ゲームを始めたはずの私は、なぜか異世界で勇者《最弱職》になりました

R.K.

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一章 異世界で勇者《最弱職》になりました

みんなで冒険に行きませんか?12(後編)

「いっ、言って、ないぞ?」

 明らかにどうようしてるのがわかるんですが?
 てか、覚えてるんですよ?

「変身、できるんだよね?」

 私は、ニコニコしながら、そう言う。
 私のそんな言葉に、なぜかハンディーは青ざめた顔をする。(もともと青いんだけどね)

「......きる」

「ハンディーさん?もうちょっと大きな声で言っていただけないと、聞こえませんよ?」

 マリアは実に楽しそうに、追い打ちをかける。

「できる!ああ、そうだ!スライムだからな!変身できるに決まってるだろ!」

「それじゃ、テントを立てることぐらい、できるよね?」

「ぐっ......!いやでも、人形には変身──」

「できるよね?」

 ふふふ、このクズスライムには、一度痛い目を見てもらわないといけないからね。

「だって、言ってたもんね?人間になれるって。それじゃほら、ね?」

「た、頼む!それだけは──」

「ダ・メ☆」

 さて、テントを立ててもらおうか?
 そんなとき、私には一つ疑問がうまれる。
 このスライムのって、どっちなんだろう?
 どうしよう。男だったら最悪なんだけど。
 でも、魔物に性別なんてそもそもなさそうだけど。
 喋り方的には男なきがするな。

「早く、変身して、ね?」

「そ、それだけは──」

「シズがそう言ってるんだから、早くしなさいよ!殺すわよ?」

 いや、なにも殺すことないでしょう。
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