208 / 215
悪魔の城への道中「カンパニー」編
しおりを挟む
「お兄ちああああゃん!!グスッ。いいお兄ちゃんでした」
「何勝手に殺してるのよ。ウィルがこんな落とし穴で死ぬわけないじゃない」
「グッ、十左エ門よ。お主の事は忘れないでニン」
「いや、お前のせいだろ落ちたのは」
「ん。私達の故郷にはこんな言葉がある。「忍ばない忍者は死ねばいい」」
「辛辣な言葉ね。でも確かにその通りだわ」
「二人とも厳しいわね」
お兄ちゃんがミサイルで空いた穴に落ちて言った後皆で穴の深さを確認しに行った。だけどその深さはアイリス達の想像を超えてかなり深いみたい。だけどお兄ちゃんはいつでもなんだかんだ生き残るから誰も心配はしていない。
「さ、私達は先に城に向かうわよ」
「皆で「鏡花水月」を助けに行かないでいいのかニン?」
「いいのよ。皆なんだかんだ強いから自分達で何とかできるわよ」
「ん。流れ人舐めちゃいけない」
「そうだな。なら我々も我々にできることをなすのがベストだ」
レイの言う通りだ。きっとお兄ちゃんたちは自力で何とかする。というかアイリスの勘だけどお兄ちゃんたちの方が先に城について活躍する気がする。アイリス達も急いでいかなきゃ。
という事で半蔵之介に先導してもらって、レイ、アイリス、エリザベス、クリス、エリーゼの順番で進むことになった。いつもお兄ちゃんに頼りっぱなしだから、こんな時くらい妹として頑張っていいとこ見せてあとでいっぱい頭をなでてもらおう!!
「全員止まるでござる!!何か来るでござる!!」
クリスより先に半蔵之助が何かに気が付いたようだ。忍びだけあって索敵スキルが高いのかもしれない。今の所忍び要素0だけどね。なんでいるのかねこの人。
「……え?ロボット?」
「ロボット、だな」
「ん。これ勝てるの?」
「というか囲まれたわね」
「ふぅ。ウィルがいないだけで割と不安ね」
出てきたのは背中からジェット噴射をしながら空飛ぶ人型ロボットが飛んできた。急に戦争ゲームになった気分だ。アイリス銃とかロボットとかそんなに好きじゃないんだけどなぁ。
「ま、やるしかないならやるけどね~!」
「うむ!人間だろうとロボットだろうと叩き斬るのみ!」
私達が武器を構えた時にはすでにエリーゼが皆に「ブースト」をかけてくれる。流石仕事が早い。
「皆行くわよ!!「アイスシャワー」!!」
エリザベスの氷の範囲攻撃と共に戦闘が始まる。飛んでいた敵は攻撃が辺り落ちて行くもの、攻撃を躱すために地上に降りる者様々だ。だけど恐らくエリザベスの狙いは敵を地面に卸す事なのだろう。一瞬でその判断をしてそれを実行してしまうその行動力は流石としかいえない。
「「レインアロー」!!」
クリスもエリザベスの狙いが分かったのかすぐさま矢を放つ。敵に当てる、というよりは敵を地上に落とすために矢を放つ。これでほとんどの敵が地上に降りてきた。さ、ここからは私の仕事だ。
「レイ!行くよ!」
「合点招致!「マジックシールド」!!」
敵が銃で攻撃してくるがそれをレイが全て受け止める。どうやら銃と言っても地球のように見えない程早いわけではなく、矢とそれほど変わらない速度のようだ、威力もそこまで早くはない。
「「重力剣」「岩割」!!」
アイリスは地面を抉るように剣を振るう。敵に囲まれた状態では戦いずらいため地面の石を吹き飛ばし広範囲に敵に石と土をぶつける。ダメージはないだろうがこれで敵半分ほどの視界を奪う。
「ふむ。皆素晴らしい動きだニン。なら我も!「影分身の術」「火遁業火球」!!」
突然半蔵之介が10人に増えて口から火を噴き敵を燃やしていく!これだよこれ!!半蔵之介もやればできるニン!!アイリスも忍術使いたいニン!!ニンニンニン!!
火に包まれた敵が突然次々に爆発していく。え?忍法ってこんなに強かったの?
「皆!敵の弱点は背中のジェットよ!恐らく燃料タンクをしょっているんだわ!」
あ~そう言うことか。つまりさっきの炎で燃料に引火したわけか。だったら!
「半蔵之介!その勢いで敵全員に火をつけるニン!!」
「はぁはぁはぁ。わ、我はもう十分働いたニン。後は頼んだニン」
半蔵之介は大量の汗を流しながら木陰に座り休みだした。太りすぎなんだよ半蔵之介!!忍者のくせに敵前で堂々とお腹出しながら休まないで!色々忍んで!!
「半蔵之介はもう使い物にならないわ!私達だけでやるわよ!」
クリスがそう叫びながら矢を放つ。矢は正確に敵の背中のジェット噴射の部分に当たり敵は爆発していく。ただクリスは半蔵之介の周りにいる相手を中心に狙っているようだ。爆発は連鎖し炎は半蔵之介を巻き込んでいる。お姉ちゃん怒ってるなこれは。
「ゲホッ。ゲホッ。こ、コラ!我が休んでいる場所で爆発させるな!」
「あら、生きてたの?仕方ないじゃない。こっちだって必死でそれどころじぁないのだから。わかったら黙って忍んでなさい」
「クッ。仕方ない。「隠れ身の術」!!」
半蔵之介は突然その太った姿を消す。流石隠れ身の術、その姿はアイリスには見つけることが出来ない。
「「グラウンドアイス」」
私達味方以外の地面や敵の足元、そして周りの木が凍り付く。エリザベスの範囲攻撃だ。
すると敵の後方の一本の木の氷だけが砕け散る。
「さ、寒いニン!!こ、コラ!!我も凍ったではないか!!」
「あら、そんなところにいたのね。完璧な隠れ身の術だったから分からなかったわ」
「そ、そうか。気づかなかったなら仕方ないニン。次から気を付けるのだぞ?」
「ええ、努力するわ」
半蔵之介は再び「隠れ身の術」をしその姿を消す。というかそこにいたんだね半蔵之介。完全に敵から距離をとってたんだね。もう戦う気ゼロ何だね。アイリスがっかりだよ。
「ん。お姉ちゃんナイス」
「ふふ。出来ればもう一回くらい攻撃したい気分ね」
攻撃は敵にではなく半蔵之介にだろ。
「なぁ、戦ってて気づいたんだが、あいつだけやたら我々から距離をとってないか?」
「ん?あれ?本当だね。気づかなかった」
確かに敵の中で一体だけアイリス達から距離をとり戦いに参加していない敵がいる。あーいう的にはなんかあるんだよね~。
「ねぇレイ。半蔵之介の所まで行きたいんだけど道を作れる?」
「ぬ?できるぞ。任せろ!」
そう言うとレイは敵の攻撃を全て防ぎながら半蔵之介までの道を作ってくれる。流石うちのタンカー!レベルはアイリス達にはまだ追いついていないけどその技術と精神力は本物だ!
さて後はアイリスの仕事だ!
「ん?なんだアイリス殿、何故我に向かってくる?何故そんな笑顔なんだ?何故我に向かって剣を向ける!?待て待て待て!!」
「半蔵之介が原因だからね~!!ちゃんと働いてきなさい!!」
先ほどのエリザベスの攻撃で半蔵之介の居場所は分かっていた。アイリスは慌ててる半蔵之介の足元の土ごと半蔵之介ごと剣で吹き飛ばす。
「いっけ~~!!」
「待つでござ、ああああああ!!!!」
んん!!少し重いけど久しぶりの人間大砲の完成だ。前よりもレベルが上がってるら中々いい速度で飛んでいったね!やったぜ!!
「ああああああああ!!く、仕方なし!!「火炎業火球」!!」
吹き飛ばされた半蔵之介はその意味を理解したのか離れていた敵に向かって火を噴く。なんだなんだ。まだ働けんじゃん!!
離れていた敵は慌てた様子だったが矢のようなスピードで飛んでくるおデブな忍者を躱すことが出来ずその火をもろに食らい爆発し散っていく。あ、半蔵之介もそのまま炎に巻き込まれていった。そりゃ空中じゃ回避できない。ドンマイ!!
「あ!!」
後ろからレイの声がして振り返るとまだ生きていたロボットが次々に倒れていく。どうやらさっきのやつがロボットを操作していたらしい。これはアイリスの大活躍のおかげだね!!お兄ちゃんにいいお土産話が出来たぜ!!うふふ~いっぱい頭撫でてもらおう!!
ーーーーーーーーーーー
ロボの指令司令塔マンLV61を撃破
操られたロボットLV50×40を撃破
ーーーーーーーーーーー
操られた……?どういうことだろう。などと考える間もなく全身ボロボロの半蔵之介がふらふらと歩いてくる。あ、生きてたんだ。
「く、アイリス殿。ひどいでニン。我はこれでも里の長だニン。割と偉いニン」
「敵の前では位など関係ないニン。皆等しいニン」
「く、確かにその通りだニン。だけどこれはちょっと酷いニン」
「ん。「ミドルヒール」」
「ん?おお!!傷が治っていく!エリーゼ殿感謝するニン!!」
「ん。アイリスこれでもう一回半蔵之介飛ばせるね」
「悪魔か!!敵より「カンパニー」の方が悪魔に見えてきたニン!!」
そんなこんなでアイリス達は順調に城に向けて進むことが出来た。
お兄ちゃんも早く城まで来てね!!
「何勝手に殺してるのよ。ウィルがこんな落とし穴で死ぬわけないじゃない」
「グッ、十左エ門よ。お主の事は忘れないでニン」
「いや、お前のせいだろ落ちたのは」
「ん。私達の故郷にはこんな言葉がある。「忍ばない忍者は死ねばいい」」
「辛辣な言葉ね。でも確かにその通りだわ」
「二人とも厳しいわね」
お兄ちゃんがミサイルで空いた穴に落ちて言った後皆で穴の深さを確認しに行った。だけどその深さはアイリス達の想像を超えてかなり深いみたい。だけどお兄ちゃんはいつでもなんだかんだ生き残るから誰も心配はしていない。
「さ、私達は先に城に向かうわよ」
「皆で「鏡花水月」を助けに行かないでいいのかニン?」
「いいのよ。皆なんだかんだ強いから自分達で何とかできるわよ」
「ん。流れ人舐めちゃいけない」
「そうだな。なら我々も我々にできることをなすのがベストだ」
レイの言う通りだ。きっとお兄ちゃんたちは自力で何とかする。というかアイリスの勘だけどお兄ちゃんたちの方が先に城について活躍する気がする。アイリス達も急いでいかなきゃ。
という事で半蔵之介に先導してもらって、レイ、アイリス、エリザベス、クリス、エリーゼの順番で進むことになった。いつもお兄ちゃんに頼りっぱなしだから、こんな時くらい妹として頑張っていいとこ見せてあとでいっぱい頭をなでてもらおう!!
「全員止まるでござる!!何か来るでござる!!」
クリスより先に半蔵之助が何かに気が付いたようだ。忍びだけあって索敵スキルが高いのかもしれない。今の所忍び要素0だけどね。なんでいるのかねこの人。
「……え?ロボット?」
「ロボット、だな」
「ん。これ勝てるの?」
「というか囲まれたわね」
「ふぅ。ウィルがいないだけで割と不安ね」
出てきたのは背中からジェット噴射をしながら空飛ぶ人型ロボットが飛んできた。急に戦争ゲームになった気分だ。アイリス銃とかロボットとかそんなに好きじゃないんだけどなぁ。
「ま、やるしかないならやるけどね~!」
「うむ!人間だろうとロボットだろうと叩き斬るのみ!」
私達が武器を構えた時にはすでにエリーゼが皆に「ブースト」をかけてくれる。流石仕事が早い。
「皆行くわよ!!「アイスシャワー」!!」
エリザベスの氷の範囲攻撃と共に戦闘が始まる。飛んでいた敵は攻撃が辺り落ちて行くもの、攻撃を躱すために地上に降りる者様々だ。だけど恐らくエリザベスの狙いは敵を地面に卸す事なのだろう。一瞬でその判断をしてそれを実行してしまうその行動力は流石としかいえない。
「「レインアロー」!!」
クリスもエリザベスの狙いが分かったのかすぐさま矢を放つ。敵に当てる、というよりは敵を地上に落とすために矢を放つ。これでほとんどの敵が地上に降りてきた。さ、ここからは私の仕事だ。
「レイ!行くよ!」
「合点招致!「マジックシールド」!!」
敵が銃で攻撃してくるがそれをレイが全て受け止める。どうやら銃と言っても地球のように見えない程早いわけではなく、矢とそれほど変わらない速度のようだ、威力もそこまで早くはない。
「「重力剣」「岩割」!!」
アイリスは地面を抉るように剣を振るう。敵に囲まれた状態では戦いずらいため地面の石を吹き飛ばし広範囲に敵に石と土をぶつける。ダメージはないだろうがこれで敵半分ほどの視界を奪う。
「ふむ。皆素晴らしい動きだニン。なら我も!「影分身の術」「火遁業火球」!!」
突然半蔵之介が10人に増えて口から火を噴き敵を燃やしていく!これだよこれ!!半蔵之介もやればできるニン!!アイリスも忍術使いたいニン!!ニンニンニン!!
火に包まれた敵が突然次々に爆発していく。え?忍法ってこんなに強かったの?
「皆!敵の弱点は背中のジェットよ!恐らく燃料タンクをしょっているんだわ!」
あ~そう言うことか。つまりさっきの炎で燃料に引火したわけか。だったら!
「半蔵之介!その勢いで敵全員に火をつけるニン!!」
「はぁはぁはぁ。わ、我はもう十分働いたニン。後は頼んだニン」
半蔵之介は大量の汗を流しながら木陰に座り休みだした。太りすぎなんだよ半蔵之介!!忍者のくせに敵前で堂々とお腹出しながら休まないで!色々忍んで!!
「半蔵之介はもう使い物にならないわ!私達だけでやるわよ!」
クリスがそう叫びながら矢を放つ。矢は正確に敵の背中のジェット噴射の部分に当たり敵は爆発していく。ただクリスは半蔵之介の周りにいる相手を中心に狙っているようだ。爆発は連鎖し炎は半蔵之介を巻き込んでいる。お姉ちゃん怒ってるなこれは。
「ゲホッ。ゲホッ。こ、コラ!我が休んでいる場所で爆発させるな!」
「あら、生きてたの?仕方ないじゃない。こっちだって必死でそれどころじぁないのだから。わかったら黙って忍んでなさい」
「クッ。仕方ない。「隠れ身の術」!!」
半蔵之介は突然その太った姿を消す。流石隠れ身の術、その姿はアイリスには見つけることが出来ない。
「「グラウンドアイス」」
私達味方以外の地面や敵の足元、そして周りの木が凍り付く。エリザベスの範囲攻撃だ。
すると敵の後方の一本の木の氷だけが砕け散る。
「さ、寒いニン!!こ、コラ!!我も凍ったではないか!!」
「あら、そんなところにいたのね。完璧な隠れ身の術だったから分からなかったわ」
「そ、そうか。気づかなかったなら仕方ないニン。次から気を付けるのだぞ?」
「ええ、努力するわ」
半蔵之介は再び「隠れ身の術」をしその姿を消す。というかそこにいたんだね半蔵之介。完全に敵から距離をとってたんだね。もう戦う気ゼロ何だね。アイリスがっかりだよ。
「ん。お姉ちゃんナイス」
「ふふ。出来ればもう一回くらい攻撃したい気分ね」
攻撃は敵にではなく半蔵之介にだろ。
「なぁ、戦ってて気づいたんだが、あいつだけやたら我々から距離をとってないか?」
「ん?あれ?本当だね。気づかなかった」
確かに敵の中で一体だけアイリス達から距離をとり戦いに参加していない敵がいる。あーいう的にはなんかあるんだよね~。
「ねぇレイ。半蔵之介の所まで行きたいんだけど道を作れる?」
「ぬ?できるぞ。任せろ!」
そう言うとレイは敵の攻撃を全て防ぎながら半蔵之介までの道を作ってくれる。流石うちのタンカー!レベルはアイリス達にはまだ追いついていないけどその技術と精神力は本物だ!
さて後はアイリスの仕事だ!
「ん?なんだアイリス殿、何故我に向かってくる?何故そんな笑顔なんだ?何故我に向かって剣を向ける!?待て待て待て!!」
「半蔵之介が原因だからね~!!ちゃんと働いてきなさい!!」
先ほどのエリザベスの攻撃で半蔵之介の居場所は分かっていた。アイリスは慌ててる半蔵之介の足元の土ごと半蔵之介ごと剣で吹き飛ばす。
「いっけ~~!!」
「待つでござ、ああああああ!!!!」
んん!!少し重いけど久しぶりの人間大砲の完成だ。前よりもレベルが上がってるら中々いい速度で飛んでいったね!やったぜ!!
「ああああああああ!!く、仕方なし!!「火炎業火球」!!」
吹き飛ばされた半蔵之介はその意味を理解したのか離れていた敵に向かって火を噴く。なんだなんだ。まだ働けんじゃん!!
離れていた敵は慌てた様子だったが矢のようなスピードで飛んでくるおデブな忍者を躱すことが出来ずその火をもろに食らい爆発し散っていく。あ、半蔵之介もそのまま炎に巻き込まれていった。そりゃ空中じゃ回避できない。ドンマイ!!
「あ!!」
後ろからレイの声がして振り返るとまだ生きていたロボットが次々に倒れていく。どうやらさっきのやつがロボットを操作していたらしい。これはアイリスの大活躍のおかげだね!!お兄ちゃんにいいお土産話が出来たぜ!!うふふ~いっぱい頭撫でてもらおう!!
ーーーーーーーーーーー
ロボの指令司令塔マンLV61を撃破
操られたロボットLV50×40を撃破
ーーーーーーーーーーー
操られた……?どういうことだろう。などと考える間もなく全身ボロボロの半蔵之介がふらふらと歩いてくる。あ、生きてたんだ。
「く、アイリス殿。ひどいでニン。我はこれでも里の長だニン。割と偉いニン」
「敵の前では位など関係ないニン。皆等しいニン」
「く、確かにその通りだニン。だけどこれはちょっと酷いニン」
「ん。「ミドルヒール」」
「ん?おお!!傷が治っていく!エリーゼ殿感謝するニン!!」
「ん。アイリスこれでもう一回半蔵之介飛ばせるね」
「悪魔か!!敵より「カンパニー」の方が悪魔に見えてきたニン!!」
そんなこんなでアイリス達は順調に城に向けて進むことが出来た。
お兄ちゃんも早く城まで来てね!!
10
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる