クズな恩恵を賜った少年は男爵家を追放されました、 恩恵の名は【廃品回収】ごみ集めか?呪いだろうこれ、そう思った時期がありました、

shimashima

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18  辺境伯様からの呼び出しです、

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午後には商業組合にやってきました。
受付で用件を話すと組合長が直接対応するということで
受付嬢に二階に案内される
「組合長、ヤーロー会員とミーシャの武器店のシェアラ会員を
お連れしました」「入っていただいて」
「よろしく、ヤーローと言います。」
「私はシェアラです、今日は付き添いです」
「当組合長のギリーだ、さっき聞いた話だと、 直接商品を卸したい
ということでいいか?」「そのとおり」
「出来ぬことはないが 組合員のランクを二段階
上げねばならんぞ、おぬしは今、鉄ランクから上がって
白銅というランクだからそこから
金ランクまで上げねばならん、それには銀ランクの分の200両
そして金ランクの分の1000両、合わせて1200両が必要だぞ、
まあランクの告知は必要ないからそっちの金はかからん」
「金ランクですか、金の上はあるのかな?」
あるぞ、説明聞かなかったのか?金剛石ランクだ」
「聞いたような気もするが、覚えてない、ちょっと訪ねたいが
金さえ払えば金剛石ランクもなれるのか?」
「むろんなれるが金剛石ランクは一万両だ」
「そうかでは一万千二百両、払うから頼む」
こうして僕は商業組合最高ランクの金剛石ランクとなった。
「組合長さらに相談があるんだが?領都に店舗が欲しいのだが
ウマ房付きでそれと店員数名、ウマ番兼御者と料理人
ウマ番、料理人はできれば夫婦で住み込み用の
離れ付きってところかな、どうです?」
「2,3日もらえるか? 探しておこう」
「店は武器店を予定しているのでよろしく」
シェアラさんびっくりしてますよ
「ヤーロー・・・」
僕はうなずく

組合を出て郊外まで足を延ばして、いつもの川辺にやってきた
鞍などを外して羅王を川に入れてシェアラに任せると
僕は荷ウマ車からハナとファルナを離して同じく川に
いれて手入れを始める
手入れが終わったころには夕刻に近くなっていた
ゆっくりと戦神の寝床亭に戻ると辺境伯様からの
書き物が来ているとのこと、
 渡されたものを見ると帆布はんぷのバッグ、ろうの封印、
本格的な奴だ、これはまるで軍隊の命令書だぞ
お茶会のお誘いとはわけが違うな
ナイフで開封する、中は羊皮紙 その上部中央には
型押しされた辺境伯様のトレードマーク
そして、内容はというと実に手短
(明くる早朝、日が地平線から出るころ
迎えのウマ車を戦神の寝床亭に出す、シェアラ・サザランド 
ならびにヤーローを当屋敷に召し出すものとする,
服装は正装のこと)
美しい文字で書かれた本文の最後にやや乱暴なサインがあった
辺境伯ドレッド・マーブル
書記に清書させサインしたのだろうなと漠然と思う
面倒ごととしか思えないんですけど
辺境伯様・・・・
「シェアラ、   早朝だって」
「ええ、 そうですね・・・」
「僕、いつ起きれば間に合うの?」
「・・・・ 夜中?」
「シェアラは髪とか、どうするの?」
「・・・・・このままで、 よくないわよね・・」
「二人とも正装だってさ・・」
「宿の奥様、キャサリンさんに相談してきます」
「いってらっしゃい、」とシェアラを送り出す、
シェアラのほうが身分が上という扱いになってるから
形式はおろそかにはできないけど
呼び出されるのはわかっていたから正装の用意はあるけど
僕のは男爵家嫡男としての立場の正装しかないし
今は遊民だし、と悩むが無いものは無い
飾りを取り去った男爵家嫡男の正装で行く
シェアラが戻ってきた、深刻な顔をしている
「ヤーロー、聞いてくれる?」  
「はい」素直に返事 僕 よいこ
「こう決まりました、
先ず二人とも夜中までやすむ、 夜中に起こしに来るから
階下に下がる、私は髪結師に髪をしてしてもらい
そのあと正装のフォーマルドレスの着付けをしてもらい
ヤーローは同じく正装を着つけながらそれの手直しをする
夜中に髪結師と着付け、お針子二人を呼ぶことになるので
全員に銀貨6枚ずつ支払うこと」
「ありがとうシェアラ、支払いは宿には良いの?」
「宿としては辺境伯様から頂くそうです」
「わかった、じゃあもう寝ようか」
そしてあっという間に起こされて着せ替え人形のように
ぐるぐる回されて脱いだり着たり、気が付くと
僕らは迎えの馬車の中だった、
正門に着くと馬車が止まり外からドアが開け放たれ
「役儀により中を改める」そういうと
「異常なしと認める」そこから唐突に口調が変わり
「ようこそいらっしゃいました。
シェアラ・サザランド様、ヤーロー様、車寄せまで
ご一緒させていただきます、
当家所属の近衛ザムダルドと申します、」と言いながら
僕の隣に座って、「ウマ車を出せ」と御者に向かって言い放った、
だが車寄せまではすぐだった、車寄せにはカツラをかぶった従者が二人と執事らしき人物、
身分制度のおかげで服装を見ると職能がわかる、
そして僕の正装はお針子さんの奮闘のおかげか
宿のキャサリンさんの指図のおかげか
男爵家嫡男から騎士の庶子のような雰囲気を醸し出している、
本当に芸が細かい、平民以上貴族以下?
言い換えれば勘当された放蕩息子、まんまじゃん
執事さん、 「シェアラ・サザランド様、ヤーロー様、
ようこそ当家へ、これよりご案内申し上げます、」
僕らは後に続いた、部屋の中に案内される、
部屋の用途は何だろう?謁見室?面会室とか応接間なのかもしれない、
そこで座って待つように言われるが
僕らは立ったままで、「いえ、このままで・・」

辺境伯様はさほどせぬうちに現れて
「待たせたな、早朝よりすまなかったが
これも仕儀無きき次第、許せよ」
「身はすぐに王都に出立せねばならぬ、何やらきな臭くなってきた故」
「そこであの剣のことだが、名剣 【足広】は先にも申した通り
お前から皇帝陛下への献上品とするため今回帯同する」
「よって近い将来皇帝陛下より何らかの沙汰があるものと
心得よ」「ではセバスよ、シェアラ・サザランド嬢ヤーローに
朝食を供せよ、両人、身はすぐに出立せねばならぬゆえ、かまい出来ぬがゆるりといたせ」
そういうと部屋を出て行き、ウマ車が数台屋敷を出た気配があった、
執事、セバスっていうのか? たぶんセバスチャン?
食堂らしきところに案内され大きなテーブルを見ると
すでにナプキンや食器がセットされていた
僕らは促されて座る、すぐさま、バスケットに入れられた
柔らかナーンと葡萄酒、何かのスープなどが供された
しかし、僕らは食欲がなかった、そう まるでなかった
シェアラは元公爵家令嬢だから余裕のはずなのに
「セバス殿でしたか」とドアのそばに控える執事様に声をかける
「そろそろお暇したいのだが」「それでは主に叱られます」
「そうなのか・・・・では 茶など出してはいただけないか」
とシェアラがいう
すぐにメイドがワゴンを押して入ってきた
正確無比という手さばきでポットからカップに紅茶をそそぐ
それにしても音がしない すごいですね
僕は小さくため息をついてから
紅茶を飲む、 うまい ではなく おいしいというほうが
ふさわしい
その間に朝食がかたずけられた、  コックさんたち何時起きだったんだろう?

すぐさま席を立ちたかったが
無理やり自分を椅子に縛り付けて時間の経過を待つ
セバスが軽く身じろぎをしたのが目の端に映った
すぐさま「大変ごちそうになりました、」
「辺境伯様にはくれぐれもよろしくお伝えください」とシェアラ
腰を浮かしかけると控えていた給仕が椅子を引いてくれた
そしてまた辺境伯様のウマ車に乗りこむ
戦神の寝床亭で降りるまで一言も言葉を交わさなかった、
宿に入り、カウンターにいたキャサリンさんにお礼を言う
「キャサリンさんありがとう、助かりました・・」
「お疲れさまでした」
いや、まじ疲れましたね、今日は何もしたくない
部屋に戻り やっとのことで服を脱ぎ
二人寝台に倒れこんだ
まだ昼には早い・・・・
「シェアラ、羅王に乗って川辺で昼ごはんどう?」
「賛成ですわ」
結局、羅王をはじめとしてハナとファルナで川に向かった、
風が冷たくなってきたなあ、




もう少しで冬か






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