もちろんゲームマネーでも購入可能です。因みに課金装備でずば抜けて強くなることはありません。
3、イベントの告知
17日後、5月17日(日曜日)にイベントを開催します。しっかり準備しましょう。
詳しくは公式HPをご覧ください。
今後もAOLをよろしくお願いいたします。
それではみなさん。
よい人生を。
ーーーーーーーーーーーーーー
城内に入るとこんなメッセージが流れてきた。
「これから忙しくなりそうだねー!!」
「そうねプレイヤーの勧誘とか多くなるかもね」
「ん。でも楽しみ」
「そうね。今日はダイブアウトして、明日クラン設立しましょ?」
僕らは了承しダイブアウトボタンに手をかける。
ん?待てよ?
「なぁおい。ウルフ戦でみんなが僕を見てて助けなかった件についてゆっくりと「「「「ダイブアウト!!」」」」っおい!!」
逃げられた!!
が、行先は同じだ。
僕もダイブアウトし、部屋から逃げようとする2人を捕まえ説教した。他2人は次の日学校に行く前に説教した。
王都南坑道エリアボス、ブラックウルフが初討伐されました。討伐パーティはパーティ初討伐ボーナスにより通常より豪華な報酬となります。おめでとうございます。今後ともAOLをよろしくお願いします。それでは皆様。良い人生を
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エリアボス、ブラックウルフを初討伐しました。報酬は通常より豪華になります。報酬
ブラックウルフの肉×2ブラックウルフの爪×2ブラックウルフの骨×2ブラックウルフ毛皮×2ブラックウルフの魔石初討伐報酬ブラックウルフのネックレスブラックウルフの赤い魔石簡易転移石
ラストアタック報酬ブラックウルフのナイフMVP報酬ブラックウルフの籠手称号【ウルフいじめ】を取得レベルが上がりましたレベルが上がりました
レベルが上がりました
レベルが上がりました
レベルが上がりました
初討伐につきパーティメンバーの名前を全プレイヤー公開しますか?
Yes/no
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「あれっこんな公開するなんてあったっけ?」
「前にもあったけどお兄ちゃんボーっとしてたからnoにしといたんだよ」
「そうよ。あといつまで寝てるの?リラックスしすぎよ」
「ん。くつろぎすぎ」
「まぁここで寝るのが気持ちいのはわかるけどね」
「でしょ?というかみんなも寝てるじゃん」
僕らは坑道の道から少し外れたところにある草原に寝そべっていた。
ここはセーフティーゾーンになっていて周りに1mほどの岩が円になって囲まれている。
ボスを倒したら自動的にここに転送されるみたいだ。
僕はあれから気持ち悪くてそのまま寝転がっていたが草原が気持ちよくてそのまま寝ていた。
なんだかんだ文句を言っている彼女たちも今は隣で寝転がっていた。流石にあの数相手は疲れた。もうその感想しか出ない。
疲れた……。
「noにしたんだ。一応理由を聞いても?」
「yesにしたら目立っちゃうからね!」
「妬まれても嫌だからね」
「ん。出る杭は打たれる」
「そゆこと。とりあえずnoにしときましょう」
とりあえずnoを押し、皆で寝転がりながらステータスを割り振り。
報酬の分配をした。
ネックレスはアイリスに、ナイフはクリス、籠手は僕がすることにした。
「なんかもっといいのくれると思ったのに……」
「まぁ初めから強くなりすぎるとゲームバランスが壊れてしまうからね」
「ん。こんなもん」
「じゃあそろそろ王都に向かいましょう。時間もあまりないし」
もうすぐ夕方になってしまう。
門が締まってしまうのでしぶしぶ立ち上がって歩き出した。
「しっかし今日はつかれたなぁーー!!」
「そうね。あの数はないわ」
「ん。一時間近く戦ってた気がする」
「そーねぇ。初めの方のボスにしてはきつかった気がするわ」
「そうだね。今後はしっかりLv上げしてから進もう。今後ずっとこんなに苦戦が続くのは勘弁だなぁ」
街道に魔物の姿はない。王都が近いからしっかり魔物駆除をしているのかもしれない。
「でもお兄ちゃんにボスを抑えててもらって本当に助かったよ!!」
「本当ね。さすがに同時に相手は厳しかったわ」
「ん。さすが弥生」
「それにしても楽しそうだったわね。ウルフの背中はどうだった?」
「全然楽しくなんかなかったよ。なんかゴワゴワしてて獣くさかったし」
「そうなんだ。モフモフしてると思ったのに」
「ん。でもくるくるしたり反復横跳びしてたりなんかじゃれあってるように見えたよ」
「そーだよ!!5分近くじゃれあってたんじゃない?」
「そういえばアイリスそれ見て笑っていたものね」
「あっっ!!それは秘密に!!」
ん?5分だと・・・?
「おい。お前らずっと見ていたのか?」
「ち、違うわよ?私たちだって戦っていたじゃない」
「そ、そうだよお兄ちゃん!!横目でちらっと見えてたんだよ!」
「ん。チラーっと」
「そ、そうよ。男がそんな小さいこと気にするもんじゃないわよ」
……小さいことだと?
「おいおいおい。小さいことって……えっ???」
「な、何あれ……」
「ん。浮いてる……?」
「そうね。城が浮いてるね」
「すごーい!!!どうなっているのあれ!!」
城が浮いていた。
城が浮いていた。
シロガウイテイタ……。
皆も同じ風景を見ているということは、決して僕の気がおかしくなったわけではないようだ。
王都。100万人が住めるといわれている城壁に囲まれた難攻不落の城。
その奥小山の上空城が浮いていた。
正確には城の下の岩ごとういていた。
THEファンタジー世界。
そう感じた。
「止まれ!!見ない顔だな。身分証を見せろ。」
門番は手前に2にん。奥に四人。城壁の上の方にも警備兵がたくさん歩いていた。
僕らは素直にギルドカードを差し出す。
「……なるほどな。そろそろ来るとは思っていたが……。」
「なんだ。どうした?」
「こいつらがあの流れ人だ……」
「おお!!流れ人か!初めて見たな。俺たちと何ら変わらないように見えるなぁ」
「だな……」
こうしてじろじろ見られると居心地悪いなぁ。有名人ってこんな感じなのかなぁ……。
「初めまして。流れ人のウィルと申します。以後お見知りおきを」
「アイリスだよー。よろしくね」
「私はクリスよ」
「エリーゼ」
「エリザベスよ」
「これはこれはご丁寧にどうも。俺の名前はジャックだ。よろしくな」
「俺はケイトだ!!なぁなぁ。フレンド登録してくれないか?」
「おいっっ!!失礼だろ」
「いいじゃねえか。初めて訪れた流れ人とフレンドなんてすげえじゃねえか!息子に自慢できるぜ!」
「……確かにな。すまないが俺もいいか?その代わり何か困ったことがあったら言えよ。これでもそこそこえらいからな。俺たちは」
「そうだぜ!!俺たちこう見えて4番隊隊長と副隊長だからな!」
「ちなみに俺が隊長だからな。ケイトが副だ」
4番隊がどれほどの地位かはわからない。だが登録しておいて損はないだろう。
「わかりました。いいですよ」
その後、フレンド登録しあって門をくぐる。門は3重になっているようだ。
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プレイヤーの皆様こんにちは
只今とあるパーティが王都に到着しました。
これによっていくつかお知らせがあります。
1、クランの設立
王都ギルドにてクランの設立が可能になります。設立には最低人数5人から可能になります。設立時には料金が発生します。
2、課金システム
課金システムが始まります。課金はクランの家具、設備の購入。ネタ装備の購入。15%以上のプレイヤーが会得した素材になります。もちろんゲームマネーでも購入可能です。因みに課金装備でずば抜けて強くなることはありません。
3、イベントの告知
17日後、5月17日(日曜日)にイベントを開催します。しっかり準備しましょう。
詳しくは公式HPをご覧ください。
今後もAOLをよろしくお願いいたします。
それではみなさん。
よい人生を。
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城内に入るとこんなメッセージが流れてきた。
「これから忙しくなりそうだねー!!」
「そうねプレイヤーの勧誘とか多くなるかもね」
「ん。でも楽しみ」
「そうね。今日はダイブアウトして、明日クラン設立しましょ?」
僕らは了承しダイブアウトボタンに手をかける。
ん?待てよ?
「なぁおい。ウルフ戦でみんなが僕を見てて助けなかった件についてゆっくりと「「「「ダイブアウト!!」」」」っおい!!」
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が、行先は同じだ。
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