短編ホラー集1

嵯峨

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地下倉庫

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地下倉庫
ある豪邸でおきた話だ
なぜかそこはいつも空き家で
売物件売物件になっている
だれか住んでも1ヶ月もたずに
出て行くか行方不明になるらしい
その豪邸にすんでたすかった
人の実体験をはなすことにしょう
某有名会社の社長の体験なのだが
その社長は愛人と住むためにその
豪邸を借りたそうなのだが
住みだして1週間くらいたった
ときに初めて不可解な出来事が
おきたのだ
その豪邸には地下倉庫と地下に
ワインセラーがあるのだが
初めはそこから物音がしていた
その物音で目がさめたという
その物音は日に日に大きくなり
うるさくて寝れないくらいに
までなっていた。
朝になれば何事もなかったかのように
静かになるのだ
その晩社長はなにか調べてやろうと
地下倉庫の扉のまえでその音が
なるのをまっていた
そして深夜2時頃にその音が
聞こえだした
そして社長は扉をあけたのだ
すると倉庫とワインセラーは
繋がっているのだがワインセラーの
ほうの扉をなにものかが蹴っている
ような音なのだ
社長はその扉を勢いよくあけた
その瞬間社長の悲鳴が屋敷中に
響き渡ったという
そして翌朝家政婦が倒れている
社長と愛人をワインセラーの中で
発見したそうだ
幸い2人は生きていた。
社長と愛人になにがあったか
聞いても覚えてないという
ただ二人がはっきりしていたのは
恐ろしいものをみたということ
だけだったそうだ
社長はその家をすぐに売ったという
もしかしたらいまもまだ空家になっており
得体の知れない恐ろしいものが
まだ住み着いてるいるかもしれない
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