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五章 もう、いい加減にしてー!

もう、いい加減にしてー!!

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「マオ様ー!おはようございます。マオ様は、ご朝食はお取りになられましたか?」

「おはよう。そういえば、まだ、だけど·······。」

「それならマオ様、わたくしめが作り、持ってきたをお食べください!!」

 そう言って、『ロノア』ちゃんは一つの弁当を取り出し、私に差し出してくる。
 見た感じ、なんかヤバイ系のものはない、というか普通に美味しそうなものが入ってる…………。
 そう、普通に美味しそうなものが入ってるんだけどね、いや、そこらへんは問題ないんだけど·········その、明らかにが多すぎるんですけど!!

「ろ、ロノアちゃん?」

「ロノアとお呼びください。」

「そ、それじゃ、ロノア。その、量がちょっと『多いいかなって』思うんだけど、その、ロノアも食べてくれる?」

「ま、マオ様がそうおっしゃるのであれば、わたくしもご一緒させていただきます。」

「それじゃ、一緒に食べよう!」

 まだ時間もあるしね!
 そうして、私達は一緒に朝食を取ることにした。
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