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鉛色の籠の中で
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私、小野 凛華(おの りんか)はいわゆる引きこもりです。
お母さんは私が産まれた後すぐ亡くなってしまったので覚えていません。
それからずっとお父さんに育ててもらっています。 でも…
父→「凛華、朝ご飯できたぞ」
凛華→「はーい」
父→「最近どうなんだ? 勉強は進んでるのか?」
凛華→「家でやってるよ」
父→「どうして学校に行かないんだ?社会に出た時に勉強ができないと困るのは…」
凛華→「ほっといてよ!!そんなこと分かってるよ!お父さんに何が分かるの!?」
父→「……凛華。」
またやっちゃった。
でも…大人はみんなそうだよ。
親戚の人も、ご近所さんも、お父さんも…
みんなみんな何も分かってないくせに私を苦しめる言葉を浴びせる。
「どうして学校行かないの?」「勉強ちゃんとやってるの?」「もうすぐ大人になるんだからちゃんとしないとダメじゃない!」
そんなこと私だって分かってる。
でも、
学校にも、外にも、家にも居場所が無くて。。
私の苦しみを分かってくれる友達も居ない。
もう……どうしたらいいの
助けてよ
この孤独で冷たい籠の中からどうやって抜け出したらいいの?
お願い…助けて……助けて…
お母さんは私が産まれた後すぐ亡くなってしまったので覚えていません。
それからずっとお父さんに育ててもらっています。 でも…
父→「凛華、朝ご飯できたぞ」
凛華→「はーい」
父→「最近どうなんだ? 勉強は進んでるのか?」
凛華→「家でやってるよ」
父→「どうして学校に行かないんだ?社会に出た時に勉強ができないと困るのは…」
凛華→「ほっといてよ!!そんなこと分かってるよ!お父さんに何が分かるの!?」
父→「……凛華。」
またやっちゃった。
でも…大人はみんなそうだよ。
親戚の人も、ご近所さんも、お父さんも…
みんなみんな何も分かってないくせに私を苦しめる言葉を浴びせる。
「どうして学校行かないの?」「勉強ちゃんとやってるの?」「もうすぐ大人になるんだからちゃんとしないとダメじゃない!」
そんなこと私だって分かってる。
でも、
学校にも、外にも、家にも居場所が無くて。。
私の苦しみを分かってくれる友達も居ない。
もう……どうしたらいいの
助けてよ
この孤独で冷たい籠の中からどうやって抜け出したらいいの?
お願い…助けて……助けて…
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