23 / 30
初恋の君 1/5
しおりを挟む
【Side マリ】
「ああ、ナタリー。テオは僕と行くよ。……ほら、テオ、おいで。手を繋がないとはぐれそうだ」
「はーい」
「母様……」
「ミラ、大丈夫よ。ミラは母様と行きましょうね」
馬車から降り、私に向け精一杯手を伸ばす娘を抱き上げる。
(……毎年の事だけれど、すごい賑わいだわ……)
視界を上げたその先には、沢山の人で溢れる城が見えた。
今日は、王国の各地で収穫祭が行われる日だ。
季節は秋本番。ワインの新酒の試飲会や、ベーコンといった冬の保存食となる食べ物の試食・販売会、無事に収穫できた穀物や野菜の販売など。まるで市場が移動してきたかのようにありとあらゆる店が出店を構え、街道を埋め尽くしている。そして王家もまた、所有の畑で獲れたブドウを使用したワインを振舞うため、城の一部を解放して会場を設けているのだ。
社交シーズンも終わりを告げて貴族たちも自領へと戻っている。今日を合わせてのここ数日は、各領地にある街でも、街道に出店が軒を連ねて賑わいを見せている事だろう。
(ミラは、……なんとか大丈夫そうね)
自分の腕に抱かれている愛娘へと視線を戻す。若干不安そうな表情はしているが、泣き出すことはなさそうだと安堵した。
娘のミラは3才で、私の髪色に近い赤みがかった黒髪に、アレクと同じ美しいグレーの瞳を持つウチの末っ子長女である。その幼子特有の丸い頬は抜群に可愛く、現在、屋敷中の人間からの愛を欲しいままにしている存在だ。
今まで屋敷の外に出ること自体があまりなく、当然、ここまで多くの人を見るのも初めてとなる。そのため、びっくりして泣いてしまうのではないかと心配していたが、杞憂に終わりそうだと安堵する。子どもの世話係をしているメイドのナタリーとも目を合わせ、私たちは互いにホッとした笑みを漏らした。
(アルマンとテオも大丈夫そう)
長男であるアルマンと次男のテオは、早いもので9才と6才になった。二人ともサラサラとした青みの強い黒髪をもち、アルマンは私の母や弟のユーゴと同じ若草色の瞳、テオは祖母となるルイーズ王太后陛下と同じ、深海のような深いブルーの瞳をしている。
アルマンとテオはそれぞれが3才の時から祭りに来ているため、この人混みにも大分慣れてきているようだ。
「――アルマン! テオ!!」
さて中に入らなければと思ったところで、不意に、息子たちの名を呼ぶ声が聞こえた。
「「母様! 殿下たちだ!!」」
アルマンとテオの顔が同時にパッと輝き私を見上げる。
視線を前へと移せば、ザザザッとすごい勢いで人波が割れていく。その間を、共の騎士と一緒に駆けてくるフェラン第二王子殿下、その後ろを、これまた騎士を数名連れたリュカ第一王子殿下がゆっくりと歩いてくるのが見えた。
「アルマン! テオ!!」
「フェラン!!」
数日ぶりの従兄弟同士の再会。
(ふふふ。相変わらず仲が良いのね)
笑い合いハグで挨拶を交わす三人を見て、私も思わず笑みを零した。
フェラン第二王子殿下は10才となられた。
三人とも同じ黒髪を持っている上、殿下とアルマンは歳が近く、テオとは同じ深いブルーの瞳を持っている。また、血縁としての親近感もあるのだろう、三人でとても仲が良く、よく王宮とウチの屋敷を行き来し遊んでいる。
今日も一緒に会場を回ろうと話をしたのだと、来る途中の馬車の中で聞いたところだ。そして早くも、どこを回ろうか何を食べようかと三人で盛り上がり始めていた。
「ガルシア大公夫人!」
今度は私が呼ばれ、その声に視線を向ければ、そこにはリュカ殿下の姿があった。
(ふふふっ。リュカ殿下もお会いする度に凛々しくなられるわ)
15才となられたリュカ殿下は、周りの視線に臆する事なく堂々とした様子でその場に立っておられる。
その姿は既に人の上に立つ器の片鱗を見せ始めていて、幼い頃からお付き合いをさせていただいている私としては、自分の子どもたちと同様にその成長を嬉しく感じる。
「ガルシア大公夫人、よく来た」
「はい、リュカ第一王子殿下。この度はお招きいただき、ありがとうございます」
「いや、礼を言いたいのはこちらだ。忙しい時期なのに来てくれてありがとう」
「ふふふっ。毎年の恒例行事ですもの。子どもたちもとても楽しみにしているんです」
「ははっ、そう言ってもらえると助かるよ」
毎年この祭りに合わせ、私たちは王宮に招待される。
アレクは仕事、マティス国王陛下とイネス王妃陛下は祭りの執り行いで不在な中、ルイーズ王太后陛下が孫たちに会いたいからと私と子どもたちを招待してくださるのだ。
今年はミラも連れて登城できそうですと返事をしていたため、首を長くしてお待ちなのだろう。殿下たちがわざわざ城の門まで出迎えに来てくださったのは初めての事だった。
「ミラ、リュカ殿下よ。ご挨拶は?」
「ミラ~、リュカ兄だよ~? …………ミラ~?」
たまにしか会わないとはいえ、ミラは兄二人と同じくらいリュカ殿下の事が好きである。いつもならばリュカ殿下が笑顔で手を広げればすぐに抱っこされにいくのだが、今日は珍しく私にしがみついたままだった。
「あら……、やっぱり人が多いからかしら? ミラ? ミラの大好きなリュカ兄様よ?」
私がそう声をかけてもミラは私の胸に顔を埋めるばかりで動こうとしない。
「私は……、ミラに……嫌われたのだろうか……?」
中々にショックを受けられたご様子の殿下。
それに対して慌てて私は口を開く。
「えっ。だ、大丈夫ですわ。きっと、人が多くて戸惑っているのです! ねぇ?! ナタリー?!」
ナタリーに同意を求めれば、彼女も勢いよく首を縦に振った。
「そうだろうか……? それだけならいいのだが……。えっと、では、とりあえず中へ入ろう。ああ、そうそう。お婆様がまだかまだかと朝から煩いんだ」
「あらまぁ! ええ、ええ。そういたしましょう! アルマン、テオ。殿下も。行きますよ」
やはりというか何というか。
まだ少し悲しげな表情でそう言った殿下の言葉に内心で苦笑をしながら、とりあえずと、私たちは子どもたちに声をかけ共に歩き出したのだった。
「ああ、ナタリー。テオは僕と行くよ。……ほら、テオ、おいで。手を繋がないとはぐれそうだ」
「はーい」
「母様……」
「ミラ、大丈夫よ。ミラは母様と行きましょうね」
馬車から降り、私に向け精一杯手を伸ばす娘を抱き上げる。
(……毎年の事だけれど、すごい賑わいだわ……)
視界を上げたその先には、沢山の人で溢れる城が見えた。
今日は、王国の各地で収穫祭が行われる日だ。
季節は秋本番。ワインの新酒の試飲会や、ベーコンといった冬の保存食となる食べ物の試食・販売会、無事に収穫できた穀物や野菜の販売など。まるで市場が移動してきたかのようにありとあらゆる店が出店を構え、街道を埋め尽くしている。そして王家もまた、所有の畑で獲れたブドウを使用したワインを振舞うため、城の一部を解放して会場を設けているのだ。
社交シーズンも終わりを告げて貴族たちも自領へと戻っている。今日を合わせてのここ数日は、各領地にある街でも、街道に出店が軒を連ねて賑わいを見せている事だろう。
(ミラは、……なんとか大丈夫そうね)
自分の腕に抱かれている愛娘へと視線を戻す。若干不安そうな表情はしているが、泣き出すことはなさそうだと安堵した。
娘のミラは3才で、私の髪色に近い赤みがかった黒髪に、アレクと同じ美しいグレーの瞳を持つウチの末っ子長女である。その幼子特有の丸い頬は抜群に可愛く、現在、屋敷中の人間からの愛を欲しいままにしている存在だ。
今まで屋敷の外に出ること自体があまりなく、当然、ここまで多くの人を見るのも初めてとなる。そのため、びっくりして泣いてしまうのではないかと心配していたが、杞憂に終わりそうだと安堵する。子どもの世話係をしているメイドのナタリーとも目を合わせ、私たちは互いにホッとした笑みを漏らした。
(アルマンとテオも大丈夫そう)
長男であるアルマンと次男のテオは、早いもので9才と6才になった。二人ともサラサラとした青みの強い黒髪をもち、アルマンは私の母や弟のユーゴと同じ若草色の瞳、テオは祖母となるルイーズ王太后陛下と同じ、深海のような深いブルーの瞳をしている。
アルマンとテオはそれぞれが3才の時から祭りに来ているため、この人混みにも大分慣れてきているようだ。
「――アルマン! テオ!!」
さて中に入らなければと思ったところで、不意に、息子たちの名を呼ぶ声が聞こえた。
「「母様! 殿下たちだ!!」」
アルマンとテオの顔が同時にパッと輝き私を見上げる。
視線を前へと移せば、ザザザッとすごい勢いで人波が割れていく。その間を、共の騎士と一緒に駆けてくるフェラン第二王子殿下、その後ろを、これまた騎士を数名連れたリュカ第一王子殿下がゆっくりと歩いてくるのが見えた。
「アルマン! テオ!!」
「フェラン!!」
数日ぶりの従兄弟同士の再会。
(ふふふ。相変わらず仲が良いのね)
笑い合いハグで挨拶を交わす三人を見て、私も思わず笑みを零した。
フェラン第二王子殿下は10才となられた。
三人とも同じ黒髪を持っている上、殿下とアルマンは歳が近く、テオとは同じ深いブルーの瞳を持っている。また、血縁としての親近感もあるのだろう、三人でとても仲が良く、よく王宮とウチの屋敷を行き来し遊んでいる。
今日も一緒に会場を回ろうと話をしたのだと、来る途中の馬車の中で聞いたところだ。そして早くも、どこを回ろうか何を食べようかと三人で盛り上がり始めていた。
「ガルシア大公夫人!」
今度は私が呼ばれ、その声に視線を向ければ、そこにはリュカ殿下の姿があった。
(ふふふっ。リュカ殿下もお会いする度に凛々しくなられるわ)
15才となられたリュカ殿下は、周りの視線に臆する事なく堂々とした様子でその場に立っておられる。
その姿は既に人の上に立つ器の片鱗を見せ始めていて、幼い頃からお付き合いをさせていただいている私としては、自分の子どもたちと同様にその成長を嬉しく感じる。
「ガルシア大公夫人、よく来た」
「はい、リュカ第一王子殿下。この度はお招きいただき、ありがとうございます」
「いや、礼を言いたいのはこちらだ。忙しい時期なのに来てくれてありがとう」
「ふふふっ。毎年の恒例行事ですもの。子どもたちもとても楽しみにしているんです」
「ははっ、そう言ってもらえると助かるよ」
毎年この祭りに合わせ、私たちは王宮に招待される。
アレクは仕事、マティス国王陛下とイネス王妃陛下は祭りの執り行いで不在な中、ルイーズ王太后陛下が孫たちに会いたいからと私と子どもたちを招待してくださるのだ。
今年はミラも連れて登城できそうですと返事をしていたため、首を長くしてお待ちなのだろう。殿下たちがわざわざ城の門まで出迎えに来てくださったのは初めての事だった。
「ミラ、リュカ殿下よ。ご挨拶は?」
「ミラ~、リュカ兄だよ~? …………ミラ~?」
たまにしか会わないとはいえ、ミラは兄二人と同じくらいリュカ殿下の事が好きである。いつもならばリュカ殿下が笑顔で手を広げればすぐに抱っこされにいくのだが、今日は珍しく私にしがみついたままだった。
「あら……、やっぱり人が多いからかしら? ミラ? ミラの大好きなリュカ兄様よ?」
私がそう声をかけてもミラは私の胸に顔を埋めるばかりで動こうとしない。
「私は……、ミラに……嫌われたのだろうか……?」
中々にショックを受けられたご様子の殿下。
それに対して慌てて私は口を開く。
「えっ。だ、大丈夫ですわ。きっと、人が多くて戸惑っているのです! ねぇ?! ナタリー?!」
ナタリーに同意を求めれば、彼女も勢いよく首を縦に振った。
「そうだろうか……? それだけならいいのだが……。えっと、では、とりあえず中へ入ろう。ああ、そうそう。お婆様がまだかまだかと朝から煩いんだ」
「あらまぁ! ええ、ええ。そういたしましょう! アルマン、テオ。殿下も。行きますよ」
やはりというか何というか。
まだ少し悲しげな表情でそう言った殿下の言葉に内心で苦笑をしながら、とりあえずと、私たちは子どもたちに声をかけ共に歩き出したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
冷酷騎士団長に『出来損ない』と捨てられましたが、どうやら私の力が覚醒したらしく、ヤンデレ化した彼に執着されています
放浪人
恋愛
平凡な毎日を送っていたはずの私、橘 莉奈(たちばな りな)は、突然、眩い光に包まれ異世界『エルドラ』に召喚されてしまう。 伝説の『聖女』として迎えられたのも束の間、魔力測定で「魔力ゼロ」と判定され、『出来損ない』の烙印を押されてしまった。
希望を失った私を引き取ったのは、氷のように冷たい瞳を持つ、この国の騎士団長カイン・アシュフォード。 「お前はここで、俺の命令だけを聞いていればいい」 物置のような部屋に押し込められ、彼から向けられるのは侮蔑の視線と冷たい言葉だけ。
元の世界に帰ることもできず、絶望的な日々が続くと思っていた。
──しかし、ある出来事をきっかけに、私の中に眠っていた〝本当の力〟が目覚め始める。 その瞬間から、私を見るカインの目が変わり始めた。
「リリア、お前は俺だけのものだ」 「どこへも行かせない。永遠に、俺のそばにいろ」
かつての冷酷さはどこへやら、彼は私に異常なまでの執着を見せ、甘く、そして狂気的な愛情で私を束縛しようとしてくる。 これは本当に愛情なの? それともただの執着?
優しい第二王子エリアスは私に手を差し伸べてくれるけれど、カインの嫉妬の炎は燃え盛るばかり。 逃げ場のない城の中、歪んだ愛の檻に、私は囚われていく──。
異世界に行った、そのあとで。
神宮寺あおい@1/23先視の王女の謀発売
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!
異世界召喚されたアラサー聖女、王弟の愛人になるそうです
籠の中のうさぎ
恋愛
日々の生活に疲れたOL如月茉莉は、帰宅ラッシュの時間から大幅にずれた電車の中でつぶやいた。
「はー、何もかも投げだしたぁい……」
直後電車の座席部分が光輝き、気づけば見知らぬ異世界に聖女として召喚されていた。
十六歳の王子と結婚?未成年淫行罪というものがありまして。
王様の側妃?三十年間一夫一妻の国で生きてきたので、それもちょっと……。
聖女の後ろ盾となる大義名分が欲しい王家と、王家の一員になるのは荷が勝ちすぎるので遠慮したい茉莉。
そんな中、王弟陛下が名案と言わんばかりに声をあげた。
「では、私の愛人はいかがでしょう」
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
【完結】聖女召喚に巻き込まれたバリキャリですが、追い出されそうになったのでお金と魔獣をもらって出て行きます!
チャらら森山
恋愛
二十七歳バリバリキャリアウーマンの鎌本博美(かまもとひろみ)が、交差点で後ろから背中を押された。死んだと思った博美だが、突如、異世界へ召喚される。召喚された博美が発した言葉を誤解したハロルド王子の前に、もうひとりの女性が現れた。博美の方が、聖女召喚に巻き込まれた一般人だと決めつけ、追い出されそうになる。しかし、バリキャリの博美は、そのまま追い出されることを拒否し、彼らに慰謝料を要求する。
お金を受け取るまで、博美は屋敷で暮らすことになり、数々の騒動に巻き込まれながら地下で暮らす魔獣と交流を深めていく。
王宮医務室にお休みはありません。~休日出勤に疲れていたら、結婚前提のお付き合いを希望していたらしい騎士さまとデートをすることになりました。~
石河 翠
恋愛
王宮の医務室に勤める主人公。彼女は、連続する遅番と休日出勤に疲れはてていた。そんなある日、彼女はひそかに片思いをしていた騎士ウィリアムから夕食に誘われる。
食事に向かう途中、彼女は憧れていたお菓子「マリトッツォ」をウィリアムと美味しく食べるのだった。
そして休日出勤の当日。なぜか、彼女は怒り心頭の男になぐりこまれる。なんと、彼女に仕事を押しつけている先輩は、父親には自分が仕事を押しつけられていると話していたらしい。
しかし、そんな先輩にも実は誰にも相談できない事情があったのだ。ピンチに陥る彼女を救ったのは、やはりウィリアム。ふたりの距離は急速に近づいて……。
何事にも真面目で一生懸命な主人公と、誠実な騎士との恋物語。
扉絵は管澤捻さまに描いていただきました。
小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
【完結】聖女召喚の聖女じゃない方~無魔力な私が溺愛されるってどういう事?!
未知香
恋愛
※エールや応援ありがとうございます!
会社帰りに聖女召喚に巻き込まれてしまった、アラサーの会社員ツムギ。
一緒に召喚された女子高生のミズキは聖女として歓迎されるが、
ツムギは魔力がゼロだった為、偽物だと認定された。
このまま何も説明されずに捨てられてしまうのでは…?
人が去った召喚場でひとり絶望していたツムギだったが、
魔法師団長は無魔力に興味があるといい、彼に雇われることとなった。
聖女として王太子にも愛されるようになったミズキからは蔑視されるが、
魔法師団長は無魔力のツムギをモルモットだと離そうとしない。
魔法師団長は少し猟奇的な言動もあるものの、
冷たく整った顔とわかりにくい態度の中にある優しさに、徐々にツムギは惹かれていく…
聖女召喚から始まるハッピーエンドの話です!
完結まで書き終わってます。
※他のサイトにも連載してます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる