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二章 やっぱり私、逃げてもいいですか?

やっぱり、逃げようかな?

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「それでは、『魔王様』あらためまして、よろしくお願いします。そして、こちらがになります。」

はぁ~。どうしてこうなったのかな。私、ただを望んだだけだったのに。
 えっと、何々、
そうして、私は『インキュバス』、、、

「ねえ、本当にないの?」

「名前、ですか??私は、『インキュバス』の『インクプス』といいます。」

へえ~。
 そして、今度こそ、『インキュバス』の『インクプス』から渡された紙を見る。
 そこには、

『食料は、問題ありませんが、最近が増えていると感じられます。私は、食料を生産する仕事をしているため、とても納得いきません!どうにか、なりませんか?』

そう、書いて、、、
て、これ、魔王の仕事なの!?ちょっと待って、えっ?これが、仕事?
 も、もしかしてだけど、
と、そう思い、

「あの、『魔人』一人一人の問題を解決するの?」

そう聞くと、

「いいえ、それぞれの『担当部署』の代表からの問題を、なんて書いてあったのですか?」
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