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椿

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11 ペットを探す吸血鬼

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「この扉が、異界吸血鬼の世界と繋がってるんだよな…」

コン、コン

件の扉についたドアノッカーを手慰みに動かしながら、俺は誰に話しかけるでもなく呟いた。目の前に佇むのは、前回見た時と変わらぬ、美味しそうなチョコレート色をした何処にでもありそうな扉だ。
しかし、実際にこれを使用して世界を跨いだ吸血鬼を目にしている俺は、その扉が普通でないことは重々理解していた。

あの時。初仕事で政宗さんを見送った時、まるで暗闇に溶け込むように彼はその姿を消した。
映画の中でしか見れないような、物理法則を無視した不思議なその光景は、今も鮮明に俺の記憶に残っている。

むずむずと胸を取り巻く好奇心に負けて、壁面に寄りかかって立つ故白へと顔を向けたのは、許可を取るためだった。

「この扉、ちょっと開けてみても良いですか?」
「開けるだけなら。 入ったら死ぬから」
「まさかの死!?」

普段通りやる気のない顔をした故白に、軽い気持ちに到底見合わないリスクを聞かされて、既に扉を開ける気満々でドアノブに手を触れていた俺はそのまま硬直する。

するとその直後、

ガチャリ

力を入れていないのにも関わらず、手の内のレバーがひとりでに下を向いた。

「!?」

わけもわからず咄嗟に手を離すが、それは下策だったとすぐ後悔に変わる。
ドアノブが勝手に動いたのではない。こちら側ではなく、向こう側から、力が加えられたのだ。そう理解が及んだ時には、既に枠から扉は離れ、勢いよく俺の方へ向かってきていた。

──ぶつかる!!

後退ろうとしたもののそれも間に合わず、当然のように扉に押されバランスを崩す俺の驚き声が、誰かのものと重なった気がした。


ドスン!!

「い゛……っっ…」

重いものが落ちたような大きな衝撃音の後、ジンジンと痛みを主張してくる尻に涙を滲ませて俺は唸る。
尻もちをつくのなんていつぶりだ。成長するにつれて怪我の頻度は減っていくが、痛みに対する耐性は確実に子供の頃より減退していると思うのは気のせいか?
しかし、そんなことを考えながらも、全身に伝播していく痛みをおしてすぐに立ち上がったのは、
倒れたのが俺一人ではなかったからだ。

「…何やってんだ」と呆れたように近寄って来る故白さんより先に、俺は目の前で膝を付くへ急いで手を差し出す。
良く考えなくても、その転倒の原因が俺にあることは分かっていたので…。
踏み出した先に誰かが居るなんて思わないよな、普通。

「すみません、大丈夫でしたか!?」


「……問題ありません」


抑揚のない声でそう言い、俺が差し出した手を取ること無く自分で立ち上がったその相手。
を初めてまともに認識した俺は、思わず息を呑んだ。

彼──俺と同年齢程度に見える青年は、執事なんかが着ているような黒を基調としたフォーマルな使用人服を身に纏っていた。少しだけ長く伸びた襟足を黒い無地のリボンで締めた、銀に近いアイスブルーの髪は、彼の動きに合わせてキラキラと優しく煌めく。
日本ではあまり見かけないその髪色と、中性的に思える酷く整ったその容姿は、まるで精巧に作られたビスクドール磁器人形のようだった。
ピクリとも動かない無感情な表情も、その印象に拍車をかけている。

使用人服についた埃を手で払うような仕草をする青年の姿に、人形が意思を持って動いているみたいだ、などと不思議な気分で見惚れていた俺だったが、彼が俺を一瞥もすることなく横を通り過ぎたことで漸く我に返る。
咄嗟に振り返った俺が見たのは、故白さんの前まで移動した青年が、片手を胸に当てて恭しく頭を下げる姿だった。

「今回は、私が捜索者として命を受けました。 椎名様、よろしくお願いいたします」
「呼び名は決めてきたか」
「はい。 総一郎そういちろう、とお呼びください。 …家名は、必要の際は椎名様のものを名乗らせていただけると聞き及んでおりますが、相違ありませんでしょうか」
「ああ。 勝手に使え」
「ありがとうございます」

二人のやり取りをどこか茫然と眺めていた俺に、故白さんの視線が向く。青年──総一郎も、それに誘導されるようにこちらを振り返った。
ガラス玉のように無垢な瞳に、どこか落ち着かない気持ちにさせられながら、俺は何とかヘラリと笑顔を張り付ける。

「コイツ、助手」
「こ、黄金井 空です! よろしくお願いします!」
「…黄金井様、よろしくお願いいたします」

端的な故白さんからの紹介に頭を下げると、それよりも数倍綺麗なお辞儀が返って来る。
本職の方だ…、すげえ…。
…稚拙な感想しか出せない自分に涙がでそうだ。


その後、「まずは着替えだ。 その服は目立つ」との故白さんの指示で、総一郎さんは早速衣装部屋へと向かった。
その間にと、俺は故白さんから事前に軽く説明を受けた今回の依頼内容について、確認の意味も込めて問いかける。

「確か、一月前くらいから続く依頼って言ってましたよね?」
「ああ。あいつの主が人間界で逃がしたペット探し。 …第4回ー」

どんどんぱふぱふ~、と死んだ目をトッピングした故白さんが欠片も愉快じゃなさそうに宣う。
故白さんの言ったことが全てなのだが、少しだけ詳細に説明すると──。

約一ヶ月前、総一郎さんが仕える主さんが人間界に来た際、いたく可愛がっていたペットに逃げられてしまったのだという。勿論その日中に周辺をくまなく捜索したらしいのだが、結局発見には至らず。そのため、度々──大体一週間毎に異なる使用人が送り込まれ、今現在まであくせくとペットの捜索を続けているそうで。
今回は、総一郎さんがその役目を負ってここまで来たというわけだ。

「あのも、大事なペットならわざわざこっちに持ってくんじゃねえよ、面倒くせえな…」

「──主様への侮辱は許しません」

故白さんの零した愚痴に、すかさず淡々とした指摘が飛ぶ。
その発言者は、衣装部屋に入ってからまだ数分も経過していないというのに、既に着替えを終えた総一郎さんだ。
ライブの時のアイドル並みの早着替えじゃない??


…それにしても、

「……に、似合う」

総一郎さんが選んだ現代服は、元の執事服とは正反対の、シンプルで動きやすそうなスポーツウェアだった。当初のかっちりした見た目から大分印象は変わるが、カジュアルな服も当然のように着こなしている。素材の格の差を見せつけられているようで、人知れず俺の胸がキリキリと痛んだ。
イケメンってズルい。

「今回は、『見つけるまで絶対に戻って来るな』と申しつけられておりますので。 何卒、ご協力をお願いいたします」
「げえ」

人間界初心者の総一郎さんが行動する際には、ガイドの引率お目付け役が必須。
つまり、彼の言う通りならば、依頼を達成しない限り俺達は永遠に外でペット探しを続けることとなるわけで…。
面倒な気配を敏感に察知し、嫌悪感を隠しもせず盛大に顔を歪めた故白さんに、変わらぬ無表情の総一郎さんが、再度丁寧に頭を下げた。


【本日の依頼:人間界で行方不明中のペット探し】





『敏獣』
それは、今回の捜索対象であるペットの通称だ。耳馴染みの無い通り、それあちらの世界のみで生きる動物らしかった。
非常に素早いことで有名な小型の獣で、エネルギー源は吸血鬼達と同じように植物なんかの生気(ごく少量)だということから、何か別の生物に襲われていたりしない限りそう簡単に死んでしまうこともないし、人間界の生態系に影響を及ぼすようなことも無さそうだ。

捜索場所については、総一郎さんら使用人が敏獣の習性なども加味していくつか事前にピックアップしてくれているらしい。小動物だということもあり、元々行動範囲はそこまで広くないというのが救いだった。

取り敢えずは絞られた範囲でひたすら対象を探すしかないのが現状。
というわけで早速、俺達は事務所の近場にある空き地へと出向いていた。


「ええっと、……何でしたっけ?」
「エカテリーナ・ノーパラット・シルビア・マリエル・アルメスト3世様です」
「エ、エカテリーナ・のーぱらっと、…、」
「シルビア・マリエル・アルメスト3世様です」

「……、」

ペットの名前が長い!!

一度も噛むこと無く、早口言葉のような単語を繰り返す総一郎さんを心中で称賛しつつ、俺は全く頭に入ってこない名前の暗記を早々に諦めた。隣の故白さんは大きな欠伸をして涙を拭っている。案の定というべきか、絶対に覚える気がない。
笑顔で頷いて誤魔化した俺に、総一郎さんが何を思っているのかその無表情からは読み取れないが、「聞かれたから答えた」という機械的にも思える態度を貫く彼に、件のペットの名前暗記を強要されることは無さそうだった。

彼は背負っていた大きめのリュックサックをおもむろに降ろすと、その中身をごそごそと物色しだす。

「その荷物は…?」
「主様から預かって参りました。 エカテリーナ・ノーパラット・シルビア・マリエル・アルメスト3世様を捕獲するためのあらゆる道具です」

そう言ってまず総一郎さんが取り出したのは、中に小さな鈴が入った手の平サイズのビニールボールだ。

「例えばこちら。 エカテリーナ・ノーパラット・シルビア・マリエル・アルメスト3世様は、こちらの玩具でよく主様と戯れておられました」

故白さんと俺が見つめる中、総一郎さんはその場にしゃがみ込んだかと思うと、手に持ったそれをシャンシャンッ、とぴったり二回揺らした。

「エカテリーナ・ノーパラット・シルビア・マリエル・アルメスト3世様、いらっしゃいましたらどうぞこちらへ。 迎えに参りました」

真剣なのだろう彼には大変申し訳ないが、無表情で馬鹿丁寧にペットへ呼びかける姿は少しだけ愉快だ。
そんなことを思っていたからか、眼下の総一郎さんからの冷たい視線が突き刺さる。

「何をしているのですか。 さあ、お二人も」
「「……、」」

それぞれ使用感のある玩具を渡された俺達は、各エリアで手分けしてペットを捜索する運びとなった。
因みに俺が預かった玩具は、鋭いもので齧られたような跡がある木製の筒だ。故白さんは、ビビットなピンク色の猫じゃらしに似た玩具を受け取っているようだった。アンバランスさが凄くてちょっとだけ笑ってしまったのは秘密だ。


空き地…、とは言ったが、管理が杜撰なためかそれとも管理者すら不在なのか、膝丈くらいまでありそうな雑草が茫々と茂っているそこは、荒れ地と言い換えられても仕方がない有様である。

……これ、草をかき分けながら探すのか…?

意外に面積のある周囲を見渡し、一見すると終わりの見えない作業に途方に暮れかけてしまいそうだ。
そんな自分の心をセルフで一生懸命鼓舞しながら、俺は先程の総一郎さんと同じようにその場にしゃがんで玩具をそろりと振った。

「え、エカテリーナちゃーん」
「雄です」

離れた場所からしっかりと訂正が入る。

「……エカテリーナ、くーん」


ペット探し、開始である。




「………いない」

捜索を開始して、どれほど経っただろう。体感では、少なくとも映画が一本見終わるくらいの時間、地面の緑を見つめ続けている気がした。
結果は先の言葉通りの不発。未だ小動物の影すら捉えることは出来ていない。

気分転換もかねて一旦立ち上がり、凝り固まった身体をぐぐっと伸ばす。筋肉がほぐれる感覚に、「ああ~…」と温泉に入った中年オヤジのような気の抜けた声が出た。

ついでに、各人物の状況を確認しようと、俺は周囲をぐるりと見渡す。

まず真っ先に目に入ったのは故白さんだ。
何故かって?
奴だけ1人、大きな木の幹に凭れかかって堂々と爆睡してるからだよ!!
ご丁寧に周囲の草抜きも済ませ、快適な空間を作っている用意周到さが小憎たらしい…!
空き地に一本だけ生えた大きな木は良い感じに葉が茂っており、柔らかな風と、微かな木漏れ日だけを故白さんに降り注いでいる。サラリと揺れる色素の薄い髪と、その隙間から覗く無防備に閉じられた瞳。いつも尖り気味の言葉しか出てこない唇も、今は緩く蓋をされていた。離れた場所から見ていた俺は、やや幼げにも見えるその気持ちよさそうな姿に、「黙ってれば、なあ……」などと半眼で失礼なことを思いながら、
次いで視線をもう一人の方へと移す。

総一郎さんは、生い茂る草に紛れて黙々と捜索を続けていた。
こっちはどうやら真面目すぎる。

頭上に手を翳しながら、俺は上空を見上げて目を細めた。
雲一つない晴天の今日、時間帯的に丁度真上に位置する太陽が地上全体を眩しく照らしている。
気候的に暑くはなく、むしろ日光があることで過ごしやすくなっているくらいなのだが、吸血鬼的にはどうなのだろう。総一郎さんは帽子も被っていないし、勿論日傘や、その他影を遮る様な物も使用していない。いくら夏日以外の日光は大丈夫と言っても、種族的に生来苦手なものなのだ。長時間浴び続けると、少しくらいキツくなったりするんじゃなかろうか。
特に彼の場合、あの淡々とした無表情から体調の変化を正確に読み取ることは難しいし…。
取り返しのつかなくなる前に、こまめな休憩は大事だよな。

草を分けながら、俺は総一郎さんが居る場所まで歩みを進めて、

「総一郎さん、一旦休憩にしませんか?」
「どうぞご自由に。 私には不要ですので」

バッサリと、こちらを一瞥することも無く提案を断られてしまった。
固まったように棒立ちする俺に背を向けたまま、彼は雑草の掻き分け作業を続ける。

……オーケーオーケー。わかった。
これは、あれだな?よくわからない人間との休憩は遠慮したいっていうことだな?
大丈夫。俺達は話せばわかり合えるのだよ…。
脳裏に浮かんだのは、笑って手を振る政宗さんだ。

まずは交流を図りながら、じわじわと休憩の方向へ持って行こう。
そんな企みを胸に、目を閉じたままンフー、と鼻から息を吐いて心を落ち着けた俺は、総一郎さんの近くに腰を下ろした。

「総一郎さんは使用人業長いんですか? 俺、お屋敷に仕える本物の使用人さんって初めて見ました。 仕草が細やかで、丁寧で…、姿勢よく立ってるとそれだけでカッコイイですよね。 憧れます! 他の方も、そんな風なんですか?」
「……、」
「あ、もしかして、人間界来る使用人の方って、厳選されたエリートばっかりなんじゃないですか!? きっとすごく優秀で、総一郎さんなら出来るって多大な期待を寄せられ──、」
「──あの」
「はい!」

反応を返してくれた!と思って、俺は喜び全開の表情で総一郎さんの方を見るが、
変わらぬ彼の無表情は、心なしか先ほどより硬い気がして、

「それは、今やっている業務に関係のある質問でしょうか」
「…え、あ…いえ、そういうわけでは…、」
「では、回答する必要性を感じません」

「あ……、はい」

沈黙。一瞬で会話が終了してしまった。

所在なく無言で膝を抱える俺をよそに、彼は「エカテリーナ(略)」と相変わらず動物相手に丁寧に呼びかけながら捜索を続ける。
銀髪の隙間から覗く表情は、当然ながら真剣だ。と言っても、彼は始終無表情なので、それが本当に真剣な顔なのかどうなのかは把握しかねるが。

世間話をしている暇はない、って感じだなあ…。
とっつきにくく感じる彼に頭を悩ませていた俺だったが、

──ふと思うことがあって、近くの自販機へと駆けた。



「──お水です。 どうぞ!」
「…? 頼んだ覚えはありません」

「こ、これ飲みながら、一旦情報共有しませんか?」
「……、」

物は言いようである。
結局休憩には違いないのだが、総一郎さんは業務に関係することであれば耳を傾けてくれるのではないかと思ったのだ。プラス、飲み物があれば、それが飲み終わるまでは休んでいてくれるのではないかという打算も込みである。

その予想は当たっていたようで。
総一郎さんは、俺が差し出したペットボトルの水を慣れない手つきで受け取った。

「──ありがとうございます」

表面についた結露を不思議そうに指でなぞった後、ペットボトルを落とさないように両手でしっかり持った総一郎さんは、俺に向かって深々と頭を下げる。


きっと、根から冷たい人というわけではない。
仕事に一生懸命で、少しだけ、不器用な方なんだろう。


彼からの感謝の言葉にそんな印象を持った俺は、人間味のある無機物的ではないそれに小さく顔を綻ばせた。



その後、故白さんが絶賛熟睡中の木陰に移動した俺達。
故白さんの背に、購入した冷たいペットボトルを入れてやろうかと画策する俺だったが、隣でジッ、とペットボトルを眺めたまま動かない総一郎さんに首をひねって──、
あ、もしかして開け方が分からないのか!と思い至る。政宗さんのカップ麺の件もあったので、吸血鬼はそういう飲食系の文化に疎いということは理解しているつもりだったが、自分にとってはあまりにも普通の事過ぎて一瞬うやむやになってしまう。反省だ。
敢えて指摘するようなことはせず、俺は手本を見せるように、ゆっくり自分の分のキャップを回して外すと、そのまま中の液体を口に流し込んだ。
その一挙一動をガラス玉のような瞳で観察していた総一郎さんは、次いで見様見真似でプラスチックの蓋を開けると、ペットボトルの口の部分にぎこちなく唇を近づけた。しかし、そこからどう飲んでいいか分からなかったのか、口をつけたまま動かなくなってしまったのには流石に笑いを堪えきれなかった。後で聞いた話によると(今度は答えてくれた)、生きてきた中で、飲み物はカップやグラスでしか飲んだことが無いのだそう。……セレブだ…。


互いの捜索エリア内でのめぼしい情報などを交換し合うと、総一郎さんはまたすぐにペット探しに戻っていった。ペットボトルの中身は既に空っぽだ。まあ最初だし、休憩は出来たのだからとポジティブに考えよう。
次は帽子とか、日光を遮るようなものを被るように言ってみようかな。本人的には大丈夫かもしれないけど、もしもがあるかもだし。何となく俺が安心するので。

故白さんには予定通り、彼用に購入したペットボトルを服の中に入れ込んでおいた。叫び声とともに飛び起きた故白さんに勿論怒られたが、普通に考えて依頼中に寝てた方が悪いと思う。
「俺は全然反省してません!」と強気に伝えると、真顔で頭を叩かれた。誠に遺憾である。



その日は結局、良い報告を持ち帰ることは出来なかった。
その後、2日目、3日目、と場所を変えて捜索を続けたが、事前にピックアップしていた場所全てを回りきっても、

──エカテリーナ君を発見するまでには至らなかった。

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