転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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翌朝

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んー、よく寝た。

「この涙どうしようかしら…でも、天界で天使がと言っていたし、エヴァンジェルに相談しようかしら…呼んだら来るかしら…」

ティアナはさっさとビアンカに支度をしてもらい、エヴァンジェルを呼んだ…。

「エヴァンジェル~!!!!相談したいことがあるんだけど!!」

パッ

「ティアナ、今度はなんです?」

「エヴァ~」ぎゅうぅぅ

「なっ、なっ」かあぁぁぁぁと赤くなる

「あのね、聞いてくれる?」

コクコクと頷く


「昨日竜化したセドの涙を瓶に入れて鑑定してみたの」

「貴女…何をしているのです?…」
エヴァンジェルは若干ひいている…

「いやぁ、アクアの涙を前に瓶に入れて鑑定したら一度なら元の姿のまま生き返られるってでたからさ」

「なっ!?その瓶はどうしたのです?」

「え、空間にあるけど…」

「そうですか…で?」

「でね、セドの涙を鑑定したら…」

「ら………?」

「一口飲むだけで、老化しないで竜人と同じ長命になるらしいの…」

「なっ!?なんですかそれ!!」

「ね、驚くでしょ~、だからエヴァに相談したの、婚約者達やカリン達にも飲ませてもいいのか聞きたくて。先に天界に行って天使になってどーとか言ってたでしょ?」

「ええ……そう言えばエヴァも不死だから、私とセドとアレクと一緒で長命なんだね」

「ええ…とりあえず天界に持ち帰って聞いてきますから、その涙は預かってもいいですか?」

「いいよ、10本くらいあるから使ってないマジックバッグあげるよ」

空間からリュックタイプのマジックバッグ
を取り出して瓶をしまいエヴァンジェルに渡す。

「この鞄いいですね…」

「気に入ったならあげるよ」ニコッ

「ありがとうございます!!!」

「ふふ、じゃ、宜しくね」

「はい、聞いてきます」

パッ

「ふう~なんとなくだけどNGな感じがするのよね」

トントン

「ティア~おはよ」

「カリンおはよ!!」

「お嬢様、お食事の用意ができております」

「はい、行きます」

「カリン、今日一日どうする?」

「んーー、どうしようか」

「あ!そうだ、許可を取ってさ、シオンの国に行かない?街中ぶらぶらしたことないからさ~」

「!?いいね!!いきた~い!!」

「一泊して朝、転移で学校行けば良くない?」

「なにそれ!!最高!!」

二人はいそいそとルイの元に行き、
許可を得たが、シオンとシュウ、イオ、パンセド、レオル、アランも行くことになった…。サイフォンは護衛兼なので当然行く。
え~まさかのこの人数……。

エヴァンジェルは今天界である。
今朝の件を話にいったのであろう…。

「なんだか…すごい人数になったよね…」

「そうだね…なぜかこんなおおごとに…」

ぞろぞろと…街中歩くの嫌だなぁ……

「ね、街中は別行動してもらってさ、せめて5人くらいで動こうよ…」

「うん、それがいいよね…」

その話を行くメンバー全員に話すと快くオッケーが出た。

一緒に行動するのは、いつものティア、
カリン、イオ、パン、シュウの5人!

もちろん夕食とかは一緒に食べるけど。



「さ、みんな準備いい??」

「「「「「「はーい」」」」」」

全員にで…多いけど…手を繋いで…

「フルール」

パッ


「おおおおーオーシャンだ!!」

そう言えばアクアはどうしたのかしら?


「アクア~おーいアクア」


パッ

⟨⟨ティアナ!!!久しぶりだな!俺の婚約者!⟩⟩

「うん、最近見ないなーと思って、マウンテーンも元通りになっていたしお疲れ様」

⟨⟨ありがとう、もう怒ってないか?⟩⟩

「うん、怒ってないよ、あ!そうだこれあげる、冬に着てね」

アクアーリルにもうさ耳付きのアウターを渡した。

水色の髪の毛で、金色の瞳だからピンクのファーにしてみた。

⟨⟨ふぉぉぉ、ふわっふわしておる!?ティアナありがとう⟩⟩

「どう致しまして、もう自慢しないでくださいよ」ギロッ

⟨⟨もちろん…自慢はしない…絶対!!⟩⟩

「ならよし!」


「あの……その方は…」


「ん?アランどうかした??」

アランは、アラストの愛称である。


「その方はどなたですか?」

「ああ、そっかアランは初対面だよね、水の精霊王のアクアーリルだよ」

「!?」

⟨⟨我もティアナの婚約者だから宜しくな⟩⟩

「なっ、なっ、なっ」


「アラン…精霊王様で驚くのは早い…ティアナの婚約者には、天使もいるんだぞ…」

「はあぁ?天使とはなんです!?」

「なんですと…言われても背中に白い羽がある…天界の天使だよ」


「ティアナ嬢は何者なのですか?」

「んーーー、規格外で創世神様と女神様の愛し子と大天使ラファエロの祝福もち、大天使ラファエロの息子の婚約者、精霊王様全員の愛し子と、アクアーリル様の婚約者」

「…………………」


「そのうち慣れるよ」
ぽんとアランの肩にセドが手を置く…

「はい…………」


「いやー、久しぶりの母国だわ」

「シオンの国だものね~楽しんでね!」

「ありがとう!!」

「さ、私達は街に行こう~!!」


「「「「おー!!!」」」」

5人でぶらぶらと街に向かった。


「ねー、何を見る?」

「んーー、ティアは何が見たいの?」


「そうね~、海鮮物は帰りに買うとして、
パールのアクセサリーとか見たいかも」

「パール!!いいわね~見たい!」


「「「「じゃ、宝石店に行くか」」」」

「「賛成~」」

とりあえず宝石屋に行くことになった!


ピンクパールとか欲しい~

黒のファーの鞄につけたら可愛いよね…

「宝石店もそうなんだけど、パール単品で売ってる店もみたいんだよね」


「んー、それなら手芸店とか?」

「かな~黒のファーの鞄にパールつけたら可愛いかなって」

「可愛い!!絶対!!」

「でしょ~欲しいでしょ?」

「欲しい欲しい!!」

キャッキャ女子二人で盛り上がりながら歩き
後ろをぞろぞろとついていくメンズたち…
苦笑

この構図…前世でも見たことあるな…

きぃぃ…

「いらしゃいませ」

「少し見てもいいですか?」

「ご自由にご覧下さい」


パール パール

ん?この髪留めのバレッタ可愛い~

金がリボンの形になっていて、
その周りにパールがついている。
リボンの真ん中には、ピンクパールが付いていて、歩くと揺れるようになっている。

「ティア、決まった?」

「これにするわ」

「わぁ~ティアに似合いそう」

「カリンは?」

「私はね、これ!!」

「わぁ~可愛いね!!!チェリーだ!!」

チェリーがパールになっていて、チェリーの上に葉っぱが一つついていて、葉っぱはグリーントルマリンになっている。

「カリンもバレッタにしたんだね~」

「うん!!!」


いつメンは、またそれぞれティアにプレゼントを選び、パンくんはふわふわグッズのお礼にぶどうの形をした淡水パールのネックレスをティアナに選んだ。

さて、いつメンはどんなプレゼントを
選んだのかな?

「さて!次は手芸店ね!」

「おー!!」

例にならって、また女子の後ろをぞろぞろと
歩くいつメン…苦笑

いつメンとは、いつものメンズの訳である

カラン カラン


「いらしゃいませ、ご自由にお手にとってご覧下さい」

「ありがとう」

パールあるかしら…


「ティア!こっちにあるよ!!」

「ありがとう!カリン」

「パールってグレーもあるのね」

「そうね~」

とりあえず、ピンクパール、ホワイトパール

グレーパールをあるだけ入れた。

あと、他にもキョロキョロと見ていると、
キラキラと光っている

これって!?
スワロフスキー!?

綺麗ね~、ビーズの指輪つくれるわね~!!

スワロフスキーでネックレスとかピアス作っても可愛いしこれも…山盛りいれた…
苦笑


「相変わらず豪快な買いかたね」クスクス

「でしょ~でも使うから大丈夫!!」

帰ったら何かアクセサリー作ろっと!!

「カリンは何か買ったの?」

「私はねこれ!!」

「毛糸?」

「うん!冬に備えてみんなに手袋編むわ!」

「手袋!?カリンすごーい!!」

「ふふ、がんばるわ」

「山盛り買ってもマジックバッグに入れられるからいいよね~」

「ほんとよね~」

「なぁ、カフェにでも行かないか?」

「シュウ~、よくぞ言ってくれた…」

「さすがシュウですね…」

「喉乾きましたね…」


「「カフェ?行こうか~」」


「「「「賛成!!!」」」」

ぞろぞろとカフェを探しに街をまたぶらぶらと行くのであった。

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