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~第三幕~
銀弾吼える! Chapter.8
しおりを挟む何が厄介なのか判らない。
判らないという事自体が厄介なのだ──。
この〈ベート〉なる獣妃は──。
マンハッタン拠点〈エンパイアステートビル〉──。
存在するが存在しない──
存在しないが存在する──
そんな十三階に、彼女の部屋は在った。
夜神冴子が最後に放った銀弾により通信機能は損傷し、モニターがブラックアウトに沈黙する。
「事の顛末は見届けた……もう不要だ」
薄い紅が、ほくそ笑む。
「マザー・フローレンスは弾劾に処され、飼育していた子供達も尽きた。あの教会に、もはや利用価値は無い」
豊かな金糸を撫で鋤く。
「とはいえ、存分に役立ったが……な。鮮度のいい贄を喰らう事で、潜在に休眠する〝我〟は思いの外に早く覚醒する事が叶った」
唇を湿らす舌舐め擦りが反芻するのは、血肉の味──柔らかな食感──断末魔のスパイス────。
嗚呼、早く次なる養育場を作らねば……。
「姉妹……か。フフフ、嘘ではないぞ……夜神冴子よ? 確かに〈血杯〉は授けた──我がな」
そう……マザー・フローレンスは、確かに〝嘘〟など言っていない。
故意に誤解を生む言い回しをしただけである。
どちらが〝姉〟か〝妹〟かは告げていない。
ただそれだけの話だ。
「マザー・フローレンスに〈ジュリザ〉を預けたのは正解であった。我に心酔するヤツだからこそ、己が身を惜しみ無く捧げた。まさに影武者には打ってつけ……」
最期まで従順な信徒であった。
夜神冴子を前にしても、真相を隠匿する程に……。
自らの〈死〉と直面しても、微塵たりとも情報を漏洩せぬ程に……。
下らぬ虚像〈モロゥズ神〉などの信徒ではない。
彼女──〈獣妃〉の……だ。
だから何だという?
所詮は〝道具〟──惜しくはある利便性ではあったが、代わりなど幾らでも利く。
有能であるが故に重宝しただけの凡百だ。
「しかし〈ジュリザ〉が〈怪物抹殺者〉へと依頼した時には、内心ヒヤリとしたぞ……。おかげで〝我〟としても鳴りを潜める必要が出てきた」
水割りが喉を潤すと、置いたグラスがカランと奏でる。
「まったく……あの小娘、博愛にも程があろうに」
飽きたかのようにソファを立つと、壁の一角を押し開く。
隠し部屋だ。
とはいえ、身を隠す為のものではない。
我は〈獣妃〉──。
不敗の魔物──。
下す事はあっても、下される事など無い────。
なれば、身を隠す必要などあろうか?
そう、此処は娯楽部屋だ。
何人にも邪魔されぬ為の……。
自室と同等の広さを敷き詰める石室。
大理石を積み重ねた壁面が、ランタンの朱に照り染まる。
異臭──。
常人には嘔吐感を強いる不快臭。
血と腐肉の臭い。
彼女には心地いい。
壁には入手したての黒豹の毛皮──二対。
かつては〈区長〉などと仮初めの栄誉を授けたが、思いの外に使えなかった。
どうでもいい。
所詮は酔狂な遊びだ。
珍しさに拾った玩具に過ぎない。
あの〝魔薬漬けの猿〟同様に……。
それよりも、現在関心を惹き付ける玩具で遊ぼうか。
沸き立つ加虐心が逸る。
一番奥の壁に、それは飾ってある。
「まだ生きておろうな?」
目的の手前に立つと、蔑みと好奇心の眼差しを涼しく注いだ。
「──ンン! ンー! ンーーッ!」
猿轡に邪魔された抗議……いや、それは命乞いやもしれぬ。
黒髪の蛇女──ようやく探し出したレア玩具だ。
両腕は黒鉄の鎖枷で壁面へと吊し上げ、下半身の蛇体は巨大な重石で敷き潰してある。ギョロリと大皿のような目は不快なので潰した。
「ンンーーッ! ンー! ンーーッ!」
「何を言うておるか解らぬわ。もっとも、その枷を外しても同じか。舌は抜いてあるからな……フフフフフ」
「ンンンーーーーッ!」
ジャラジャラと乱れる金属音が、ベートの支配欲求を悦に浸らせる。
紛れる嗚咽も心地好いソプラノだ。
その不様さを肴として、手近な卓からブランデーを注ぐ。
「喜べ、裏切者? キサマが肩入れしている〈夜神冴子〉は勝ったぞ? 本来なら疲弊した事後を潰しても良かったが……享楽は享楽だ。今回は見逃してやろう。それに〈我〉の復活に一役買った褒美もやらねばな? フフフフフ……」
一縷の希望に依存させた上で、絶望の奈落に叩き落とした。
だからこそ〈ジュリザ〉は死んだ。
その魂は壊れた。
夜神冴子の存在は、結果として〈ジュリザ〉を葬るに大きな要因として利用できた。
「フゥ……フゥ……ンンンンッ!」
「フフフ……死にたいか? 死にたいであろうなぁ? この生地獄から解放されたかろうて?」
景気付けとばかりに酒を飲み干すと、獲物の眼前まで歩き進む。
「ならぬな」
「ンンンンンンーーーーーーッ! ンンンンンンンンンンンンーーーーーーーーーーーーッ!」
室内反響に奏でられる隠った絶叫!
獣妃の五指は、鋭い爪を虜囚の腹部に突き立てていた!
濁々と伝わり落ちる赤黒い生温かさ。
高揚を誘う。
「フフフフ……別に〈区長〉としての不甲斐なさを責めているワケではないぞ?」
更に深々と食い込ませる!
「ンンーーーーッ! ンンンーーーーッ」
悲鳴と赤が比例に増した。
「オマエはオモチャだ……命果てるまでな。なぁに、楽には殺さん。ギリギリで生を体験させてやる……術は心得ているのでな」
「ンンンンンンンンンンンンーーーーーーーーーーーーッ!」
「アハハハハハッ! アハハハハハハハハハハッ!」
残虐な至悦が狂喜めいて笑う!
「この〈牙爪獣群〉とて、一時の戯れに過ぎぬ。〈闇暦大戦〉の覇権? 獣人達による天下? クックックッ……知った事か。たかだか暇潰し……下等な畜生共が滅ぼうがどうしようが知った事ではない。このニューヨークとて、ただの遊技場に過ぎぬわ」
そう、我は〈暴君〉──。
思うがままに生き、思うがままに弄ぶだけ……。
その命も、血肉も、魂さえも…………。
「さて……次は、どの地で遊ぼうか?」
かつて〝ジュリザ〟と呼ばれた聖女は、その相貌に対極の冷笑を孕んでいた。
忌まわしき決戦から一ヶ月後──。
夜神冴子はダコタで養生の日々を過ごしていた。
言うまでもなく、ラリィガの手配だ。
ティピー内での寝たきり生活は退屈極まりない。
何よりも性に合わなかった。
しかし、それもそろそろ終われる。
「だいぶ回復したわね」
左手をグッパッと握り確かめ、冴子は自分の具合を推測する。
に、してもキツイ。
左肩から晒のように巻かれた大仰な包帯は、彼女の胸をギュウギュウに圧迫していた。
ラリィガの手当てだ。
問答無用の慌ただしさに、無理矢理締め付けられた。
粗雑なあの娘らしい。
「……結構あるんだぞ? アンニャロー」
さりとも、その想いを汲めば、軽い苦笑も漏れるというものだ。
ややあって寝床から起きた冴子は、トレードスタイルの上着へと袖を通す。
「ま、後はコイツで何とかなるっしょ? 傷口は、だいぶ回復してるし」
ハリー・クラーヴァルの〈錬金術〉は伊達ではなかった。
そのノウハウを注ぎ込んで新生させたこのジャケットは、耐寒耐熱や防弾といった基礎性能を備え、尚且つ微々たる治癒効果を付加されている。
つまりは〝着ているだけ〟でも遅々と回復していく寸法だ。
とはいえ、いずれも高い効果を及ぼす程ではない。
あくまでも補佐レベルの付随性能であり、結局は冴子自身が自衛に万全を期する必要がある。
それでも有り難い代物ではあった。
即時即興的とはいえ、状況好転の助力とは機能している。
この〈闇暦〉では大きい。
たかだか〝人間の小娘〟が生き残れてきた要因のひとつだ。
「あ、冴子? 起きたか……って、何やってんだよ!」
入ってくるなり、ラリィガが保護者風を吹かせた。
(まったくお節介というか何と言うか)
だから、呆れ気味ながらも心地いい苦笑が浮かぶ。
この娘と出会えた事そのものが〈怪物抹殺者〉にとっては大きな報酬にも思えた。
「ボチボチ行くわ」
「まだ回復してない!」
「したわよ?」
「してない!」
「した」
「し・て・な・い!」
「し・た!」
突き合わせた意固地がいがみ合い──ややあって、どちらともなく吹き出していた。
暗黒世界への地平と広がる荒野……。
荒涼とした風は吹き昇る。
夜神冴子とラリィガは聳える崖に並び立ち、立ち込める不穏を道標と睨み据えていた。
「次は何処へ行くんだ?」
「さて……ねぇ? 現状は依頼も無いし、当面は気の向くままかなぁ?」
「ふぅん?」
途切れる会話。
互いに想いはある。
然れど、それを集約する言葉を見つけられなかった。
否、要らぬのやもしれぬ……。
死闘を共にした二人には……。
「んじゃ、行くな?」
インディアン娘の方から背を向けた。
正直、見送り届ける自信は無い。
湿っぽいのは嫌いだ。
置かれた異邦人の背が、変わらぬ楽観に手をヒラヒラと振る。
「〈ホワイトバッファロー・ウーマン〉にヨロシク~★」
「あ……と、そうだ。オイ、冴子!」
思い出したかのように、ラリィガは足を止めた。
「うん?」
互いに振り向き交わす素直な表情。
本音を言えば、見たくはなかったが……。
双方、後ろ髪を引かれるから。
さりとも、ラリィガは前向きな微笑に捧げる。
「生まれた時、オマエは泣き、世界が笑った。だから死ぬ時は、オマエは笑い、世界が泣く人生を生きろ」
「何よ? 唐突に?」
「チェロキー族の言葉だ」
「…………」
「…………」
「……そっか」
「じゃあな」
「じゃあね」
気高さは互いの背中を磁石のように引き離した。
だが、その想いは……。
暫しの余韻を噛み締めながら、夜神冴子は愛銃へと見入る。
「結局は誰も救えなかった。築いたのは死人の山……か」
アニス──
アントニオ──
教会の孤児達──
そして、ジュリザ────
何ひとつ守れていない。
蓋を開けてみれば、滑稽な道化だ。
無力にも程がある。
「ハリー・クラーヴァルは言った。〈怪物〉に抗える存在を知らし示せば、闇暦に生きる人々の〝希望〟にも成り得る……と」
だからこそ、生きてきた。
だからこそ、死線に臨んできた。
そして、だからこそ殺してきた。
だが、仮に巨悪を屠ったところで、それが何だ?
望んだのは、そこではない。
その先だ。
「〈怪物抹殺者〉……か」
非情の白銀は、ただ彼女の迷いを反射するだけであった。
「こんなんで、生きる価値あるのかな……私」
心に甦るのは〈怪物抹殺者〉として新生した原点たる言葉──。
報酬は、君自身の生き方……その軌跡を贖罪の証として──。
その瞬間が来ないならば、修羅地獄をさ迷えばいい……君自身が償えたと思えた時まで──。
(仮にどうあろうと闘いは続く。死と隣り合わせの日々は続く。私が生きている限り……私が生き続ける限り……)
心が冷える……。
荒涼に……。
虚無感に……。
その時、一際強い突風が叱咤とばかりに撫で去った。
──やっぱり、お姉ちゃんは〈正義の味方〉だね。
「ッ! 舞?」
風圧に含まれる懐かしい声音!
その姿を求めて、思わず振り返った!
然れど、そこには誰もいない。
妹の姿は無い。
ただ閑寂孕む風が、荒野に吹き抜けているだけであった。
(そうよね……私にしか出来ない)
虚しさを鼓舞に押し殺し、改めて使命感を噛み締める。
きっと、この闇空の下では待っている。
救いを望む弱き魂が……。
だから、冴子は顔を上げた。
残酷な明日へと。
「……行こうか〈戌守さま〉」
歩み出す。
心に定めた信念に……。
人々の牙と化して〈怪物〉へと抗う修羅地獄に……。
白き霊獣は宿命を共有すべく後へと続いた。
その背中を見送る〝少女〟の姿は、哀しくも夜神冴子には見えていない。
巫女姿の幽体であった。
(そうだよ……お姉ちゃんは〈正義の味方〉なんだから、生きなきゃ……生きて闘い続けなきゃ……これからも〝苦しむ人〟の為に〈怪物〉と闘い続けなきゃ…………)
嗚呼、大好きだったお姉ちゃん──。
まっすぐで──
不器用で──
それでも優しく誠実なお姉ちゃん────。
(どんなに辛くても……苦しくても……生きて……生きて……生き続けなきゃいけないのよ…………)
きっと他の生き方なんて出来はしない──。
その〈使命〉を投げ棄てる事など────。
(殺した私の分も!)
一転、ゾッとする呪詛を微笑み、妹の幽魂は掻き消えた。
その愛憎を見定めるは、振り向き去る〈犬神〉だけであった……。
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