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第3章 おてんば姫の冒険録
25 お兄ちゃんは心配性
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♢♢♢
アデルは一気に階段をかけ上がると、大監獄の外壁に手を当てる。ミシリミシリと悲鳴をあげ始めた塔は、ゆらゆら不気味に揺れて定まらない。
(やはりこのままじゃもたないっ!こうなったら……)
アデルはありったけの魔力を塔壁に向かって放出する。
「イケるかっ……いや、やるしかないっ!」
ひときわ大きな破壊音が響いた次の瞬間、塔の側面を派手にぶち抜いてアデイラがひょっこり顔を出す。
「あら、アデル?頼んでた避難は終わったの?」
「それどころじゃねえよっ!このままじゃこの塔が崩壊すんぞっ!」
「えっ?本当に!?ど、どうしようアデル」
「俺がここで食い止めとくから、姉さんは皆を避難させてくれっ!」
「わ、わかったわ!」
慌てて地下階段に消えるアデイラを見送り、最後の力を振り絞る。
「くっそ、俺が倒れるまで、もってくれよ……」
「みんな、こっちよ!早く早く!この塔は危険よっ」
次々に脱出してくる人たち。すでに脱出した人々も、少し離れた場所で不安そうに塔を見上げている。
「おいっ!塔の中にはもう誰もいないのかっ!地下以外に囚人や監守はいないかっ!」
「ええ!監獄として使われてるのは地下だけよ。塔の中にいた奴らはみんなここで寝てるわっ!」
(この塔がこのまま倒れたら大惨事になる……それなら、倒れないように形を変えればいい)
魔力を練り上げ、高く上にそびえ立つ塔の先端を、低く作り替えるイメージを思い浮かべる。アデルの魔力を纏った外壁は、先端からサラサラと砂がこぼれるように、姿を変えていく。
「エスドラド大監獄が……」
「あ、ああ。まるで夢を見ているみたいだ」
恐ろしい勢いで形が変わっていく塔を、ただただ呆然と眺める住民たち。
「こ、これで……何とかなった、か……」
フラりと手を離すと、その場にゆっくりと座り込むアデル。
(はぁ、疲れた……魔力をほとんど使いきっちまった……あー、ティアラたちに連絡いれねーと……きっと、心配して……)
「良く頑張ったわ!後は私に任せておいて!」
遠ざかる意識の中で、力強いアデイラの言葉に思わず苦笑いを漏らすアデルだった。
♢♢♢
『アデルお兄様……聞こえる?』
どれほど時間がたったのだろう。耳に飛び込んできたティアラの声に、ふと意識を取り戻す。
(ティアラ……?)
うっすらと目を開けると、腕に付けた通信用魔道具が、淡い光を放っていた。
「あ、ああ、ティアラか。悪い。帰りが遅くなったな……」
寝かされていた小さなテントを出ると、辺りはすっかり夕闇に包まれている。
『大丈夫?引き渡しに手間取ってる?今セバスが夕食にシチューの準備をしてくれてるんだけど、こっちに戻ってこられそう?』
監獄の周囲はまだ慌ただしく、「ほらっ!さっさと歩きなさいっ!」「怪我人はこっちにまとめて集まって!」など、時折激を飛ばすアデイラの声が聞こえてくる。
「あー、確かに腹減ったなぁ……でも、ちょっと色々あって遅くなりそうだ。先に食べててくれ。明日の朝には戻れると思うから。悪いな……」
『分かった……本当に大丈夫?なんだか疲れてない?』
「ああ。ちょっと一仕事して疲れただけだ。ポーションもたっぷり持ってるから心配するな。それよりティアラ、今日の宿は決まったのか?」
『あ、それなら大丈夫。今日はここで野営することにしたから。飛竜たちを残して街に行くのも心配だし、あれから村の獣人さんたちとも仲良くなったのよ。こっちのことは心配しないで』
「野営、野営かぁ……」
渋い顔をするアデルのそばにアデイラがやってくる。
「アデル!体はもう平気?」
『あれ、その声……もしかしてアデイラお姉ちゃん?』
「ティアラ!?きゃー!ティアラもこっちに来てるのね」
アデイラは通信機を着けた腕を掴んでブンブンと振り回す。ティアラは強くて優しいアデイラを心から慕っており、アデイラもティアラが大のお気に入りだ。二人は実の姉妹のように仲が良かった。
「ちょっ、やめろ。あー、こっちでアデイラ姉さんとたまたま会ったんだ。それでまぁ、色々あってな」
『なんだ、それで遅くなったのね。心配しちゃった。アデイラお姉ちゃんも明日会える?』
「もちろんよ!用事が済んだらすぐに行くから待っててね。そうと決まればアデル、さっさと終わらせるわよ!」
アデルの腕を引っ張り、ずりずりと引きずっていくアデイラ。相変わらず人使いが荒い。
「あー、と言うわけで、ティアラも十分気を付けろよ。テントに入ったら結界を張るように。もし侵入してくる奴がいたら、躊躇なく攻撃していいからな」
『もう、アデルお兄様もジャイルと同じこと言ってる!』
「当たり前だ。嫁入り前の大事な妹だからな。エリックもミハエルもジャイルも信用できん。万が一血迷ってお前に襲い掛かってきたら容赦なく蹴り飛ばしとけ。トドメは俺が刺してやるから」
『へっ?……ってえええええっ』
「もう!アデルったら野暮なこと言わないの。ティアラ、好きなこが決まってるなら、自分から襲っちゃうといいわよ。じゃあ後でね」
「あんたティアラになんてこと言うんだっ!」
「あら、ティアラももう16歳よ?いつまでも子どもじゃ無いんだから」
「ティアラはまだ子どもだっ!いいか!兄ちゃんは絶対に許さないからなっ!」
「はぁ。シスコンの兄を持つと妹は苦労するわねぇ」
アデルは一気に階段をかけ上がると、大監獄の外壁に手を当てる。ミシリミシリと悲鳴をあげ始めた塔は、ゆらゆら不気味に揺れて定まらない。
(やはりこのままじゃもたないっ!こうなったら……)
アデルはありったけの魔力を塔壁に向かって放出する。
「イケるかっ……いや、やるしかないっ!」
ひときわ大きな破壊音が響いた次の瞬間、塔の側面を派手にぶち抜いてアデイラがひょっこり顔を出す。
「あら、アデル?頼んでた避難は終わったの?」
「それどころじゃねえよっ!このままじゃこの塔が崩壊すんぞっ!」
「えっ?本当に!?ど、どうしようアデル」
「俺がここで食い止めとくから、姉さんは皆を避難させてくれっ!」
「わ、わかったわ!」
慌てて地下階段に消えるアデイラを見送り、最後の力を振り絞る。
「くっそ、俺が倒れるまで、もってくれよ……」
「みんな、こっちよ!早く早く!この塔は危険よっ」
次々に脱出してくる人たち。すでに脱出した人々も、少し離れた場所で不安そうに塔を見上げている。
「おいっ!塔の中にはもう誰もいないのかっ!地下以外に囚人や監守はいないかっ!」
「ええ!監獄として使われてるのは地下だけよ。塔の中にいた奴らはみんなここで寝てるわっ!」
(この塔がこのまま倒れたら大惨事になる……それなら、倒れないように形を変えればいい)
魔力を練り上げ、高く上にそびえ立つ塔の先端を、低く作り替えるイメージを思い浮かべる。アデルの魔力を纏った外壁は、先端からサラサラと砂がこぼれるように、姿を変えていく。
「エスドラド大監獄が……」
「あ、ああ。まるで夢を見ているみたいだ」
恐ろしい勢いで形が変わっていく塔を、ただただ呆然と眺める住民たち。
「こ、これで……何とかなった、か……」
フラりと手を離すと、その場にゆっくりと座り込むアデル。
(はぁ、疲れた……魔力をほとんど使いきっちまった……あー、ティアラたちに連絡いれねーと……きっと、心配して……)
「良く頑張ったわ!後は私に任せておいて!」
遠ざかる意識の中で、力強いアデイラの言葉に思わず苦笑いを漏らすアデルだった。
♢♢♢
『アデルお兄様……聞こえる?』
どれほど時間がたったのだろう。耳に飛び込んできたティアラの声に、ふと意識を取り戻す。
(ティアラ……?)
うっすらと目を開けると、腕に付けた通信用魔道具が、淡い光を放っていた。
「あ、ああ、ティアラか。悪い。帰りが遅くなったな……」
寝かされていた小さなテントを出ると、辺りはすっかり夕闇に包まれている。
『大丈夫?引き渡しに手間取ってる?今セバスが夕食にシチューの準備をしてくれてるんだけど、こっちに戻ってこられそう?』
監獄の周囲はまだ慌ただしく、「ほらっ!さっさと歩きなさいっ!」「怪我人はこっちにまとめて集まって!」など、時折激を飛ばすアデイラの声が聞こえてくる。
「あー、確かに腹減ったなぁ……でも、ちょっと色々あって遅くなりそうだ。先に食べててくれ。明日の朝には戻れると思うから。悪いな……」
『分かった……本当に大丈夫?なんだか疲れてない?』
「ああ。ちょっと一仕事して疲れただけだ。ポーションもたっぷり持ってるから心配するな。それよりティアラ、今日の宿は決まったのか?」
『あ、それなら大丈夫。今日はここで野営することにしたから。飛竜たちを残して街に行くのも心配だし、あれから村の獣人さんたちとも仲良くなったのよ。こっちのことは心配しないで』
「野営、野営かぁ……」
渋い顔をするアデルのそばにアデイラがやってくる。
「アデル!体はもう平気?」
『あれ、その声……もしかしてアデイラお姉ちゃん?』
「ティアラ!?きゃー!ティアラもこっちに来てるのね」
アデイラは通信機を着けた腕を掴んでブンブンと振り回す。ティアラは強くて優しいアデイラを心から慕っており、アデイラもティアラが大のお気に入りだ。二人は実の姉妹のように仲が良かった。
「ちょっ、やめろ。あー、こっちでアデイラ姉さんとたまたま会ったんだ。それでまぁ、色々あってな」
『なんだ、それで遅くなったのね。心配しちゃった。アデイラお姉ちゃんも明日会える?』
「もちろんよ!用事が済んだらすぐに行くから待っててね。そうと決まればアデル、さっさと終わらせるわよ!」
アデルの腕を引っ張り、ずりずりと引きずっていくアデイラ。相変わらず人使いが荒い。
「あー、と言うわけで、ティアラも十分気を付けろよ。テントに入ったら結界を張るように。もし侵入してくる奴がいたら、躊躇なく攻撃していいからな」
『もう、アデルお兄様もジャイルと同じこと言ってる!』
「当たり前だ。嫁入り前の大事な妹だからな。エリックもミハエルもジャイルも信用できん。万が一血迷ってお前に襲い掛かってきたら容赦なく蹴り飛ばしとけ。トドメは俺が刺してやるから」
『へっ?……ってえええええっ』
「もう!アデルったら野暮なこと言わないの。ティアラ、好きなこが決まってるなら、自分から襲っちゃうといいわよ。じゃあ後でね」
「あんたティアラになんてこと言うんだっ!」
「あら、ティアラももう16歳よ?いつまでも子どもじゃ無いんだから」
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