クズな恩恵を賜った少年は男爵家を追放されました、 恩恵の名は【廃品回収】ごみ集めか?呪いだろうこれ、そう思った時期がありました、

shimashima

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21  ヤーローは帝国の貴族になる 子爵位叙爵、そして伯爵に陞爵

やがてその日、時間前に皇宮に入る
僕らの恰好は辺境伯様の謁見の時と同じだったが皇室御用達の宿
【栄光のハイペリオン号】で身支度を整えてもらっていた、
そして事前に証明書を与えられていたので門は簡単に通れた、
そして黒ヒスイの間で呼び出されるまで待つ
ひたすら待つ、紅茶を出されるが一杯で我慢しておいてとシェアラが言うので
そうしておいた、

そして時は来たれり
二人して謁見の間えっけんのま、ここから見る陛下は10段ほどの壇上の玉座に
座していた、

「ヤーロー、皇帝の御前に進みなさい」
「恐れ多いので」
「かまわぬ近こう」
僕は決められた手順通り皇帝の御前に進み出て
ふかふかの台の上に両膝をつき頭をたれ体を前傾させる
「御前に」「汝 ヤーロー、朕に宝剣を献上し
加えて初代国王の王笏をも発見、惜しげもなく献上したは
誠、国民の手本とすべきところであり、その功顕著なり
さらには我、家臣中でも重鎮の丞相の先祖の【誠の忠誠の剣】
をも発見、それにより丞相から朕に進言と嘆願あり、朕は丞相の
進言と嘆願を受けそれを承認するものとする、
まずは嘆願の儀、その内容は丞相はライメント侯爵領のほかにも
ライメント子爵領、ネスレ子爵領の領主でもある
そのうちのネスレ子爵領をそなたヤーローに
我神聖カーマイト帝国を介して封ずるものなり、謹んで受けよ」
「恐悦至極にございます、謹んでお受けいたします、」
皇帝陛下は僕の両肩を剣の平でぽんぽんと打った
「さてここまでは丞相のヤーローに対するものだが、
   ここからが我が国のそなたに対する真の褒章になる
      朕は臣ヤーロー・ネスレ子爵に対し
神聖カーマイト帝国はフェルリンド伯爵領に封じるものとする
ヤーロー・フェルリンド頭をたれよ」そして
両肩をやはり剣の平で打った

「立ち合いの者たちよ、異論はあるか」
「「「「「「「異論はございません」」」」」」」
「フェルリンド伯爵、立ませい」
終わった~~~・・・・・・



「シェアラ・サザランド、皇帝の御前に進みなさい」

シェアラは領地のない伯爵に封じられた。
名もそのまま シェアラ・サザランド伯爵
上気した赤い顔をしてヤーローの隣に立つ、
そしてヤーローの袖をそっと引いた、
伯爵夫人でも令嬢でもない 正真正銘の女伯爵で元公爵令嬢
ここに夫婦ともに伯爵というとんでもない者たちが誕生した、
そして僕らの寄り親には丞相様がなってくれるそうです、
大変ありがたいことです。

帝都ではいろいろ騒ぎになっている
何せヤーローもシェアラも別々に屋敷を賜るのだから
伯爵ともなると上屋敷と下屋敷 
上屋敷は家人けにんだけでも30人は必要、下屋敷と言えば半分程度だが
質は落とせない、つまり新たな雇用が100人近く必要となり
二人は頭を抱えることになる
ヤーローはネスレ子爵に関しては屋敷を兼務するしかなく
二つの領の経営は頭が痛いが子爵領はシェアラに任せることとなってほっと安堵するのだったが

「ねえシェアラ、聞きたいんだけど」「何かしら」
「伯爵になっちゃったけど・・  それほどの功績じゃあないよね
普通ならせいぜい騎士爵程度なんじゃない?」
「ヤーローは隣国とはいえ男爵嫡男だったしそこからスタートしたのよ」
「でも、勘当されてるし」「おそらく身元調べはついてたのよ」
それにしても男爵、 あ そこで子爵に・・」
「そう思うわ」「それでも伯爵はやりすぎでは?」
「皇帝の体面を保つためよ」「体面?」
「丞相閣下の強い推薦があったんでしょう、宝剣の献上、失われた王杓、英雄の剣
の発見、これが決め手よ、剣の献上はともかくとして誰にも成しえないことよ
帝国貴族たちの反対もなかったでしょう?」
「そうなんだね」「ヤーロー、辺境伯様にお礼をしないといけないわね
献上した剣も実際は辺境伯に売ったものだし」
「そうだね、何か見繕うか」「また剣でも贈ろうか?」
「剣はダメよ、そんなにポンポンと国宝級が出てきてたまるもんですか」
「そうなると 剣ならいくらでもあるけど ほかには 無いな」「うん  無いね」
「いったん保留しましょう」
こうして辺境伯様へのお礼は保留された、

それにしても大至急、家人の募集をしないとだめだなあ、
断れないから受けたけど正直なところ伯爵とか貴族は気が重い・・・
商人なのに・・・

後書き  国王と皇帝  王都と帝都 が ぐちゃぐちゃ
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