1 / 1
ちびりゅうの すごろくあそび
しおりを挟む
ともくんは つくえの ひきだしで ちびりゅうを かっていました。てのひらに のるほどの ちいさな りゅうです。
ともくんが がお と いえば ちびりゅうも がお と こたえます。ともくんと ちびりゅうは ともだちでした。
ともくんと ちびりゅうは きょうも いっしょに あそんでいます。
なにを しているのかと いえば すごろくあそび です。
すごろくは ともくんの てづくり。いたずらごころ いっぱいの すごろくです。ともくんは がようしを つなぎあわせて すこし おおきな すごろくを つくりました。
ともくんの すごろくの コマは ちびた くろい クレヨン。だけど ちびりゅうの コマは ちびりゅうじしん だったからです。
「それじゃ はじめるよ。がお!」
ともくんが こえを かけると ちびりゅうも
「がお!」
と こたえました。
「いい? こう やるんだよ」
ともくんが サイコロを ふりました。でた めは さん。ちびた クレヨンが みっつ すすみました。
「こんどは ちびりゅうの ばんだよ」
「がお」
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
「がお?」
サイコロには あかい めだまが いっこだけ。
「いち だよ。ちびりゅう。ひとつ さきに すすめるよ」
ちびりゅうは ぴょんと つぎの マスめに とびうつりました。
ところが その マスめには なにか かいてあります。
「いっかい やすみだよ。ちびりゅう」
ちびりゅうは ともくんを みあげて
「がお」
と ふまんそうに なきました。
ともくんは にかい サイコロを ふりました。でた めは よんと ご。
ちびた クレヨンが ここのつ すすみました。
さあ こんどは ちびりゅうの ばんです。
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは さん。
ちびりゅうは ぴょんぴょんぴょんと みっつ すすみました。マスめに また なにか かいてありました。
「ちびりゅう。みっつ もどるだって」
ちびりゅうは かたを おとして マスめを みっつ もどりました。ちびりゅうは もとの ばしょに もどって しまったのです。
しかも もとの ばしょ ですから そこには
「いっかい やすみ」
と かいてあります。
ちびりゅうは ともくんを みあげると うらめしそうに
「ぎゃお」
となきました。
すると まどの そとから とつぜん ざーっという おとが きこえはじめました。あめが ふりはじめたのです。
「わあ たいへん!」
ママが あわてて ベランダへ かけていくのが みえました。
「せんたくものを とりこまなきゃ」
さて ともくんは また サイコロを にかい ふりました。
でた めは さんと ろく。
ちびた クレヨンは ちびりゅうを おいて どんどん さきへと すすみます。
つぎは ちびりゅうの ばんです。
さあ こんどこそ!
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは また さんです。ちびりゅうは みっつ すすんで また みっつ もどりました。
「あはは。また いっかい やすみだ。ちびりゅう」
ちびりゅうは めを さんかくにして
「ぎゃお ぎゃお」
と なきました。
まどの そとが ピカッと ひかったかと おもうと がらがらどっしゃーん と すごい おとが しました。
かみなりが おちたのです。
「きゃーっ!」という ママの ひめいが かいだんの したから きこえました。
ともくんは すこし きに なりましたが いまの かみなりが ちびりゅうの せいで あることを ママには だまっている ことに しました。
いったら おこられる ような きがしたからです。
ともくんは また にかい サイコロを ふりました。でた めは さんと いち。ちびた クレヨンが よっつ すすみました。
ちびりゅうの ばんです。
こんどこそ! そう こんどこそ!
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは ろくです。ちびりゅうは うれしそうに ぴょんぴょんぴょん ぴょんぴょんぴょん。むっつ すすみました。
ところが ちびりゅうが とまった マスめには こう かいて あったのです。
「ちびりゅうが ここに とまったら くろい クレヨンを かじる。ともくんが ここに とまったら うでたてふせを じゅっかい する」
ともくんが ちびた くろい クレヨンを わたすと ちびりゅうは クレヨンを かじり はじめました。ちびた クレヨンは ますます ちびて いきます。
ちびりゅうは みるみる くろく なっていきました。
「がお~!」
「うん。いつもより はくりょくが あるよ。ちびりゅう」
ともくんは くろちびりゅうを ながめて うなずきました。
「くろくて つのが あって なんだか あくま みたいだよ」
「が、がお?」
ちびりゅうは ともくんを みあげて くびを かしげました。
つぎは ともくんの ばんです。ともくんが サイコロを ふると でた めは よん。ちびりに ちびた クレヨンが よっつ すすみます。その マスめには こう かいてありました。
「ここに とまったら みんなで しちみとうがらしを すこし なめる」
ともくんは だいどころから しちみとうがらしと コップに はいった みずを もってきました。なんといっても ルールですから。
ともくんは てのひらに しちみとうがらしを ふりかけて ほんの すこしだけ なめてみました。
「か、か、から~!」
ともくんは コップの みずを ごくごくと のみほしました。
「ちびりゅうもだよ」
ちびりゅうは ともくんの てのひらの しちみとうがらしを ちろっと なめました。
そのとたん
「が、が、がお~!」
ちびりゅうは ぴゃっと とびあがると くちから ぼっと ひを ふきました。
ぼっぼっぼっぼっ ぼっぼっぼっぼっ。
ちびりゅうの ひは なかなか おさまりません。
ともくんが コップに いれてきた みずを のませると やっと ひは おさまりました。だけど まだ くちから けむりが でています。
ともくんも ちびりゅうも なみだめ。さっきまで くろかった ちびりゅうは こんどは まっかに なって います。
「こんなこと かかなければ よかったよ。ちびりゅう」
ともくんは とても こうかい しました。
さあ つぎは ちびりゅうの ばん。ともくんの コマは もう ゴール まぢかまで きていました。はたして ちびりゅうは おいつける でしょうか。
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは に。ちびりゅうは ぴょんぴょんと ふたつ すすみます。ところが ちびりゅうが とまった マスめ には こう かいて あったのです。
「いっぱつ ぎゃくてん! うしろの コマと まえの コマが いれかわる!」
「え~!」
ともくんは くちを あんぐり あけました。くやしくても しかたありません。これも ともくんが じぶんで かいたの ですから。
ともくんの ちびた クレヨンと ちびりゅうが いれかわりました。いれかわったので ちびりゅうは
「ここに とまったら みんなで しちみとうがらしを すこし なめる」
の マスめに きたことに なりますが さっき こりたので しちみとうがらしを なめるのは やめておく ことに しました。
こんどは ちびりゅうが ゴール まぢかです。
ともくんが サイコロを ふりました。
でた めは いち。ともくんは ちびた クレヨンを ひとつ すすめましたが そこには なにも かかれて いませんでした。
これじゃ ちびりゅうに おいつけない!
ともくんは あせりました。ぜつぼうてきな きぶんです。
さあ また ちびりゅうの ばんが きました。
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは ご。ちびりゅうは ぴょんぴょんぴょん ぴょんぴょんと いつつ すすみました。そこは あがりと かかれた ゴールでした。
ちびりゅう ゴール とうたつ!
「がお! がお! がお! がお!」
ちびりゅうは うれしそうに ゴールで くるくる まわっています。
「まけた~!」
ともくんは くやしそうに さけびました。
「ちびりゅうに まけた~!」
だけど ちびりゅうの ようすが なんだか へんです。
「がお! がお! がお! がお!」
ちびりゅうの くるくるは とまりません。それどころか どんどん はやく なっていきます。
「ち、ちびりゅう?」
すごろくに おちていた サイコロが コロコロと ころがりました。
まどの カーテンが ふわりと ふくらみました。
ともくんの つくえの うえに あった おえかきちょうが パタンと ゆかに おちました。
「わあっ!」
ともくんは ゆかに ペタンと しりもちを つきました。
たつまき です!
ちびりゅうが たつまきを おこしているのです!
へやの なかに あった ものが ぐるぐると うずを まいています。
「きゃあ!」
へやの ドアを あけた ママが ひめいを あげました。その さけびごえで ちびりゅうは やっと くるくるを やめました。
「もう! へやが めちゃくちゃ じゃない! ともくん! ちびりゅう!」
ママは かんかんです。
「きちんと もとに もどしなさい!」
「ぼくじゃないよ。ちびりゅうが やったんだよ」
ともくんは ママに うったえましたが
「だめだめ。ちびりゅうだけで かたづけられる わけがないじゃない。ふたりで あそんで こうなったんだから ふたりで かたづけるの」
ママは そういって へやを でていきました。
けれども へやには どこから てを つけたら よいのか わからないほど たくさんの ものが ちらばっています。
それでも ともくんは こころを きめて かたづけを はじめました。
ちびりゅうも ちょこちょこ はしりまわったり ぱたぱた とびまわったりして へやの なかに あった ものを もとの ばしょへ もどします。
えほんに クレヨン ぞうの ぬいぐるみ。
おりがみに カレンダー めざましどけい。
へやの かたづけが おわる ころには ともくんも ちびりゅうも くたくたでした。ともくんは ゆかに だいのじ。ちびりゅうも ゆかに ぺたんと しりもちを ついて しまいました。
やがて ママが へやの まえまで やってきました。
「なんだか いやに しずかね」
ママは そう いって へやの ドアを あけました。
「あらあら。つかれて ねちゃったのね」
ママは へやを みて いいました。すっかり もとどおりに なった へやで ともくんと ちびりゅうが よりそって すやすやと ねいきを たてて います。
ともくんが ねごとで がお といいました。ちびりゅうも ねごとで がお とこたえました。
ともくんが がお と いえば ちびりゅうも がお と こたえます。ともくんと ちびりゅうは ともだちでした。
ともくんと ちびりゅうは きょうも いっしょに あそんでいます。
なにを しているのかと いえば すごろくあそび です。
すごろくは ともくんの てづくり。いたずらごころ いっぱいの すごろくです。ともくんは がようしを つなぎあわせて すこし おおきな すごろくを つくりました。
ともくんの すごろくの コマは ちびた くろい クレヨン。だけど ちびりゅうの コマは ちびりゅうじしん だったからです。
「それじゃ はじめるよ。がお!」
ともくんが こえを かけると ちびりゅうも
「がお!」
と こたえました。
「いい? こう やるんだよ」
ともくんが サイコロを ふりました。でた めは さん。ちびた クレヨンが みっつ すすみました。
「こんどは ちびりゅうの ばんだよ」
「がお」
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
「がお?」
サイコロには あかい めだまが いっこだけ。
「いち だよ。ちびりゅう。ひとつ さきに すすめるよ」
ちびりゅうは ぴょんと つぎの マスめに とびうつりました。
ところが その マスめには なにか かいてあります。
「いっかい やすみだよ。ちびりゅう」
ちびりゅうは ともくんを みあげて
「がお」
と ふまんそうに なきました。
ともくんは にかい サイコロを ふりました。でた めは よんと ご。
ちびた クレヨンが ここのつ すすみました。
さあ こんどは ちびりゅうの ばんです。
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは さん。
ちびりゅうは ぴょんぴょんぴょんと みっつ すすみました。マスめに また なにか かいてありました。
「ちびりゅう。みっつ もどるだって」
ちびりゅうは かたを おとして マスめを みっつ もどりました。ちびりゅうは もとの ばしょに もどって しまったのです。
しかも もとの ばしょ ですから そこには
「いっかい やすみ」
と かいてあります。
ちびりゅうは ともくんを みあげると うらめしそうに
「ぎゃお」
となきました。
すると まどの そとから とつぜん ざーっという おとが きこえはじめました。あめが ふりはじめたのです。
「わあ たいへん!」
ママが あわてて ベランダへ かけていくのが みえました。
「せんたくものを とりこまなきゃ」
さて ともくんは また サイコロを にかい ふりました。
でた めは さんと ろく。
ちびた クレヨンは ちびりゅうを おいて どんどん さきへと すすみます。
つぎは ちびりゅうの ばんです。
さあ こんどこそ!
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは また さんです。ちびりゅうは みっつ すすんで また みっつ もどりました。
「あはは。また いっかい やすみだ。ちびりゅう」
ちびりゅうは めを さんかくにして
「ぎゃお ぎゃお」
と なきました。
まどの そとが ピカッと ひかったかと おもうと がらがらどっしゃーん と すごい おとが しました。
かみなりが おちたのです。
「きゃーっ!」という ママの ひめいが かいだんの したから きこえました。
ともくんは すこし きに なりましたが いまの かみなりが ちびりゅうの せいで あることを ママには だまっている ことに しました。
いったら おこられる ような きがしたからです。
ともくんは また にかい サイコロを ふりました。でた めは さんと いち。ちびた クレヨンが よっつ すすみました。
ちびりゅうの ばんです。
こんどこそ! そう こんどこそ!
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは ろくです。ちびりゅうは うれしそうに ぴょんぴょんぴょん ぴょんぴょんぴょん。むっつ すすみました。
ところが ちびりゅうが とまった マスめには こう かいて あったのです。
「ちびりゅうが ここに とまったら くろい クレヨンを かじる。ともくんが ここに とまったら うでたてふせを じゅっかい する」
ともくんが ちびた くろい クレヨンを わたすと ちびりゅうは クレヨンを かじり はじめました。ちびた クレヨンは ますます ちびて いきます。
ちびりゅうは みるみる くろく なっていきました。
「がお~!」
「うん。いつもより はくりょくが あるよ。ちびりゅう」
ともくんは くろちびりゅうを ながめて うなずきました。
「くろくて つのが あって なんだか あくま みたいだよ」
「が、がお?」
ちびりゅうは ともくんを みあげて くびを かしげました。
つぎは ともくんの ばんです。ともくんが サイコロを ふると でた めは よん。ちびりに ちびた クレヨンが よっつ すすみます。その マスめには こう かいてありました。
「ここに とまったら みんなで しちみとうがらしを すこし なめる」
ともくんは だいどころから しちみとうがらしと コップに はいった みずを もってきました。なんといっても ルールですから。
ともくんは てのひらに しちみとうがらしを ふりかけて ほんの すこしだけ なめてみました。
「か、か、から~!」
ともくんは コップの みずを ごくごくと のみほしました。
「ちびりゅうもだよ」
ちびりゅうは ともくんの てのひらの しちみとうがらしを ちろっと なめました。
そのとたん
「が、が、がお~!」
ちびりゅうは ぴゃっと とびあがると くちから ぼっと ひを ふきました。
ぼっぼっぼっぼっ ぼっぼっぼっぼっ。
ちびりゅうの ひは なかなか おさまりません。
ともくんが コップに いれてきた みずを のませると やっと ひは おさまりました。だけど まだ くちから けむりが でています。
ともくんも ちびりゅうも なみだめ。さっきまで くろかった ちびりゅうは こんどは まっかに なって います。
「こんなこと かかなければ よかったよ。ちびりゅう」
ともくんは とても こうかい しました。
さあ つぎは ちびりゅうの ばん。ともくんの コマは もう ゴール まぢかまで きていました。はたして ちびりゅうは おいつける でしょうか。
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは に。ちびりゅうは ぴょんぴょんと ふたつ すすみます。ところが ちびりゅうが とまった マスめ には こう かいて あったのです。
「いっぱつ ぎゃくてん! うしろの コマと まえの コマが いれかわる!」
「え~!」
ともくんは くちを あんぐり あけました。くやしくても しかたありません。これも ともくんが じぶんで かいたの ですから。
ともくんの ちびた クレヨンと ちびりゅうが いれかわりました。いれかわったので ちびりゅうは
「ここに とまったら みんなで しちみとうがらしを すこし なめる」
の マスめに きたことに なりますが さっき こりたので しちみとうがらしを なめるのは やめておく ことに しました。
こんどは ちびりゅうが ゴール まぢかです。
ともくんが サイコロを ふりました。
でた めは いち。ともくんは ちびた クレヨンを ひとつ すすめましたが そこには なにも かかれて いませんでした。
これじゃ ちびりゅうに おいつけない!
ともくんは あせりました。ぜつぼうてきな きぶんです。
さあ また ちびりゅうの ばんが きました。
ちびりゅうは カギづめで サイコロを つかんで
よいしょ!
でた めは ご。ちびりゅうは ぴょんぴょんぴょん ぴょんぴょんと いつつ すすみました。そこは あがりと かかれた ゴールでした。
ちびりゅう ゴール とうたつ!
「がお! がお! がお! がお!」
ちびりゅうは うれしそうに ゴールで くるくる まわっています。
「まけた~!」
ともくんは くやしそうに さけびました。
「ちびりゅうに まけた~!」
だけど ちびりゅうの ようすが なんだか へんです。
「がお! がお! がお! がお!」
ちびりゅうの くるくるは とまりません。それどころか どんどん はやく なっていきます。
「ち、ちびりゅう?」
すごろくに おちていた サイコロが コロコロと ころがりました。
まどの カーテンが ふわりと ふくらみました。
ともくんの つくえの うえに あった おえかきちょうが パタンと ゆかに おちました。
「わあっ!」
ともくんは ゆかに ペタンと しりもちを つきました。
たつまき です!
ちびりゅうが たつまきを おこしているのです!
へやの なかに あった ものが ぐるぐると うずを まいています。
「きゃあ!」
へやの ドアを あけた ママが ひめいを あげました。その さけびごえで ちびりゅうは やっと くるくるを やめました。
「もう! へやが めちゃくちゃ じゃない! ともくん! ちびりゅう!」
ママは かんかんです。
「きちんと もとに もどしなさい!」
「ぼくじゃないよ。ちびりゅうが やったんだよ」
ともくんは ママに うったえましたが
「だめだめ。ちびりゅうだけで かたづけられる わけがないじゃない。ふたりで あそんで こうなったんだから ふたりで かたづけるの」
ママは そういって へやを でていきました。
けれども へやには どこから てを つけたら よいのか わからないほど たくさんの ものが ちらばっています。
それでも ともくんは こころを きめて かたづけを はじめました。
ちびりゅうも ちょこちょこ はしりまわったり ぱたぱた とびまわったりして へやの なかに あった ものを もとの ばしょへ もどします。
えほんに クレヨン ぞうの ぬいぐるみ。
おりがみに カレンダー めざましどけい。
へやの かたづけが おわる ころには ともくんも ちびりゅうも くたくたでした。ともくんは ゆかに だいのじ。ちびりゅうも ゆかに ぺたんと しりもちを ついて しまいました。
やがて ママが へやの まえまで やってきました。
「なんだか いやに しずかね」
ママは そう いって へやの ドアを あけました。
「あらあら。つかれて ねちゃったのね」
ママは へやを みて いいました。すっかり もとどおりに なった へやで ともくんと ちびりゅうが よりそって すやすやと ねいきを たてて います。
ともくんが ねごとで がお といいました。ちびりゅうも ねごとで がお とこたえました。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ローズお姉さまのドレス
有沢真尋
児童書・童話
*「第3回きずな児童書大賞」エントリー中です*
最近のルイーゼは少しおかしい。
いつも丈の合わない、ローズお姉さまのドレスを着ている。
話し方もお姉さまそっくり。
わたしと同じ年なのに、ずいぶん年上のように振舞う。
表紙はかんたん表紙メーカーさまで作成
人柱奇譚
木ノ下 朝陽
児童書・童話
ひたすら遣る瀬のない、救いのない物語です。
※デリケートな方は、閲覧にお気を付けくださいますよう、お願い申し上げます。
昔書いた作品のリライトです。
川端康成の『掌の小説』の中の一編「心中」の雰囲気をベースに、「ファンタジー要素のない小川未明童話」、または「和製O・ヘンリー」的な空気を心掛けながら書きました。
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
少年イシュタと夜空の少女 ~死なずの村 エリュシラーナ~
朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
イシュタは病の妹のため、誰も死なない村・エリュシラーナへと旅立つ。そして、夜空のような美しい少女・フェルルと出会い……
「昔話をしてあげるわ――」
フェルルの口から語られる、村に隠された秘密とは……?
☆…☆…☆
※ 大人でも楽しめる児童文学として書きました。明確な記述は避けておりますので、大人になって読み返してみると、また違った風に感じられる……そんな物語かもしれません……♪
※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました。
空色の姫とお医者さま
ゆちば
児童書・童話
アストリア王国の幼い姫は、国を蝕む【病気】から守られるために、お城の部屋に囲われている。
ひとり空色の髪を梳かし、窓から町を見て、本を読んで、星を見る。
そんな孤独な姫と、姫の部屋に通うお医者さまが、少しずつ心を通わせていくが、お医者さまには秘密があって──。
表紙は、ゆうぎりさんhttps://www.pixiv.net/artworks/81711089#big_17からお借りしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる