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消えた少女中編
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「うにゃ~~。皆重いにゃ~」
「ん。よしよし。にゃ~にゃ~」
「いたたた。ごめんごめん。すぐどくよ」
「エリーゼ、離れてあげなさいよ」
「は?ここはどこよ?」
「MAPに名前が書いてあるわ」
僕らは急いでアイリスから降り、メニュー画面のMAPを開く。
ダンジョン「夢見る温泉」。
画面にはそう名前が記してあった。
「へ?ダンジョン?」
「でもなんかここさっきと場所が違うわ」
「ほんと。温泉はあるのに」
そこは先ほどと同じような部屋だったが、壁が古臭く木が腐りかけていた。
「まさかダンジョンにつながっているなんて」
「ほんと・・・。それになんだがさっきより建物が古く感じるわね」
「ん。お化け屋敷みたい」
「あはは!!お兄ちゃんお化け屋敷だって!小学生ぶりだね!!」
「懐かしいわね。あの時ウィルは泣いて私に抱き着いてきたっけ」
「ムカシノハナシハワスレタ。ハヤクススムゾ」
やめてくれ。
思い出さないでくれ。
皆は武器を手に部屋から出てみる。今回はアイーダもいる、彼女は防御力がないため、彼女を守るようなフォーメーションになる。
「ここは、もしかして」
「そうね、「匠亭」ね」
「どうしてダンジョンがこんな姿なの?」
「ほんと。ダンジョンって洞窟のイメージがあったけど」
「ダンジョンは色々な形があるわよ?」
「ん。城だったり塔だったり色々」
そうなのか。
僕もダンジョンと言えば洞窟のイメージだったな。
「ねぇ。今思い出したんだけど」
エリザベスが何かに気が付いた顔をする。
「残り時間69;55になってるじゃない?そして魔力だまりが結界によって分散されなくなるのは約3日って言ってたわよね」
確かにそんなこと言ってた。
「つまりね。残り時間が無くなると、もうここから出られなくなるんじゃ?」
僕らは固まり背筋が凍り付く。
ここから出られない?
コノ、オバケヤシキカラ?
「皆!!早く進むぞ!!少女が、お孫さんが心配だ!!さぁ今行くぞお孫さん!!今助けてやるぞお孫さん!!何処にいるんだお孫さん!?」
「怖いのね、ウィルは」
「バレバレね」
「お兄ちゃん隠すの下手すぎ」
「ん。そこも可愛い」
「あぁ。また泣きついてきてくれないかしら」
泣きません。抱き着きません。もう高校生なんだ。もう15歳なんだぜ?
それに僕は男「うひぁぁ!?」。
足元にあったのは首の取れた人形だった。
僕はそれを踏んでしまい、むにゅっとした感触に驚いてしまった。
・「首の取れた人形」を手に入れた。
いらんわ!!??怖いわ!?いじめなの?僕をいじめたいの?
「くくく。「うひぁぁ」だって」
「や、やめなさいよ。ふふ。可哀そうよ」
「あははははは!!」
「ん。アイリス笑いすぎ。ムフ」
「ふふっ。今度リアルでもお化け屋敷行きましょうか?」
「行きません。怖くありません。馬鹿にしないでください」
くそっ。このままでは僕の威厳「うぴゃ!?」。
人形たちが浮いて僕の正面に飛んできた。
・夢見る人形 LV46×4
モンスターのようだ。
「聞いた?今聞いたうぴゃ?」
「「うぴゃ」だってうぴゃ!!」
「お兄ちゃん可愛すぎうぴゃ」
「むふ。ウィルキスしていいうぴゃ?」
「もうみんな、からからかいすぎじゃよくないうぴゃうぴゃ」
エリザベスが一番うれしそうじゃねぇか。
「くそっテメェらのせいだぞ!!」
人形は弱かった。
さすがにLV差がありすぎて敵にはならない。そして人形たちはアンデットの部類に入るようだ。光剣がよく効いた。
夢見る人形たちのくせに起きてんじゃねぇか。寝とけよ。動くなよ。どんだけ寝相悪いんだか。
「アンデットってことは幽霊うぴゃ?」
「恐らくそううぴゃ」
「ってことはエリーゼ大活躍うぴゃ」
「ん。頑張るうぴゃ」
「エリーゼ、ガンバうぴゃぴゃ」
クソっ。流行ってんじゃねぇ。なに使いこなしてんだよ。
もう帰りたい「うぴゃ!?」。
突然床から手が生えてきた。
・夢見るハンド LV42×5
「寝とけやぁボケェ!!」
僕は木の床ごと破壊する。
なんで突然こいつら現れるんだ。
「うぴゃ、うぴゃ」
「もうおなか痛いうぴゃ」
「あははははははうぴゃ!!!」
「むふ。可愛いうぴゃ可愛いうぴゃ」
「もう!やめなさいうぴゃ」
「あぁ?なんか言ったか?」
「「「「「ごめんなさい」」」」」
さすがの僕も怒る。めったに本気で怒ることのない僕が怒ると、さすがに皆も黙る。
二度と!!
二度と言うなよ!!
恥ずかしくて死んでしまい「うぴゃ!?」。
ーー夢見るゴーストLV48×2が現れた。
ーー皆は大爆笑した。
ーーウィルはぶちキレた。
ーー近くの柱ごとゴーストを切った。
ーーゴーストを倒した。
ーーウィルの説教が始まった。
ーー皆を反省させた
ーー・・・・・・「うぴゃ!?」
ーー夢見るハンド×2、夢見る人形たちが現れた。
ーー皆は笑いをこらえている。
ーーウィルは力の限り暴れた。
ーーモンスターを倒した。
ーー本館にたどり着いた。
ーー「うぴゃ!?」
ーーどこからか少女のすすり泣く声が聞こえる・・・。
ーーウィルはどこからなのか探そうとする。
ーーだがみんなの笑い後でかき消された。
ーー夢見るゴースト×3が現れた。
ーー「うぴゃうぴゃうぴゃぁぁぁぁぁ!!」
ーーウィルは壊れた。
ーー本館玄関は大破した。
ーー夢見るゴーストを倒した。
ーー皆は怯えている。
ーーウィルは皆に微笑んだ。
ーー皆は怯えている・・・・。
ーー「「「「「うぴゃーー!!??」
ーー女性たちの頭にたんこぶができた。
ーー・・・・・・・・・・・・・・・。
「庭から聞こえるわ」
「いたた。そうね。行ってみましょう!」
「ごめんなさい。ごめんなさい」
「ん。ウィルが怒ると恐ろしい」
「そうね。もう気をつけましょう」
二度と言うんじゃない!!
二度とだ!!
僕らは泣き声のする日本庭園が綺麗な庭に出た。が、そこには雑草は生え、橋は落ちた日本庭園があった。
「あそこに誰かいるわ」
池のそばに少女と何かがいた。
・夢を見せるゴーストLV55
「あいつがボスか」
僕がそうつぶやくのと同時に景色が歪む。ボスエリアに入ったんだ。
僕は素早く光魔法をエンチャントしゴーストに切りかかろうとする。
今僕は腹がたっているんだ。
八つ当たりさせてもらおう。
「待って!!この人を倒さないで!!」
少女が僕に向かって叫ぶ。
「え?君は「匠亭」のおかみさんのお孫さんだよね?」
怒りながらこちらを睨む少女に、僕は問いかける。
「そうよ。でもおばぁちゃんなんか大っ嫌い!!私にはこの人がいればいいの!!」
「そいつはモンスターよ?危ないからこっちに来なさい!!」
クリスが叫ぶ。
「モンスター?私の両親に向かって何言ってんの?」
何言ってんだこの子は?
少女の隣にいるのは確かにゴーストだった。
「ん。彼女は幻覚を見ている」
エリーゼの言葉にみんなはハッとし、少女を鑑定する。
・アングレア LV5 状態、幻覚、魅了
「どうやら、あのゴーストがかけた魔法みたいね」
僕らは思った以上に厄介な相手と戦うことになった。
「ん。よしよし。にゃ~にゃ~」
「いたたた。ごめんごめん。すぐどくよ」
「エリーゼ、離れてあげなさいよ」
「は?ここはどこよ?」
「MAPに名前が書いてあるわ」
僕らは急いでアイリスから降り、メニュー画面のMAPを開く。
ダンジョン「夢見る温泉」。
画面にはそう名前が記してあった。
「へ?ダンジョン?」
「でもなんかここさっきと場所が違うわ」
「ほんと。温泉はあるのに」
そこは先ほどと同じような部屋だったが、壁が古臭く木が腐りかけていた。
「まさかダンジョンにつながっているなんて」
「ほんと・・・。それになんだがさっきより建物が古く感じるわね」
「ん。お化け屋敷みたい」
「あはは!!お兄ちゃんお化け屋敷だって!小学生ぶりだね!!」
「懐かしいわね。あの時ウィルは泣いて私に抱き着いてきたっけ」
「ムカシノハナシハワスレタ。ハヤクススムゾ」
やめてくれ。
思い出さないでくれ。
皆は武器を手に部屋から出てみる。今回はアイーダもいる、彼女は防御力がないため、彼女を守るようなフォーメーションになる。
「ここは、もしかして」
「そうね、「匠亭」ね」
「どうしてダンジョンがこんな姿なの?」
「ほんと。ダンジョンって洞窟のイメージがあったけど」
「ダンジョンは色々な形があるわよ?」
「ん。城だったり塔だったり色々」
そうなのか。
僕もダンジョンと言えば洞窟のイメージだったな。
「ねぇ。今思い出したんだけど」
エリザベスが何かに気が付いた顔をする。
「残り時間69;55になってるじゃない?そして魔力だまりが結界によって分散されなくなるのは約3日って言ってたわよね」
確かにそんなこと言ってた。
「つまりね。残り時間が無くなると、もうここから出られなくなるんじゃ?」
僕らは固まり背筋が凍り付く。
ここから出られない?
コノ、オバケヤシキカラ?
「皆!!早く進むぞ!!少女が、お孫さんが心配だ!!さぁ今行くぞお孫さん!!今助けてやるぞお孫さん!!何処にいるんだお孫さん!?」
「怖いのね、ウィルは」
「バレバレね」
「お兄ちゃん隠すの下手すぎ」
「ん。そこも可愛い」
「あぁ。また泣きついてきてくれないかしら」
泣きません。抱き着きません。もう高校生なんだ。もう15歳なんだぜ?
それに僕は男「うひぁぁ!?」。
足元にあったのは首の取れた人形だった。
僕はそれを踏んでしまい、むにゅっとした感触に驚いてしまった。
・「首の取れた人形」を手に入れた。
いらんわ!!??怖いわ!?いじめなの?僕をいじめたいの?
「くくく。「うひぁぁ」だって」
「や、やめなさいよ。ふふ。可哀そうよ」
「あははははは!!」
「ん。アイリス笑いすぎ。ムフ」
「ふふっ。今度リアルでもお化け屋敷行きましょうか?」
「行きません。怖くありません。馬鹿にしないでください」
くそっ。このままでは僕の威厳「うぴゃ!?」。
人形たちが浮いて僕の正面に飛んできた。
・夢見る人形 LV46×4
モンスターのようだ。
「聞いた?今聞いたうぴゃ?」
「「うぴゃ」だってうぴゃ!!」
「お兄ちゃん可愛すぎうぴゃ」
「むふ。ウィルキスしていいうぴゃ?」
「もうみんな、からからかいすぎじゃよくないうぴゃうぴゃ」
エリザベスが一番うれしそうじゃねぇか。
「くそっテメェらのせいだぞ!!」
人形は弱かった。
さすがにLV差がありすぎて敵にはならない。そして人形たちはアンデットの部類に入るようだ。光剣がよく効いた。
夢見る人形たちのくせに起きてんじゃねぇか。寝とけよ。動くなよ。どんだけ寝相悪いんだか。
「アンデットってことは幽霊うぴゃ?」
「恐らくそううぴゃ」
「ってことはエリーゼ大活躍うぴゃ」
「ん。頑張るうぴゃ」
「エリーゼ、ガンバうぴゃぴゃ」
クソっ。流行ってんじゃねぇ。なに使いこなしてんだよ。
もう帰りたい「うぴゃ!?」。
突然床から手が生えてきた。
・夢見るハンド LV42×5
「寝とけやぁボケェ!!」
僕は木の床ごと破壊する。
なんで突然こいつら現れるんだ。
「うぴゃ、うぴゃ」
「もうおなか痛いうぴゃ」
「あははははははうぴゃ!!!」
「むふ。可愛いうぴゃ可愛いうぴゃ」
「もう!やめなさいうぴゃ」
「あぁ?なんか言ったか?」
「「「「「ごめんなさい」」」」」
さすがの僕も怒る。めったに本気で怒ることのない僕が怒ると、さすがに皆も黙る。
二度と!!
二度と言うなよ!!
恥ずかしくて死んでしまい「うぴゃ!?」。
ーー夢見るゴーストLV48×2が現れた。
ーー皆は大爆笑した。
ーーウィルはぶちキレた。
ーー近くの柱ごとゴーストを切った。
ーーゴーストを倒した。
ーーウィルの説教が始まった。
ーー皆を反省させた
ーー・・・・・・「うぴゃ!?」
ーー夢見るハンド×2、夢見る人形たちが現れた。
ーー皆は笑いをこらえている。
ーーウィルは力の限り暴れた。
ーーモンスターを倒した。
ーー本館にたどり着いた。
ーー「うぴゃ!?」
ーーどこからか少女のすすり泣く声が聞こえる・・・。
ーーウィルはどこからなのか探そうとする。
ーーだがみんなの笑い後でかき消された。
ーー夢見るゴースト×3が現れた。
ーー「うぴゃうぴゃうぴゃぁぁぁぁぁ!!」
ーーウィルは壊れた。
ーー本館玄関は大破した。
ーー夢見るゴーストを倒した。
ーー皆は怯えている。
ーーウィルは皆に微笑んだ。
ーー皆は怯えている・・・・。
ーー「「「「「うぴゃーー!!??」
ーー女性たちの頭にたんこぶができた。
ーー・・・・・・・・・・・・・・・。
「庭から聞こえるわ」
「いたた。そうね。行ってみましょう!」
「ごめんなさい。ごめんなさい」
「ん。ウィルが怒ると恐ろしい」
「そうね。もう気をつけましょう」
二度と言うんじゃない!!
二度とだ!!
僕らは泣き声のする日本庭園が綺麗な庭に出た。が、そこには雑草は生え、橋は落ちた日本庭園があった。
「あそこに誰かいるわ」
池のそばに少女と何かがいた。
・夢を見せるゴーストLV55
「あいつがボスか」
僕がそうつぶやくのと同時に景色が歪む。ボスエリアに入ったんだ。
僕は素早く光魔法をエンチャントしゴーストに切りかかろうとする。
今僕は腹がたっているんだ。
八つ当たりさせてもらおう。
「待って!!この人を倒さないで!!」
少女が僕に向かって叫ぶ。
「え?君は「匠亭」のおかみさんのお孫さんだよね?」
怒りながらこちらを睨む少女に、僕は問いかける。
「そうよ。でもおばぁちゃんなんか大っ嫌い!!私にはこの人がいればいいの!!」
「そいつはモンスターよ?危ないからこっちに来なさい!!」
クリスが叫ぶ。
「モンスター?私の両親に向かって何言ってんの?」
何言ってんだこの子は?
少女の隣にいるのは確かにゴーストだった。
「ん。彼女は幻覚を見ている」
エリーゼの言葉にみんなはハッとし、少女を鑑定する。
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僕らは思った以上に厄介な相手と戦うことになった。
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