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12.筋肉令嬢、アースドラゴンに……出会った
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私がアースドラゴンの帰りを待っている間、私はゴブリン全員と手合わせをして、全員投げつけた。
『オマエ……サイキョ……』
魔物は人間に対して敵対心は強いが、ここのゴブリンは知能が高く強いやつには好意的のようだ。
『オレト……テアワセスル!』
「だから、僕は強くないって!」
その結果、私には勝てないと思ったのか、ジャックと手合わせを申し込んでいた。
ゴブリンと追いかけっこをしているが、余裕で逃げられるジャックにも才能があるのだろう。
自然と足元に風属性の魔力が込められているのもその証拠ね。
人って命懸けになると、何かしら才能が開花すると言われているから、ジャックにとっては良い機会になるはずだわ。
「あー、アースドラゴンってどんな見た目なのかな……」
きっとドラゴンって言うぐらいだから、スマートに立ち上がって、拳と拳をぶつけ合う気がする。
発達した腕と脚の筋肉が――。
「きゃー、楽しみだわ!」
考えれば考えるほど、よだれが出てきそうになる。
こんなに興奮したのは久しぶり……いや、ルシアン様と間接キスした時よりは落ちるわね。
「いやいや、あれは間接キスじゃないから!」
私は必死に自分に言い聞かせる。
ルシアン様と間接キスなんて、あってはならないものだからね。
アシュレイがあんなこと言うからダメなのよ。
そんなことを考えていると、大きな足音が近づいてくる。
『アースドラゴンダ!』
ゴブリンたちは隠れるように急いで逃げていく。
追いかけられていたジャックも、やっと休めるとわかったのかその場で座り込んでいた。
私はアースドラゴンが来るのを今か今かと待っていた。
『お前らは誰だ』
声が聞こえてきた方を振り向くと、大きく堂々としたトカゲがそこにはいた。
「なんだ……トカゲか……」
『貴様! このアースドラゴン様に向かって、トカゲとはけしからんやつめ!』
アースドラゴンはその場で怒って、足を強く地面に叩きつける。
だけど、私が想像していたのは二足立ちして、スマートに地鳴らしをするドラゴンだ。
目の前にいるのは、ただの大きなトカゲが子どものように怒ってジタバタしているだけ。
『わしの力に驚いて声も出ないか』
驚いて声が出ないのは確かだが、これぐらいの地鳴らしなら、私が5歳の時にはすでにできていた。
私が小さい頃は毎日プロテイン公爵家の屋敷が揺れていたって父様や兄様達は言っていたわ。
「これぐらい私でもできますわよ」
私はその場で地面を強く蹴る。
――ドゴオォォォン!
地を蹴りつけた瞬間、まるで雷が地面に落ちたかのような音が響き渡る。
その瞬間、地面に深い亀裂が走り、数メートル先まで大地がうねるように盛り上がった。
『なっ……なななななんだ!? まだわしの怒りの咆哮はまだだぞ!?』
あまりの大きな音に自称アースドラゴンは周囲をキョロキョロとしていた。
これでも半分ぐらいの力に調整したんだけど、全力でやっていたらトカゲもひっくり返りそうだわ。
地面の振動が収まらないまま、空気の匂いが変わる。
乾いた地面が悲鳴のように軋み、地面の奥底から熱風が吹き上がった。
「これって……まさか!」
『わわわ、わしが悪かった!』
自称アースドラゴンはその場で頭を抱えると、小さくて丸まっていた。
さすがに大きなトカゲでもびっくりしちゃうわよね。
前に火を吹く自称ファイアードラゴンのトカゲも同じような反応をしていたわ。
次の瞬間――。
――ボボボボボ……ブシャアアアアアア!
裂け目から蒸気と共に熱湯が噴き上がり、トカゲにかかっていく。
『アチッ!? アチチチチチ!』
「わああああ! 水がたくさん出てきたよ!」
ジャックは嬉しそうに私に近寄ってきた。
地面から出てきたのは、温まった水だ。
温度調整ができるようになったら、お肌もスベスベになってスッキリするお湯になるのよね。
今もあの自称ファイアードラゴンも、湯浴みを楽しんでいる頃かしら。
お肌がカサカサするって悩んでいたものね。
同じ女性として、お肌の問題ってずっと尽きないものだわ。
「これって飲めるの?」
「んー、体には悪くないと思うけど、変な匂いがするのよね」
地面から出るお湯って自分で温めたものと違って、鼻を突き抜けるような変わった匂いがする。
だから、飲み水にするには適していないと思う。
「そうか……。これでお母さんも喜んでくれると思ったのに……」
ジャックはどこか寂しそうな顔をしていた。
確かに今はアクアナッツからしか、水は出てこないけど、水場があればわざわざ硬い実を割らなくても済むものね。
「お湯が出るなら、近くには水が出る場所もあるよ?」
「ほんと!?」
ジャックの表情は一瞬にしてキラキラしたものに変わった。
実際に屋外訓練でお湯が出てきた近くの地面をコツンとしたら叩いたら、水が出てきたからね。
「うん、私に任せて!」
私は軽く胸を叩く。
たったそれだけなのに強い風が吹き荒れる。
アースドラゴンと手合わせできるのを楽しみにしていたからか、力の調整を間違えたのかしら。
「こういう場合は草木が生えているところが怪しいんだよね」
私はゴブリンたちが一ヶ所に固まっているところに歩き出す。
なぜか、ゴブリンたちは私を見て、震えるように怯えていた。
『オイ……ナニヲスルキダ!』
ちょうどアクアナッツの木がたくさん生えているところにいるのがダメなのよ。
「ちょっとごめんね」
『ヤッ……ヤメテクレエエエエエ!』
私は一番大きなゴブリンの足元を狙って、拳をコツンとぶつける。
ゴブリンの声とともに、さっきよりも軽い地鳴らしを起こす。
だけど、熱風が吹き上がることもなく、ジワジワと水が垂れて……。
「あなた漏らしてるわよ!」
水が湧き出ているかと思ったら、ゴブリンはその場でお漏らしをしていた。
まさかこんなことでお漏らしをするなんて、訓練が足りないんだわ。
「そこで体を流してきなさい!」
私はすぐにゴブリンを掴んで、自称アースドラゴンがいる方に投げつける。
「本当にお水は出てくるの?」
「待っていたら出てくるよ」
私はジャックともに地面をジーッと眺める。
すると、ジワジワと地面が濡れてきた。
しばらく待っていれば、大きな池ぐらいの水が貯まっていくだろう。
大きな池と大きな湯浴み場。
私が求めていたのは、こんなのだったかしら……?
「あっ、手合わせ!」
私は手合わせしにきたつもりが、全く違うことをしていたことに今頃気づいた。
昔から目の前のことに集中していたら、忘れっぽいんだよね。
『体がほぐれて心地よいのう……』
『マルデテンゴクダ』
すぐに自称アースドラゴンの方を見るが、ゴブリンと共に地面から噴き出るお湯を心地良さそうに浴びていた。
『オマエ……サイキョ……』
魔物は人間に対して敵対心は強いが、ここのゴブリンは知能が高く強いやつには好意的のようだ。
『オレト……テアワセスル!』
「だから、僕は強くないって!」
その結果、私には勝てないと思ったのか、ジャックと手合わせを申し込んでいた。
ゴブリンと追いかけっこをしているが、余裕で逃げられるジャックにも才能があるのだろう。
自然と足元に風属性の魔力が込められているのもその証拠ね。
人って命懸けになると、何かしら才能が開花すると言われているから、ジャックにとっては良い機会になるはずだわ。
「あー、アースドラゴンってどんな見た目なのかな……」
きっとドラゴンって言うぐらいだから、スマートに立ち上がって、拳と拳をぶつけ合う気がする。
発達した腕と脚の筋肉が――。
「きゃー、楽しみだわ!」
考えれば考えるほど、よだれが出てきそうになる。
こんなに興奮したのは久しぶり……いや、ルシアン様と間接キスした時よりは落ちるわね。
「いやいや、あれは間接キスじゃないから!」
私は必死に自分に言い聞かせる。
ルシアン様と間接キスなんて、あってはならないものだからね。
アシュレイがあんなこと言うからダメなのよ。
そんなことを考えていると、大きな足音が近づいてくる。
『アースドラゴンダ!』
ゴブリンたちは隠れるように急いで逃げていく。
追いかけられていたジャックも、やっと休めるとわかったのかその場で座り込んでいた。
私はアースドラゴンが来るのを今か今かと待っていた。
『お前らは誰だ』
声が聞こえてきた方を振り向くと、大きく堂々としたトカゲがそこにはいた。
「なんだ……トカゲか……」
『貴様! このアースドラゴン様に向かって、トカゲとはけしからんやつめ!』
アースドラゴンはその場で怒って、足を強く地面に叩きつける。
だけど、私が想像していたのは二足立ちして、スマートに地鳴らしをするドラゴンだ。
目の前にいるのは、ただの大きなトカゲが子どものように怒ってジタバタしているだけ。
『わしの力に驚いて声も出ないか』
驚いて声が出ないのは確かだが、これぐらいの地鳴らしなら、私が5歳の時にはすでにできていた。
私が小さい頃は毎日プロテイン公爵家の屋敷が揺れていたって父様や兄様達は言っていたわ。
「これぐらい私でもできますわよ」
私はその場で地面を強く蹴る。
――ドゴオォォォン!
地を蹴りつけた瞬間、まるで雷が地面に落ちたかのような音が響き渡る。
その瞬間、地面に深い亀裂が走り、数メートル先まで大地がうねるように盛り上がった。
『なっ……なななななんだ!? まだわしの怒りの咆哮はまだだぞ!?』
あまりの大きな音に自称アースドラゴンは周囲をキョロキョロとしていた。
これでも半分ぐらいの力に調整したんだけど、全力でやっていたらトカゲもひっくり返りそうだわ。
地面の振動が収まらないまま、空気の匂いが変わる。
乾いた地面が悲鳴のように軋み、地面の奥底から熱風が吹き上がった。
「これって……まさか!」
『わわわ、わしが悪かった!』
自称アースドラゴンはその場で頭を抱えると、小さくて丸まっていた。
さすがに大きなトカゲでもびっくりしちゃうわよね。
前に火を吹く自称ファイアードラゴンのトカゲも同じような反応をしていたわ。
次の瞬間――。
――ボボボボボ……ブシャアアアアアア!
裂け目から蒸気と共に熱湯が噴き上がり、トカゲにかかっていく。
『アチッ!? アチチチチチ!』
「わああああ! 水がたくさん出てきたよ!」
ジャックは嬉しそうに私に近寄ってきた。
地面から出てきたのは、温まった水だ。
温度調整ができるようになったら、お肌もスベスベになってスッキリするお湯になるのよね。
今もあの自称ファイアードラゴンも、湯浴みを楽しんでいる頃かしら。
お肌がカサカサするって悩んでいたものね。
同じ女性として、お肌の問題ってずっと尽きないものだわ。
「これって飲めるの?」
「んー、体には悪くないと思うけど、変な匂いがするのよね」
地面から出るお湯って自分で温めたものと違って、鼻を突き抜けるような変わった匂いがする。
だから、飲み水にするには適していないと思う。
「そうか……。これでお母さんも喜んでくれると思ったのに……」
ジャックはどこか寂しそうな顔をしていた。
確かに今はアクアナッツからしか、水は出てこないけど、水場があればわざわざ硬い実を割らなくても済むものね。
「お湯が出るなら、近くには水が出る場所もあるよ?」
「ほんと!?」
ジャックの表情は一瞬にしてキラキラしたものに変わった。
実際に屋外訓練でお湯が出てきた近くの地面をコツンとしたら叩いたら、水が出てきたからね。
「うん、私に任せて!」
私は軽く胸を叩く。
たったそれだけなのに強い風が吹き荒れる。
アースドラゴンと手合わせできるのを楽しみにしていたからか、力の調整を間違えたのかしら。
「こういう場合は草木が生えているところが怪しいんだよね」
私はゴブリンたちが一ヶ所に固まっているところに歩き出す。
なぜか、ゴブリンたちは私を見て、震えるように怯えていた。
『オイ……ナニヲスルキダ!』
ちょうどアクアナッツの木がたくさん生えているところにいるのがダメなのよ。
「ちょっとごめんね」
『ヤッ……ヤメテクレエエエエエ!』
私は一番大きなゴブリンの足元を狙って、拳をコツンとぶつける。
ゴブリンの声とともに、さっきよりも軽い地鳴らしを起こす。
だけど、熱風が吹き上がることもなく、ジワジワと水が垂れて……。
「あなた漏らしてるわよ!」
水が湧き出ているかと思ったら、ゴブリンはその場でお漏らしをしていた。
まさかこんなことでお漏らしをするなんて、訓練が足りないんだわ。
「そこで体を流してきなさい!」
私はすぐにゴブリンを掴んで、自称アースドラゴンがいる方に投げつける。
「本当にお水は出てくるの?」
「待っていたら出てくるよ」
私はジャックともに地面をジーッと眺める。
すると、ジワジワと地面が濡れてきた。
しばらく待っていれば、大きな池ぐらいの水が貯まっていくだろう。
大きな池と大きな湯浴み場。
私が求めていたのは、こんなのだったかしら……?
「あっ、手合わせ!」
私は手合わせしにきたつもりが、全く違うことをしていたことに今頃気づいた。
昔から目の前のことに集中していたら、忘れっぽいんだよね。
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