魔法使いと日常

村人A

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プロローグ

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よく映画などで未来の姿を描くことがある。

技術が発展し過去と未来の行き来が出来るようになったり、ましてや地球全体が砂漠化したり。

研究家などは
氷河期を迎えるなどと言う人もいる。


でも、それは結局のところ空想でしかない。




--2×××年




何年も昔に思われたその空想は実現した。

技術の発展、地球の砂漠化、氷河期到来どれも実現した。

そんな空想が実現して地球に変化があった。

それは、この世界に自然魔法を使うことのできる者がいるということ。

自然魔法とは
風や水など自然のものを魔法として地面や体などから出すことができる魔法。

そんな魔法を使えるものは世界政府のたてる学園で生活し、親族から離される代わりに親族は豊かな生活をできるらしい。

でも、この魔法使いが地球からのメッセージだという専門家達がいる。

だが、それがメッセージなのかは未だにわからないという…

パタンッ

分厚い表紙を閉じ、大きく伸びをする。
放課後の教室で…
低くなった太陽の光がちょうど窓から入ってきて眩しいころだ。

そろそろ寮に帰らないといけない。
寮が嫌だというわけではないが、いつも人気のある教室で1人でいるのも楽しい。

まぁ、寮に帰っても自分の部屋があるからいいんだけどな…


-----


鞄を持ち靴を履き寮までの道のりを歩く
寮までおよそ徒歩3分かからないだろう

囲まれた塀の近くをゆっくり歩き寮に着く。

寮は古い洋館といった感じだろうか
でも、なにかかでるような恐ろしさは全くなくどちらかというと長く続く喫茶店のように入りやすい雰囲気である。

玄関となる扉を開けると
まさに喫茶店のようにカランッと扉に付いている鈴が鳴る。

温かみのある気の床をコツコツと音をたてて歩く。
1階の食堂横を通り階段を登るといくつもの扉がある。
扉には金のプレートがつけられていて、そこにその部屋の持ち主の名前が彫られている。

俺の部屋は1番奥の角部屋で朝日がよくはいり、目覚めにはとてもいい。


部屋の鍵を開け、なかに入り
ベットの上に鞄を投げ服を着替える。
靴は歩きやすいサンダルに変え備え付けの机と椅子に腰掛ける。


これが俺の放課後

ここからゆっくり晩御飯の時間まで寝たり勉強したり。
それはその日の気分でやっていく…
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