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第1話
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スマホのアラーム音に目を覚まし、俺はベッドから起き上がると歯を磨いて寝癖を直して身支度を整えてから出勤準備を済ませる。
今日も今日とて仕事の日々である。
くたびれたワイシャツとスーツに身を包み、俺は玄関を出て戸締まりを確認してから出勤する。
今日も今日とて一分一秒の狂いもない。
駅に到着する予定時間は30分前、その前にいつものマクドナルドで軽い朝食を済ませて電車に乗る。
それが俺のいつものルーティンである。
周りは出世や寿退社などする中で俺だけが変わらない。
会社の周りからは浮いているかも知れないが、それも含めて俺なのである。
そんな俺の今回の目当てはマック・THE・チキンとアイスコーヒーのSサイズである。
マック・THE・チキンが270円、アイスコーヒーのSが120円。
この組み合わせが一番効率的でたんぱく質を摂れる。
だが、マック・THE・チキンはあくまでも期間限定のメニューだ。
この12月に入ると時期的にグラコロの出番になるのでマック・THE・チキンの出番が終わる。
まあ、こればかりは仕方がない。
しかし、そうなるとどうしたものか・・・朝マックは基本的にマフィンのバンズだ。
たまにはマフィンのセットも良いだろうが、今日の口はマック・THE・チキンを求めている。
──となれば、それに近いものの方が無難だろう。
そんな訳でナゲット5ピースとアイスコーヒーのSサイズを注文した。
ただ、このままではなんとも味気ない。そんな訳で期間限定のトリュフステーキソースを追加した。
会計を済ませ、俺は普段から座る席でレシートを見詰める。
マック・THE・チキンが270円だったのに対して、ナゲット5ピースで240円・・・30円の差があるが、これを損しているか、どう思うかは人によるだろう。
少なくとも俺は30円分、美味いものが食えてたんだと納得している。
俺はソースを開封してナゲットを突っ込んで一口食べる。
久々にナゲットを食うが、たまに食うナゲットも悪くない。
何よりも今回は期間限定ソースが良い。
トリュフそのものは食った事がないが、特上カップヌードルで微かに感じたトリュフの風味に似ている。
ステーキソースの濃さも悪くはない。
強いて上げるのならば、マック・THE・チキンのようなガーリックのパンチが欲しいところだ。まあ、やはり、マック・THE・チキンが一番効率的なのは間違いないなと思いつつ、俺はアイスコーヒーを胃袋に流し込み、席を立つ。
食べた物を片付け、トレイを置いて俺は出口から出ると電車に乗る為に駅のホームへと歩き出す。
これから満員電車に乗る事を考えると億劫になるが、まあ、それはいまは考えないで置こう。
今日も今日とて仕事の日々である。
くたびれたワイシャツとスーツに身を包み、俺は玄関を出て戸締まりを確認してから出勤する。
今日も今日とて一分一秒の狂いもない。
駅に到着する予定時間は30分前、その前にいつものマクドナルドで軽い朝食を済ませて電車に乗る。
それが俺のいつものルーティンである。
周りは出世や寿退社などする中で俺だけが変わらない。
会社の周りからは浮いているかも知れないが、それも含めて俺なのである。
そんな俺の今回の目当てはマック・THE・チキンとアイスコーヒーのSサイズである。
マック・THE・チキンが270円、アイスコーヒーのSが120円。
この組み合わせが一番効率的でたんぱく質を摂れる。
だが、マック・THE・チキンはあくまでも期間限定のメニューだ。
この12月に入ると時期的にグラコロの出番になるのでマック・THE・チキンの出番が終わる。
まあ、こればかりは仕方がない。
しかし、そうなるとどうしたものか・・・朝マックは基本的にマフィンのバンズだ。
たまにはマフィンのセットも良いだろうが、今日の口はマック・THE・チキンを求めている。
──となれば、それに近いものの方が無難だろう。
そんな訳でナゲット5ピースとアイスコーヒーのSサイズを注文した。
ただ、このままではなんとも味気ない。そんな訳で期間限定のトリュフステーキソースを追加した。
会計を済ませ、俺は普段から座る席でレシートを見詰める。
マック・THE・チキンが270円だったのに対して、ナゲット5ピースで240円・・・30円の差があるが、これを損しているか、どう思うかは人によるだろう。
少なくとも俺は30円分、美味いものが食えてたんだと納得している。
俺はソースを開封してナゲットを突っ込んで一口食べる。
久々にナゲットを食うが、たまに食うナゲットも悪くない。
何よりも今回は期間限定ソースが良い。
トリュフそのものは食った事がないが、特上カップヌードルで微かに感じたトリュフの風味に似ている。
ステーキソースの濃さも悪くはない。
強いて上げるのならば、マック・THE・チキンのようなガーリックのパンチが欲しいところだ。まあ、やはり、マック・THE・チキンが一番効率的なのは間違いないなと思いつつ、俺はアイスコーヒーを胃袋に流し込み、席を立つ。
食べた物を片付け、トレイを置いて俺は出口から出ると電車に乗る為に駅のホームへと歩き出す。
これから満員電車に乗る事を考えると億劫になるが、まあ、それはいまは考えないで置こう。
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