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授業
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授業が終わり、次は空き時間からの昼食タイムなのでひとまず
皆と中庭に移動したのだった。
「一足早いけどお昼食べちゃう?」
みんなコクコク頷く
「今日は、サンドイッチにしたわ」
フルーツサンド、カツサンド、
ツナマヨ、タマゴ!!
「うわぁ~!!!フルーツサンド美味しそう!!」
カリンとパン君は甘党なので、
最初はフルーツサンドをチョイスした。イオとシュウはカツサンド、転入3人組はツナやタマゴを食べている。
ん、フルーツサンドとカフェオレ最高!!!
「午後の授業って薬草学と久しぶりの錬金学よね?」
「そうそう」
「錬金久しぶりだよな、俺も受けようかな~」
ん??
「シュウはいつも錬金受けてるじゃん、受けようかなというか」苦笑
「あ、バレてたか」苦笑
「そりゃあんだけ毎回いれば分かるよね」うんうんと話しながら頷くカリン
「ですよね」頷くパン君
「シュウは錬金で何を作るんだ??」イオの素朴な疑問である。
「ん?俺?ティアナの錬金も見たいしついでにポーションの在庫をね」
「あーポーションですか」
「在庫ってなんの??学園の?」
「ああ、実家の騎士団の在庫を頼まれててさ」
「あーなるほど」
「なら、私もローゼリア騎士団のポーションを作ってあげようかな~」
「えー、じゃぁ私も」
大抵の貴族家には騎士団が設立されているのよね。
「ティアナ印のポーションか……俺が欲しいわ」
「え、イオポーション使うの?」
「うちの王国さ、ポーションのレベル低いんだよ……脳筋ばっかりだからさ。王国騎士団も脳筋で無茶するから怪我人多くて」
「怪我????何と戦ってているの?」
シーーーン
ん?私なんか変なこと言った?
「ティア、この世界はまぁ平和だけど、ダンジョンが突然出来たりするだろ??」
ダンジョンそうね、前に行ったもんね。
コクコク頷く
「魔物もいるんだぞ」
ん?魔物!?いるの???
この世界に!?
「はあぁぁぁ??魔物???」
「ティア…さすがの私でも知ってるよ…」
なぬーカリンも知ってるの!?
「お前……いつも食べてる肉はなんの肉だと思っているんだ?」
「牛と豚とニワトリ」
「それらも…魔物だぞ」
「え!?そうなの!?」
がぁぁぁん、知らなかった……
「で、たまに人の領域にも襲ってくる魔物がいるだろっていうかティアナも前に森で襲われただろ?」
「あ!!!穢れてたやつね!」
「そうそう…穢れてたやつは力が強化されるからかなり危ないんだけどな…」
「なるほどね~」
「お前…箱入りすぎだぞ!!宰相の娘なんだからこのくらい知っておかないと」
「そうだよね、これから沢山の魔物を倒すわ!!そうすれば知識も自然に増えるし!!」
「なっ!?そう言う事じゃないぞ!!!」
「あ~あ…ティアの関心を引いちゃったわね」
カリンにジト目で見られるシュウ。
「あーあ……シュウやっちゃったな」
「ですね……」
「ティア、魔物見たいの?」
「ん?パルブァル!!もちろん見たい!!」
「もし…見に行くなら俺も行くから」
「ラミレスも??分かった!」
「あーこれは行く気だね」
最後にメルストがシュウにとどめを刺す。
「なぁ、ティア」
「ん?」
「魔物で命を落とす騎士も沢山いるんだ、遊び心じゃ駄目だ」
イオが真剣な表情で話しかけた。
「!?」
「可愛い動物じゃないんだぞ??魔法を使う魔物もいる。ティアの事を大切に想っているやつの事もかんがえろよ?」
「うん……」シュン
「でもまぁ、シュウ。今年確かダンジョンに野営で行くよな?」
「あーそうだったな。冬の二年時の実習があったな」
どうやらすっかり忘れてたらしい。
「ならそれまで我慢だぞ、分かったティア?」
「うん、分かった」
「珍しく…イオが真面目でしたね…」ボソ
「ほんとね……」ボソ
パン君とカリンがこそこそ話をしている。
「おい…聞こえてるからな、パンとカリン」ギロッ
「うわっ」
「イオは地獄耳ですね!!」
「ぷっ…パン君、その地獄耳って響介から聞いたの?」
「ええ、そうです」苦笑
まったく響介語が蔓延してきたのよね。やれやれ……
ダンジョンかぁ~楽しみだな~!!
皆と中庭に移動したのだった。
「一足早いけどお昼食べちゃう?」
みんなコクコク頷く
「今日は、サンドイッチにしたわ」
フルーツサンド、カツサンド、
ツナマヨ、タマゴ!!
「うわぁ~!!!フルーツサンド美味しそう!!」
カリンとパン君は甘党なので、
最初はフルーツサンドをチョイスした。イオとシュウはカツサンド、転入3人組はツナやタマゴを食べている。
ん、フルーツサンドとカフェオレ最高!!!
「午後の授業って薬草学と久しぶりの錬金学よね?」
「そうそう」
「錬金久しぶりだよな、俺も受けようかな~」
ん??
「シュウはいつも錬金受けてるじゃん、受けようかなというか」苦笑
「あ、バレてたか」苦笑
「そりゃあんだけ毎回いれば分かるよね」うんうんと話しながら頷くカリン
「ですよね」頷くパン君
「シュウは錬金で何を作るんだ??」イオの素朴な疑問である。
「ん?俺?ティアナの錬金も見たいしついでにポーションの在庫をね」
「あーポーションですか」
「在庫ってなんの??学園の?」
「ああ、実家の騎士団の在庫を頼まれててさ」
「あーなるほど」
「なら、私もローゼリア騎士団のポーションを作ってあげようかな~」
「えー、じゃぁ私も」
大抵の貴族家には騎士団が設立されているのよね。
「ティアナ印のポーションか……俺が欲しいわ」
「え、イオポーション使うの?」
「うちの王国さ、ポーションのレベル低いんだよ……脳筋ばっかりだからさ。王国騎士団も脳筋で無茶するから怪我人多くて」
「怪我????何と戦ってているの?」
シーーーン
ん?私なんか変なこと言った?
「ティア、この世界はまぁ平和だけど、ダンジョンが突然出来たりするだろ??」
ダンジョンそうね、前に行ったもんね。
コクコク頷く
「魔物もいるんだぞ」
ん?魔物!?いるの???
この世界に!?
「はあぁぁぁ??魔物???」
「ティア…さすがの私でも知ってるよ…」
なぬーカリンも知ってるの!?
「お前……いつも食べてる肉はなんの肉だと思っているんだ?」
「牛と豚とニワトリ」
「それらも…魔物だぞ」
「え!?そうなの!?」
がぁぁぁん、知らなかった……
「で、たまに人の領域にも襲ってくる魔物がいるだろっていうかティアナも前に森で襲われただろ?」
「あ!!!穢れてたやつね!」
「そうそう…穢れてたやつは力が強化されるからかなり危ないんだけどな…」
「なるほどね~」
「お前…箱入りすぎだぞ!!宰相の娘なんだからこのくらい知っておかないと」
「そうだよね、これから沢山の魔物を倒すわ!!そうすれば知識も自然に増えるし!!」
「なっ!?そう言う事じゃないぞ!!!」
「あ~あ…ティアの関心を引いちゃったわね」
カリンにジト目で見られるシュウ。
「あーあ……シュウやっちゃったな」
「ですね……」
「ティア、魔物見たいの?」
「ん?パルブァル!!もちろん見たい!!」
「もし…見に行くなら俺も行くから」
「ラミレスも??分かった!」
「あーこれは行く気だね」
最後にメルストがシュウにとどめを刺す。
「なぁ、ティア」
「ん?」
「魔物で命を落とす騎士も沢山いるんだ、遊び心じゃ駄目だ」
イオが真剣な表情で話しかけた。
「!?」
「可愛い動物じゃないんだぞ??魔法を使う魔物もいる。ティアの事を大切に想っているやつの事もかんがえろよ?」
「うん……」シュン
「でもまぁ、シュウ。今年確かダンジョンに野営で行くよな?」
「あーそうだったな。冬の二年時の実習があったな」
どうやらすっかり忘れてたらしい。
「ならそれまで我慢だぞ、分かったティア?」
「うん、分かった」
「珍しく…イオが真面目でしたね…」ボソ
「ほんとね……」ボソ
パン君とカリンがこそこそ話をしている。
「おい…聞こえてるからな、パンとカリン」ギロッ
「うわっ」
「イオは地獄耳ですね!!」
「ぷっ…パン君、その地獄耳って響介から聞いたの?」
「ええ、そうです」苦笑
まったく響介語が蔓延してきたのよね。やれやれ……
ダンジョンかぁ~楽しみだな~!!
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