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そんなこんなで僕は公爵家の馬車でムゲンと一緒に行くことになった。
僕前世にどんだけの徳積んだんだ…?
ていうか椅子ふわふわ!今ここで寝れるよう。
「乗り心地はどう?」
「本当に最高です…!今ここで寝れそうです!」
「ほんと!気に入ってもらえてよかった。」
ぐっ可愛すぎる…
てかこんな馬車人生でこれより前も後も乗れない気する…装飾も綺麗だし。
「本当にありがとうございます。朝早くからごめんなさい。」
「全然気にしないで!リョウと一緒に行けて嬉しいよ俺」
「そ、そんな恐れ多い…なんとお詫びしたらいいか…」
「…じゃあ一個だけお願い聞いてくれない?」
もう何個でも聞きます。いくらでもわたくしめにおっしゃってください。
「僕とは敬語なしで話してくれない?そしたらもっと仲良くなれると思うんだ!」
「えっでも…ムゲン様と僕には身分の違いがありまして…」
「大丈夫だよ!僕だけでいいからさ!」
………
いいのか?公爵家の次期当主にタメ口聞いて。
でもゲームでもリョウはムゲンと対等に話していたし…大丈夫かな?
「…わかった。こ、こんな感じでいいかな?」
「うん!やった!リョウとのお茶会楽しみ~」
ショタムゲン…恐ろしい子!
これは主人公ですわ…!
————————
「もう少しで着きそうだよ。…大丈夫?」
「ん…?ぁ…ごめん、僕寝てた?」
「うん。朝早かったからね。ほら、着いたよ。」
ムゲンが先に降り、くるっと後ろを向いて手を差し出してくる。
!?!??!!?
キューーーン…だめです…こんなファンサ、耐えられるわけがない…
「あ、えっと…」
「足元段差あるから俺の手を掴んで。気をつけてね。」
うっ善意100%でやってくれるのが逆に痛い…僕はもっと不純な心を捨てるべきなのかもしれない。
「あ、ありがとう…ムゲン。」
「気にしないで!もうセッティングしてあると思うからさ。案内するよ。」
前世で死ぬほど見たフランシス家の城が目の前にある…実物の方が何倍も壮大で厳かな雰囲気を纏っている。
「素敵なお城だね。綺麗…!」
「ほんと!?嬉しいな。また今度時間があったら家の中も案内するね!」
なんと嬉しいお誘い!
ぜひともお願いしたい!…が
「ありがとう。でも公爵家のお家に僕が何度も行くのはきっと…あんまり良くないと思うんだ。」
「遠慮しないで!リョウは俺の友達だよ!友達を家に招いちゃいけないなんてことないから!」
天然人たらしめ…
そしてリョウは本編でどんだけムゲンと仲良かったんだ!
「もしそうなら嬉しいな。あ!あそこかな?」
そう会話をしていると目の前に一面ブルーローズで覆われたいかにもな場所が出てきた。
「そう。俺のお気に入りの場所なんだ。」
やっぱりムゲンはブルーローズが好きなのか!今日持ってきて良かった。
「ささ、座って。ここにあるものはなんでも食べていいよ。」
「え!ほんと!?あの…昨日出てたチョコレートケーキって…ある?」
「もちろん!リョウはこれが好きなの?」
「うん!今まで食べた物の中で一番おいしかったよ!」
舌触りも滑らかで苦味も程よく、後味はスッキリとした絶品であった。
「そうだ!このチョコレートケーキってどこのか分かる?僕も買いたくて…」
「ごめんね、わからないんだ。でもこのチョコレートケーキならいつでもここにあるから食べたくなったらきてよ!」
そんな!
ケーキ食べたいので公爵家に来ましたー!
みたいなことは流石にできないよ…
僕前世にどんだけの徳積んだんだ…?
ていうか椅子ふわふわ!今ここで寝れるよう。
「乗り心地はどう?」
「本当に最高です…!今ここで寝れそうです!」
「ほんと!気に入ってもらえてよかった。」
ぐっ可愛すぎる…
てかこんな馬車人生でこれより前も後も乗れない気する…装飾も綺麗だし。
「本当にありがとうございます。朝早くからごめんなさい。」
「全然気にしないで!リョウと一緒に行けて嬉しいよ俺」
「そ、そんな恐れ多い…なんとお詫びしたらいいか…」
「…じゃあ一個だけお願い聞いてくれない?」
もう何個でも聞きます。いくらでもわたくしめにおっしゃってください。
「僕とは敬語なしで話してくれない?そしたらもっと仲良くなれると思うんだ!」
「えっでも…ムゲン様と僕には身分の違いがありまして…」
「大丈夫だよ!僕だけでいいからさ!」
………
いいのか?公爵家の次期当主にタメ口聞いて。
でもゲームでもリョウはムゲンと対等に話していたし…大丈夫かな?
「…わかった。こ、こんな感じでいいかな?」
「うん!やった!リョウとのお茶会楽しみ~」
ショタムゲン…恐ろしい子!
これは主人公ですわ…!
————————
「もう少しで着きそうだよ。…大丈夫?」
「ん…?ぁ…ごめん、僕寝てた?」
「うん。朝早かったからね。ほら、着いたよ。」
ムゲンが先に降り、くるっと後ろを向いて手を差し出してくる。
!?!??!!?
キューーーン…だめです…こんなファンサ、耐えられるわけがない…
「あ、えっと…」
「足元段差あるから俺の手を掴んで。気をつけてね。」
うっ善意100%でやってくれるのが逆に痛い…僕はもっと不純な心を捨てるべきなのかもしれない。
「あ、ありがとう…ムゲン。」
「気にしないで!もうセッティングしてあると思うからさ。案内するよ。」
前世で死ぬほど見たフランシス家の城が目の前にある…実物の方が何倍も壮大で厳かな雰囲気を纏っている。
「素敵なお城だね。綺麗…!」
「ほんと!?嬉しいな。また今度時間があったら家の中も案内するね!」
なんと嬉しいお誘い!
ぜひともお願いしたい!…が
「ありがとう。でも公爵家のお家に僕が何度も行くのはきっと…あんまり良くないと思うんだ。」
「遠慮しないで!リョウは俺の友達だよ!友達を家に招いちゃいけないなんてことないから!」
天然人たらしめ…
そしてリョウは本編でどんだけムゲンと仲良かったんだ!
「もしそうなら嬉しいな。あ!あそこかな?」
そう会話をしていると目の前に一面ブルーローズで覆われたいかにもな場所が出てきた。
「そう。俺のお気に入りの場所なんだ。」
やっぱりムゲンはブルーローズが好きなのか!今日持ってきて良かった。
「ささ、座って。ここにあるものはなんでも食べていいよ。」
「え!ほんと!?あの…昨日出てたチョコレートケーキって…ある?」
「もちろん!リョウはこれが好きなの?」
「うん!今まで食べた物の中で一番おいしかったよ!」
舌触りも滑らかで苦味も程よく、後味はスッキリとした絶品であった。
「そうだ!このチョコレートケーキってどこのか分かる?僕も買いたくて…」
「ごめんね、わからないんだ。でもこのチョコレートケーキならいつでもここにあるから食べたくなったらきてよ!」
そんな!
ケーキ食べたいので公爵家に来ましたー!
みたいなことは流石にできないよ…
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