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幸福の時間…
ある日突然に…
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僕はどこにでもいる高校三年生。名前は「まもる」
今日は進路について先生と話し合いだ…
先生 「で、お前はどうしたいんだ?進学か?就職か?」
まもる 「えっ…俺は…」
正直どっちでも良かった。
就職しようが進学しようが…。
そして今日もまた、どっちつかずの返事で終わった。
帰り道。いつものコンビニに行き、さりげなく手にした本、タイトルは「僕だけの世界」…
まもる 「僕だけの世界か…そうだな…僕だけしかいない世界か…それいいな…」
そして、帰路についた。「まもる」の両親はすでにこの世にはいない。というか知らないのだ彼は幼少期を施設で過ごした。高校入学と共に施設を出て今は一人で暮らしている。
ボロアパートの薄暗い部屋の一室が明るく光る。
まもる 「はぁ~。」
深いためいきと共にバタンっとベッドに倒れこむ。
まもる 「僕だけの世界か…」
そう呟くと「まもる」は深い眠りについた。
翌朝。いつも何も変わらない1日…になるはずだったのだが…。
まもる 「んっ?あぁ寝ちまった…はっ!」
慌てて飛び起きる「まもる」学校に遅刻する
まもる 「あぁー!遅刻だ!」
けたたましくドアを開けボロアパートの階段を一気にかけ降りる。
急いで駅まで走る。
まもる 「はぁ、はぁ…」
コンビニの前で一息つく。
まもる 「ふぅー。なんとか間に合いそうだ。それにしても…今日はやけに静かだな…」
それもそのはず今朝は誰にも会っていなければ車も通っていない…
その異変に気付くのに時間はかからなかった…
まもる 「朝飯でも買うか…」
いつものコンビニに寄りパンとコーヒーを手に取る…
まもる 「あれ?誰もいない…。すいません」
声をかけてみるが返事がない。辺りを見回して再び声をかける
まもる 「あの、すみませーん!おーい!」
何度も呼ぶが返事がない。まもるはパンとコーヒーを諦めコンビニを出る
まもる 「なんで誰もいないんだよ?おかしいだろ」
怒りを抑えつつ駅へと急ぐ
いつもと同じ時間、同じ駅…何一つ変わらない光景…、ただ人がいないことを除けば…。
まもる 「駅も誰もいない!?…そういえば朝から誰一人とあっていない!それだけじゃない…まさか…」
まもるは急いで改札を抜け駅のホームへと向かう三番ホームだ。階段を急いでかけ上る…
まもる 「そんな…バカな!」
来てるはずの電車がいない。そして来るはずの電車も…。
まもる 「なんだ?どうなってるんだ?あっ!そうだ!」
まもるは慌ててポケットの中に入れたスマホを取り出す。画面には慌てるまもるの姿が移る。急いで「たけし」に電話をする。「たけし」は施設で共に育った親友だ。
呼び出し音が鳴り響く…
ブツ…ツーツーツ…。
まもる 「つながらない?」
何度も掛けるが応答はない…いつしか圏外となった。
まもる 「圏外??おい!なんで…」
スマホを振ったり叩いたりするが、既にスマホは電話の機能を失っていた。
まもる 「はぁ?…なんなんだ?…そんなはずないだろ!」
学校へ行くのを諦めて歩いて街へと向かう事にしたまもる
まもる 「街へと行けば誰かいるだろう…」
歩いて街へと向かう、誰一人いない…
まもる 「これって…そうだ!警察!警察署に行けば…」
まもるは警察署へと向かう。見事に誰もいない…。警察署へ着くとパトカーが並んでいる…
まもる 「なんだよ…普通に働いてんじゃん。用事もないのに警察署なんて行きたくないな…」
それでも出入りする人も関係車両もいっさい通らない…気になった「まもる」は警察署へと近づく…
入り口の扉は全開…しかし中は薄暗くなっている
ゆっくりと歩き入り口の扉をくぐる…
まもる 「…うそだろ…」
広い部屋には誰もいなかった…。
まもるは途方にくれ自宅へと向かう…。
ソファーに腰掛け、これからどうすればいいのか?なぜ?誰もいないのか?冷静になり考え込む…。
まもる 「誰もいない…ってことは僕だけの世界?僕だけの…世界!」
まもるは誰もいない自分だけの世界を手に入れたと思うと嬉しくなった。
まもる 「アハハ!誰もいない!僕だけの世界だ!何でも出来る!そうだ!」
まもるは外へ出た。
まもる 「まずは車かバイクだな…おっ!これなんかいいな!カギは…付いたまま!」
まもるは近くに停めてある車に乗り込む
まもる 「えっーと…確かこれで…」
まもるはまだ免許を取ったばかり。しかもバリバリのペーパードライバーだ。
ブルン!っとエンジンがかかる
まもる 「よーし!これで…」
ブーン!ゴン!っと鈍い音
まもる 「あちゃーやっちゃった!まっ!いっか!僕の世界では僕がルールだ!」
それから、まもるは、幸福の時間を手に入れたと歓喜していた。
これから起こる絶望を知らずに…
今日は進路について先生と話し合いだ…
先生 「で、お前はどうしたいんだ?進学か?就職か?」
まもる 「えっ…俺は…」
正直どっちでも良かった。
就職しようが進学しようが…。
そして今日もまた、どっちつかずの返事で終わった。
帰り道。いつものコンビニに行き、さりげなく手にした本、タイトルは「僕だけの世界」…
まもる 「僕だけの世界か…そうだな…僕だけしかいない世界か…それいいな…」
そして、帰路についた。「まもる」の両親はすでにこの世にはいない。というか知らないのだ彼は幼少期を施設で過ごした。高校入学と共に施設を出て今は一人で暮らしている。
ボロアパートの薄暗い部屋の一室が明るく光る。
まもる 「はぁ~。」
深いためいきと共にバタンっとベッドに倒れこむ。
まもる 「僕だけの世界か…」
そう呟くと「まもる」は深い眠りについた。
翌朝。いつも何も変わらない1日…になるはずだったのだが…。
まもる 「んっ?あぁ寝ちまった…はっ!」
慌てて飛び起きる「まもる」学校に遅刻する
まもる 「あぁー!遅刻だ!」
けたたましくドアを開けボロアパートの階段を一気にかけ降りる。
急いで駅まで走る。
まもる 「はぁ、はぁ…」
コンビニの前で一息つく。
まもる 「ふぅー。なんとか間に合いそうだ。それにしても…今日はやけに静かだな…」
それもそのはず今朝は誰にも会っていなければ車も通っていない…
その異変に気付くのに時間はかからなかった…
まもる 「朝飯でも買うか…」
いつものコンビニに寄りパンとコーヒーを手に取る…
まもる 「あれ?誰もいない…。すいません」
声をかけてみるが返事がない。辺りを見回して再び声をかける
まもる 「あの、すみませーん!おーい!」
何度も呼ぶが返事がない。まもるはパンとコーヒーを諦めコンビニを出る
まもる 「なんで誰もいないんだよ?おかしいだろ」
怒りを抑えつつ駅へと急ぐ
いつもと同じ時間、同じ駅…何一つ変わらない光景…、ただ人がいないことを除けば…。
まもる 「駅も誰もいない!?…そういえば朝から誰一人とあっていない!それだけじゃない…まさか…」
まもるは急いで改札を抜け駅のホームへと向かう三番ホームだ。階段を急いでかけ上る…
まもる 「そんな…バカな!」
来てるはずの電車がいない。そして来るはずの電車も…。
まもる 「なんだ?どうなってるんだ?あっ!そうだ!」
まもるは慌ててポケットの中に入れたスマホを取り出す。画面には慌てるまもるの姿が移る。急いで「たけし」に電話をする。「たけし」は施設で共に育った親友だ。
呼び出し音が鳴り響く…
ブツ…ツーツーツ…。
まもる 「つながらない?」
何度も掛けるが応答はない…いつしか圏外となった。
まもる 「圏外??おい!なんで…」
スマホを振ったり叩いたりするが、既にスマホは電話の機能を失っていた。
まもる 「はぁ?…なんなんだ?…そんなはずないだろ!」
学校へ行くのを諦めて歩いて街へと向かう事にしたまもる
まもる 「街へと行けば誰かいるだろう…」
歩いて街へと向かう、誰一人いない…
まもる 「これって…そうだ!警察!警察署に行けば…」
まもるは警察署へと向かう。見事に誰もいない…。警察署へ着くとパトカーが並んでいる…
まもる 「なんだよ…普通に働いてんじゃん。用事もないのに警察署なんて行きたくないな…」
それでも出入りする人も関係車両もいっさい通らない…気になった「まもる」は警察署へと近づく…
入り口の扉は全開…しかし中は薄暗くなっている
ゆっくりと歩き入り口の扉をくぐる…
まもる 「…うそだろ…」
広い部屋には誰もいなかった…。
まもるは途方にくれ自宅へと向かう…。
ソファーに腰掛け、これからどうすればいいのか?なぜ?誰もいないのか?冷静になり考え込む…。
まもる 「誰もいない…ってことは僕だけの世界?僕だけの…世界!」
まもるは誰もいない自分だけの世界を手に入れたと思うと嬉しくなった。
まもる 「アハハ!誰もいない!僕だけの世界だ!何でも出来る!そうだ!」
まもるは外へ出た。
まもる 「まずは車かバイクだな…おっ!これなんかいいな!カギは…付いたまま!」
まもるは近くに停めてある車に乗り込む
まもる 「えっーと…確かこれで…」
まもるはまだ免許を取ったばかり。しかもバリバリのペーパードライバーだ。
ブルン!っとエンジンがかかる
まもる 「よーし!これで…」
ブーン!ゴン!っと鈍い音
まもる 「あちゃーやっちゃった!まっ!いっか!僕の世界では僕がルールだ!」
それから、まもるは、幸福の時間を手に入れたと歓喜していた。
これから起こる絶望を知らずに…
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