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10.筋肉令嬢、ジャックに出会う
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「999、1000。はぁ……間接キスなんて……アシュレイは何てこと言うのよ!」
アシュレイの一言にドキドキした気持ちを抑えるために、私はスクワットをやっていた。
すでに腹筋と腕立て伏せも1000回はやっているが、さらにドキドキするだけだった。
「こんなところをルシアン様に見られたら……」
そのことを考えると、ここにいるのが恥ずかしくなってくる。
私は兵舎を出て、外に走りに行くことにした。
今度はセラフを出て、もう少し遠いところまで行ってもいいかもしれない。
「お母さん……喉乾いたね」
「ジャック、お母さんが頼りなくてごめんね」
町の中では、少年と母親が肩を寄せ合って座っている。
昨日、アクアナッツを持っていた少年とその母親だ。
私は二人に声をかけることにした。
「あのー、すみません」
「昨日の騎士様だ!」
ジャックと呼ばれていた少年は、キラキラした瞳で私を見つめてくる。
彼は騎士に憧れがあるのかもしれない。
ルシアン様の側にずっといられるのって、騎士か使用人ぐらいだもんね。
「何かありましたか?」
「昨日のアクアナッツってどこに行ったらありますか?」
せっかく外に出て行くなら、アクアナッツを一緒に探してこようかと思った。
昨日は一つしかなくて実感できなかったけど、アクアナッツがたくさんあれば、指の筋トレになるかもしれない。
「アクアナッツですか……」
ただ、母親の様子を見ていると、珍しいものなのは予想はつく。
これはかなり走り込んで、探さないとみつからないのかもしれない。
「アクアナッツなら、あっちにたくさんあるよ! 昨日僕も近くで拾ったもん!」
ジャックは私が昨日セラフに来た方角とは、逆の方を指さしていた。
向こうのほうには森や山が何となく見える。
「ジャック、静かにしなさい!」
ひょっとしてアクアナッツがあるところを隠したいのだろうか。
それなら私もしつこく聞くのも悪い気がする。
「旧セラフにはたくさんあるんだ!」
「旧セラフ……ですか?」
ジャックの言葉に母親は頭を抱えていた。
「旧セラフは立ち入り禁止の危険地域になっています。昨日は私も知らず……息子が近づいてしまったようで……」
「お母さん……」
「この子だけは、どうか……見逃してください!」
母親はすぐに頭を下げた。
どうやら旧セラフは勝手に入ってはいけないことになっている地域で、ジャックはそこからアクアナッツを持ってきたらしい。
だから、騎士である私にバレないように、母親はジャックを守ろうとしていた。
「もう、食べるものも飲むものもないんです。それでジャックは私のために……」
「違うよ! 僕が勝手に行ったんだ……」
「あなたは黙ってなさい!」
その目には、泣きたくても泣けない強さと深い覚悟が宿っていた。
やっぱりお母さんって子どもを守るためには、自らも差し出せるのね……。
それに元々飲み水と食料が少ないのが問題だ。
私は優しく母親の肩に触れる。
「私は何も聞いてないです。聞いたのはアクアナッツがある場所ですからね?」
私ができることはこれぐらいだからね。
あと、できることって言ったら……。
「私がアクアナッツを取りに行っても大丈夫かしら?」
「「えっ?」」
そこまで驚くほど、危ない場所なんだろうか。
多少の毒なら私には効かないから、問題ないと思う。
「何か問題でもあるんですか?」
「あそこには強い魔物がたくさんいるんです」
旧セラフは元々栄えていた首都らしい。
それが突然魔物の大群に襲われて、住むところを失った人たちが現在のセラフで生活をしている。
「過去に騎士団が旧セラフを取り戻そうとしたが、誰一人も帰ってこなかったって聞いてるわ」
ジャックの母親が生まれる前の出来事らしいが、そこまで前の話ではないらしい。
それなら、その当時強かった魔物が今も生きているかもしれない。
「魔物なら私でもどうにかなりそうだね」
「あのー、私の話を聞いてましたか?」
「はい! 魔物がいるんですよね!」
プロテイン公爵家の屋外訓練で、たくさんの魔物と手合わせしてきた。
口から火を吐くトカゲや牙が生えた大きなネコ、巨体な岩の塊などと力比べをして、己の力と筋肉を鍛えてきた。
だから、むしろあの時のような魔物に会えるなら、私としては好都合だ。
今すぐにでも行きたいぐらいだからね。
「いくら何でも無理だよ?」
「そうですよ。一人で行くのは危険です」
二人は私を心配しているのだろう。
一人がダメなら、誰かを連れて行けばいいんだよね?
「よし、お母さん! 息子さんをお借りします」
「「……ふぇ!?」」
私はジャックを持ち上げて腕に抱える。
これで二人になるし、道案内もしてもらえるから問題はない。
「たくさんアクアナッツを持ってくるので、待っててくださいね!」
「ジャックをどうするつもりなんですか!?」
私はお母さんを安心させるためにニコリと微笑む。
「では、行ってきます!」
……あれ?
そういえば、私って何のために町に来たんでしたっけ……?
うーん、アシュレイがなんか言っていた気がするんだけど……まぁ筋トレができるからいいか!
私はふくらはぎに力を込めて、地面を大きく蹴る。
ジャックが一人で行けるような距離だから、そんなに遠くはないのだろう。
私はアクアナッツを求めて……いや、魔物と手合わせするために走り出した。
アシュレイの一言にドキドキした気持ちを抑えるために、私はスクワットをやっていた。
すでに腹筋と腕立て伏せも1000回はやっているが、さらにドキドキするだけだった。
「こんなところをルシアン様に見られたら……」
そのことを考えると、ここにいるのが恥ずかしくなってくる。
私は兵舎を出て、外に走りに行くことにした。
今度はセラフを出て、もう少し遠いところまで行ってもいいかもしれない。
「お母さん……喉乾いたね」
「ジャック、お母さんが頼りなくてごめんね」
町の中では、少年と母親が肩を寄せ合って座っている。
昨日、アクアナッツを持っていた少年とその母親だ。
私は二人に声をかけることにした。
「あのー、すみません」
「昨日の騎士様だ!」
ジャックと呼ばれていた少年は、キラキラした瞳で私を見つめてくる。
彼は騎士に憧れがあるのかもしれない。
ルシアン様の側にずっといられるのって、騎士か使用人ぐらいだもんね。
「何かありましたか?」
「昨日のアクアナッツってどこに行ったらありますか?」
せっかく外に出て行くなら、アクアナッツを一緒に探してこようかと思った。
昨日は一つしかなくて実感できなかったけど、アクアナッツがたくさんあれば、指の筋トレになるかもしれない。
「アクアナッツですか……」
ただ、母親の様子を見ていると、珍しいものなのは予想はつく。
これはかなり走り込んで、探さないとみつからないのかもしれない。
「アクアナッツなら、あっちにたくさんあるよ! 昨日僕も近くで拾ったもん!」
ジャックは私が昨日セラフに来た方角とは、逆の方を指さしていた。
向こうのほうには森や山が何となく見える。
「ジャック、静かにしなさい!」
ひょっとしてアクアナッツがあるところを隠したいのだろうか。
それなら私もしつこく聞くのも悪い気がする。
「旧セラフにはたくさんあるんだ!」
「旧セラフ……ですか?」
ジャックの言葉に母親は頭を抱えていた。
「旧セラフは立ち入り禁止の危険地域になっています。昨日は私も知らず……息子が近づいてしまったようで……」
「お母さん……」
「この子だけは、どうか……見逃してください!」
母親はすぐに頭を下げた。
どうやら旧セラフは勝手に入ってはいけないことになっている地域で、ジャックはそこからアクアナッツを持ってきたらしい。
だから、騎士である私にバレないように、母親はジャックを守ろうとしていた。
「もう、食べるものも飲むものもないんです。それでジャックは私のために……」
「違うよ! 僕が勝手に行ったんだ……」
「あなたは黙ってなさい!」
その目には、泣きたくても泣けない強さと深い覚悟が宿っていた。
やっぱりお母さんって子どもを守るためには、自らも差し出せるのね……。
それに元々飲み水と食料が少ないのが問題だ。
私は優しく母親の肩に触れる。
「私は何も聞いてないです。聞いたのはアクアナッツがある場所ですからね?」
私ができることはこれぐらいだからね。
あと、できることって言ったら……。
「私がアクアナッツを取りに行っても大丈夫かしら?」
「「えっ?」」
そこまで驚くほど、危ない場所なんだろうか。
多少の毒なら私には効かないから、問題ないと思う。
「何か問題でもあるんですか?」
「あそこには強い魔物がたくさんいるんです」
旧セラフは元々栄えていた首都らしい。
それが突然魔物の大群に襲われて、住むところを失った人たちが現在のセラフで生活をしている。
「過去に騎士団が旧セラフを取り戻そうとしたが、誰一人も帰ってこなかったって聞いてるわ」
ジャックの母親が生まれる前の出来事らしいが、そこまで前の話ではないらしい。
それなら、その当時強かった魔物が今も生きているかもしれない。
「魔物なら私でもどうにかなりそうだね」
「あのー、私の話を聞いてましたか?」
「はい! 魔物がいるんですよね!」
プロテイン公爵家の屋外訓練で、たくさんの魔物と手合わせしてきた。
口から火を吐くトカゲや牙が生えた大きなネコ、巨体な岩の塊などと力比べをして、己の力と筋肉を鍛えてきた。
だから、むしろあの時のような魔物に会えるなら、私としては好都合だ。
今すぐにでも行きたいぐらいだからね。
「いくら何でも無理だよ?」
「そうですよ。一人で行くのは危険です」
二人は私を心配しているのだろう。
一人がダメなら、誰かを連れて行けばいいんだよね?
「よし、お母さん! 息子さんをお借りします」
「「……ふぇ!?」」
私はジャックを持ち上げて腕に抱える。
これで二人になるし、道案内もしてもらえるから問題はない。
「たくさんアクアナッツを持ってくるので、待っててくださいね!」
「ジャックをどうするつもりなんですか!?」
私はお母さんを安心させるためにニコリと微笑む。
「では、行ってきます!」
……あれ?
そういえば、私って何のために町に来たんでしたっけ……?
うーん、アシュレイがなんか言っていた気がするんだけど……まぁ筋トレができるからいいか!
私はふくらはぎに力を込めて、地面を大きく蹴る。
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