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43-2.真実
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「……スイ? どうした」
首を傾げてエルが問いかける。
視線の先には、やや息を切らせたスイの姿がある。アイシャと同じく後始末に負われていた筈だ。アイシャが呼ばれたのに気付いて、慌てて来た様子が伺えた。
不思議そうに首を傾げるエルとアイシャに目を遣って、スイは口を開く。
「ひとつ確認したいことがあります。宜しいでしょうか」
そう、エルに許しを求める。
どこか切迫した様子にエルは軽く頷いて促す。
スイはひとつ大きく呼吸をし、視線をまっすぐに向けた。
その林檎酒色の目が射抜くのは、アイシャに腕を取られたままのスノウだ。互いの視線がぶつかり、スノウはぱちりと瞬きをする。
「――あなたは、何者ですか」
色の薄いスイの唇から、押し殺したような問いが零れる。
緊張が滲んだ声に、スノウは呆けたような声をあげた。
「……俺?」
「そうです。あなたは一体何者ですか。勇者ではないでしょう」
「勇者だよ、一応」
多少難ありだけど、とスノウは自虐気味に言う。
クロスは預り知らないことであったが、それは幾度となく繰り返されたやりとりだった。勇者にしては難ありな人間、スノウ・シュネー。それがこの城の魔物たちの共通認識であり、関わりの多かったアイシャやスイにとってはそこに『ヘタレ』が追加されている。
今更過ぎる問いかけに、スノウは不思議そうに首を傾げた。
だがスイの視線は少しも揺らがない。
「言い方を変えましょうか。勇者……いえ、スノウ。あなたは本当に人間ですか?」
それは、常ならば一笑に付してしまうような問いかけだった。
アイシャに腕を取られたまま呆けた表情の青年は、誰が見ても人間以外には見えなかった。
色素の薄い髪と肌、青い目、薄いからだ。その外見には人間以外の特徴が見いだせない。むしろ人間としても逞しい方ではないスノウの体は、頑強な肉体を持つ魔物からすれば脆弱な生き物としか見えない。
けれどたった今、ここで竜を倒したばかりだった。
ヴァスーラの間者が勇者に化け、城の内部には内通者も存在していた。挙句、勇者一行の侵入を許し、暴走した竜と戦うまでにもなった。
一通り片が付き、そうしてここに残ったのは考えを異にする種族同士。
現状剣を収めていても、互いに敵であることに変わりはない。それぞれの思惑があり、何らかの謀が隠されていても不思議ではない――そんな、探り合うような空気は確かに存在していたから。
スイの落とした言葉ひとつで、空間が凍りついた。
誰かが笑い飛ばせば霧散しただろう緊張が、けれども誰ひとりとして否定できない重さを孕んでその場に横たわった。
最初にその沈黙を破ったのは、当のスノウだ。
「おかしなこと言うね、人間以外の何に見えるのさ」
そう肩を竦めて笑ったスノウはごく普通の青年に見えた。そして同時に、それが強烈な違和感となる。
魔物たちが知る「勇者」は怯えて顔色を伺うばかりの、弱々しい印象の青年だった。こんな風に人前で問い詰められれば、心当たりがなかったとしても狼狽えてしまうような。
けれど今笑みを浮かべる彼は、この切れそうな緊張に気づいていないはずもないだろうに、どこか余裕すら感じられる。最前、エルとクロスとの戦いに仲裁に入った時のように。
スイは半ば予想していたのか、スノウの言葉に動揺する様子はない。淡々と決定的な言葉を唇に乗せた。
「私の目には魔物に見えます」
「なっ……」
絶句したのはスノウではなく、クロスだ。
「ふざけるな、そんな馬鹿な話……!」
裏切り者と誹りはしたが、それでもクロスは目の前のスノウが人間であることを少しも疑っていなかった。
メリルやフレイが『本人』だと言う。外見も、魔物のそれとはまったく違う。加えて、勇者は聖剣を所持しているのだ。魔物ならばそもそも聖剣を所持できない。柄はおろか鞘であっても、触れることすら辛く激痛が伴う。
そう反駁しようとして、クロスは言葉に詰まる。
この城でスノウが聖剣を手にするところを、クロスは一度も見ていなかった。この城に乗り込んだときから失われたという聖剣。それが故意ではないとは言い切れない。
その事実に気付いてしまい、どうしようもなく疑念が湧くのを抑えられない。思わず俯いて唇を噛むその様子を一瞥して、スイは畳みかけるようにスノウに問いかけた。
「破天竜は人間の生活圏には存在しないはずです。それなのに貴方は弱点や急所、そしてヘネスが『食べる』ことを知っていましたね。私たちですら知りえないその特異な能力をどこで知ったのです? 貴方が揮った魔法といい、人間と言うには無理があります」
「……あの地下の部屋、猫の足跡があったぜ」
スイの言葉にあわせるようにして、アイシャがぽつりと言った。
「お前行ったんだろ。あそこは転移でしか行けない場所だからな……いつから転移ができるようになったんだ?」
疑いの眼差しがスノウに向けられる。
スノウは溜息をひとつ落として、腕を組んだ。その様は、これまでのおどおどとした雰囲気が嘘のように堂々としている。
「ああそっか……足跡のことまで気付かなかったなあ。失敗だったね」
言って、楽しげに笑う。悪びれる素振りはない。
「スイ、残念だけど半分はハズレだよ。確かに俺は魔法を使えるし、破天竜の生態も知ってる。でも人間なんだ、魔物じゃない……この体は、ね」
スノウは悪戯っぽく笑って、視線を泳がせた。
「そろそろ種明かしをした方がいいみたいだけど……いいかな、エル」
その言葉に、全員の視線が一斉にエルに向いた。
エルは静かに佇んでいる。その表情には何の変化も見られない。
「……エル様?」
「何なんですか、一体」
アイシャは、苛立ちと戸惑いがない交ぜになった表情を浮かべてエルを見る。
エルはそんな側近ふたりをちらりと見遣って、深く息を吐いた。
「そうじゃないかとは疑っていたが……やはりお前がそうなんだな?」
冷静な、けれども面倒そうな口ぶりでエルが言う。その表情は口調とは裏腹に厳しい。苦虫を噛んだような険しい顔でスノウを見る。
対するスノウは笑みを浮かべたまま軽く肩を竦めた。
「まあね。自分でも驚いたけど」
組んでいた腕を解き、服の袷から赤いリボンを取り出した。エルの魔力が織り込まれた、鈴つきの首輪である。
「考えてみればさ、解けないはずはないんだよね。だって俺の魔力なんだから」
何気なく放られた言葉。
アイシャもスイもぽかんとした表情でスノウを見つめる。殆ど話が見えていないクロスもまた、首を傾げた。スノウの言葉に理解が追いつかない。
渋面のエルに、スノウはリボンを差し出した。
赤い色が、ひらひらと宙に揺れる。
「そしてこの体は君のものだ。ねぇ、スノウ」
時が、止まった。
首を傾げてエルが問いかける。
視線の先には、やや息を切らせたスイの姿がある。アイシャと同じく後始末に負われていた筈だ。アイシャが呼ばれたのに気付いて、慌てて来た様子が伺えた。
不思議そうに首を傾げるエルとアイシャに目を遣って、スイは口を開く。
「ひとつ確認したいことがあります。宜しいでしょうか」
そう、エルに許しを求める。
どこか切迫した様子にエルは軽く頷いて促す。
スイはひとつ大きく呼吸をし、視線をまっすぐに向けた。
その林檎酒色の目が射抜くのは、アイシャに腕を取られたままのスノウだ。互いの視線がぶつかり、スノウはぱちりと瞬きをする。
「――あなたは、何者ですか」
色の薄いスイの唇から、押し殺したような問いが零れる。
緊張が滲んだ声に、スノウは呆けたような声をあげた。
「……俺?」
「そうです。あなたは一体何者ですか。勇者ではないでしょう」
「勇者だよ、一応」
多少難ありだけど、とスノウは自虐気味に言う。
クロスは預り知らないことであったが、それは幾度となく繰り返されたやりとりだった。勇者にしては難ありな人間、スノウ・シュネー。それがこの城の魔物たちの共通認識であり、関わりの多かったアイシャやスイにとってはそこに『ヘタレ』が追加されている。
今更過ぎる問いかけに、スノウは不思議そうに首を傾げた。
だがスイの視線は少しも揺らがない。
「言い方を変えましょうか。勇者……いえ、スノウ。あなたは本当に人間ですか?」
それは、常ならば一笑に付してしまうような問いかけだった。
アイシャに腕を取られたまま呆けた表情の青年は、誰が見ても人間以外には見えなかった。
色素の薄い髪と肌、青い目、薄いからだ。その外見には人間以外の特徴が見いだせない。むしろ人間としても逞しい方ではないスノウの体は、頑強な肉体を持つ魔物からすれば脆弱な生き物としか見えない。
けれどたった今、ここで竜を倒したばかりだった。
ヴァスーラの間者が勇者に化け、城の内部には内通者も存在していた。挙句、勇者一行の侵入を許し、暴走した竜と戦うまでにもなった。
一通り片が付き、そうしてここに残ったのは考えを異にする種族同士。
現状剣を収めていても、互いに敵であることに変わりはない。それぞれの思惑があり、何らかの謀が隠されていても不思議ではない――そんな、探り合うような空気は確かに存在していたから。
スイの落とした言葉ひとつで、空間が凍りついた。
誰かが笑い飛ばせば霧散しただろう緊張が、けれども誰ひとりとして否定できない重さを孕んでその場に横たわった。
最初にその沈黙を破ったのは、当のスノウだ。
「おかしなこと言うね、人間以外の何に見えるのさ」
そう肩を竦めて笑ったスノウはごく普通の青年に見えた。そして同時に、それが強烈な違和感となる。
魔物たちが知る「勇者」は怯えて顔色を伺うばかりの、弱々しい印象の青年だった。こんな風に人前で問い詰められれば、心当たりがなかったとしても狼狽えてしまうような。
けれど今笑みを浮かべる彼は、この切れそうな緊張に気づいていないはずもないだろうに、どこか余裕すら感じられる。最前、エルとクロスとの戦いに仲裁に入った時のように。
スイは半ば予想していたのか、スノウの言葉に動揺する様子はない。淡々と決定的な言葉を唇に乗せた。
「私の目には魔物に見えます」
「なっ……」
絶句したのはスノウではなく、クロスだ。
「ふざけるな、そんな馬鹿な話……!」
裏切り者と誹りはしたが、それでもクロスは目の前のスノウが人間であることを少しも疑っていなかった。
メリルやフレイが『本人』だと言う。外見も、魔物のそれとはまったく違う。加えて、勇者は聖剣を所持しているのだ。魔物ならばそもそも聖剣を所持できない。柄はおろか鞘であっても、触れることすら辛く激痛が伴う。
そう反駁しようとして、クロスは言葉に詰まる。
この城でスノウが聖剣を手にするところを、クロスは一度も見ていなかった。この城に乗り込んだときから失われたという聖剣。それが故意ではないとは言い切れない。
その事実に気付いてしまい、どうしようもなく疑念が湧くのを抑えられない。思わず俯いて唇を噛むその様子を一瞥して、スイは畳みかけるようにスノウに問いかけた。
「破天竜は人間の生活圏には存在しないはずです。それなのに貴方は弱点や急所、そしてヘネスが『食べる』ことを知っていましたね。私たちですら知りえないその特異な能力をどこで知ったのです? 貴方が揮った魔法といい、人間と言うには無理があります」
「……あの地下の部屋、猫の足跡があったぜ」
スイの言葉にあわせるようにして、アイシャがぽつりと言った。
「お前行ったんだろ。あそこは転移でしか行けない場所だからな……いつから転移ができるようになったんだ?」
疑いの眼差しがスノウに向けられる。
スノウは溜息をひとつ落として、腕を組んだ。その様は、これまでのおどおどとした雰囲気が嘘のように堂々としている。
「ああそっか……足跡のことまで気付かなかったなあ。失敗だったね」
言って、楽しげに笑う。悪びれる素振りはない。
「スイ、残念だけど半分はハズレだよ。確かに俺は魔法を使えるし、破天竜の生態も知ってる。でも人間なんだ、魔物じゃない……この体は、ね」
スノウは悪戯っぽく笑って、視線を泳がせた。
「そろそろ種明かしをした方がいいみたいだけど……いいかな、エル」
その言葉に、全員の視線が一斉にエルに向いた。
エルは静かに佇んでいる。その表情には何の変化も見られない。
「……エル様?」
「何なんですか、一体」
アイシャは、苛立ちと戸惑いがない交ぜになった表情を浮かべてエルを見る。
エルはそんな側近ふたりをちらりと見遣って、深く息を吐いた。
「そうじゃないかとは疑っていたが……やはりお前がそうなんだな?」
冷静な、けれども面倒そうな口ぶりでエルが言う。その表情は口調とは裏腹に厳しい。苦虫を噛んだような険しい顔でスノウを見る。
対するスノウは笑みを浮かべたまま軽く肩を竦めた。
「まあね。自分でも驚いたけど」
組んでいた腕を解き、服の袷から赤いリボンを取り出した。エルの魔力が織り込まれた、鈴つきの首輪である。
「考えてみればさ、解けないはずはないんだよね。だって俺の魔力なんだから」
何気なく放られた言葉。
アイシャもスイもぽかんとした表情でスノウを見つめる。殆ど話が見えていないクロスもまた、首を傾げた。スノウの言葉に理解が追いつかない。
渋面のエルに、スノウはリボンを差し出した。
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