私が魔王？いやいや、そんなわけないでしょ？えっ、本当なの？なら、『証明』してみなさいよ！

二章 やっぱり私、逃げてもいいですか？

やっぱり、逃げようかな？10

「えっと、魔王様？その、ご存じないのですか？その、『ビヒモス』と『リヴァイアサン』はもともと『兄妹けいまい』『姉弟してい』の関係なんです。ですので、『ビヒモス』と『リヴァイアサン』は力比べなどをして、『姉弟』『兄妹』を決めるんだそうです。なので、『ビヒモス』と『リヴァイアサン』は血のつながりに関係なくそういう関係になるんですよ。他にはありませんか？」

へぇ～。
つまり、『ビヒモス』と『リヴァイアサン』は血のつながりに関係なくそういった関係てことか。
えっ？てか、なんで？まあ、確かに関係はしてるんだろうけど、、、
まあ、今はそんなことよりも盗難問題の方が大事だしね！

「う～ん。まあ、いっかな♪それに、盗難問題も早く解決しないといけないしね♪それで、どうやって行くの？」

と、私は聞いた時に思った。
『リヴァイアサン』なのに、なんで人型なんだろう？
と。