ゲームを始めたはずの私は、なぜか異世界で勇者《最弱職》になりました

R.K.

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二章 ダンジョン探索は冒険者のロマンでしょ?

ダンジョン探索に行きたいの! 2

 でもまあ、丁度刺激的なのを求めていたわけだし、ダンジョンに行くのもいいかもしれない。
 それに、ダンジョンと言ったら冒険者のロマンのようなものだよね!

「それ、もっと詳しく教えて!」

 私がダンジョンのことに興味を持ったのが少し意外だったのか、ギルド職員は驚いていた。
 ただ、そこはプロ。すぐに対応を始める。

「これが、そのダンジョンの詳しい場所と、既に探索の終わってる場所の地図です」

 私はそれを受け取ると、急いでみんなの居る宿に戻った。


「シズ、なんか面白い依頼あった?」

 私が宿に戻ってくるなり、マギアにそう聞かれる。
 いや、まあ、それはいいんだけど、せめて息つく暇ぐらいほしい。

「一応、あるにはあったよ」

「な、なんの依頼!」

「ダンジョンドラ──」

「その、私は他の良い依頼を探して来ますね」

 なんか、こそこそこの場から逃げようとするマリア。
 って……!

「いや、せめて話ぐらいは聞いてよ!」

「えっと、そのダンジョンって、『ドラーズ』のことですよね?」

「えっ、いや、まあ、そうだけど……」

「この辺のダンジョンって、それしかないんですよ。なので、確実に探索仕切ってると思いますよ?」

 私もそう思う。でも、ギルド職員が27階層以降の地図を作ればお金になると言っていた。

「でも、新階層のマップを作れば──」

「それだけ、モンスターも強いということですよ」
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