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第二章 ロルフとリリアの危険な冒険!?
第2話 リリアさんの乙女の悩み
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◇◇◇
ロルフが急いで家に帰ると、リリアがソファーで爆睡していた。安心しきった顔で気持ちよさそうにスヤスヤ寝ているリリアを見て、心の底から心配になる。
(あれ?俺、もしかして、男として意識されてないわけ?)
ここまで無防備にされると、男として自信を無くしてしまうのだが。
「リリア、んなとこで寝てると襲うぞ?」
リリアの頬を両手でムギュッとつかみながら呟くと、リリアが突然カッと目を見開いて慌てて飛び起きた。
(うぉっビビっ......)
「んなっ!ば、ばばば」
意識されていないかと思ったが、真っ赤になってどもっているところをみると案外そうでも無いらしい。良かった。
「起きたか?」
「い、いまロルフなん......」
「ただいま。服買ってきたぞ?」
なにごとも無かったように服を差し出す。あれから結局、サンプルとして貰った服のほかにもいくつか見繕って買ってきていた。オーナーには盛大に冷やかされるハメになったが。
「あ、ありがと」
「ん。着替えてこいよ」
「うん。って、うわ、こんなに?しかも、めっちゃ高そうな服ばっかりなんだけど…こんなの私、お金払えないよ…」
「ん?あーああ。それ、サンプル品だからタダでくれるってさ。良かったな」
「え?ほんと?これタダで貰えるの!?本当に!?ロルフ、騙されてない?」
「俺の普段行きつけの洋服屋だから大丈夫。変な心配してないでサッサと行ってこい。あっちの空いてる部屋、使っていいから。」
「うんっ!ありがとう、ロルフ!」
嬉しそうに笑うリリアにほっとする。別に服の一枚や二枚や十枚や二十枚買ってやったところで一向に構わないのだが。
◇◇◇
「じゃーん!どうかな?似合う?似合っちゃう?」
リリアはワンピースの端を摘まんでクルクルと回ってみせる。おねぇっぽいだけあって、オーナーの女性ものに対する腕も確かなようだ。
「うん。可愛い」
「へっ!?か、かわっ」
「なんだよ?」
「ろ、ロルフが褒めた!私のことを褒め称えた!」
「いや、称えてはないが。褒めたらなんだ?」
「いや、だって褒められたこととかないしっ!」
「お前、俺に今まで褒められるようなことしたことあった?」
「いや、ないけどさっ!いつも迷惑ばっかりかけてるけれどもさっ!その節は誠に申し訳ございませんでした!」
「ぷっ、なんだよそれ」
ロルフが吹き出すとリリアは赤くなってブツブツいっている。
「だ、だってさ、ロルフ、私のこと好きとか言ったけど。私、いっつもドジばっかで、冒険者になってからロルフに好かれるようなことした記憶ないし。だから、ほんとは今の私をみてがっかりしたんじゃないかなって」
「リリア?」
「休みの日もロルフ、誘ってくれたことないし。ほんとに、ほんとに私のこと好きなのかなって…」
「!!!!!!」
「私は、そのう、いつも助けてくれるロルフのこと結構いいなって思ってるんだけど。ロルフのこと知らないこともいっぱいあるし。もっとよく知りたいって言うか…」
「それは、つまり、俺と付き合うってこと?」
「ロルフが!その、ほんとに私のこと好きって思ってるなら…か、からかってるとかじゃなくて?」
ロルフはリリアの側まで来ると、ギュッと抱き締めた。
「んなっ!ちょ、ちょっとロル......」
「ごめん。ごめんリリア」
「な、なんで謝って......やっぱりからかってたの?」
「いや、好きすぎて怖くて自粛してた」
「へ!?怖い?何が?」
「そばにいると、リリアのこと食べたくなるから」
「は?はぁ!?え?怖い怖い怖い!」
「いや、そっちの食べるじゃなくて」
「いや、どっちでも怖いよっ!」
「んー、まぁー、そうだろ?俺も案外余裕がねーんだよ」
ニヤリと笑うロルフに結構タジタジのリリア。
「そ、そっか」
「でももういいかな」
ロルフは肩の力を抜くように、ふうっとひとつ息を吐く。
「なにが?」
「我慢しなくても、いいかな?」
「え?ええっ?」
「お前のこと、好きすぎておかしくなりそう。ドジなとことかも可愛くて守ってやりたいって思うし。明るくて一生懸命なとことか健気で可愛いし。男なら誰だってお前のこと好きになる。だから、本当は誰にも見せたくないし毎日そばにいたい。」
「!!!!!!!!そ、そんな物好きロルフぐらいだってば!」
(だったらいいんだけどな)
「俺、結構重いだろ?嫌われたくねーから、そういうことあんま言わないようにしてた」
「な、慣れてないからどうしていいかわかんないけど。ちょ、ちょっとずつなら嬉しいです」
「ん。気持ちを疑われるのは結構堪えた」
「ご、ごめん」
「なので、これからは気持ちを疑われないよう努力することにする」
「えっ?」
「覚悟しろよ?」
ニヤリと悪そうに笑うロルフを見て、ちょっぴり今日きたことを後悔するリリアだった。
ロルフが急いで家に帰ると、リリアがソファーで爆睡していた。安心しきった顔で気持ちよさそうにスヤスヤ寝ているリリアを見て、心の底から心配になる。
(あれ?俺、もしかして、男として意識されてないわけ?)
ここまで無防備にされると、男として自信を無くしてしまうのだが。
「リリア、んなとこで寝てると襲うぞ?」
リリアの頬を両手でムギュッとつかみながら呟くと、リリアが突然カッと目を見開いて慌てて飛び起きた。
(うぉっビビっ......)
「んなっ!ば、ばばば」
意識されていないかと思ったが、真っ赤になってどもっているところをみると案外そうでも無いらしい。良かった。
「起きたか?」
「い、いまロルフなん......」
「ただいま。服買ってきたぞ?」
なにごとも無かったように服を差し出す。あれから結局、サンプルとして貰った服のほかにもいくつか見繕って買ってきていた。オーナーには盛大に冷やかされるハメになったが。
「あ、ありがと」
「ん。着替えてこいよ」
「うん。って、うわ、こんなに?しかも、めっちゃ高そうな服ばっかりなんだけど…こんなの私、お金払えないよ…」
「ん?あーああ。それ、サンプル品だからタダでくれるってさ。良かったな」
「え?ほんと?これタダで貰えるの!?本当に!?ロルフ、騙されてない?」
「俺の普段行きつけの洋服屋だから大丈夫。変な心配してないでサッサと行ってこい。あっちの空いてる部屋、使っていいから。」
「うんっ!ありがとう、ロルフ!」
嬉しそうに笑うリリアにほっとする。別に服の一枚や二枚や十枚や二十枚買ってやったところで一向に構わないのだが。
◇◇◇
「じゃーん!どうかな?似合う?似合っちゃう?」
リリアはワンピースの端を摘まんでクルクルと回ってみせる。おねぇっぽいだけあって、オーナーの女性ものに対する腕も確かなようだ。
「うん。可愛い」
「へっ!?か、かわっ」
「なんだよ?」
「ろ、ロルフが褒めた!私のことを褒め称えた!」
「いや、称えてはないが。褒めたらなんだ?」
「いや、だって褒められたこととかないしっ!」
「お前、俺に今まで褒められるようなことしたことあった?」
「いや、ないけどさっ!いつも迷惑ばっかりかけてるけれどもさっ!その節は誠に申し訳ございませんでした!」
「ぷっ、なんだよそれ」
ロルフが吹き出すとリリアは赤くなってブツブツいっている。
「だ、だってさ、ロルフ、私のこと好きとか言ったけど。私、いっつもドジばっかで、冒険者になってからロルフに好かれるようなことした記憶ないし。だから、ほんとは今の私をみてがっかりしたんじゃないかなって」
「リリア?」
「休みの日もロルフ、誘ってくれたことないし。ほんとに、ほんとに私のこと好きなのかなって…」
「!!!!!!」
「私は、そのう、いつも助けてくれるロルフのこと結構いいなって思ってるんだけど。ロルフのこと知らないこともいっぱいあるし。もっとよく知りたいって言うか…」
「それは、つまり、俺と付き合うってこと?」
「ロルフが!その、ほんとに私のこと好きって思ってるなら…か、からかってるとかじゃなくて?」
ロルフはリリアの側まで来ると、ギュッと抱き締めた。
「んなっ!ちょ、ちょっとロル......」
「ごめん。ごめんリリア」
「な、なんで謝って......やっぱりからかってたの?」
「いや、好きすぎて怖くて自粛してた」
「へ!?怖い?何が?」
「そばにいると、リリアのこと食べたくなるから」
「は?はぁ!?え?怖い怖い怖い!」
「いや、そっちの食べるじゃなくて」
「いや、どっちでも怖いよっ!」
「んー、まぁー、そうだろ?俺も案外余裕がねーんだよ」
ニヤリと笑うロルフに結構タジタジのリリア。
「そ、そっか」
「でももういいかな」
ロルフは肩の力を抜くように、ふうっとひとつ息を吐く。
「なにが?」
「我慢しなくても、いいかな?」
「え?ええっ?」
「お前のこと、好きすぎておかしくなりそう。ドジなとことかも可愛くて守ってやりたいって思うし。明るくて一生懸命なとことか健気で可愛いし。男なら誰だってお前のこと好きになる。だから、本当は誰にも見せたくないし毎日そばにいたい。」
「!!!!!!!!そ、そんな物好きロルフぐらいだってば!」
(だったらいいんだけどな)
「俺、結構重いだろ?嫌われたくねーから、そういうことあんま言わないようにしてた」
「な、慣れてないからどうしていいかわかんないけど。ちょ、ちょっとずつなら嬉しいです」
「ん。気持ちを疑われるのは結構堪えた」
「ご、ごめん」
「なので、これからは気持ちを疑われないよう努力することにする」
「えっ?」
「覚悟しろよ?」
ニヤリと悪そうに笑うロルフを見て、ちょっぴり今日きたことを後悔するリリアだった。
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