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搾乳の宴
しおりを挟む今日は久しぶりに服を着せられて自由にされた。
朝食も普通にとらされ、風呂も一人でゆっくりと過ごせた。
とはいえ、トビアスの身体はすっかり調教され、その心もすでに蹂躙されゆがみ始めている。
何か企んでいるに違いない。
嫌な予感はするが、逃げようとする考えは浮かばなかった。
常に火照っている身体を引きずって、逃げてもどうなってしまうのかと思うと怖い。
結局トビアスはケーラーの思うように操られてしまっている。
用意された衣服を着用し、ケーラーの待つ部屋へと足を向けた。
ノックをすると「入れ」という返事を聞き、ゆっくりと扉を開いた。
憂鬱な気分で室内に足を踏み入れると、ケーラーが「おお」と感嘆の声を上げる。
手の平を数回叩き、トビアスに歩み寄ってきた。
「よく似合っているぞ、そそる姿だ」
下はごく普通のズボンだというのに、上半身は胸元が透けて見えている薄布だった。
なので、少し膨らんだ胸と、肥大化している乳首が丸わかりなのである。
卑猥な格好をさせられて連れて行かれた先は大広間だった。
そこには数十人の客人が集まっている。
高級そうな衣装を身にまとい値踏みするような視線を向ける男達。
歳はケーラーと変わらない様に見える。
武道をたしなんでいる者が多いのか、皆、ほどよく引き締まった身体をしていた。
トビアスは視線に耐えられず、そっとケーラーの背中に隠れる。
だが、ケーラーに腕を引っ張られて無理矢理客人達の目の前に突き出されてしまう。
「あ」
「皆さん、お伝えした通り、これからこやつの味見をしてもらいます」
「……っ」
今、ケーラーはなんと言ったのだろう。
嫌な予感に支配され、この場から離れなければと後ずさるが、ケーラーに羽交い締めにされてしまい、体力の落ちた四肢ではびくともしない。
顔を振って身をよじるがすでに一人の男が近寄ってきていた。
眉間にしわを寄せてトビアスの胸を見つめている。
トビアスはこれから何をされるのか想像してめまいを感じた。
「しかし、本当に母乳が出るのかね?」
「ええ。実験は成功しました。是非、味を確かめてください」
「ふん。気に入れば高値で買ってやるが……さて」
男が片手に杯を持っているのに気付く。。
――まさか。
息を飲むとケーラーに背中を小突かれ、否応なしに胸を突き出す体勢になってしまった。
「では」
男が指を伸ばしてトビアスの胸をさわってくる。
薄布を剥がされて、はだけた胸が露わになる。
「あ、あ」
トビアスは羞恥と恐怖に震えながら男の指から目が離せず、とうとうその指先が胸の突起を摘むのを見届けた。
先端を強くいじられて身体が跳ねて、こりこりとこねくり回されれば腰が揺れる。
さんざんケーラーに弄られた乳首は敏感になりすぎていた。
トビアスは顔を天井へ向けて浅い呼吸を繰り返す。
「はっ♡ はひっ♡ ひっ♡」
「ん? 出ないぞ」
「最初は胸をよく揉んでやらないと駄目です。それから乳首を強く摘まんで弄ってやらないと」
「なるほどなあ」
ケーラーの助言により、男が手の平でトビアスの胸をもみしだく。
「ああっ♡ あうっ♡」
左胸を執拗に揉みしだかれ、乳首をきつく摘ままれる。
背筋を這い上がる感覚にトビアスは身体全体を揺らす。
ケーラーが楽しそうに笑う。
「そうだ、とっとと出せ!」
「ひゃあっ♡ あああうっ♡」
ぷしゃっと音がする勢いでトビアスは乳首から乳を噴出した。
その白い液体は男の持つ杯に注がれ、半分ほど満たす。
「あ、あひぃっ♡」
快楽に身を震わせている間に、男が杯の中身を飲み干した。
トビアスは自分が出した乳を杯で飲まれる状況に、これまでに感じた事のない羞恥心を覚え、顔がとても熱くなるのを感じていた。
息をついて男が驚きと感動したような声を張り上げる。
「うまい! まるで熟した果実のような味がするではないか!」
「気に入りましたか?」
「ああ! しかし、男なのによくここまで施せたものだな」
「触手の品種の改良を進めたかいがありました」
この男の発言により、皆、勢いがついてしまいトビアスの両方の胸はオモチャにされ、羞恥の地獄に突き落とされた。
最早ケーラーの拘束も必要ないほどに、トビアスの身体は快楽漬けにされ自ら群がる男達に身を委ねる。
ひっきりなしに男達の指がトビアスの胸の突起をこねくりまわし、搾乳され続けた。
――あたまが、ぼうっとするう……いったい……いつまで……。
「いひいっ♡ ひいっ♡」
トビアスは搾乳されながら何度も絶頂していた。
下着もズボンも精液でぐちゃぐちゃになっている。
甘い匂いが立ちこめる部屋の中は卑猥な宴と化していた。
客人達はトビアスの放出する母乳に歓喜の声を上げ、たっぷりと味わう。
とうとうトビアスが膝をついたとき、その胸は母乳で濡れて男達の唾液で汚れていた。
「いい値で買おう」
「ありがとうございます」
「我々もだ。上乗せするからヤらせてくれ」
「私もだっもう辛抱たまらんっ」
欲望をむき出しにする男達に、ケーラーが薄ら笑って答えた。
「よろしいですよ、後孔は毎日綺麗にしてますので、かわいがってやって下さい」
「や、やだあ」
トビアスの拒絶の声は届かず、絨毯の上に押し倒されてしまった。
「まずは私からだ」
客人の中で一番年若い長身の男が上着を脱ぎ、イチモツを晒すとトビアスにむしゃぶりついてくる。
頭や顔、首元を吸われるように口づけをされて快楽に悲鳴を上げてしまう。
両足を広げられて、すっかり勃起したイチモツで尻穴をほぐされて埋められる。
「んほおっ♡」
「おおっ入るぞお」
ガツガツと腰を突き上げられてトビアスはすぐにペニスから白濁を吹き出す。
彼らの男根はどれも長くて太く、トビアスの感じるあの場所をえぐってきた。
「ぎもぢいいい゛っ♡」
気がつけば喜びの声を叫んでいる。
男達に犯されながらも、トビアスの耳はケーラーとある客人の会話を聞いてた。
「あの豚は剣士であるからこそ価値があるのだぞ、壊れてしまっては商品価値がなくなるだろう」
「心得ております。あやつは今は見習い剣士ですが、聖騎士にさせます」
「ほう? 快楽に墜ちた者がなれるのか?」
「私の力でやってみせます。身体を鍛えてより美しい四肢に近づけ、さらに快楽漬けにして商品価値をあげます」
「楽しみにしているぞ」
トビアスはケーラーの恐ろしい企みに身震いした。
――そんな理由で、俺は、聖騎士になるなんて。
ケーラーは自分を利用して荒稼ぎするつもりなのだ。
数時間後、トビアスはやっと解放された。
客人達から金を受け取り見送ったケーラーが、精液と母乳まみれで絨毯の上に倒れているトビアスに近寄ってくる。
トビアスは浅い呼吸を繰り返すのが精一杯で声も出せない。
ケーラーが屈んでトビアスの顔をのぞき込んでくる。
「奴らの歓喜っぷりを見たか? やっかいな連中なのに、よくぞ夢中にさせてくれたな」
「んう」
抱き起こされ、上半身を支えられて座る体勢にさせられる。
ケーラーが何かが入った杯を口元に寄せた。
白い液体から甘い香りが漂う。
「お前の乳だ。味わえ」
「ひいうっ」
拒否したいのに力が入らず、開いた口に自分が出した母乳を流し込まれる。
その甘い味に悦楽を覚えてしまい、羞恥で瞳を閉じた。
「どうだ、自分が出した乳の味は?」
「ふぐうっふううっ♡」
ケーラーの笑う声が悪魔の声に聞こえる。
――この男は、俺を商売道具にしか思っていないんだ……。
悔しくてたまらないのに、胸の内に広がるのは何故か途方もない虚しさだった。
涙が出そうになるのを必死にこらえるが、頬を伝うのを止められなかった。
「……もう、許して」
「大人しくすれば可愛がってやる」
額にキスをされてトビアスはそっと瞳を閉じる。
わずかに残された理性で、ケーラーから逃げ出す事を決意した。
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