68 / 69
番外編 北方騎士団の例のアレ5
しおりを挟む
「ここがソフィの実家?」
「そう。どうぞ」
北方騎士団から程近い場所に、ソフィアの実家はある。
バードナー伯爵家ほど大きくはないが庭もあり、子供の頃にはよく弟達と遊んだものだ。
「ただいま~」
「あら、おかえりなさい。アルフォンスさんもようこそ」
「初めまして。お邪魔します」
ソフィアの母ジュリアがキッチンから顔を出す。
穏やかな雰囲気の少しだけ垂れ目の女性で
三姉弟はみな母の雰囲気を受け継いでいるのだなと分かる、そんな人だ。
家の中にはお腹が空くような良い香りが漂っている。
「父さん達ももうすぐ帰ってくると思うわ。リビングで待っててね」
初めての家に色々と見回しているアルフォンスを見て、思わずソフィアは吹き出した。
「うちはランセル家みたいなお屋敷じゃないから、面白いものなんてないわよ」
「いや、そういうんじゃなくて。ここでソフィが育ったんだなって思うと、なんか感慨深いというか」
「ふふ、何それ」
父親か、とソフィアは思う。
至って普通の家だ。リリスが紹介してくれたというこの家は、古いがしっかりと建てられた事が分かるような造りだ。
実際ヒューがどれほど暴れても酷い壊れ方はしなかった。
家門魔法で猫のような生き物に変身した時も、感情に直結しやすい魔力の暴走で家中が水浸しになった時も。
よく考えると普通ではあり得ない事が多かったなとソフィアは思う。
自分の家の普通が世間的にはそうではないという事を、西方に行って初めて知った。
そんな事をソフィアが考えていると、二人の前にジョシュアとヒューが突然現れた。
「ただいま~、ソフィア達もう来てたんだ~」
「…玄関から帰ってこない弟達って、よく考えたらものすごくおかしい事だったわ」
魔力量のおかしな家族に囲まれていたせいで慣れてしまったが、改めてソフィアはそう思った。
家族揃っての食事は久しぶりだ。
厄災の先見が出た時には、こんな風に穏やかな時間を過ごせるなんて考えもしなかった。
アルフォンスといつまで一緒にいられるのか、どうにもできない身分差に悩んでいた。
それなのに今は、アルフォンスと一緒に家族と過ごせている。近い将来、彼と家族になるのだと改めて実感する。
先程戦ったライオネルとの再会にアルフォンスはかなり緊張していたが、今は二人でお酒を酌み交わしている。
父親が無理に付き合わせているな、とソフィアは思うが、
「とりあえず二人にしておきなさい。父さんだってアルフォンスさんと呑めて嬉しいのよ。ま、複雑な心境なんでしょうけど」
と母に言われて、そういうものかと納得した。
とりあえず隣で黙々とワインを飲んでいるジョシュアに声をかける。
「ジョシュア、あなた彼女が出来たのね。しかも家門魔法まで披露したらしいじゃない」
ソフィアの言葉にジョシュアは面倒くさそうな目で見てきた。
「で、どんな子なの?魔術師?」
「………司書」
「あ、ジョシュアの彼女ね、俺会ったよ」
ヒューがソファーの上から呑気な声を上げる。
「…最悪の形でね」
苦虫を噛み潰したような表情のジョシュアはヒューを睨みつけた。
「なにそれ」
「母さんに頼まれた荷物を届けにジョシュアの部屋に転移したらさ、ちょうど二人がイチャイチャしてたんだよね~」
「ヒュー…あんた何やってるのよ…」
ソフィアは頭を抱えた。
そういえば以前、自分も同じ被害に遭っている事を思い出した。
確かあの時も母からの荷物を届けに、ソフィアの部屋にヒューが突然現れた。
ソフィアも、ソフィアの膝に頭を乗せ寛いでいたアルフォンスも固まったまま動けなかったなと最悪な記憶が掘り起こされる。
「いや~、二人とも服着てて良かったよ~。そうじゃなきゃ相当気まずかったよ~」
「…ヒューが帰った後の空気は最悪だった。あれ以来僕の部屋は対ヒュー用の結界を貼ってあるから」
「なにそれ!?私の部屋にもかけて!私も同じ被害に遭ってるから!」
ソフィアはジョシュアの肩をブンブンと揺する。
「…酔いが回るからやめて。アルフォンスさんに頼んでよ」
ソフィアの手を外しながら、ジョシュアは面倒くさそうに言う。
「全く。うちの子達は本当に規格外ねぇ」
子供達のそんな様子を見ても、ジュリアは動じる事なくそう言って笑う。
さすが母、強い。
「ヒューは勝手に部屋に入るのはやめなさい。あとジョシュアも恋人が出来たなら二人で遊びに来なさいね」
「そのうちね。僕はヒューみたいに他人を連れては転移出来ないから、落ち着いたら遊びに来るよ」
「ふふ、父さんも喜ぶわぁ」
小さい頃のソフィアの思い出をアルフォンスに聞かせているライオネルを見ながらジュリアは笑う。
「こうやって家族が増えていくのねぇ。母さんは嬉しいわ。ソフィアも子供が生まれたらこうなるのよ。アルフォンスさんは父さんと同じだからね」
母は魔力回路の治癒の事を言っているのだと分かる。
いつか会えるだろうソフィアの子は、規格外の高魔力保持者だ。
「大変な事も多いけど、その分楽しい事も沢山あるわ。父さんの魔力回路の治癒をした時にはこんな風に過ごせるなんて思ってもいなかったもの。あなた達の母親になれて私は幸せよ」
「母さん…」
母の言葉は重い。
ソフィアがお腹にいた事で拗れに拗れた両親は、きっとソフィアが思う以上に大変だっただろう。
「でも転移してこの家に来る人間が増えるのは、何とも複雑だけどね。うちには玄関から入ってくる息子はいないから」
あはは、と笑う母に思わず苦笑いをする。
ジョシュアもヒューも、何なら父すらも直接部屋に現れる事が多いから。
「やっぱりうちの家族は普通じゃないのかも…」
酔い潰れて寝ている父とアルフォンスを見ながら、ソフィアはため息を吐いた。
「そう。どうぞ」
北方騎士団から程近い場所に、ソフィアの実家はある。
バードナー伯爵家ほど大きくはないが庭もあり、子供の頃にはよく弟達と遊んだものだ。
「ただいま~」
「あら、おかえりなさい。アルフォンスさんもようこそ」
「初めまして。お邪魔します」
ソフィアの母ジュリアがキッチンから顔を出す。
穏やかな雰囲気の少しだけ垂れ目の女性で
三姉弟はみな母の雰囲気を受け継いでいるのだなと分かる、そんな人だ。
家の中にはお腹が空くような良い香りが漂っている。
「父さん達ももうすぐ帰ってくると思うわ。リビングで待っててね」
初めての家に色々と見回しているアルフォンスを見て、思わずソフィアは吹き出した。
「うちはランセル家みたいなお屋敷じゃないから、面白いものなんてないわよ」
「いや、そういうんじゃなくて。ここでソフィが育ったんだなって思うと、なんか感慨深いというか」
「ふふ、何それ」
父親か、とソフィアは思う。
至って普通の家だ。リリスが紹介してくれたというこの家は、古いがしっかりと建てられた事が分かるような造りだ。
実際ヒューがどれほど暴れても酷い壊れ方はしなかった。
家門魔法で猫のような生き物に変身した時も、感情に直結しやすい魔力の暴走で家中が水浸しになった時も。
よく考えると普通ではあり得ない事が多かったなとソフィアは思う。
自分の家の普通が世間的にはそうではないという事を、西方に行って初めて知った。
そんな事をソフィアが考えていると、二人の前にジョシュアとヒューが突然現れた。
「ただいま~、ソフィア達もう来てたんだ~」
「…玄関から帰ってこない弟達って、よく考えたらものすごくおかしい事だったわ」
魔力量のおかしな家族に囲まれていたせいで慣れてしまったが、改めてソフィアはそう思った。
家族揃っての食事は久しぶりだ。
厄災の先見が出た時には、こんな風に穏やかな時間を過ごせるなんて考えもしなかった。
アルフォンスといつまで一緒にいられるのか、どうにもできない身分差に悩んでいた。
それなのに今は、アルフォンスと一緒に家族と過ごせている。近い将来、彼と家族になるのだと改めて実感する。
先程戦ったライオネルとの再会にアルフォンスはかなり緊張していたが、今は二人でお酒を酌み交わしている。
父親が無理に付き合わせているな、とソフィアは思うが、
「とりあえず二人にしておきなさい。父さんだってアルフォンスさんと呑めて嬉しいのよ。ま、複雑な心境なんでしょうけど」
と母に言われて、そういうものかと納得した。
とりあえず隣で黙々とワインを飲んでいるジョシュアに声をかける。
「ジョシュア、あなた彼女が出来たのね。しかも家門魔法まで披露したらしいじゃない」
ソフィアの言葉にジョシュアは面倒くさそうな目で見てきた。
「で、どんな子なの?魔術師?」
「………司書」
「あ、ジョシュアの彼女ね、俺会ったよ」
ヒューがソファーの上から呑気な声を上げる。
「…最悪の形でね」
苦虫を噛み潰したような表情のジョシュアはヒューを睨みつけた。
「なにそれ」
「母さんに頼まれた荷物を届けにジョシュアの部屋に転移したらさ、ちょうど二人がイチャイチャしてたんだよね~」
「ヒュー…あんた何やってるのよ…」
ソフィアは頭を抱えた。
そういえば以前、自分も同じ被害に遭っている事を思い出した。
確かあの時も母からの荷物を届けに、ソフィアの部屋にヒューが突然現れた。
ソフィアも、ソフィアの膝に頭を乗せ寛いでいたアルフォンスも固まったまま動けなかったなと最悪な記憶が掘り起こされる。
「いや~、二人とも服着てて良かったよ~。そうじゃなきゃ相当気まずかったよ~」
「…ヒューが帰った後の空気は最悪だった。あれ以来僕の部屋は対ヒュー用の結界を貼ってあるから」
「なにそれ!?私の部屋にもかけて!私も同じ被害に遭ってるから!」
ソフィアはジョシュアの肩をブンブンと揺する。
「…酔いが回るからやめて。アルフォンスさんに頼んでよ」
ソフィアの手を外しながら、ジョシュアは面倒くさそうに言う。
「全く。うちの子達は本当に規格外ねぇ」
子供達のそんな様子を見ても、ジュリアは動じる事なくそう言って笑う。
さすが母、強い。
「ヒューは勝手に部屋に入るのはやめなさい。あとジョシュアも恋人が出来たなら二人で遊びに来なさいね」
「そのうちね。僕はヒューみたいに他人を連れては転移出来ないから、落ち着いたら遊びに来るよ」
「ふふ、父さんも喜ぶわぁ」
小さい頃のソフィアの思い出をアルフォンスに聞かせているライオネルを見ながらジュリアは笑う。
「こうやって家族が増えていくのねぇ。母さんは嬉しいわ。ソフィアも子供が生まれたらこうなるのよ。アルフォンスさんは父さんと同じだからね」
母は魔力回路の治癒の事を言っているのだと分かる。
いつか会えるだろうソフィアの子は、規格外の高魔力保持者だ。
「大変な事も多いけど、その分楽しい事も沢山あるわ。父さんの魔力回路の治癒をした時にはこんな風に過ごせるなんて思ってもいなかったもの。あなた達の母親になれて私は幸せよ」
「母さん…」
母の言葉は重い。
ソフィアがお腹にいた事で拗れに拗れた両親は、きっとソフィアが思う以上に大変だっただろう。
「でも転移してこの家に来る人間が増えるのは、何とも複雑だけどね。うちには玄関から入ってくる息子はいないから」
あはは、と笑う母に思わず苦笑いをする。
ジョシュアもヒューも、何なら父すらも直接部屋に現れる事が多いから。
「やっぱりうちの家族は普通じゃないのかも…」
酔い潰れて寝ている父とアルフォンスを見ながら、ソフィアはため息を吐いた。
16
あなたにおすすめの小説
【完結】白い結婚成立まであと1カ月……なのに、急に家に帰ってきた旦那様の溺愛が止まりません!?
氷雨そら
恋愛
3年間放置された妻、カティリアは白い結婚を宣言し、この結婚を無効にしようと決意していた。
しかし白い結婚が認められる3年を目前にして戦地から帰ってきた夫は彼女を溺愛しはじめて……。
夫は妻が大好き。勘違いすれ違いからの溺愛物語。
小説家なろうにも投稿中
記憶と魔力を婚約者に奪われた「ないない尽くしの聖女」は、ワケあり王子様のお気に入り~王族とは知らずにそばにいた彼から なぜか溺愛されています
瑞貴◆後悔してる/手違いの妻2巻発売!
恋愛
【第一部完結】
婚約者を邪険に思う王太子が、婚約者の功績も知らずに婚約破棄を告げ、記憶も魔力も全て奪って捨て去って――。
ハイスぺのワケあり王子が、何も知らずに片想いの相手を拾ってきたのに、彼女の正体に気づかずに――。
▲以上、短いあらすじです。以下、長いあらすじ▼
膨大な魔力と光魔法の加護を持つルダイラ王国の公爵家令嬢ジュディット。彼女には、婚約者であるフィリベールと妹のリナがいる。
妹のリナが王太子と父親を唆し、ジュディットは王太子から婚約破棄を告げられた。
しかし、王太子の婚約は、陛下がまとめた縁談である。
ジュディットをそのまま捨てるだけでは都合が悪い。そこで、王族だけに受け継がれる闇魔法でジュディットの記憶と魔力を封印し、捨てることを思いつく――。
山道に捨てられ、自分に関する記憶も、魔力も、お金も、荷物も持たない、【ないない尽くしのジュディット】が出会ったのは、【ワケありな事情を抱えるアンドレ】だ。
ジュディットは持っていたハンカチの刺繍を元に『ジュディ』と名乗りアンドレと新たな生活を始める。
一方のアンドレは、ジュディのことを自分を害する暗殺者だと信じ込み、彼女に冷たい態度を取ってしまう。
だが、何故か最後まで冷たく仕切れない。
ジュディは送り込まれた刺客だと理解したうえでも彼女に惹かれ、不器用なアプローチをかける。
そんなジュディとアンドレの関係に少しづつ変化が見えてきた矢先。
全てを奪ってから捨てた元婚約者の功績に気づき、焦る王太子がジュディットを連れ戻そうと押しかけてきて――。
ワケあり王子が、叶わない恋と諦めていた【幻の聖女】その正体は、まさかのジュディだったのだ!
ジュディは自分を害する刺客ではないと気づいたアンフレッド殿下の溺愛が止まらない――。
「王太子殿下との婚約が白紙になって目の前に現れたんですから……縛り付けてでも僕のものにして逃がしませんよ」
嫉妬心剥き出しの、逆シンデレラストーリー開幕!
本作は、小説家になろう様とカクヨム様にて先行投稿を行っています。
雪とともに消えた記憶~冬に起きた奇跡~
梅雨の人
恋愛
記憶が戻らないままだったら…そうつぶやく私にあなたは
「忘れるだけ忘れてしまったままでいい。君は私の指のごつごつした指の感触だけは思い出してくれた。それがすべてだ。」
そういって抱きしめてくれた暖かなあなたのぬくもりが好きよ。
雪と共に、私の夫だった人の記憶も、全て溶けて消えてしまった私はあなたと共に生きていく。
私の願いは貴方の幸せです
mahiro
恋愛
「君、すごくいいね」
滅多に私のことを褒めることがないその人が初めて会った女の子を褒めている姿に、彼の興味が私から彼女に移ったのだと感じた。
私は2人の邪魔にならないよう出来るだけ早く去ることにしたのだが。
【完結】あなたに抱きしめられたくてー。
彩華(あやはな)
恋愛
細い指が私の首を絞めた。泣く母の顔に、私は自分が生まれてきたことを後悔したー。
そして、母の言われるままに言われ孤児院にお世話になることになる。
やがて学園にいくことになるが、王子殿下にからまれるようになり・・・。
大きな秘密を抱えた私は、彼から逃げるのだった。
同時に母の事実も知ることになってゆく・・・。
*ヤバめの男あり。ヒーローの出現は遅め。
もやもや(いつもながら・・・)、ポロポロありになると思います。初めから重めです。
とまどいの花嫁は、夫から逃げられない
椎名さえら
恋愛
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ
初夜、夫は愛人の家へと行った。
戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。
「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」
と言い置いて。
やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に
彼女は強い違和感を感じる。
夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り
突然彼女を溺愛し始めたからだ
______________________
✴︎舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定)
✴︎誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです
✴︎なろうさんにも投稿しています
私の勝手なBGMは、懐かしすぎるけど鬼束ちひろ『月光』←名曲すぎ
あなたが残した世界で
天海月
恋愛
「ロザリア様、あなたは俺が生涯をかけてお守りすると誓いましょう」王女であるロザリアに、そう約束した初恋の騎士アーロンは、ある事件の後、彼女との誓いを破り突然その姿を消してしまう。
八年後、生贄に選ばれてしまったロザリアは、最期に彼に一目会いたいとアーロンを探し、彼と再会を果たすが・・・。
サバ読み令嬢の厄介な婚約〜それでも学園生活を謳歌します!〜
本見りん
恋愛
療養中の体の弱い伯爵令嬢と、4つ年上の庶子の姉。
シルビア マイザー伯爵令嬢は生まれつき体が弱かった。そんな彼女には婚約者がおり、もうすぐ学園にも通う予定だったが……まさかの駆け落ち。
侯爵家との政略結婚を断れない伯爵家。それまで病弱で顔の知られていなかった妹の代わりに隠された庶子の姉フィーネがその身代わりになり学園に通うことに……。
まさかの4歳もサバを読んで。
───王立学園での昼下がり、昼食の後お喋りに花を咲かせる令嬢たち。
「───シルビア様は、本当に大人びて……いえ、……落ち着いていらっしゃるわねぇ」
「ま、まあ……。そうですかしら? うふふ?」
……そりゃ、そうですわよね。
だって本当は私、貴女方より4歳も年上なんですもの……!
今日もフィーネは儚げな笑顔(演技)で疑惑を躱しつつ、学園生活を楽しむ。しかしそんな彼女の婚約者は……。
サバ読み令嬢の、厄介な婚約の物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる