生産でもやりますか

アカラ

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異世界さんこんにちわ~(*´ω`*)

異世界らしい

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「うっ......んん?」
「お、起きたか」
「正平?なんで...あ!光は?」
「わからん。俺も起きたらここにいたしな」
「マジか」


どうやらどっかに飛ばされたらしい。
見たところ周りは森のようだ。


「とりあえずこの森から出ないと」
「そうだな」


ザクッザク


「なあ」
「なんだ」
「まだ出ないのか?」
「...まだだな」


ザクッザク


「腹へった」
「それは俺もだ我慢しろ」


ザクッザク


「木の実あったぜ」
「んな毒々しいの持ってくんな!」


そうやって二時間ぐらいか。辺りは暗くなってきたが、
歩いていたら人影を見つけた。
ただ、なんか可笑しいような...?


「人か?」
「ちっこくね?」

ギョロリ

「グギャギャ!」
「きも!」
「見て第一声がそれとかおかしいだろ!」
「だってきもいじゃん。」
「確かにきもいけど!」

そうやって言い争っていたら、人影...いや、
ゴブリンらしきものは襲いかかってきた!
なんか怒ってる...。

「グギャッ!」
「ふん!」

ドン!

チーン

「相変わらず正平のキックはスゲーな。」
「スポーツ万能舐めんな!」
「でもこれ大丈夫か?」
「何が?」
「倒して。」
「大丈夫だろ...大丈夫だよな?」

《レベルアップしました》

「ふわっ!?」「?!」
「レベルアップ?」
《ステータスを表示しますか?》
「アッハイ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――
景山 昌二  LV2

HP 68

MP 123

筋力 23

耐久 18

機敏 26

魔力 58

スキル
身体強化LV 1    速読LV 3   鑑定LV 1

固有スキルユニークスキル
創生師  完全記憶  魔の才覚

称号
異世界人   人間百科事典

―――――――――――――――――――――――――――――――――

「なんだこれ。」
「ステータスだな。」
「知ってる。正平のは?」
「おれの?これ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――
坂田   正平  LV1

HP 156

MP 48

筋力 32

耐久 36

機敏 23

魔力 21

スキル
身体強化LV 1    格闘術LV 3   鑑定LV 1

固有スキルユニークスキル  
守護騎士パラディン    武の才覚

称号
異世界人   武の天才  馬鹿

―――――――――――――――――――――――――――――――――

「称号がストレートに馬鹿にしてるなwww」
「確かに勉強は壊滅的だがこれはひどくね?テカワラウナ」
「ごめんごめん。で、これからどうする?」
「ステータスが出たなら多分異世界だよな?」
「異世界でしょうね~」

異世界とはいえ人はいるよな?

「とりあえず人探そうぜ」
「了解!」
「ついでに鑑定のLVあげようぜ」
「なんで?」
「さっき鑑定でユニークスキル見ようとしてもあんま見れなかったからさ」
「昌二順応すんの早くね?」
「気にすんな!(*≧∀≦*)」

それから歩いて30分ぐらい。
壁が見えてきた。

「壁だ~」
「町の防壁か?」
「多分ね~んー...門番いたぜ」
「とりあえず入らせてもらうか」

ザクッザク

side門番
「ふわ~」
「あくびすんなよ」
「だってもう暗いぞ?」
「もうすぐ交代だから我慢しろ」
「はいはいわかったよ」

ザクッザク

「すいませーん」
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