198 / 215
霧の中のレイド戦
しおりを挟む
「おう来たか!!久々のクラン「カンパニー」勢ぞろいだぜ!」
「この前勢ぞろいしただろ。「マイノリティ」もいたけど」
場所はボーズ街港、以前古代の島のシークレットゾーンに向かう時船を借りた街だ。
「でもよくこんな大きな船借りられたねー?」
「ああ!これもひとえにマッスルしたおかげなんだがな」
アイリスの問いにドンが答える。マッスルって日常会話でも使得る単語なんだな。
「ああ、これはこの前のイベントの報酬でもらったお金を皆で出し合って借りたんすよ」
「そうそう。この前のイベントで兄貴たちが呼んでくれなかったイベントで」
「あ、別に根に持ってるわけではないですよ?しょうがなかったんだし。呼んでくれないのは」
「俺たちなんてそんなもんですもんね。呼んでくれないのは」
「今回も呼ばなかったら勝手にどっか行っちゃいそうだしね「カンパニー」の皆は」
「ところがどっこい逃がさないんだな今回は呼ばれなくても」
「呼ばれないなら呼ぶ!!これが今回の俺たちの決断です!!」
「呼べなかったのは説明したでしょ?根に持ちすぎよ」
「悪魔結社」の皆は相変わらず寂しがり屋のようだ。だがなんだかこんな奴らでも久々に会うと嬉しいものだな。
「というわけでだ!俺たちはお前たちのいない間皆で出来るクエストを探していたわけだ!」
「そうだよー!僕たち頑張ったんだから!国中あっち行ったりこっち行ったり!」
「でも見つけたのはオリバーよ。全くそう言う所は本当に凄いんだから」
「ふふ。久しぶりのオリバー×ウィルね。腐腐腐。血が騒ぐわ!!」
「あれ?「ダブルナイツ」の女の子たちは?」
「ああ、彼女たちは期末試験なんと。夏休み前のこの時期にやるなんて変わってるよな」
「ダブルナイツ」はオリバー、リタ、ライリーの三人に、今回は助っ人としてフランジェシカが加わり4人パーティーで挑むそうだ。
「カンパニー」は6人、「ダブルナイツ」4人、「悪魔結社」7人、「鋼鉄騎士団」8人の大所帯で船に乗り出発することになった。
「そう言えば「火の国」って王国から東にある国、でよかったかしら?」
「ん。でもたしか途中に魔物がいて通れないって聞いた気がする」
「流石、良く知ってるな。火の国に行く道中には確かに魔物がいるらしい。だが今だそれに出会ったプレイヤーはいない」
「ぬ?どういうことだ?」
「その道中に深い霧が発生するそうだ。そこに入ると何故かまっすぐ進んでいるはずなのに気づけば王国方面に向かって戻っているらしいんだ」
「そうだ。だから俺たち「ダブルナイツ」は考えた。何か特別なアイテムが必要なんじゃないかと。そして国中のクエストを探し回った結果、見つけたんだ。この東だけを指す「不思議な方位磁石」を!!」
オリバーはいたって普通な方位磁石を掲げ「悪魔結社」の皆は膝をつき崇めている。何故か突然変な宗教団体が出来上がってしまった。
「この方位磁石を手に入れるまで大変だったぜ。兎に角これで進めるってわけだ」
「そしてその魔物がレイドボスって情報も手に入れてる。どんな相手かはまだわからないがな」
「お!マッスルしてる間に霧が見えてきたぞ!!」
誰もマッスルはしていなっかったが出発して二時間、ついに正面に霧に包まれた場所が見えてきた。
「気をつけろ!!これからは何があるかわからない。皆気を抜くなよ!!」
「「「おう!!」」」」
船はだんだんと霧に近づきそして中に入っていく。霧の中に入ると一寸先すら見えない状況で仲間たちの姿さえ見えない。
「オリバー!!方角は!?」
「左に流されてる!!もっと右だ!!野郎共!!帆を張れ!」
「「「「イエッサー!!」」」」」
あらかじめ決めておいた元漁師のドンが舵をとりオリバーが全員に指示を出す。皆手探りでロープを握り必死に指示の出された方向に向けて船を進める。
「もっと左だ!!次は右!!駄目だ!流されてる!!もっと右だ!!」
「く!?これはかなり筋肉が喜ぶな!!はぁあああ!!マッスル!!」
次第に海が荒れ船は左右に何度も流されるが、30分ほど皆で協力した末にだんだんと霧が晴れ空から光が差す。
「やった!!抜けたぞ!!」
「まて!!何か先から歌が聞こえないか?」
だんだんと霧が晴れ波が穏やかになった時突然景色が歪む。懐かしい子の感覚はボスのフィールドに入ったという事だ。
「ヨー・ホー。ヨー・ホー。船は進むよどこまでも。俺たちゃ海賊、奪って盗んで舟をこぐ。俺たちゃ最強海賊団。全ての海は俺の物。全ての宝は俺の物。ヨー・ホー。ヨー・ホー。船は進むよどこまでも……」
歌はどこからともなく聞こえ皆武器を構える。霧が完全に晴れ、気づけば正面にボロボロの海賊船が姿を現す。そしてその甲板には沢山の骸骨の海賊たちが武器を構え宴会をしていた。
「「「「ゴーストシップ!?」」」」
「そうか、魔物ッて海賊だったのか!?」
「まずかよ。ホラーは苦手だ」
「あははは!!お兄ちゃん大丈夫だよ!お化けじゃくてただの骸骨だよ!!」
「その二つに何の違いがあるのかしら」
「ぬ?ウィルはホラーが駄目なのか?安心しろ!!俺もだめだ!!」
「ん。フォローになってないよレイ」
「ふふ。楽しい戦闘になりそうね」
船は次第に近づき船が横並びになり敵の姿が見える。
「船長!!大変です!!」
「どうした!?」
「目の前に!!目の前に……。すみません!!忘れました!!」
「ヒャッハッハッハ!!お前は飲みすぎだ!!よく見ろ!!目の前に!!あー、何だっけ?」
「ギャハハハ!!船長も飲みすぎですぜ!!」
「大体俺たち骸骨!!目がないのに目の前ッて!!ふふ、ギャハハハ!!」
「確かに俺たちゃ目がなかったな!!ヒャッハッハッハ!!さぁ!!呑もう同志たち!!」
「「「「サーイエッサー!!」」」」」
船が完全に隣り合わせになり僕らが戦闘態勢に入った時、敵はすでに酔っぱらい僕らにいっこうに気づく気配がない。
「な、なぁどうするこれ?声かけた方がいいのかな?」
「こ、攻撃しちまうか?だが宴会してる奴らには攻撃しずらいよな」
「あ、兄貴、なんか言ってきてくださいよ。戦闘初めてもいいですか?とか」
「いやだよ。僕がホラー苦手なの知ってるだろ?まぁこれはなんか全然怖くないけど」
僕はがどうしたらいいか分からず話し合っていると一人(?】の骸骨がこちらにひらひら寄ってきて気づく。
「せ、船長大変です!!誰か来ましたぜ!?」
「誰だ!?誰が来た!?」
「わかりません!!だが可愛い女の子が沢山います!!」
「何だと!!可愛い女の子だと!?どこだ!?どこにいる!?」
「船長目の前にいますって!!目、目の前に!!も、もしかして酔いすぎて見えてない!?」
「あれ!?どっちが地面でどっちが空だ!?」
「ひひ、船長!の、飲みすぎですって!!ひひ、ギャハハハ!!」
「「「「…………」」」」
どうしたらいいか本当に分からないぞ。もうボスのフィールド入ってるんだよな?
「よし決めた!!あれ?何を決めたんだっけ?」
「ギャハハハハ!船長マジで酔いすぎ!!ヒック!!あれ?船長どこだ?」
「お前も酔いすぎだって!!マジで誰か来たんだって!!あれ?お前達誰だ?」
「もしかして!!もしかして!?もしかして……何言おうとしたんだっけ?」
「ギャハハハ!!とりあえず呑もう!!」
「「「「カンパーイ!!」」」」
「「「「いい加減気づけよ!!」」」」
あまりにも僕たちに気づかな過ぎたため思わず皆で声を張り上げてしまう。
「ああ?誰だテメェら!?いつからそこにいた!?」
「船長!!敵戦です!!戦闘準備を!!」
「何だと!?敵だと!?野郎共!!えーと、えーと?」
「船長!!戦闘準備です!!」
「ああ!そうだ!!野郎共!!戦闘準備だ!!」
「「「「おう!!」」」」
ーーーーーーーーーーーー
フィールドボスに遭遇しました。
これより「酔っぱらったゴーストシップ海賊団」との戦闘を開始します。
尚この戦闘はモンスターを倒すか、プレイヤーが死亡するまでこのフィールドからは出られません。
頑張ってください。
ーーーーーーーーーーーーーー
こうしてようやく戦闘が始まった……。
「この前勢ぞろいしただろ。「マイノリティ」もいたけど」
場所はボーズ街港、以前古代の島のシークレットゾーンに向かう時船を借りた街だ。
「でもよくこんな大きな船借りられたねー?」
「ああ!これもひとえにマッスルしたおかげなんだがな」
アイリスの問いにドンが答える。マッスルって日常会話でも使得る単語なんだな。
「ああ、これはこの前のイベントの報酬でもらったお金を皆で出し合って借りたんすよ」
「そうそう。この前のイベントで兄貴たちが呼んでくれなかったイベントで」
「あ、別に根に持ってるわけではないですよ?しょうがなかったんだし。呼んでくれないのは」
「俺たちなんてそんなもんですもんね。呼んでくれないのは」
「今回も呼ばなかったら勝手にどっか行っちゃいそうだしね「カンパニー」の皆は」
「ところがどっこい逃がさないんだな今回は呼ばれなくても」
「呼ばれないなら呼ぶ!!これが今回の俺たちの決断です!!」
「呼べなかったのは説明したでしょ?根に持ちすぎよ」
「悪魔結社」の皆は相変わらず寂しがり屋のようだ。だがなんだかこんな奴らでも久々に会うと嬉しいものだな。
「というわけでだ!俺たちはお前たちのいない間皆で出来るクエストを探していたわけだ!」
「そうだよー!僕たち頑張ったんだから!国中あっち行ったりこっち行ったり!」
「でも見つけたのはオリバーよ。全くそう言う所は本当に凄いんだから」
「ふふ。久しぶりのオリバー×ウィルね。腐腐腐。血が騒ぐわ!!」
「あれ?「ダブルナイツ」の女の子たちは?」
「ああ、彼女たちは期末試験なんと。夏休み前のこの時期にやるなんて変わってるよな」
「ダブルナイツ」はオリバー、リタ、ライリーの三人に、今回は助っ人としてフランジェシカが加わり4人パーティーで挑むそうだ。
「カンパニー」は6人、「ダブルナイツ」4人、「悪魔結社」7人、「鋼鉄騎士団」8人の大所帯で船に乗り出発することになった。
「そう言えば「火の国」って王国から東にある国、でよかったかしら?」
「ん。でもたしか途中に魔物がいて通れないって聞いた気がする」
「流石、良く知ってるな。火の国に行く道中には確かに魔物がいるらしい。だが今だそれに出会ったプレイヤーはいない」
「ぬ?どういうことだ?」
「その道中に深い霧が発生するそうだ。そこに入ると何故かまっすぐ進んでいるはずなのに気づけば王国方面に向かって戻っているらしいんだ」
「そうだ。だから俺たち「ダブルナイツ」は考えた。何か特別なアイテムが必要なんじゃないかと。そして国中のクエストを探し回った結果、見つけたんだ。この東だけを指す「不思議な方位磁石」を!!」
オリバーはいたって普通な方位磁石を掲げ「悪魔結社」の皆は膝をつき崇めている。何故か突然変な宗教団体が出来上がってしまった。
「この方位磁石を手に入れるまで大変だったぜ。兎に角これで進めるってわけだ」
「そしてその魔物がレイドボスって情報も手に入れてる。どんな相手かはまだわからないがな」
「お!マッスルしてる間に霧が見えてきたぞ!!」
誰もマッスルはしていなっかったが出発して二時間、ついに正面に霧に包まれた場所が見えてきた。
「気をつけろ!!これからは何があるかわからない。皆気を抜くなよ!!」
「「「おう!!」」」」
船はだんだんと霧に近づきそして中に入っていく。霧の中に入ると一寸先すら見えない状況で仲間たちの姿さえ見えない。
「オリバー!!方角は!?」
「左に流されてる!!もっと右だ!!野郎共!!帆を張れ!」
「「「「イエッサー!!」」」」」
あらかじめ決めておいた元漁師のドンが舵をとりオリバーが全員に指示を出す。皆手探りでロープを握り必死に指示の出された方向に向けて船を進める。
「もっと左だ!!次は右!!駄目だ!流されてる!!もっと右だ!!」
「く!?これはかなり筋肉が喜ぶな!!はぁあああ!!マッスル!!」
次第に海が荒れ船は左右に何度も流されるが、30分ほど皆で協力した末にだんだんと霧が晴れ空から光が差す。
「やった!!抜けたぞ!!」
「まて!!何か先から歌が聞こえないか?」
だんだんと霧が晴れ波が穏やかになった時突然景色が歪む。懐かしい子の感覚はボスのフィールドに入ったという事だ。
「ヨー・ホー。ヨー・ホー。船は進むよどこまでも。俺たちゃ海賊、奪って盗んで舟をこぐ。俺たちゃ最強海賊団。全ての海は俺の物。全ての宝は俺の物。ヨー・ホー。ヨー・ホー。船は進むよどこまでも……」
歌はどこからともなく聞こえ皆武器を構える。霧が完全に晴れ、気づけば正面にボロボロの海賊船が姿を現す。そしてその甲板には沢山の骸骨の海賊たちが武器を構え宴会をしていた。
「「「「ゴーストシップ!?」」」」
「そうか、魔物ッて海賊だったのか!?」
「まずかよ。ホラーは苦手だ」
「あははは!!お兄ちゃん大丈夫だよ!お化けじゃくてただの骸骨だよ!!」
「その二つに何の違いがあるのかしら」
「ぬ?ウィルはホラーが駄目なのか?安心しろ!!俺もだめだ!!」
「ん。フォローになってないよレイ」
「ふふ。楽しい戦闘になりそうね」
船は次第に近づき船が横並びになり敵の姿が見える。
「船長!!大変です!!」
「どうした!?」
「目の前に!!目の前に……。すみません!!忘れました!!」
「ヒャッハッハッハ!!お前は飲みすぎだ!!よく見ろ!!目の前に!!あー、何だっけ?」
「ギャハハハ!!船長も飲みすぎですぜ!!」
「大体俺たち骸骨!!目がないのに目の前ッて!!ふふ、ギャハハハ!!」
「確かに俺たちゃ目がなかったな!!ヒャッハッハッハ!!さぁ!!呑もう同志たち!!」
「「「「サーイエッサー!!」」」」」
船が完全に隣り合わせになり僕らが戦闘態勢に入った時、敵はすでに酔っぱらい僕らにいっこうに気づく気配がない。
「な、なぁどうするこれ?声かけた方がいいのかな?」
「こ、攻撃しちまうか?だが宴会してる奴らには攻撃しずらいよな」
「あ、兄貴、なんか言ってきてくださいよ。戦闘初めてもいいですか?とか」
「いやだよ。僕がホラー苦手なの知ってるだろ?まぁこれはなんか全然怖くないけど」
僕はがどうしたらいいか分からず話し合っていると一人(?】の骸骨がこちらにひらひら寄ってきて気づく。
「せ、船長大変です!!誰か来ましたぜ!?」
「誰だ!?誰が来た!?」
「わかりません!!だが可愛い女の子が沢山います!!」
「何だと!!可愛い女の子だと!?どこだ!?どこにいる!?」
「船長目の前にいますって!!目、目の前に!!も、もしかして酔いすぎて見えてない!?」
「あれ!?どっちが地面でどっちが空だ!?」
「ひひ、船長!の、飲みすぎですって!!ひひ、ギャハハハ!!」
「「「「…………」」」」
どうしたらいいか本当に分からないぞ。もうボスのフィールド入ってるんだよな?
「よし決めた!!あれ?何を決めたんだっけ?」
「ギャハハハハ!船長マジで酔いすぎ!!ヒック!!あれ?船長どこだ?」
「お前も酔いすぎだって!!マジで誰か来たんだって!!あれ?お前達誰だ?」
「もしかして!!もしかして!?もしかして……何言おうとしたんだっけ?」
「ギャハハハ!!とりあえず呑もう!!」
「「「「カンパーイ!!」」」」
「「「「いい加減気づけよ!!」」」」
あまりにも僕たちに気づかな過ぎたため思わず皆で声を張り上げてしまう。
「ああ?誰だテメェら!?いつからそこにいた!?」
「船長!!敵戦です!!戦闘準備を!!」
「何だと!?敵だと!?野郎共!!えーと、えーと?」
「船長!!戦闘準備です!!」
「ああ!そうだ!!野郎共!!戦闘準備だ!!」
「「「「おう!!」」」」
ーーーーーーーーーーーー
フィールドボスに遭遇しました。
これより「酔っぱらったゴーストシップ海賊団」との戦闘を開始します。
尚この戦闘はモンスターを倒すか、プレイヤーが死亡するまでこのフィールドからは出られません。
頑張ってください。
ーーーーーーーーーーーーーー
こうしてようやく戦闘が始まった……。
10
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる