自炊出来ない社畜の限界グルメ

陰猫(改)

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第3話

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 ──休日。

 とあるドラッグストアで129円のスーパーカップが売られていたので購入した。
 スーパーカップと言ってもアイスクリームの方ではなく、カップ麺の方である。

 高騰している物価の中で129円のスーパーカップを買うのは安い方だ。こんな時に出来るプチ贅沢がある。
 まずはスーパーカップを用意する。次にかやくを使わずに取っておくのだ。
 こうする事でインスタント味噌汁などを購入した際の具として使用出来る。
 あとは目安時間になってから麺をほぐして調味料を加えれば、シンプルな麺とスープを楽しめる。尚、同型上のがっつ盛りラーメンでは内容が違うのか、かやくが既に混ざっている状態なので同じ事が出来ない。
 そもそも、かやくを別利用しようと言う人間がいないのか、かやくが混ざっているのが正常なのだろう。

 因みにスーパーカップで俺と同じ事をしたい場合は熟成味噌がオススメだ。
 かやくの代わりに締めに塩おにぎりを投入するのも良いだろう。
 カップヌードルの味噌も食べた事があるがあれは通常の味噌よりも味が濃い為、雑炊飯を作るには最適である。

 因みにスーパーカップのかやく抜きをするとカップを廃棄する時に残る食べかすが少ないので水洗いして紙ごみに出せると言う利点もあるので、もしもスーパーカップの熟成味噌を買う場合は騙されたと思って、かやく抜きも試してみて欲しい。
 これを見た人間はペヤングのかやくを抜いたボンビー飯を思い浮かぶかも知れないが、理屈自体は同じであるが、スーパーカップの方が食べかすの麺は少なく済む。
 寧ろ、油分の多いソースを使用している分、ペヤングの方が洗剤を使う回数が多い為、ペヤングのかやく抜きよりスーパーカップの熟成味噌のかやく抜きの方が利点作用が多いと言うのが俺の見解である。
 休日でも効率的に食事を最低限にする必要はないだろうが、これは効率化を追求し過ぎた結果、こうなっただけなので他のみんなは無理に真似する必要はない。
 休日でも時間効率を考えるくらいに社畜根性が板に付きすぎた故にたどり着いた限界飯の一つなので普通に生きているみんなは真似をする機会がない事を祈る。
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